2007年4月

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カナエの発熱、その後

結局、月曜日も微熱が続き、ベビーシッターに頼んで保育園を休んだ。
というわけで、水曜日〜翌月曜日というほぼ一週間の欠席となってしまった。
授業は午前中のクラスをいくつか自習にして、シッターや実家の母に頼んだりして
なるべくやったけれど、
授業以外の仕事が進まないのも困った。

教師ではない人は意外に思われるかもしれないが、
教師という仕事は、その半分近くは事務的な仕事。
教育実習では授業とホームルーム、部活だけを体験するので、
免許を持っている人にも、実は知られていないかも。
私は昔、事務系のOLとして働いていたが、
OL時代の事務仕事量よりも、教師になってからの方が、事務仕事量が多い。
・・・・だから、事務仕事が極端に苦手な人は、教師になるには辛いかもよ・・・・

カナエが保育園に「復帰」してからは、たまっている事務仕事を片付けるのに忙しかった。
そして、私の声が枯れてしまった。
カナエの風邪は私にもうつってしまったらしい。
しかも、学校に復帰して、久しぶりに教壇で声を出したものだから、
のどに相当の負担がかかっている。
新人の頃、しょっちゅう喉を痛めて病院に行ったものだが、
また同じような状態になっているようだ。

「10年目の教員にまとまった研修を」受けさせることになっているが、
これだけ研修メニューがある中で、
一つぐらい「ボイス・トレーニング」なんか開講してもいいじゃないか。

入園1ヶ月、いろいろ覚えてきた

それにしても1歳児の吸収力には驚かされる。
入園して1ヶ月、ずいぶんいろいろ覚えてきた。

「バイバーイ!」と言う習慣が付いた。
バイバイそのものは半年ぐらい前から口にするが、誰かにバイバイと言われても返さないことの方が多かった。
しかし、この1ヶ月で、いつでもどこでもだれにでも、「バイバーイ!」と言うようになった。
気分によっては、「バイバーイ、またね〜〜」とまで言う。
私が保育園から出勤するとき、私に言ってくれる。
保育園から帰るとき、保育士さんやお友達に言う。
病院に行けば、医師、看護士、薬剤師、受付係、よその患者にも「バイバーイ」
お店でも、近所の人にも、エレベーターの中でも「バイバーイ」
・・・・大変、愛想がよい。

「アンパンマン」を覚えてきた。
アンパンマンのテレビを見せたことはないが、お菓子のパッケージや幼児雑誌に出ていたり、
保育園のおもちゃにもあるので覚えたらしい。
やたら「アンパンマーン!」と言って喜ぶ。気に入っているらしい。
アンパンマンの絵の付いたオムツが新発売になった。
(ネピア製、パンツタイプのみ。ドレミ姉妹品の割に高額)
これまた「アンパンマーン!」と言いながら喜んではいている。
ウンチが広がらないように加工されているのはすごく良いのだが、
ウンチの当たる部分に「カレーパンマン」の絵が描いてあるところが意味深だ。

「ありがとう」らしいことを言う。
「アイガト」と聞こえる。
ただ、まだ「何かをしてもらってありがとう」ではなく、
「ありがとう、といいながら何かを渡すものだ」と思っているようだ。
「ありがとう」と言いながらいろいろと渡してくれる。
正しい使用法を覚えるのはいつになるやら・・・

「ちっちでた」と教えてくれる。
おおっ、これならすぐにオムツが外れるんじゃないの?
と一瞬喜んだが、
何かいやなことから逃避したいときも「ちっちでた」と言って親の注意を逸らそうとしている。
そして、「ちっちでた」と言うので見てみたら、
つやつやの立派なウンチが出ていたりもするので、油断ならない。

ズボンを自分ではこうとする。
それはいいんだけど、
大人の椅子に1人でよじ登り、テーブルにもはい上がる。
とても得意げにしている(おったしなさい、というと、降りるのヤダ〜と泣く)が、
こちらはとても困る。
これじゃあ夫不在の時、食卓に料理を並べられないじゃないかーー!
一皿並べて、続きを台所に取りに行っている間に落とされたりするのでは・・・

