2007年9月

働くかあさん稼働編 トップへ

yousight

おかあしゃんの絵は・・・

「おかあさんといっしょ」の、歌のお姉さんの絵がかなり強烈に下手だ、と言う評判を聞いたことがある。
実は私もかなり下手だ。
もちろん、服飾デザイン画の勉強は2年もやったし、資料があって下書きをすれば、そこそこ「なにを書いたか」程度の絵は描ける。
しかし、授業で黒板に描く絵はかなりきている。
黒板に新生児の絵をぐわっと描いてみたら、「先生それ、殺人現場で死体を囲んでる線みたい」と生徒が爆笑。
まあ、おかげで生徒がよく見るからいいか・・・   プリントに絵を描くとか、時間をとって書くなら大丈夫なのだけど。
 

上の2つは、私が描いた絵です。
カナエが「○○書いて」と求めるままに、資料なしで書きました。

左の絵は「大きいトトロ」です。右上の青いぐちゃぐちゃはカナエが書いた、「小さいトトロ」です。

右の絵。あまりにひどいので、たぶん著作権法上も問題ないでしょう。
中央が、ネコバス。まるでウナギイヌ。
その上が、メイちゃん。その右がドキンちゃん。
左下、バイキンマン。その右、メロンパンナちゃん。アンパンマン。食パンマン。

こんな絵ですが、カナエはそれで満足したらしく、すごく喜んでいました・・・  ありがとう。

歯科デビュー

カナエの2組目の奥歯(この夏に生えてきた歯で、これで乳歯20本がそろった)を磨いていたら、
奥歯表面に小さな穴が開いているように見えた。
色は歯と同色。
痛がっている様子はない。
でも、育児書をみると、小さな子の虫歯は変色しないこともあるし、痛がらないことも多いという。

まさか虫歯?
夏前の検診では「虫歯なし」だったけど、この奥歯はそのあとに生えてきたのだ。
もう虫歯?
ああ、騒いでは行けない場所に行くときの必殺技に、「ぺこちゃん棒付きキャンディ」や「コアラのマーチ」をあげたことがあるからかなあ。
ジュースも時々飲ませているからなあ。
でも、量や時間は限っているし、そのあとすぐに麦茶を飲ませているし、歯磨きもしているし・・・・

とにかく、ちゃんと見てもらおう。
私のかかりつけ歯科に予約を取った。
予約制のいいところは、カナエの機嫌のいいときを指定できるのと、待合室にいる時間がほとんどないこと。
そしてここの歯科は、個室になっているので、ほかの患者さんにあまり気兼ねしないこと。

待合室には絵本もあった。
カナエの大好きな五味太郎さんの絵本で、ワニが歯医者さんに行って、治療をがんばる話のものがあり、読んでいるうちに治療開始。
リクライニング椅子に私が座り、その上にカナエも座る。
二人で一緒にごろーん。
カナエは泣くかと心配したが、ずっと機嫌が良くて、
ドクターが「お口あーんしてね」と言ったら、「あーん」としっかり開けていた。
「じょうずだね〜〜」とほめられ、うれしそう。

幸い、虫歯ではありませんでした。奥歯の表面は、こういう凸凹があるものなんだそうです。
(自分の奥歯はとっくに、全部金属が埋まっていたので、見比べてもわかりませんでした・・・)
ほかの歯も問題なし。
虫歯予防にフッ素を塗ってもらって(クリーム状のフッ素を綿棒で塗る。辛みや苦みはなし)、おしまい。

カナエは「はいしゃさん、がんばりました! ばいばーい!」と得意そう。
ご褒美にシールをもらって大喜び。

子どもの虫歯予防は・・・
(1)歯磨きはした方がいい。子どもの習慣づけにもして欲しい。でも、完璧な歯磨きはなかなかできない。
(2)子どもの歯には隙間があるので、水や麦茶で流れるし、唾液でも流れて、歯の位置によってはかなり自浄される。
(3)予防は歯磨きだけではなく、食習慣と合わせていくのが大切。

とのことです。  ああ、今週の「保育」の授業で私がしゃべったこと、そのまんまだよ。
知識があっても、いざ自分の子どもとなると、あわててばっかりです。

今年も鳴門金時

今年も徳島の親戚(夫母の実家)から、鳴門金時サツマイモとスダチがどっさり届きました。
まずはスイートポテトにして、スダチと合わせて職員室にもお裾分け。

さて、あとはどう料理しようかな。
スダチは炭酸水や焼酎で割るとおいしいし、シロップと合わせて寒天で固めてもいいし。
もちろん魚や揚げ物にかけるのが一番。

サツマイモは豚肉との相性がいい。豚角煮と合わせるのがうちの定番だけど、今のカナエはたぶん噛み切れないので、
ご飯に炊き込むとか、豚薄切り肉と青ネギと合わせてみそ汁にしたり。

夕方〜夜のこだわり

朝、保育園に向かう前に、ものすごいこだわり(手順)を見せるのは以前書いたとおりです。
月末になって、朝だけはなぜか、近所のたばこ屋さんに飾られている民芸品をしつこく眺めることはなくなりました。
だいぶ助かった。

さて。
お迎えに行くと、「まま〜♪」と言いながら駆け寄ってきます。
大変幸せです。
保育園を出れば「おかあしゃん」と呼ぶのですが、人前では「まま」と呼びます。
その方がかっこいいとでも思っているのか。

教室と、ロッカーコーナーは、柵型の引き戸で仕切られています。
この柵を、カナエは自分で開けられるようになってしまいました。(簡単な鍵が付いているが、これも開ける)
たまにうまく開かないと、「できないできない・・・・!」とべそをかく。
開けてやるところっと泣きやみ、「カナエちゃん ないちゃったね」と人ごとのように言っています。

