2011年4月

yousight

リビング目次

王子様の結婚式に触発されて・・・

イギリスのウィリアム王子とケイトさんの結婚式をテレビで見ている娘。

わあ〜 ほんとうの おうじさまと おひめさまだ〜〜

と、うっとりしています。
娘は去年から、「けっこんはしない。 ドレス屋さんになる」と言い切っています。
2歳の時から「Tくんと けっこんするの!」と
宣言していた彼とも、仲良しなのですが、


結婚式見て、結婚したくならない?  と聞いたら、

「けっこんはしたくない。
 こういうドレスは つくってみたい。
 ドレス屋さんの もくひょうが できた!」

と言って、左のような、お店のイメージ図を書き出しました。






お店の名前は「プレオ」
ドレスの売り場と、かんむり(ティアラ)の売り場があり、ズボンも売っている(新郎用)。
なぜか、お面も売っている。(中央、ドレスの間にある変なアンパンマンもどきがそれ。一緒に来た子どものためだって・・・)

以前は、ドレスを縫うのは私で、娘がアイロンかけて、息子はハンガーに吊すだけという経営方法を語っていましたが
(そんなお店はつぶれる)

今回は、ドレスは娘が作り、息子はハンガーにかけて売る係。  私は銀行に行く係だそうです。
ちょっとは経営らしくなってきた・・・・?

やる気満々の娘の進路は、どこに行くのでしょう。
 

被災地の子どもたちにレッスンバッグを

下の方にも書きましたが、
手芸センタートーカイでは、被災地の子どもたちにレッスンバッグ&シューズケースを
手作りして送ろう、という活動をしています。

被災地のこどもたちにレッスンバッグを|クラフトタウン


素材はキルト地に限定しています。
私はキルト地を縫うのが得意ではなく、
子どもたちのバッグ類はすべてキャンバス地などで作ってきました。

久しぶりにキルト地を使ってみた・・・
左写真のような仕上がりです。

バッグですから、大して難しい技術は必要ありません。
2時間程度ですべて完成します。
キルトの縫い取りの、対角線を頼りにすると、直線が引きやすいことにも気付いた・・・

お店に提出してきました。
締め切りは5月末です。皆様もぜひ・・・

犬の子を産んでしまったみたい

ぜんそくも治ってすっかり元気になった息子は、
散歩またはお出かけしたくてたまらない。

新聞取りやゴミ出しに、どちらかの親が玄関から出ようとすると、必ず追いかけてくる。
置いて行かれると、大泣き。

親が出そうな気配を感じると、
上着を持ってきて、  「どーじょ!」という。
これ、別に片付けて欲しいとかではなく、
「いっしょに出かけるから、着せてくれ」とアピールしているのだ。
もちろん、靴も履こうとしている。


「明日、何時に出かけるの?」と、夫婦で打ち合わせをしていても、
「でかける」の四文字に反応して、
上着や靴を持ってくる。

お出かけの好きな犬って、散歩の雰囲気を感じて、自分で鎖を持ってくるというではありませんか。
息子も大体同じ・・・



ハミイ大福

小さな女の子が夢中になるアニメ  「プリキュア」
娘も大好きです。

今やっているプリキュアは、実家がケーキ屋さんだとかで、
プリキュアにちなんだお菓子のレシピ本も出ています。

そこに出ていたのを参考にして、作りました。

いちご大福にチョコレートで細工しました。
プリキュアにくっついている(?)妖精がいますが、
今年のは 「ハミイ」という、ネコみたいな妖精。
白猫ですが、耳がピンクで、眉間にピンクの模様があります。

大福の皮から透けるいちごの色が、眉間の模様。
アポロチョコの形がネコ耳に似ている。

ということで、娘は満足しています。
大福の皮は砂糖+白玉粉+水を電子レンジ加熱したもので、
簡単にできました。

魔の4月20日

順調に保育園に慣れ、楽しく通っている息子だが・・・
娘が入園したときの記録を見ると、やはりスムーズに慣れた娘も、
4月20日頃には熱を出し、ベビーシッターさんを頼んでいます。

4月18日。
どうなるかな〜〜  と思っていたら、案の定、保育園から電話がありました。
発熱。37.8度。
小さい子の平熱は37度〜37.5度だから、微熱。
そして、明日どうなるのか微妙なのがこのくらいの熱・・・

