1歳8ヶ月

yousight

ベビーベッド編 トップへ

ジブリ美術館・2回目

夫の実家から、義父・義妹・姪が上京したので、いっしょにジブリ美術館へ行った。
この頃のカナエはトトロにはまっているので、
たぶん、前回よりもずっと楽しむだろう。
案の定、美術館入口の大トトロを見るなり、「トトー!」と歩いていく。
トトロを指さし、大喜び。

今日はバスツアーがたくさん来ていて、ネコバスルームはめちゃくちゃ混んでいた。
子ども15人ずつ、5分交替で並んでいたが、10分待ち。
ネコバスルームの周りはカナエよりも大きな子どもたちと、その保護者でいっぱい。

カナエは、はじめは「にゃにゃー」と嬉しそうにネコバスを眺めていたのだが、
駆け寄ろうとしたのを「順番ね」と静止したのでまず口を歪める。(まだ順番なんて理解できない)
待ち時間10分は、1歳児にとっては長い。
それも大勢の人に囲まれて、圧倒されてしまったようだ。
だんだんベソをかいてくる。抱っこして待っていた。

ようやく順番が来て、「さあ、行っておいで」と床に降ろしたら、
びえええええええ〜〜〜!  大泣き。
仕方ないので小学生の姪だけ、行ってきてもらう。彼女は楽しめたようだ。
ときどきカナエのために、まっくろくろすけのぬいぐるみを持ってきてくれるのだが、
(ネコバスの中と周囲に置いてある)
ダメ。反っくり返って泣いている。
でも、外の空気でも吸わせようとその場を離れてみると、
ネコバスルームの方に手を伸ばして「にゃにゃーーー!! えーーーーんん!」とまた泣く。
ネコバスで遊びたい気持ちはあるんだなあ。

5分経って、その場を離れたけれど、まだまだ「にゃにゃーー!」と未練たっぷりに泣いている。
そんなカナエを救ってくれたのが、特集展示の「アードマン展」。
これは、「ウォレスとグルミット」などで有名な、クレイアニメ作家を紹介する展示で、
鶏や犬など、作品に出てくる粘土人形などがたくさん展示してある。
カナエはここにあった、「ペンギンと犬を乗せた汽車が、トンネルから出たり入ったりしながら走っている」
展示をものすごく気に入り、
さっきまでの大泣きがウソのようにニコニコしながら、「わんわー・・・」といつまでも眺めていた。
学芸員のお姉さんによると、やはり子どもに人気の展示らしく、30分ぐらい眺めてる子もいるという。

また、常設展示の「トトロピョンピョン」というアニメの仕組みを説明した展示も気に入り、
たまたますごく空いていたこともあって、カナエはずーっと眺めていた。
前回もこの展示は見たのだが、混んでいたのでカナエは抱っこで隙間からちょっと見るだけ。
それも、よくわかってないみたいだった。
今日はぜんぜん様子が違い、自分で展示の前にしっかり立ち、「トトー!」と喜んで見ていた。
どうもこの頃、お出かけの時はくまちゃんのぬいぐるみを持って行きたがる。
今日も、玄関に歩いてくるときにしっかり抱えてきて、仕方なく連れてきてしまった。
トトロピョンピョンも、このくまちゃんを展示ケースに押しつけ、「ほらアンタも見なよ」という感じ。
保育園には連れて行けないのよー、大丈夫かなあ。

今日で、書類上の育児休業はおしまい。
明日は日曜だし、月曜と火曜も保育園が1時間半なので、一日休暇を取りました。
だから復帰はもう数日先なのだけども・・・・
すごく長い休業だと思っていたけれど、アッという間に終わったようにも感じます。
いい育児休業でした。


マウスの死

別にネズミのマウスではなく、このパソコンを購入以来ずーっと使ってきたマウスが、
ついにつぶれました。左ボタン。
昨日はマウスカーソルだけ合わせ、エンターキーを押すという手順でどうにかパソコンを使ってみたけど、
やっぱりマウスの左ボタンがないと、どうにもならない。

もともと私のマウスは「はずれ」だったみたいで、
あまり調子が良くなかった。
たまに私のパソコンを使ってみた夫が、「よくこんなマウスでホームページ書いてるね!」と
驚いているぐらい。