引き出しからカバンを出してやると、「いれるー!」と洗濯物や連絡帳を入れさせます。
金曜日は布団カバーもあるので、かなり重くなるのですが、「じぶんで、じぶんでもつ!」とききません。

先生やお友達に、ものすごく大きな声で「ばいばーい、またねー!」とあいさつ。
可能な限り、近くの先生には「たーっち!」とハイタッチをねだる。
たとえ、そのとき教室では、絵本の読み聞かせが行われている途中であったとしても、全く関係なく・・・(すみません)

教室を出る前に「しゃしんみる」と壁に貼ってある写真を眺めたがる確率は、3/4くらい。
教室を出たら、上級生用連絡板(くまの形)にあいさつ。
この連絡板はマグネットが付くようになっており、(上級生には連絡帳がないので)毎日の「学級便り」が貼り付けられています。
しかしカナエはこのマグネットが好きで、うっかりしているとマグネットを外し、学級便りが床に落ちたりする。
「もうやめなさい!」と叱ると「うえ〜〜〜〜!!」

そこをどうにか、「金魚さんに挨拶しなさい」と金魚の水槽に連れて行き、
「きんぎょさんばいばーい」
で、玄関に出られる。

玄関近くには、「今日の給食(昼食と午後のおやつ)」がガラスケースに入れられ、展示してある。
これで、今日はなにを食べたか、カナエぐらいの子なら料理をどの程度の大きさに切り、どのくらい出せばよいのか参考になる。
必ずこのガラスケースに張り付き、私に解説してくれる。
「よるぐとたべたの。 めんめん。  とまと。  おさかなさん。  みそしる。 きのこ。 おこのみやきおいしかった。」
(翻訳:この日の昼食は、ご飯・ナメコと豆腐のみそ汁・魚のムニエルにトマト添え・そうめんを利用したサラダ・デザートにヨーグルト。
  午後のおやつは、じゃこやキャベツなどをたっぷり入れた、薄型のお好み焼き。)

靴は必ず自分で履く。
門は自分で閉める。
手をつないで帰宅。
途中、雑貨屋さんとクリーニング屋さんのおばあちゃんには必ず挨拶する。
ネコが飼われている家の庭をのぞき、いないと「にゃーにゃいないね、おしごとちゅうかな」とあきらめる。
ネコが何の仕事をするというのか。
たばこ屋さんの民芸品は、帰りは必ず長時間眺める。
マンション入り口の柱2本にぺたぺたさわり、「ただいま」
その近くの木の葉っぱにも(私がだっこして)ぺたぺたさわり、「ただいま」
建物入り口のドアも、自分で閉める。エレベーターも、自分で呼ぶ。

自宅に入ったら、靴を自分で脱ぎ、手を洗う。(これはよい習慣が付いた)
早く帰宅したときは、バナナやお煎餅を食べることもあるが、
「お母さんご飯作るからね」と声をかけておく(朝のうちにだいたい作ってあるので、15分足らずで出せる)と、
一人でテレビを見たり(自分で操作できる・・・・)、ままごとしたりして待っている。

「ご飯だよ」と声をかけると、「おててぴかぴか」と言いながら洗面所に行き、手を洗う。
はじめの頃はちゃんと、私と同じテーブルにつき、なるべく自分で食べているのだけど、
途中で飽きて、床に降りる。
自分の座っていたイスをテーブル代わりにし、食事を全部イスの上に並べる。
ままごとのテーブルを持ってきて、それに座って食べ始める。
「おかあしゃん、ここにすわりたい」と、向かい側のままごとテーブルを指定。
別に座りたくはないが、座らないとうるさいので座ってやる。そのまま食事介助。どうにか食べ終わる。

歯磨きは、ここ数ヶ月は(いやがるけど)一応できるようになった。
お風呂に入るが、隙あらば自分で浴槽を乗り越え、入ろうとしてしまうので怖い。
あがるときは、自分でお風呂のふたを閉め、ドアを閉め、照明を落とさないと気が済まない。

あがってパジャマを着たら、(なるべく自分で着たがる)「できたらぽーじゅ、ぱっ」とポーズを決める。
うちでは入浴後は寝室だけで過ごす。リビングへはもういかない。
すぐに照明を落とすが、これもカナエがやる。

しかし、「びーびーつける」(テレビつけろ)と命令され、つけるまで泣くのでつけておく。
そのまま麦茶と母乳を交互に飲み、寝付くのが8時30分頃。

ああ、今日もやっと終わった。
このあと自分の時間にしてもいいのだけど、朝も早いし、夜ずっと寝続けてくれるとは限らないので、
私もせいぜい9時半には眠りたい。

残業した夫が帰宅するのは10時をすぎる。


実家に帰りました

この三連休、夫が地方出張だったので、私の実家に帰省していました。
ゼロ歳の頃は「おじいちゃん」が怖いのか、目が合うとべそをかいていたのに、今は大好き。
何かするごとに「じいちゃ〜ん♪」と走り寄っている。

ここでも「じぶんで、かなえちゃんやる!」が炸裂。
すごく久しぶりに「ベビーカーのる!」というので、ベビーカーを使って電車で帰省したのだが、
電車内では(すいていたので)客席に座る。
乗り換えではベビーカーに乗る。
そのたびに、ベビーカーの安全ベルト付けも靴の着脱も、「じぶんでやる!」
・・・疲れました。

おむつのゴミ箱とそれ以外のゴミ箱を区別して捨てていたのは、両親ともびっくり。
でも、「おまえたちより頑固だな・・・」と困っていた。

ふだんと生活リズムが変わらないようにと気をつけていたのだけれど、
いつもよりも昼寝の時間が1時間ほど前にずれてしまった。
それで、昼食時に寝ている。
「カナエちゃん、起きて・・・」と声をかけても全然起きないくせに、
「めんめん食べようよ」と声をかけたら、「カナエちゃん、めんめん食べる!」と跳ね起きた。(初日)
翌日も「おにぎり作ったよ」と声をかけたら、「わーい、おにぎりおにぎり!」と一発で起きた。
この食い意地は誰に似たのやら・・・

実家でもテレビっ子?