薬なしでも、水分を取らせたり薄着にすれば、ケロッと治ることもある。
でも、咳も出ている。
息子は、気管支炎で入院した「前科」がある。
さてどうするかな・・・


私は復帰と同時に、職員室の机の上に「もしもボックス」を置いた。
「もし、私が来られなくなったら、この箱の中の自習課題を使ってください」ということで、
つまりは自習課題ストック箱。
常に、明日来られなくなることは想定している。


保育園を出たその足で、近所の小児科に行き、咳や熱の薬をもらった。
ベビーシッターも手配(グッタリしてなければ病児もOK)。

・・・が、この時すでに夕方6時。
都心なら見つかったかもしれないが、翌朝のシッターさんは手配無理。
翌翌朝のシッターさんは、どうにか見つかった。

明日、もし熱が上がっていたら、あきらめて私が仕事を休む。
上がっておらずに元気なら、登園する。
私の授業は2時間だけだから、終わったらすぐ帰宅する。

そんな作戦(こんなのばっかりね)を立てていた。


翌朝は・・・   38.5度になっていた。
「もしもし〜〜  看護休暇&自習おねがいしま〜す」

夕方には38.9度になっていた。
これって風邪?  突発性発疹????


体調が悪いほど興奮する?

思えば、前触れはあったのだ。
発熱で保育園に呼ばれる前の夜、息子は興奮してなかなか寝なかった。
歩けるようになったばかりで嬉しいのだろうと思い、
靴を履かせて近所を散歩し、大喜びだった。

いよいよ眠くなって授乳したのに、起きあがり、
うきゃー! と嬌声を上げて、あろう事か私の顔をピシャピシャ叩いて大笑い。
こんなことは初めてだった。
寝室を勝手に出て(ドアを開けられるようになってしまった)
夫の寝室に入り込み、夫の身体も叩いていたそうだ。

2時間近く、そんな風に暴れて、電池が切れるように寝入った。
そして、明け方まで2時間おきに軽く夜泣きした。


これが、発熱の前触れだったと思われる・・・
(前触れと気付いても、もう止められませんが)


熱を出しても、息子はよく食べ、よく歩き、はしゃぎまくってなかなか眠らない。
この元気さは突発性発疹ぽいけど、咳も強い。



病後児保育室はあっさり馴染む

そう何日も続けて休めないので、発熱3日目は病後児保育室に行った。
ここは娘は何度も行っている。
先月、まだ育休中のとき、娘の送迎に付いてきて、
息子はすっかり気に入って、帰宅を泣いて拒否するほどだった。

でも、息子が利用するのは初めて・・・
いつもと違う保育園で、大丈夫かしら・・・
と思っていたら、折良く(?)娘も強い咳をしている。

二人まとめて保育室のお世話になることにした。
息子はあっさり馴染んで、熱も下がった。
この日は金曜日。
月曜日は普段の保育園に行けるかな〜〜

赤ちゃんのゼイゼイは・・・

熱は下がったが、週末になったらゼイゼイが強くなった。
赤ちゃんはちょっとしたことでゼイゼイがひどくなるが、たいていは心配ない。
でも、息子は、心配ないと思っていたら入院してしまった「前科」があるのだ。
やはり母親として、息子のゼイゼイは心配。
娘は4歳過ぎたら、ゼイゼイはほとんど言わなくなった(コントロール薬は継続中)。


土曜も日曜も、受診して吸入をしてもらった。
その先の点滴はしないで済んだが・・・
日曜の夜は、かなりひどい。
ただし、ゼイゼイの音は強いものの、本人は元気で食欲があり、
やはり遊びまくってなかなか眠らない。
眠っているときはしずかで、咳で起きることもない。

どうしよう。
月曜日はいっぱい授業がある。
火曜日は行事で授業がない(休めると思う)。
水曜日に休むと、先週も休んでるから、2週続けて自習はさすがにマズイ。

本当に、こういうとき焦る。
ワーキングマザーでこの辺のダンドリを悩まない人は、いるんだろうか。

月曜日は病後児保育室に行って、夕方受診して・・・
そのまま入院することになるかもしれない。
入院した方がむしろ、仕事にいけるのだけど(完全看護だから)、入院はしない方がいい。
火曜日は本当は一歳半検診だけど、
そんな体調じゃないので、保健センターに連絡して、翌月に変更してもらった。
夫は火曜日以降は遅く出勤できる(=娘の送迎を任せられる)けど、月曜は無理だ。