寝るのを拒否する

本当に、寝るのを拒否するようになった。
入浴後は寝室で、麦茶を飲んで授乳しているうちに眠っていたはずなのに、
保育園に行くようになってから、麦茶を飲んだらリビングに移動してしまう。
自分でドアを開けられるようになってしまったので、始末が悪い。
そして「ジェイー(ゼリーくれ)!」「マンマ(何か食べさせろ)!」と、夜食を要求。
「もうネンネしよう」というと、「ぎゃおーーー!」と叫んで拒否。
下手すると9時半を過ぎてもリビングに留まる。
いよいよ眠くなると寝室に移動して、泣きながら寝入る。

朝は6時に起きることになっているが、こんななので、なかなか起きられない。
寝起きの悪い学生のように、ベッドの上で一度起きあがっても、逆方向に倒れて寝入ってしまったり、
ムリヤリリビングに連れてきても、床の上に伸びてしまったり。
保育園によると、「昼食中にウトウトして、それでも全部食べるのがカナエちゃんらしいですが、
食後はすぐに寝入ってしまいます」とのこと。

昼夜とも、授乳なしで寝入るようになってきたのはいいことだが、
(授乳は帰宅後すぐと、寝起きに欲しがる程度)
もっと早寝させるにはどうしたら良いんだろう・・・
昼間はこれ以上ないほどたっぷり遊んでいるはずだし。


突然の発熱、来たーーーーっ その1

水曜日の朝。
いつも通りにカナエを起こし、朝食を食べさせていた。
夫は出勤した。
保育園に行く支度を始めたが、普段なら保育園バッグを見ると、いそいそと玄関に向かうカナエが、
あまり嬉しそうにしない。
連絡帳に毎日書くことになっている体温を測る。

37.7℃。  ぎくり。
37.5℃を超えていると、
保育園は基本的に休まなくてはならない(ムリヤリ行ってもどうせ熱が上がって、呼び出しがかかる)

いやいやいや、計測ミスかもしれないし。(高く出るミスはないだろうに・・・・)
再度計測。
37.9℃。
ダメですねこれは。

私の手帳には、「あわてるな」というメモが貼ってある。
「あわてるな・その日と翌日の仕事内容確認・自習指示出し・保育園に連絡・ベビーシッターの予約」と
書いてある。
今日の授業は、本当は新学期最初のクラスが2つ続いているので、
休みたくなかった。

私の手帳には、「クラス別授業時間一覧」というメモも貼ってある。
極端に授業時間が少ないクラス(学校行事や祝日がある曜日に集中するとそうなる)は、
なるべく休みたくない。
生徒は自習だと単純に喜ぶが・・・
今日のクラスは、授業時間が多めであることがわかった。

というか、朝になって発熱がわかったら、もう仕事を休むしかないのだ。
実家に母に来てもらうにしても、1〜2時間目の授業にはもう間に合わないし、
ベビーシッターに頼むなら前日までだし。

私の手帳には、「自習課題一覧」というメモも貼ってある。
こういう事態に備え、私は自習課題プリントを35パターン作ってある。
このプリント(原稿)は、職員室の私の机の上に、常にファイルしてあり、
だれが見てもわかるように、もくじと番号インデックスを付けてある。

というわけで学校に電話・・・・
「すみません・・・・自習課題ファイルの1番を印刷して、配布してやらせて回収してください・・・」
で、「子どもの看護休暇」を1日申請。

突然の発熱、来たーーーーっ その2

カナエはすぐに眠ってしまった。
まだ朝8時過ぎ。病院の受付はもう少し後。
とりあえず、ベビーシッターを予約する。
カナエはこれまで、そんなに高い熱は出したことがないし、
ちょっと熱冷ましを飲ませて水分を摂らせれば、1晩で平熱に戻ることが多かった。
だから明日はもう平熱かもしれないが、
大事をとって、保育園は休ませよう。
やっぱり1歳児に、保育園の集団生活はハードなものだから。

ベビーシッターは幸い、以前来てくれたことのある人がつかまった。
隣町だから、朝8時から夕方4時半という時間帯でも、来てくれる。
授業の時間帯だけどうにか出勤できるようにする。
朝のホームルームや放課後の会議には出られないけど、もう仕方ない。
体調が万全じゃないときに、他人と過ごす時間も、短いにこしたことはない。

本当は私も、のどが痛いし咳も出る。
久しぶりに教壇に立ったから、新人時代のように、すぐ喉を痛めてしまう状態に戻ってるんだろう。
カナエを小児科医院に連れて行ったら、ついでに隣の内科医院にも行こう・・・