実家にはあまり子供向けのDVDなどは置いていない。
(そもそも、私たちが独立してからDVDデッキを買ったので)
休日はNHKの子ども番組もあまりやっていない。

相撲が千秋楽で、中継をじいちゃんと並んで見ては、
「のこったのこったー!」とテレビに激突。
さすがにじいちゃんに「危ない!」と怒られ、今度はじいちゃんに激突。

10年ほど前にたまたまテレビから録画した「となりのトトロ」があり、
トトロ大好きなカナエは「もう一回みる!」とせがんで、2泊3日で4回も見てしまった。

月曜日、明け方5時過ぎに起きたカナエは、早速テレビをつけてもらった。
そうしたらNHK総合の早朝番組は「みんなのうた」で、「おしりかじり虫」がかかっていた。
朝からハイテンションになるカナエ。

両親は「もっと厳しく叱らなくてはダメだ」というけれど、
孫の笑顔には勝てない。


朝、えらく苦労するように・・・  朝のおむつ替え編

きましたよ、「魔の2歳児」が。
朝、カナエ的にやるべきことがいっぱいあって、その手順を踏まなくては気が済まない。
作動や礼法だって、こんなに細かい手順はないだろうってほどだ。

朝は私たち両親は遅くとも5時半には活動開始。
カナエが寝ている間に私は朝食づくりと夕食の下ごしらえ。夫は洗濯関係とゴミ関係。
6時頃にはカナエが起きてくる。(基本的に、起こさなくても起きてくる)

何かむにゃむにゃと寝ぼけており、
体温を測っておむつを替えると「カナエちゃんポイする!」と、ふらふらと立ち上がってトイレへ。
トイレの中におむつゴミ箱があるのだが、まずはトイレのドアを自分で開けないと気が済まない。
ゴミ箱のふたを自分で開けて、おむつをポイ。
「おみずながす!」と水を流し、
蛇口から出てきた水を使って「おててじゃぶじゃぶ!」と洗い、「ぱっぱっぱ!」と手を振って水を切ってからタオルで手を拭く。
本人、とても嬉しそうにやっているが、そこら中に水が散ってかなり困る。
でも、止めると猛烈に怒る。

いきなりうんちだったときは、さすがにカナエに任せられない(うんちはトイレに流さなくてはならない)ので、
私たちが片づけるのだが、猛烈に怒る。

トイレのふたを閉め、トイレのドアを閉めて、パパとゴミ捨てに行く。
このときも、靴は自分で履きたがるので、時間がかかる。

朝、えらく苦労するように・・・ 朝食編

ゴミ捨てから戻ってくると、たいてい「ただいまー!」とえらくご機嫌になっており、
そのまま食卓について朝食を食べ始める。
パンに果物、ヨーグルト。ハムか卵。トマト・・・
ある程度食べるとおなかが落ち着いたのか、椅子を降りて遊び始める。
私たちが食卓について食事を続けているのが気に入らないのか、手を無理矢理引っ張ってままごとコーナーに連れて行こうとしたり、
絵本を食卓に乗せ、「読むー!」とせがむ。
「まだご飯だからね」と言っても、もちろん引き下がらない。
夫が急いで食べ終わり、しばらくは相手をするが、夫は6:40には自宅を出るので、そんなに時間はない。

夫が出かける支度をすると、「おとーしゃんおしごと、ばいばい」と立ち上がる。
しかし、自分で玄関まで歩くのではなく(そういう時期もあったが)私に「だっこ!」とせがむ。
だっこで夫の後を付いていき、玄関に着くと「おったする!」と降りる。
夫に「おとーさんばいばい、たっち!」と手を振り、ハイタッチをする。
「おかあしゃんをこまらせてはいけませんよ(発音不明瞭)!」なんてことも言うが、
これはいつも夫が言い残して出かけているので覚えただけで、意味は分かっていない。

夫を送り出すと、「おとーしゃんいっちゃったね、ごはんたべる〜」と部屋に小走りで戻る。
しかし、積極的に食べるわけではなく、テーブルの下に潜ったりしてやっぱり落ち着かない。
食べさせようとするとぷいっと横を向き、「たべないーの」「いらないーの」と言うのだが、
じゃあ片づけるよ、とお皿を台所に持っていこうとすると「まだまだ食べる〜!」とベソをかいて追ってくる。
だけど、食べさせようとすると「いらないーの」・・・これを繰り返す。
私だって7:00過ぎには身支度をしないと間に合わないのに!

何かの拍子にカナエに「食べるモード」が入り、朝食は完食。
でももう7時をすぎている・・・
お皿を片づけようとすると、「じぶんで、カナエちゃんやる!」とすごい剣幕でお皿を奪う。
3〜4歩で台所なのだが。

朝、えらく苦労するように・・・  身支度編


大急ぎで自分の身支度をする。
最近、入浴の時も、カナエは自分で浴槽に足をかけて勝手に入ってしまうことがあり、
全く目が離せない。
だからクレンジングもろくにできず、
結果、私のメイクは日焼け止め乳液+プレストパウダー+口紅。以上。5分かからない。
もうどうでもいい・・・7時15分だ。もう出ないとまずい。

カナエの着替えを用意していると、カナエは常に快便なので、「うんちでた」と報告にくる。
見ると、本当に出ている。
ひええ〜〜 と大急ぎで片づけるが、おむつは自分で捨てたがる。それを必死でガード。
不機嫌になったカナエは、自分でズボンをはこうとする。
しかしそのズボンは、パジャマのズボンじゃないか〜〜!