結局、月曜の朝はゼイゼイ言うものの、機嫌がよいので、病後児保育室へ。
授業が終わったらすぐにお迎えに行き、その足で病院へ行った。
娘はつきあいで付いてきたのだが、もし点滴や入院となれば、かなりの長時間になってしまう。
娘のための「おやつ」も、途中で買って持たせた。


でも幸い、息子のゼイゼイは心配の要らないタイプだそうで、点滴も入院もしないで済んだ。
娘はオヤツをバリバリ食べている・・・


赤ちゃんのゼイゼイには、本人が苦しくなくて心配ないものと、
本当にやばくて入院が必要な物がある。

その区別は、素人にはわからない。
だって、音の派手さはどちらも同じ感じだったし、本人の機嫌も大差なかったもの・・・・・

でもホッとしました。
火曜日は1日仕事を休ませてもらい、息子に静養させて、水曜日から普通にいけそうです。
こういうこと、これからも何度もあるんだろうな〜〜

本当に大変なのは、復帰して最初の1年間だってことがわかっているので、
娘の復帰時よりは、気分は楽です。   変な10年研修もないしね。


どんどん歩くぜ!

この保育園は、ガンガン歩かせるのです。
入園3日目、
担任の先生に「今日は駅まで歩きました!」と聞き、すごく驚きました。
だって、母親の私は、靴を履いて歩く息子の姿を、まだ見たことがなかったのですから・・・・


それから息子は、外を歩くのが大好きになりました。
「くっくー♪」 といいながら、イソイソと靴を出します。
いったん外に出ると、なかなか帰りたがりません。

入園10日目、マンションの9階まで歩いて登ってきました!!
1歳半ですごい体力。
ホントに先月まで歩けなかったんですか!?

ねぇね、オレのまねすんなよ

娘はふざけているのか、マジで赤ちゃん帰りなのか、
息子と並んでハイハイしたり、
息子に授乳していると、割って入ってきて「ばっぱ〜」と自分も飲む真似をします。
やめてくれよ、と思いますが、
息子も、明らかにイライラした顔をしています。
どかそうとしても、娘は20キロ超。動きません。

「ねぇねのママだよ」と、娘は息子に向かって言うのですが、
これって赤ちゃん帰りなの?

        普段、私を「ママ」と呼ぶことはありません。

いちばんで なくっちゃ だめなのよ

復帰して、登園が7時半になりました。
忙しいです。

しかし娘は、一番乗り登園が大好き。
一番乗りになるためには、7時に行かなくてはなりません。

一番乗りになると、おもちゃが独占できるそうです・・・
7時半では、もう数人来ているので、独占できず、つまらないのだそうです・・・
病後児保育室は、自分一人だけだったり、もう1人いる程度なので、独占できて大好きなのだそうです・・・

きょうだいがいるのにこの独占欲は何?
いや、きょうだいがいるからこそ、独占にこだわるようになってしまったのか・・・?

でも、7時登園はやりませんよ。


手作りでできること

被災地への支援・・・
ずっとずっと必要なのですが・・・

手作り派の人に
被災地のこどもたちにレッスンバッグを|クラフトタウン

という活動があります。
手芸センタートーカイ(家の近所にもある手芸屋さん)が主催している、
手作りのレッスンバッグ&シューズケースのセットを贈ろうというもの。
5月いっぱい、店頭で受け付けています。
サイズや素材は規定があります。

確かに、ランドセルを贈ろうという活動はあちこちにありますが、
小学生が多分必要になるサブバッグや靴入れは・・・  どうなるんだろう?