近所の電気屋さんで、1500円也。
何と、今のマウスは「マウスボール」がないのねえ・・・
マウスの反応がすごく速くて快適です。

ととー、ぴっ

「となりのトトロ」に急にハマっている。
トトロのことは「ととー」と読んでいる。
DVDを自分で持ってきて、「ととー、ぴっ」(初の二語文がこれかい・・・)と、
付けるのを要求。
別なDVDが入っていると、画面を指さして「ばいばーい、ととー、ぴっ」(三語文なのか?)
と、入れ替えを要求。

好きな場面とそうでもない場面がある。
最初の、引っ越しトラックに乗って「オーイ」と沿道の人に手を振る場面は好き。
トトロが出てくる場面は全部好き。
ネコバス(「ニャーニャ」という。ちゃんと猫に見えているらしい)も好き。
大笑いしながら、喜んでみている。

大トトロを見ているカナエに、「あれ、お父さんがバイトでやってるんだよ」と教えてみたら、
ちょうど帰宅した夫を指さし、「ととー!」と言っていた。
「トトロだー!」なのか「おとーさん!」なのかは不明。

1歳児の心もつかむ宮崎作品、さすがだ。
またこの週末、ジブリ美術館に行って来る。
今度は相当、楽しんでくるだろうなあ。
歩けるから、ネコバスルームも本格的に遊べるし。


ママズクラブ・シアター 再び

府中のママズクラブ・シアターに行って来た。
これは東宝系の映画館で、週に一回(たいてい午前中の回)、
「赤ちゃん連れ優先」の上映を行っているもの。
「赤ちゃんが泣いたりおしゃべりしてもお互い様。
出産以来、映画館に行けなくなってしまったというお母さん、
たまにはリフレッシュにいらっしゃい」みたいな宣伝をしている。

秋にも一度行ったのだが、この宣伝とは異なり、
同じ回に来ていたよその赤ちゃんがぐずっていたら、一般客が
「うるさい」と文句を言っていた。
一般客にはちゃんと、このママズクラブシアターの趣旨を説明してからチケットを売っているはずなのだが、
こういう事を言われないための上映だというのに、身の縮む思いで時間を過ごさなくてはならない。
あとで私は東宝のホームページから、この出来事と「趣旨説明をもっとしっかり」と要望した。
こちらも、前向きに図々しくならなくてはならないのか・・・と考えたが。

今回の上映は「ハッピー・フィート」というCGアニメ映画。
上映時間帯が11時半からで、通常のママズクラブシアターより遅い。
アニメということで、たぶん子連れが多いだろう。
(前回は普通の映画だったので、子連れが少なくて旗色が悪かったのかもしれない)

電車で行ってみた。
カナエは途中、「抱っこして」と求めてきてけっこう重くて大変だったが、
周囲の席には孫育て中のおばあさんがいたりして、気は楽だった。
JRと京王線の乗換駅にも、新しくエレベーターが付いており、
(でも階段しかない区間もある。まだまだ中途半端)かなり助かった。

映画の間、カナエはなかなかいい子にしていた。
思った通り、周囲は子連ればかり。
程良く隙間をあけて座席を配置してくれていたので、荷物を置いたり、
カナエが多少徘徊しても大丈夫。
周りの子もけっこう声を出したり、泣いてもいたけれど、
音楽や大きな音の場面が多いので、気にならない。
何より、前回よりもずっと子連れ人数が多いので、場内に「お互い様」の雰囲気があるのが嬉しい。

映画そのものはあまり私好みではない。
ペンギンが歌い踊る、ミュージカル映画だと思えば、それなりに楽しめるが、
ペンギンの生態はほぼ無視しているし、ストーリーは都合が良すぎる。
たぶん子どもがいなかったら、見ないだろう。
でも、カナエが楽しんでいたから、いいと思う。
前回よりも月齢が上がったのもあるけれど、
カナエは画面を見てニコニコ笑ったり、ペンギンが歌い踊るたびに
「イエーイ!」と声を上げて拍手していた。

ちょうどお昼時なので、昼食を食べさせたりしているうちに、
1時間半ほどの短めの映画なので、終わった。
ちゃんとエンドロールに向かって「バイバーイ」と言っている。
(後半、ちょっと飽きて、昼食の包み紙やストローマグ、持参したくまちゃんのぬいぐるみを投げて遊んでいたが・・・)
帰りの電車では眠ってしまい、自宅についても眠り続けている。
大変平和な、映画鑑賞だった。