「もう保育園に行くからね、お着替えしようね」と声をかけると、
「ほいくえんいかないの、おきがえしないの、さくらんぼ(パジャマの柄がさくらんぼ)きるの!!」とひっくり返って大泣き。
やめてくれえ〜〜〜
怒鳴りつけたい気持ちをぐっとこらえ(怒鳴ったらよけい泥沼にはまるに決まっている)、
パジャマをすっかり脱がせると「ぱじゃまぽいする!」と急に泣きやんで洗濯機へ入れる。
そのまま、洗濯機の前で保育園用の服を着せ、髪を結う。
さっきまでの大泣きが嘘のように、保育園カバンを持って行く気満々。
ただし、自分で靴を履くのでやっぱり時間がかかる。
もう7時半だよ勘弁してよ〜〜

朝、えらく苦労するように・・・  登園路編

マンションのエレベーターは、自分でボタンを押して呼び出さないと気が済まない。
エレベーターの立ち位置も決まっている。
建物を出たら、入り口の柱をぺたぺたさわり(2本ある)「いてきまーす!」と柱に挨拶しないと気が済まない。

自宅から保育園は、大人の足なら5分かからない。
カナエも何事もなければ、手をつないで歩いて6〜7分。
だっこで抱えていっても、どうにかなる距離だ。

自宅近くのたばこ屋さんの前で、必ず立ち止まる。
ここは店頭のガラス戸の中に、招き猫やおじぞうさんなど、小さな民芸品をどっさり飾っている。
これがカナエはお気に入りで、行きも帰りも眺めていく。
「ねこ! かえる! かさ! わんわん!」と大きな声で・・・
私は時間が気になるので、「もう保育園に行こうよ」と誘うが、「まだまだやる!」と全然離れない。
3分ほどたったところで「ねこばいばい!」と、民芸品たちに挨拶し、その場を離れ始める。
ホッとして保育園方向に手を引くと、「もいちどみる!」である。
頼むよ〜〜〜!
もう7時40分だよ!!
今日は布団カバーを掛ける作業があるんだよう!! (毎週月曜日は、自宅で洗ってきた布団カバーを昼寝用布団に掛けていく)
無理矢理離そうとすると、ひっくり返って泣く。

もう歩かない。  
だっこでしばらく行く。
途中、ネコを飼っている家があり、ネコが外に出ていると喜んでしばらく眺める。
ネコがいない日は「ねこ、いないね。おしごとちゅうかな」だって。
ネコがどんな仕事をするというのか!?

保育園の近くに雑貨屋さんがあり、カナエはここのおばあちゃんと仲良し。
必ず「おはよごじゃまーす!」と声をかけ、おばあちゃんともハイタッチをする・・・・のが習慣化してしまった。
でも朝は品出しの作業中で忙しいことも多い。
「おばあちゃん、お仕事中だね」と先に進むと、「おばあちゃんおしごとちゅ」と納得している様子。
ホッとするのもつかの間、
「おばあちゃん、みたい!」とお店に戻ってしまう!!  おばあちゃんと無理矢理ハイタッチ。どうもすみません。

さあ、保育園まであと30秒。
保育園の手前には、保護者が送迎自家用車を勝手に停めないよう、
移動式の「駐車禁止」の看板を出してある。
ところがこの看板、犬の形をしており、これまたカナエのお気に入り。
絶対にぺたぺたとさわり、「おはよー」と声をかけている。
これを全部の看板にやる。

朝、えらく苦労するように・・・  到着編

ようやく保育園に着いたよ・・・
しかし、保育園の門に付いている動物たちのレリーフが、これまたカナエのお気に入り。
「りすのしっぽ、ねこのしっぽ、ちゅんちゅん!」といちいちさわって確認している。
「保育園行こうよ、お友達きてるよ」といったって、「まだまだみる!」である。

何とか玄関へ。
靴は自分で脱ぐ。そして靴箱にしまう。時間はかかるが自分でやらせないと、怒ってもっと時間を食う。
さあ、教室へ!
ところがまた、玄関前で飼われている金魚さんに挨拶。
上級生用の掲示板(くまちゃんの形・・・)にも挨拶。
この間に、カナエの持っているカバンから着替えなどを取り出してセットしようとしたら、めちゃくちゃ怒った。

カナエが納得して教室にはいるのを待ち、自分でカバンを開けさせて中身を取り出し、
ロッカーにセットしたら、自分でロッカーを閉める。
手洗い用のひも付きタオルは、自分で自分用のフックにかけないと気が済まない。
さらに、教室内に飾ってある写真を見たがる。
高い位置なので、時間がないのにだっこして見せてやる。
「みんなでごはんたべたの」「いっぽんばししたの」などという、写真の解説も聞いて、復唱してやらねばならない。
正しく復唱できていないと、「なぜ通じないのだ!?」と泣く。

ようやくバイバイ。
絶対にベランダに出て(教室は一階)、ベランダから手を振り、私とハイタッチしないと気が済まない。
何かの事情でベランダ入り口が開けられなくなっていると、大泣きで別れるのだ・・・