ユザワヤでも同様の活動をしていたようです(現在は終了)。

5月いっぱいの受付・・・  新学期にはいささか、遅いような気もしますが、
素材はあります。  作ってみようかな。



変なところで懐の深い町、東京・・・

もう終わったけど、都知事選・・・
また同じ人が再選されたけど、都知事選・・・
うっかり私は、選挙日が延期されたと思いこんでました・・・


しかし、私が見たここ数週間のテレビ番組の中で、
もっとも度肝を抜かれたのが、
NHKで早朝やっていた、「都知事選候補者の政見放送」でした。

ニュースで「主な候補者」として取り上げられるのが、
あの4〜5人ばかりだったので、
実は候補者が10人くらいいた・・・というのもちょっとビックリ。
そして、政見放送というのはリハーサルや撮り直しがないのか、
話しながら激高したり、なに言ってるのかわからない人が何人もいたのにもビックリしました。



見ていてびっくりした発言ベストスリー・・・  (それを言ったのが誰かは、もう覚えてない)

 3.私がいたアメリカでは、赤信号でも安全なら渡って良いことになっていた。東京でもぜひそうしよう
 2.東京中にポスターを貼るのが大変なので、ポスターを貼ってくれる人を募集します
 1.すま〜いる(と言って演説終了)



うーーーーーん・・・・・・・・・・
こんな人が、私の最高上司になるのはイヤだよう〜〜〜〜〜
信号は守ろうよーー  募集は別の方法でやろうよーー  変なギャグは要らないよーーーー

確かに、こんな人たちに比べれば、
再選されたあの知事が、立派な大人(?)に見えてきます。

変なところで、東京の懐の深さを見たような気がしました。



それにしても、この政見放送の撮影をした人は、
さぞイライラしたことでしょうね・・・  
公共の電波なのにね。
災害情報を流すべき時間を削ってるのにね。



3日たったら泣き始めた

保育園の初日と二日目は、まったく泣かずにエンジョイしていた息子。
3日目になったら、急に泣くようになりました。

3日目から給食が出ます。
食べながら眠ってしまったそうです。

帰宅後も眠ってばかり・・・
朝も二度寝しています。
よほど疲れるのでしょう。


耳鼻科、卒業

息子は滲出性中耳炎(痛くないけど鼓膜の中に水が溜まる)に何度もかかり、
昨年末からもう、4ヶ月も耳鼻科に通院していました。
間違いなく、育休中に一番よく遊んだ場所は、耳鼻科待合室の「キッズコーナー」でした。

4月4日。
卒業できました!!!!
ああ嬉しい。

でも、今日から保育園に通っているから、きっとすぐにまた耳鼻科に来ることになるんだろうなあ・・・

息子がこれほど、中耳炎を繰り返すのは驚きでした。
鼻水が出る風邪(ってこどもの風邪はたいてい鼻水が付いてくる)をひけば、
もれなく中耳炎にもかかっていました。

娘は中耳炎にならないまま4歳になっていたのですが、
多分私が気付かなかっただけ、なんだろうなあ。
痛い中耳炎は、大泣きするし熱が出るので、気付くんだけども。


年長組パワー

娘は年長組に進級しました。
赤ちゃんだったのに、あっという間です。

おかげで、「ねんちょうぐみだからね!  なんでも できるから!」
と、張り切っています。
今まで怖がって、まるで乗ろうとしなかったエスカレーターにも乗れたし、
食事も(これまでと比べれば)早く食べるし、
お手伝いも頑張ってくれています。

年長組であるってことは、子どものプライドを高く保つんですねえ・・・

あと一年しか通えないのかあ・・・

年長組になってからというもの、娘は毎日のように
「あと一年しか 保育園に通えないのかあ・・・  つまらないなあ・・・・」
と何度もつぶやいています。

入園したばかりの弟に、
「あと五年も通えて いいなあ・・・」と話しかけています。

そんなに保育園が楽しいのね。
育休中、お迎えが早い時間でしたが、いつもいつも「早すぎる!」と文句を言われていました。
遊びの途中だと、本気で泣いて怒っていたりもしました。

私が復帰すれば、延長保育も復活すると思って楽しみにしていますが・・・
今年は延長保育を申し込まないことにしました。
延長があると思うと、私も余計な仕事を引き受けてしまうし、
あまり復帰後すぐからバリバリやるのも、後輩のためにならないことに気が付いた。
どうしても必要なとき、単発で延長を利用することはあるかもしれない。

でも、短縮勤務制度は、できるだけちゃんと使いたいです。
前回の復帰のときは、「子どもがいるからって仕事ができない言い訳にしてはいけない」と思いこみ、
かなり無理を、私にも娘にもさせました。
短縮勤務は申請していたけど、実際に使っていたのは月に1〜2回でした。
子どもの看護休暇も5日間、全部使ったけど、
その倍以上ベビーシッターを頼んだし、さらにその倍以上、実家にも頼みました。
実家の母も、もう年齢が上がり、今後は頼むのは無理です。