保育園入園&職場復帰大作戦その12

自転車に、カナエを乗せられる前かごを買った。
私の運転は怪しいので、これは夫用。

送り迎えは私がやるが、(夫の勤務先は自宅から2時間かかるので、緊急時の早退も絶望的)
週に1回ぐらいは夫にお迎えを替わってもらわないと、
私の仕事が追いつかない。
新しいJR時刻表を調べたら、会社を定時で上がり、
駅から自転車に乗れば、延長保育のギリギリに保育園に駆け込めることがわかった。

自転車のカゴは、カナエは気に入ったようだけど、
ヘルメットは大抵抗。
そして、カナエを乗せて夫が自転車に乗ると、おなかがつっかえて、こぎにくいそうだ。
がんばれ。


保育園入園&職場復帰大作戦その11

保育園の説明会に行ってきた。
4月入園はいろんな年齢で15人くらい。
子どもたちは別室で保育士さんと遊んでもらえるようになっている。
別室にカナエを連れていったら、反っくり返って泣く。
ムリヤリ置いてくる。
大丈夫かなーーー
別室からはずっと泣き声が聞こえてくる。

入園式は4月7日で、慣らし保育は9日からだという!
それは困ります〜〜〜

持ち物の説明もあった。
基本的に靴下はなし。冬でも素足にいきなり靴を履く・・・
室内で裸足はうちでもそうだから良いけど、
素足に靴を直履きって大丈夫? 靴擦れとか・・・?  しもやけになる・・・?

30分ほどで説明が終わり、子どもを引き取って面談に。
カナエを迎えに行ったら、備品のくまちゃんが気に入ったらしく、
「みんみーん♪」といいながら抱えて離さない。
保育士さんに聞くと、すぐに泣きやんで遊んでいたそうだ。

面談の間もニコニコしていた。
何度も園庭開放に行っているので、カナエの顔を知っている保育士さんが多かった。
慣らし保育は4月2日からやってもらえることになった。
よかった・・・・
延長保育も申し込んだ。

それにしても、普通にフルタイム仕事していて、通勤片道1時間程度であれば、
通常保育の18:00お迎えは無理ではないかと思うのだけど、
延長保育を申し込んでいるのは、私を含めて3人しかいなかった。
基本のお迎え時間は16:30で、それを過ぎると担任に会えなくなるらしい。
実はパートタイムの人や近隣で勤めている人が多いってことか・・??

しかし慣らし保育は大変だ。
子どものために慣らしは慎重にしなくては、とわかっているが、
最初の2日間は9:00〜10:30(ちょっと遊んでお迎え)
次の3日間は9:00〜11:30(昼食食べてお迎え)というペースなので、
いずれにせよ最初の一週間は、ほぼ仕事にならない。
二週目にようやく午後まで保育するが、延長保育開始は三週目まで待った方がいいだろう。
教員なので4月1日復帰しかできないけど、会社勤めの人なんかは可能なら、
4月15日復帰などにしておいた方が良いと思います。

男女の違いはいつから現れるのか

このところ、同じ頃に生まれたお友達とよく遊ぶのだが、
男女で遊び方のノリが違う。

女の子はぬいぐるみで遊んだり、(だからカナエが所有権を主張する)
お互いにおやつや飲物を食べさせあったりする。
別の部屋に移動したりも、ほとんどない。

男の子はぬいぐるみには目もくれず、
積み木の箱をひっくり返し、空いた箱に乗ったり、機関車型の乗用遊具に乗ったり、
ベッドに飛び乗ったりと、かなり活動的。
カナエは関心なさそうにしている。
うち(マンション9階)の窓から外に身を乗り出そうとしていて、ヒヤッとする。
気が付くと別の部屋に移動していたり。

生まれてたった1年半ちょっとで、どうしてこういう違いが出来てくるのか・・・?


歯磨きはカナエのためなのよ!