はあ〜〜〜〜
繰り返すが、自宅から保育園は徒歩3〜4分だ。
ベビーカーを使えば4〜5分。
何事もなければ、カナエと手をつないで歩いても7〜8分。
それがこのごろは、20分近くかかっている。
私は危うく遅刻しそうだ。
自宅を出る時間をもっと早められないかと考えたが、朝の支度もこれだけこだわりの手順があるので、かなり難しい。

この「こだわり手順」の多さは、2歳児特有のものなのか!?
それとも、カナエは特別こだわりが多い(教育的に特別なケアが必要な状態?)なのか?
今は判定できない。


はいポーズ

・・・と、朝は本当に困る「じぶんで、かなえちゃんやる!」だが、
本人はいろんなことが自分でできるようになることを楽しみ、嬉しく思っている。
着替えができると、最高にいいお顔をし、
いちいち「ぽーじゅ!」と、おもしろいポーズを決めてくれる。
それがおもしろいので、まあ自分でやらせる余裕を持たなくてはと思う。

「子どもは本来、自分で何でもやりたいものである。生活習慣はどんどん自分でやらせ、ほめるのが大事である」というのを
保育の授業ではずっと教えてきた。(教科書に書いてあったりするからね)

今になってその意味を実感している。
でも、付き合うのはやっぱり大変なのよ〜〜〜〜〜〜

ところで、高校生ぐらいになれば「資格を取りたい」「こういう仕事をしたい」「ここに進学したい」といった目標を自分で設定でき、
それが学校生活を送るモチベーションにもなる。(イヤもちろん、部活とか友達に会うとかでもいいんだけど)
小さい子どもの場合は、「自分でできた!」「新しいことを知った!」というのがなによりの喜びで、生活のモチベーションになっているのだろうな。
これは高校生でも大事なことか・・・
そういう体験を持たせるチャンスを作るのは、ある程度、親の役目なんだろうか。


パパと遠足

土曜の朝は、パパと1時間ばかり散歩するのが定番です。
私は家に残って、ざっと家事を片づける。
その間にカナエはパパと自転車で、公園に行ったり買い物に行ったり、図書館に行ったり。

ところが今日は、駅を通りがかったらカナエが「自転車イヤなの!! 電車のるの!!」と聞かなくなり
(何でも、地面に転がって大泣きしたそうな・・・)
結局電車に乗った。
電車に乗ったらご満悦だそうだ。なんと終点まで乗ってしまった。

駅で降りたあと、パパがこれからどうしようかな・・・と思っていたら、
カナエがバスを見つけてしまい、「バスに乗るの!」とまた聞かなくなった。
運転手さんに聞くと、うちの近くの駅を通る上、すぐに発車するというので乗った。
そしたらカナエは、乗り口のステップをあがってすぐのところの、「一人がけ」の席に座ってしまい、
心配したパパが「二人用の席に行こうよ」と誘っても、絶対拒否。
結局カナエは一人で席に座ってニコニコ。
パパはその後ろの席に座り、手を回して肩をホールド。
バスは空いており、カナエはご機嫌で、通路はさんでとなりのおばさまにいろいろと話していたそうだ。

自宅近くの駅から再度自転車に乗って帰宅しようとしたが、
カナエはまたも「自転車イヤなの!」とぐずり始めた。
「おうちでお母さんが待ってるよ・・・」と説得したら、
「おかーしゃん、まってる!」とどうにか自転車に乗り込み、帰宅できたとのこと。

カナエは電車とバスに乗れてよほど嬉しかったようで、
「ただいまあ!」と帰宅したあと、
「でんしゃのったの! あのねあのね、ばすものったの!」と報告してくれた。

パパ、お疲れさまでした。
おかげで、水回りもしっかり掃除が済みました。

やあだあ、やめてえ!

このところカナエは、「やあだあ、やめてえ!」とよく叫ぶ。
聞いていて、ちょっとイライラする。
そんなにイヤなことがあるのか?
2歳児にはよくあることなんだけど。

寝言で言っていたときには、「もしかして保育園で何かされてるんだろうか・・・?」と心配になった。
早朝保育はゼロ歳から5歳まで、一緒の部屋で保育しているのだが、
いつも一緒になる4歳のお姉ちゃんが時々、
カナエが遊ぼうとしているのに「それはダメ」と制止し、カナエが泣くような場面を見たことがある。
とはいえ、全体にそのお姉ちゃんはカナエの面倒をよく見てくれているので、
そうしたやりとりは、子ども同士の一場面にすぎないだろう。

延長保育のお迎えに行って謎が解けた。
別な、4歳のお姉ちゃんが、何かにつけ「やあだあ、やめてえ」と叫んでいた。
その言い方がカナエとそっくり。
カナエの真似をしているのか?
カナエが真似をしているのか?
わからないけども、たぶん、単なる「言い方がおもしろいから」言っているのだろう。

「おーべーか」みたいなものか。

自分で、カナエちゃんやる!

2歳は第一次反抗期と言われるとおり、
「自分で、カナエちゃんやる!」と、
なんでも自分でやりたがる。
意外とやり方を理解していて、ちゃんとできていて驚く。
本人も大変得意そうで、「じょうず、おりこうさん」と自分で言いながら頭をなでている。

やってあげると大泣き。
「じぶんで、かなえちゃんやるの〜〜 えーーーん!」とすっかりすねてしまう。

でも、全部やらせるとえらいことになることもあるので・・・
この辺の駆け引きというか、難しいです。

飲んべえになる?