   当時の上司に、「仕事に支障のないようにしろ」と復帰時に言われたことも、
   かなり精神的プレッシャーになっていました。
       (復帰一年後に、その上司にその話をしたら、本人はすっかり忘れているし・・・)

   赤ん坊がいる状態の母親が仕事をするってことは、何かしら支障は出てしまうんだよ。
   それが良いとは思っていない、必死にやれるだけのことは、やっている。
   こういう発言をした上司は、きっとそういう気持ちは理解していないし、
   育児と仕事の兼ね合いに悩んだこともないんだろうね。


計画停電の影響で、保育園は日によって、午後5時までの短縮運営です。
本当に、短縮勤務をしないと対応できません。
自分の働き方も見直す一年間にしたいのです。



振り向きもしない息子

4月4日、息子は慣らし保育を始めました。
例年、1歳児クラスは3人くらいしか枠がないので、激戦です。
しかし今年はなぜか、0歳の年度末に引っ越しなどが相次いだらしく、
1歳児クラスの新入生は7人もいます。

他の新入生は、すごい大泣きをしているのですが・・・
息子は、私が荷物をロッカーに収めている間に、
さっさと遊び場に行ってしまいました。
私を振り向きもしません。

そっと出ていくと、かえって子どもが不安になることは知っています。
息子の所に行き、
「おかあさんはお仕事だよ(今日は違うけど)。 2時間経ったら(慣らしだから)お迎えに来るから、それまで遊んでてね」
と話しかけ、
バイバイ、と手を合わせます。

こうした「さよならセレモニー」的なものや、「お迎えの約束」をちゃんとしておいた方が、
小さな子どもでも、おかあさんの姿がない間、がんばれるのです。

・・・が。
息子はすでに、ままごとコーナーで楽しく遊んでおり、
私が話しかけたら、「うるさいなあ」という顔をしていました。
泣きもせず、バイバイしたらすぐ、ままごとコーナーへ・・・

2時間後、お迎えに行ったら・・・
息子は楽しく遊んでいました。
オヤツもモリモリ食べており、ずっと機嫌良く過ごしていたそうです。

安心なような、物足りないような・・・
娘の送迎に同行していて、場所も先生も知っていたからかもしれないし、
まだ理解していないからかもしれない。




水ぼうそう大流行

春先は仕方がないのですが、今年は特に、水ぼうそうが大流行です。
娘の保育園は、4人に1人が感染する勢いです。

娘も息子も、1歳半の時点でワクチンを打っておきました。
でも、娘がいきなり、「頭が痛いよ〜〜」「首の後ろが痛いよ〜〜」と訴えます。
熱も少し、出ました。

この時点で、水ぼうそう感染に思い至らない私。
風邪? (咳も出ていた)
まさか髄膜炎?  
     (首の痛みは髄膜炎の兆候)
それとも、5歳にもなってヒブ? 
      (ヒブは赤ちゃんがかかると命に関わる。
       5歳では通常、かかっても大したことない。 うちの子はワクチン未接種)
悪い想像はどんどんふくらみます。



首の痛みは、5歳のくせに大人の枕を使っていたのが原因でした。
子どもも寝違える。



そして発熱と頭痛は・・・
発疹が出てわかりました。 水ぼうそうでした。
ワクチンを打っていても、かかります。
でも、周囲の子に比べれば軽症です。
全身で50個の発疹が出ましたが、グジュグジュになったものは1つもありませんでした。
熱も38℃程度で、半日ほどで下がりました。

しかし、発疹が少なくても、それが完全に乾くまでの期間は、やはり5〜7日かかるのです。
数が少ないので、次々に新しいのが出て・・・  ということはないのですが
(その場合、完治まで2週間くらいかかることもあるそうな)
仕事をしていて1週間以上、休むってのはキツイですよね。
育休中だったのはラッキーでした。

ところでこの水ぼうそう、感染力は非常に強く、
兄弟のひとりがかかったら、もう1人がかかるのは、ほぼ避けられないといいます。
最初の1人がかかった、その2週間後に次の子がかかるのが、典型パターンとのこと。