指人形仕様のくまちゃんのぬいぐるみを、
自分の手にはめて操るのが気に入っている。
将来は「パペット・マペット」みたいに、お笑いの道に進むのか・・・

歯磨きは「どんなに泣き叫んでも、ぜったいされてしまう」と理解したらしい。
かなり嫌そうだが、いちおう一通りは磨けるようになった。
ただし、歯ブラシをもってくると、
まずはぬいぐるみを次々に差し出す。
ぞうさん、パンダちゃん、くまちゃん、プーさん・・・
カナエが一通りみがき、(うわー、歯ブラシをホントにぬいぐるみに押しつけるのはやめて〜)
私が歯ブラシを受け取ると、今度は私の膝の上にぬいぐるみを乗せる。
ぬいぐるみの仕上げみがきが一通り終わると、ようやく「仕方ないな・・・」という顔で、
私の膝にゴローンとする。
そうそう、ぬいぐるみで「身代わり」させたつもりかもしれないけど、やっぱり磨くのよ。

たのむよ・・・

ついにこの日が来てしまった。
買い物に行こうと駅前に向かっていたら、
カナエが急に「もうベビーカーなんか乗ってられるかあ!」と、泣き叫び始めた。
とりあえずカナエをベビーカーから降ろし、抱っこしてなだめようとした。

・・・これが運の尽きだった・・・

二度とカナエはベビーカーに乗らなかった。
自宅から徒歩6〜7分の場所だが、荷物とベビーカーをもち、カナエを抱っこして歩くのは厳しすぎる!
「カナ〜〜 アンタを抱っこするのはもう無理なのよ〜 頼むからベビーカーに乗って〜」と頼んでも、だめ。
抱っこしている間はニコニコしているのだが、
ベビーカーの座面に近づくと、超音波で泣き叫ぶ。
ましてや、地面に立たせると、道行く人がもれなく振り返る大泣き。

空っぽのベビーカーを、片手で押して歩くのは非常に難しい。
結局、カバンを右肩にかけ。(買い物する前だったのが不幸中の幸いだった)
ベビーカーをたたんでこれまた右肩にかけ。
カナエを抱っこして歩く。

車通りのない細い路地を選び、出来るだけ歩かせた。(もちろん私の両手を取って)
しかし、その間に私の肩からベビーカーがずり落ちてしまう。
肩にかけ直す間にカナエの手を離すと、また泣く。
車の通る道では危ないので、やっぱり抱っこ。

そうしてどうにか、自宅マンション入口までたどり着いた。
ここからエレベーターに乗って自宅へ。
もちろんカナエは歩かせる。
そこへ、下の階に住むおばあちゃんが通りがかり、
「あらあ〜 カナエちゃん、もうこんなに歩くのねえ〜 えらいわね〜」と声をかけてくださる。
カナエは誉めてくれるよその人には非常に愛想がよいので、
ものすごくニコニコしている。
「いえ、ものすごく大変だったんですう〜〜・・・」と私はおばあちゃんに愚痴りたいのだが、
疲れすぎてもう話せない。そうそうに挨拶してエレベーターへ・・・

カナエが大泣きしてから、
時間にしてほんの15分くらいのことなのだけれど。
本当に疲れた。腰がまたダメになるかもしれない。

ときどき、こんな風にベビーカーを拒否されて、
荷物と赤ちゃんとベビーカーを全部抱えてるお母さんを見かけ、
「気の毒に・・・」と思ってきたけれど、ついにうちがこうなるとは・・・・

と、よそのお母さんに話したら、たいていの人が似たような経験を持っているみたいだ。
「ベビーカーはダメ、三輪車なら乗る」なんて話も聞いた。
歩けるようになったんだから、どんどん歩けよなあ・・・・・

パパの誕生日につき

3月15日は夫の誕生日。
私は家族の記念日は大事にしていますよ〜〜
カレンダーにもちゃんと書いておくんだから。
当日は、特別メニューの料理を用意しますよ〜〜

夫が私の誕生日や結婚記念日をすっぽかして飲みに行ったりしたら、
(実際に何度もあった)
もう離婚も辞さずの勢いで、非難してきました。

しかし・・・・
私はうっかり、カレンダーの「3月14日」の欄に、
「パパ誕生日」と書き込んでしまったのです・・・・・・
はい。カナエの1歳8ヶ月の区切り日と、ホワイトデーと、混同していました。
すみません。
夫の字で、カレンダーが訂正されていました。

罪滅ぼしに、ケーキを手作りにしました。
カスタードとホイップクリーム、果物をはさんだミルフィーユです。
実は作り方はものすごく簡単です。   罪は滅びないか。