カナエは枝豆大好き。
そして・・・
大人用にだけ用意していた明太子を、
「あかいの、たべる!」とどうしても聞かず、少しだけ食べさせた。
どうせ辛くて、ぶーっと吐き出すさと思って。

そうしたら気に入ってしまったらしく、2センチ角ぐらいのを2切れも食べてしまった。
別におなかは壊さなかったようで、安心したが。

こんなものを2歳にして喜んでいたら、どんな飲んべえになることやら。
私たちの娘だし。

夫は喜んでいて、「あと18年たったら一緒に飲もう!」なんて言っている。
私はあと18年、夫が健康を維持していることを祈るのみだ。

おしりかじりむし〜♪

NHKの「みんなのうた」で大ヒットの「おしりかじり虫」。
うちで見たのは2〜3回だが、カナエは覚えてしまっているようで、
新聞の夕刊一面に「おしりかじり虫、異例のヒット」なんて記事が写真入りで載っていたとき、
その新聞から離れなかった。
私が「おしりかじり虫〜」と歌ったら、喜んで一緒に歌った。
明日の夕方、放映があるらしいので、パソコンで録画してあげましょう。
(DVDも出ているけど、売り切れだそうだ)


状況説明

保育園のお迎えに行ったら、カナエはご機嫌だったが、保育士さんが
「今朝、お母さんと離れたあとで、カナエちゃんが転んで顎を打ってしまいました。
薬を塗りましたが、あとで青くなるかも・・・」と説明してくださった。

ふむ。
カナエは結構、あちこちぶつけてしまう。
顎をぶつけたこともあります。
おでこはもっとぶつけている。
舌をかんだり歯を傷めたりしてないんだから・・・と別に気にしなかった。
本人もご機嫌だし。

お風呂に入っているとき、浴槽の中で急に、
「あのね、はしってたの。 すべったの。  すてん。  ころんだの。  
あご、ごつんしたの。  いたかったの。  ないたの。  おすくり(お薬?)ぬったの。
もうだいじょうぶ!」
と、新記録の長文で、私に状況を説明してくれた。

カナエとしては強烈な体験だったようで、何度も(お風呂から上がっても)同じ話をしていた。
でも別に、今は痛がったり泣いたりしていない。
確かによく見ると、少しあごの先が青くなっている。
なるほどね。

けがをしたことよりも(軽傷だし)、カナエが長文で漏らさず説明してくれたことに驚いた。

うんちでたー!

普段はうんちが出ると、「うんちでたー!」と知らせにくるのだが、
この数日間はそういっていても、実際には出ていないことが多い。
しばらくすると本物が出るのだが、そのときは黙っている。

もしかしたら「うんちでる」と言いたいのかもしれない・・・?
しかし、便座に座らせてもやっぱり出た試しがない。

おむついやーーー!

なにを思ったか、寝る前にカナエが「おむついやなの! ぬぐの!」と大騒ぎ。
眠くなってもいるので、本当にもうとりつくシマもない。
おむつを脱がせて、代わりに普通のパンツをはかせようとしたが、
それも「イヤなのーー!」と大泣きで拒否。

困るのよ、あんたトイレでおしっこできないでしょう?
と説得を試みたけれど、
「おしっこする! トイレ行く!」と叫ぶ。
しかし眠いので、ベッドに横たわったまま暴れている。
無理矢理はかせようとすると、泡を吹くほどの勢いで大泣き。
こんなに泣いたのは久しぶりに見た。

とにかく無理矢理はかせ(脱臼させるかと思った)
カナエは泣き寝入り。
時々、寝ながらしゃくり上げている。

保育園での様子を聞いてみたところ、
トイレトレーニングを本格的に始めるには、カナエはまだおしっこの間隔が不安定なので、
様子を見ているところだとのこと。
保育園では「トイレタイム」と言って、外遊びの前後や昼食前後、おやつ前後、昼寝前後などに、
みんなをトイレに誘っている。
そこでおしっこが実際にできるようになる子もいるけれど、
早々すぐにはできるようにならない。
便座に座るの自体は、みんなで競争のようにして喜んで座るけれど、おしっこできるのはまた別問題らしい。

カナエの場合はやはり、座って「しっし〜♪」とかけ声だけは景気いいけど、
トイレでおしっこはできていないそうだ。

エコ生活を志している・・・?

リビングでカナエに食事をさせているとき、
台所が料理中のまま、電気がついていると、
カナエが「でんきけす!」と指摘する。
2歳にして省エネ生活を心がけている・・・?

7 8 9 10!

1から5までの数は、意味が分かっているかは不明だけど、
私の父に教えられて、この夏に数えられるようになった。

昨日、絵本を読んでいたら、ずらりと並んだ5匹の動物の絵を見て、
「6 7 8 9 10!」と指をさしながら話した。
数字として意味が分かっているかはやはり不明だけど、
「えっ、わかってるの?」と聞いたら、
すごく得意そうな顔でまた数えた。

おーべーか!

カナエが流行語なんかいう日が来るとは思っていなかった。
しかし・・・
今月に入ってから「おーべーか!」と嬉しそうに言っている。
意味は分かっていないと思うが、
私のほっぺたにちゅーしたあと、決まって「おーべーか!」と言っている。
ええ、ちゅーするのは欧米人ですから(!?)。

「おーべーか!」は言いやすくておもしろい響きなんだろうなあ。
大人にもはやった言葉なんだし。
カナエから聞いてもおもしろいんだろうなあ。

お母さんたちの中には、流行語を使うのをいやがる人も多いけれど、
私は実はあまり気にしていない。
子どもは、親が禁止しても必ず覚えるし、おもしろそうならとりあえず使ってしまうものなのだ。
極端に汚い言葉や、人を傷つける言葉を言ったときに厳しくするけれど、
出るべきところに出たとき、きちんと話せるようになっていることが大事。
それはまだ何年もかけて覚えていくことだと思う。


水着モデル・・・

もう保育園で「プール」は終わってしまったし、
そろそろ秋冬物の服も買わなくては。
もはやサイズ100なのだ。
あり得ない。
小学校に入学したとき、私の身長は106センチだった(クラスで一番小さかった)。
すでにカナエは90センチを越えている。