こんなことしてるから、うつるんですね・・・



娘がかかったのはちょうど3月中旬の金曜日で、
計画停電が毎日のようにあり、保育園も給食が出せなかったり、
仕事が自宅待機になった人はなるべく保育園も休んでね・・・と呼びかけている時期でした。
だから、まあ良いタイミングだったとも言えます・・・
外出も基本的にできないので、ストック食品(案外あった!)で料理し、
変な買いだめに参加することもありませんでした。よしよし。


5日後(水曜日)に治ったのですが、停電対応に協力して、
その週はまるごと保育園を休みました。
そして娘は、3月最後の週だけ、登園したのですが・・・



登園2日目の火曜日、息子の背中にポツッとニキビのようなものが。
??
虫さされ?
熱はありません。元気で、よく食べます。
一晩たって、もう少しよく見たら、胸と脇の下にもニキビ。

時期的に、水ぼうそうが移ったのかな?
にしても、たった3つ?
一応受診し、息子は金曜日から入園するはずでしたが、そのまま登園禁止になりました。
たった3つでも(これから増えるかもしれないけど)感染力はあるし、
水ぼうそうの症状は個人差が大きく、
全身がボコボコになるほど発疹がたくさん出たり、高熱も出す子もいれば、
数個で済む子もいるそうです。
ごく軽症であっても、免疫はちゃんと付くそうです。


それから発疹はまったく増えず、熱も出ず、
金曜日の夜には、黒いかさぶたになりました。
このかさぶたの様子が、娘のそれとまったく同じだったので、
素人にも、これは間違いなく水ぼうそうだったんだな・・・  とわかりました。

娘が先に水ぼうそうにかかっていたから、私も息子に気付くことができましたが、
そうでなかったら、多分、息子は虫さされだと思いこみ、受診もしなかったと思います。
そして普通に、娘の登降園に付き添って娘の友だちにいじられ、
金曜日には慣らし保育をスタートして、1歳児クラスに水ぼうそうウイルスを広め・・・
ということになってたんでしょうね。


でも、明日は入園式なのになあ。



入園式、滑り込みセーフ

息子はもう、入園式に出られないものとあきらめていました。
娘(在園時代表で、年長組が出席して 「歓迎の言葉」 を言う)と
息子が同席する入園式は、
最初で最後なので、とても残念でした。

娘は数ヶ月かけて、名前を呼ばれたら手を上げて返事をするように、息子を仕込んでいました。
娘も残念がっていました。

でも・・・
かかりつけ小児科は、保育園から徒歩5分。
8時半に診察開始。
夫が、息子を朝一番に受診させ、「治癒証明書」を書いてもらいました。
9時に保育園に到着。
入園式は始まっていましたが、来賓挨拶や職員紹介をしたところ。
「新入園児の呼名」には、ギリギリ間に合いました。

娘も 「歓迎の言葉」 を言いながら、ニッコリ。



日常のありがたみ

一時はスーパーからものがすっかり消えてしまっていましたが、
子どもたちの水ぼうそうが治り、久々にスーパーに行ってみたら、
だいたいものが揃ってきていました。
(購入個数に制限はあるけど・・・2日に1回くらい買い物に来れば、なんの問題もない)

ガソリンも、一時はまるで売っていなかったり、売っていても長蛇の列で数時間待ちだったようですが、
今はそれほどでもありません。
もちろん、ガソリンを売らずに灯油だけになってしまったスタンドはまだまだありますが、
開いているスタンドに大行列ってことは、なくなりました。

大地震がおきたその日は、電話がつながらず、電車も動かずでしたが、
翌日から新聞は普通に来るし、
数日後には電車のダイヤもほぼ平常になり、宅配便も届き、テレビの幼児番組もやってくれた。
久々に登園できた娘の嬉しそうな様子を見て、
ただの日常のありがたみがわかりました。

東京は、水道水を飲んで良いのか? と大騒ぎになっていますが、
たぶん東北では(浦安も?) まだ水道が使えないのです。

東京は、他の地域に生かしてもらっているのです。
あまりにも無頓着でした。

全国的に、ただの日常が取り戻せるその日まで・・・


携帯チャポン・・・(本当は3月のこと)

計画停電の初日。
切れている「めんつゆ」と「うどん」と「ヨーグルト」と「果物」を買いに、
近所のスーパーへ行ったところ、
見たこともないほど大混雑。
夫は、電車が止まっているので(この日は、多摩地区の電車はザックリ止められていた)
郵便局へ行っていました。

たった数品目買うだけなのに、レジは長蛇の列。
普通は休日の昼ピークでも6〜7人しか並んでないのに、年末よりも混んでいる。
そして、棚の商品が空っぽになりかけている(野菜や果物は普通に買える)。
列が動かないので、娘がこっそりお菓子をカゴに足してるし。


レジ待ちは40分以上かかりそう・・・
と思っていたら、トイレに行きたくなってしまった。
娘に、「ねえ、おかあさんはトイレに行きたいので、ベビーカーを押しながら待っていてくれる?」と聞いたら、
あっさり却下。
大声で、「といれは おうちで いってきたでしょ? まだ だいじょうぶでしょ?  こどもなんだから まてないよ!」
と説教されてしまいました。

そこへ、郵便局帰りの夫がスーパーへやってきました。
レジ待ちが長いから、子どもたちが退屈するのでは・・・
なら、子どもたちを家に連れてかえろうか?  ということで、来たのでした。

ええ、私は、この時ほど「結婚して良かった!」と思ったことはありませんでした。
夫に頼んで、私はトイレへ。


そして。
携帯電話をポケットから、チャポンと落としてしまったのです。
普段、携帯電話はカバンに入れているのだから、
魔が差したとしか思えない。


用を足し終え、水も流し終えたところに落としたのが、不幸中の幸いといえば言える。
いや、言えない。
携帯の画面は激しく変化し、古いメール画面を写したかと思えば、数年前にとった写真を出し・・・
そして、真っ暗になりました。



はああああああ
ため息しか出ません。
ええ、こんな混んでいるスーパーになんか、わざわざ行ってはいけないんですよ。
めんつゆなんか、ダシとって醤油とみりんを1:1で入れれば、すぐできるんですよ。
果物なんて、缶詰がまだ家にあるしさ。
はあああああああ

バッテリーを抜いて、拭いても、全然ダメです。
近所のドコモショップは、停電対策で、今日はお休みのようです。
はあああああ



結局停電は中止になり、ドコモショップに行ってみたら、営業を始めていました。
新しいのを買いました。
でも驚いたことに、電話帳のデータだけは復活させてくれて、新しい携帯に入れ直してもらえました。

新しい携帯は、防水仕様にしました。
でもやっぱり「ラクラクホン」です。  難しい機能が付いたのはダメです。

娘を産むまで、携帯電話なんて必要ないと思い、ずっと持っていませんでした。
でも今は、ないとまずいかな・・・と思います。


最新型のラクラクホンには、
なくても良いのにと思っていた、ワンセグTVがついています。
こんなもの、使わない・・・  つもりでしたが、
夜間の停電のとき、
娘が「ねえ、おかあさんのけいたいって テレビが見られるんだよね!」といいだし、
結局、子どもたちは携帯に釘付け。

明らかに、私の子供時代とは違う「ジンルイ」です。


5歳児だって恐怖を感じる(本当は3月のこと)

3月のテレビはニュース番組だけで、
津波の映像が繰り返し流れていました。
私はショックを受けていましたが、
何もわからないだろうと思っていた5歳の娘も、実はショックを受けていたようなのです。

もちろん、大人とは理解が違います。
見たものしかわからないので、
「映っていないけれど、人も流されているのだろう・・・」という残酷な事実は、
私が話さなかったこともあり、多分わかっていません。

しかし、ものにも命があると思いこむ年齢なので、
家や車が流されているのを見て、
「おうちも くるまも かわいそうだよう〜〜」 と泣いてしまいました。

寝言でも同じようなことを言っていました。

やがて、ニュースに避難所の様子が報じられるようになると、
「おとうさんも おかあさんも いなくなったら あたし・・・」
と、また泣いてしまいました。
子どもにニュース番組を見せるのは、やめた方が良いと思いました。

ニュースを見ているだけで、こんなにショックを受けるのですから、
現地の子どもたちはどんなになってしまっているのか・・・
子どもは何も考えずに、ただ遊んで暮らすだけでいいはずなのに。


神様は、自分が間違ったとは思わないんですか?