どうしてどうして、子どもの服ってのは、
表示してある身長に達したときには、もう着られなくなっているのか!?
「サイズ90」と書いてあったって、カナエはとうに着られなくなっています。
そのわりに、袖は長いし。
カナエの体型の問題?
でも、そういう話は昔からよく聞く。
アパレル業界のパターン室にある「子ども原型」が、何か間違っているとしか思えない。

ところで、今年カナエが着ていた水着(サイズ95)は、来年はもう着られないことが確実。
でも、家族で海やプールには行っていないので、カナエの水着姿を見たことがない。

そこで、着せてみました。
カナエはプール大好きなので、水着も大好き。
見せたら「きようかな♪」なんて言いながら、いそいそと着替え始めた。
写真を撮るために「ポーズ!」と声をかけたら、
なぜか片膝付いたポーズに。
まるで、スペシウム光線発射のポーズだ。
(写真は撮ったけれど、ここに張り付けようとしたらなぜか画像が歪むのでやめました)

何度やっても、スペシウム光線のポーズ。
どうなってるの?  (嬉しそうな顔だし・・・)

水着のままお風呂に入ってしまいました。

台風の日

かなり強い台風でした。
私の勤め先は、2日連続して休校してしまいました。
初日は大雨だし、警報出ているし、危ないので、電車が動いているうちに生徒を帰した方がいいだろうと。
翌日は、付近の川が増水してしまい、電車が止まってしまいました。
私は自動車通勤なのでどうにか出勤できたけれど、結局休校。

それでも保育園はちゃんとやっているのがすごい・・・
給食もばっちり出ています。

全体の雨量は多かったけれど、強く降るときと傘がいらないぐらいの時とが交互にくる状態だったので、
傘がいらないぐらいの時を選んで家を出て、保育園に送りました。
帰りも同様。
カナエにはレインコートだけ着せて、一応畳んだ傘を持って・・・

と思っていたら、カナエは傘が大好きだったことを忘れていました。
傘を見たとたん、「かささすの!」と聞かない。
「今降ってないからね、傘は畳もうね、お母さんが持つからね・・・」と説得を試みたけれど、
「やだもん! かささすの! うぎゃあ〜〜〜〜!」
・・・なんと、濡れた地面に座り込んで泣いてしまいました。

仕方なく、雨は降ってないのに傘は差し。
風は強いから、傘が吹っ飛びそうになってカナエは持ちきれず、危ない危ない・・・
それでもとにかく、保育園まで持ち続けました。
ズボンが濡れてしまったので、到着するなり、お着替え。
頑固娘が・・・

帰りはもう、すっかり雨が上がって日が差し、
私はいったん帰宅して傘を隠してお迎え。
帰り道はスタスタ歩き、通り道のみなさんに
「ほいくえんおもしょかった! おうちかえるの! おうちかえってねんねするの! ばいばーい またねー!」
と挨拶しまくって、ご機嫌で帰宅しました。
(毎日この調子なので、近所の人たちにはかなり有名になっている)

私は小さいとき、一度長靴を履かせてもらったら異様に気に入り、
その後、外出はすべて長靴。七五三の着物にも長靴。
・・・という、とんでもないこだわりを見せたそうです。
カナエがそうなると困るので、今回は長靴を出しませんでした。
まだカナエは長靴の存在を知らない。

パソコンが日課になってしまった〜〜

パソコンとテレビの区別は、ちゃんと付いているようです。
ついうっかり、「お子さま向けドラえもんソフト」を買ってきてしまいました。
パソコンに入れると、ドラえもんのちょっとしたアニメ(大山のぶ代版)が始まり、
クリックすると場面が墓場になってお化けが出てきたり、場面が海になって魚が出てくる・・・
といった、
ゲームにもなってないような、ごく簡単なゲームソフトです。
対象年齢は2〜6歳。

カナエはこれがすっかり気に入ってしまいました。
朝食後も帰宅後も、やりたがる。
特にお化けが出てくるのが大好きで、「どらちゃんみる。おばけみる。もっとみたい」とせがみます。
出てくるとウキャウキャ声を立てて大笑い。
驚いたことに、自分でパソコンの前にイスを引っ張ってきて、見やすい位置に座ります。

ただし、まだマウスクリックと画面変化の関係はわかっていないので、
全部私が操作してやらなければならない。
私が料理をしているときなど、ビデオなら流しっぱなしにしていればしばらく持つけれど、
こういうソフトだと、10秒ほどでクリックしないと画面が止まるので、
忙しいです。

まあ、15分ほどで飽きて
「どらちゃんばいばい」と、終了を求めてきます。
でも朝の15分って長いよ!


新しいパソコンになじむ

古いパソコン(夫の分と2台)は、処分のために電気屋さんに渡してきた。
ただし、内蔵ハードディスクは取り出して自宅に置いてある。

内蔵ハードディスクのデータは、よほどよくできた消去ソフトを使わないと
データを消しきれないという。
現在市販の消去ソフトは、もう「98」には対応していない。
すると、あとの手段は「ハードディスクを取り出して、叩き割って燃えないゴミで出す」のが一番だろう。

夫は3000円ほどで、内蔵ハードディスクカバーを買ってきて、新しいパソコンにつなぎ、
これまでのデータをそのまんま使えるようにした。
私のは一応、苦労して新しいパソコンにデータ移動したところなので、
とりあえずラップでくるんで保存。(野菜・・・?)

新しいパソコンはDVDが見られるし、見ながら普通の作業もできる。
大変便利です。
カナエも「ぱしょこん・・・」と言いながら前に座り、アンパンマンのDVDを見て喜んでいます。

一年ほど前にMXテレビで放送されていた韓国ドラマ「快傑春香」のDVDが売られているのを知り、
(メジャー局での放送ではないので、「冬ソナ」みたいに大々的に売られていない)
思わず買ってしまいました。 「冬ソナ」などとは違い、やや荒唐無稽でドタバタしており、明るく楽しいドラマです。
カナエが昼寝している隙にパソコンで見ながら、このホームページを書いています。


誰の真似だ・・・(1)

最近、カナエは自分のしゃべりの中に、
「うんとね、えっとね、それでね、こうしてね・・・」といった言葉を混ぜるようになっている。

絵本にいろいろな食べ物の絵が描いてあって、それを見ながら
「えっとね、りんご。  うんとね、ばなな。  えっとえっとね、みかん!  よくおぼえてるねー!」
という具合。
もしかして私はそういう話し方をしているのかな・・・?

誰の真似だ・・・(2)

何か思い通りになると、「よし!」とはっきり言う。
たとえば、スーパーの中で、「桃! ぶどう!」と、買ってほしいものを叫ぶ。
(まだお菓子をほしがらない。  コアラのマーチだけは、見かけると手にとってかごに入れる・・・)

で、私がかごに入れてやると、「よし!」という。
変じゃないですか? 2歳女児が「よし!」っていうんですよ。

こんなのどこで覚えたんだろう・・・
と、職員室で話したら、同僚に、
「そういえばhattannさんは、一仕事終えると必ず、書類やパソコンの前で『よし!』と言ってるわ」
と言われた。

そうですか。
家でも言ってるってことですね・・・

誰の真似だ・・・(3)

ものを運んだり、持ち上げたり、立ち上がるときに必ず、
「よっこいしょ」または「えいしょ」などという。
あんた2歳よね?  42歳じゃないよね?

・・・しかしこれは、私・夫・私の母が、いつも言っている言葉なのでした。

ああ、きっと「ちょっと負荷のかかる動き」+「よっこいしょ」が、
頭の中でセットになっているんだろうなあ。

プールのシーズンも終了

8月の最終週になって、にわかに涼しくなり、
フェイドアウト的に保育園のプールシーズンが終わってしまった。
カナエはプールが大好きなのだが、風邪を引いたり、虫さされがひどく腫れたり、結膜炎になったこともあるので、
プールに入ったのは12回。
家族でプールには行かなかったので、実は私たちは、カナエの水着姿を見たことがない。
カナエ自身が「これがいい」と言って買った、花柄の水着なのだが・・・

たぶん、来年のプールのシーズンには、この水着は着られなくなっているんだろうなあ。
この秋冬シーズンに新たに買う洋服は、すべて「サイズ100」です。
もう14キロ越えました。2歳なり立ての子にしてはやはり大きい。

この夏の成長

2歳になり、ぐっと成長した感じがします。

(1)よく歩くようになった。
1歳半すぎても歩かないので心配したけれど、今はもう、ベビーカーなしで通園しています。
ベビーカーに乗るか? と聞いても、「ベビーカーいらない、バイバイ」と自分で言って歩いていきます。
8月前半まではそれでも、通園の途中で「歩くのやだ。だっこ」とべそをかき、道の真ん中で座り込んで「うえ〜〜」と泣き出してしまい、
近所の人たちがドヤドヤと出てきてしまう・・・(ここは東京のわりに人情あふれる)
なんてこともよくあったのだけれど、
今ではちゃんと歩けます。
途中で挫折しそうになっても、「がんばって歩こうよ」とか「もうすぐおうちだよ」と声をかければ、持ち直します。
私は、登降園時に空のベビーカーを持ち歩かずに済んで、だいぶ楽になりました。

(2)よくしゃべるようになった。
単語の羅列から、文章になりかけてきています。
会話のようなやりとりができるようになってきた(ちゃんと理解できていないことも多いので要注意)し、
わけもなく泣きじゃくることが減ってきました。

コミュニケーションを研究した本などを読むと、
「コミュニケーションの中で、言葉に頼っている部分は実は2割もなくて、身振り手振りや声の調子、表情などが大変重要です」
といったことがよく書かれています。
確かに、赤ちゃんと暮らしているとそれはうなずけます。
言葉がなくても、赤ちゃんは自分の意志を伝えようとしているし、通じれば嬉しそうにしている。
この、「意志は伝え甲斐がある」という体験をさせるのが、赤ちゃんの親の役割なんだろうなあと思いました。
でもやっぱり、言葉を話せるようになれば、すごく言葉ってありがたいと思うわけです。

(3)自分の意志をはっきり言うようになった。
これを食べる、これは食べたくない。
この服を着たい。
これで遊びたい。
このビデオを見たい。
この絵本を読んでほしい。
お外に行きたい。出かけたくない。
寝たい。寝たくない・・・

やりたいことを、態度だけではなく、言葉でかなり表すようになりました。
これまでは言葉がなかったので、態度からこちらが推察して対応し、違っているとぎゃんぎゃんと怒られていました。
ただし、言葉で「これ食べる」と言っているのに、実際に出すと「いらない!」とそっぽを向くこともあるので、油断禁物。

(4)いろいろ自分でやりたがるようになった。
特にやりたがるのは、電気のつけ消し、エレベーターのボタン押し、ドアの開け閉め、おむつ捨て、ゴミ捨て。
大人がやると、泣いて怒ります。
それにしても、カナエはまめにゴミを捨て、おもちゃを所定の位置に戻します。
私たち夫婦は割と何でも出しっぱなしにしちゃう方なのですが、誰に似たのやら。