10時頃、カナエが目を覚ましたので、小児科医院に連れて行った。
熱冷ましと風邪薬と、抗生物質を処方してもらった。
薬局で薬を出してもらっている間に、カナエはベビーカーの中で眠ってしまった。
さすがに、内科に寄ることが出来なかった。
仕方ない、買い置きの市販薬(咳止めと痛み止め)で数日ごまかすか・・・

この昼寝はものすごく長かった。
10:40から15:30。5時間連続の昼寝なんて、ほとんど初めてではないだろうか。
やっぱり体調が悪いかなあ。
目が覚めたら、遅い遅い昼食を、バクバク食べていた。
NHKの幼児番組に合わせて、喜んで踊るし。
もう熱はないのかなあ。
・・・・と計測してみた。

39.7℃!!
えーーーーっ  そんな高熱?

夕食後も計ってみた。
40.1℃!!
なんでーーーっ  熱冷ましも飲んでるのに!

突然の発熱 来たーーーっ その3


カナエは機嫌はいいが、さすがにフラフラしている。
すぐ眠ってしまった。
これって「突発性発疹」じゃないのか?

突発性発疹とは、生後6ヶ月〜2歳ぐらいの子が良くかかる病気で、一度かかればもうかからない。
いきなり高熱が出るが、熱の割には機嫌がよい。
この発熱のせいで難聴や脳炎などを起こす心配はない。
熱は2〜3日続くが、熱が下がったあとで身体に発疹が出て、やがて自然に消える。
予防法はなく、かかったら解熱剤を飲ませ、水分を摂らせて、熱が下がるのを待つだけ。
ちなみに麻疹なら発熱と同時に発疹が出るし、風邪なら熱が下がっても発疹はない。
似た病気で川崎病という心臓系の病気もあるので、いずれにせよ受診はした方がいい・・・

突発性発疹にしても、熱が下がらないと診断できないしなあ。
とにかく、こんな高熱でベビーシッターは来てくれるのか?

と電話してみた。
「何度だからシッターが行けないということではなく、体温に関わらず、
子どもがグッタリしていなくて、通常家庭でケアできる状態であれば、派遣できます」とのこと。
もう前日なので、今からキャンセルしても料金は100%なんだそうだ。

カナエは確かに熱の割には元気だけど、
40℃の子を自宅に残して出勤ってどうなんだ????

突然の発熱 来たーーーーっ その4

木曜日の朝。検温してみると、37.8℃。
元気で機嫌がいい。
でも一応、様子を見ておきたい。
それで、シッターさんには朝8:00〜16:30ではなく、朝10:00〜16:30に来てもらうことにした。
1〜2時間目の授業は自習にしてしまうけど、
5〜6時間目の授業は出来る。(この授業は、出張で数回つぶれることがわかっているので、休みたくなかった)

シッターさんによると、カナエは機嫌良く遊び、
昼食をべろりと平らげたあと検温すると、37.3℃。
そのあと眠ってしまい、私が帰宅したときもぐっすり眠っていた。
「大変ラクなシッティングでした・・・」とのこと。

目覚めたカナエは38.5℃。
いちおうもう一度受診して(熱冷ましももうないし)、熱冷ましを追加処方してもらった。
待合室でもとても元気。
これで高熱が出ているとは、計るまで気付くまい。
「突発性発疹では?」と聞いたが、ドクターは「上気道炎(いわゆる喉の風邪)ではないか」と。

私の方もかなりやばくなっていた。
隙間の時間に、授業以外の仕事を大急ぎでやっていたのだが、
周りの人に「あなたこそ大丈夫なの?」と聞かれてしまうほど、声が出なくなっていた。
そんなにのどは痛くないのだが、とにかく声が出ない。
それで私は今日こそ内科に寄り、(カナエを連れて・・・)喉の薬をもらった。

金曜日は母に来てもらってどうにか乗り切り、
授業にも出て(声は少し出るようになった)、
カナエは36.8℃。
熱は下がったが、発疹は出ていない。
こんな高熱が出ていて、ただの風邪なのか??
謎だ。

週の半分以上を欠席していても、
洗濯物(布団カバー、バスタオルとパジャマ)は保育園に引き取りに行かねばならない。
どうも1歳児クラスでは発熱が流行っているようで、
今日は15人中8人が欠席だったそうだ。
月曜からカナエはちゃんと保育園に行けるのか!?


夕ご飯は大急ぎで作らないと

保育園の「延長保育(19:00まで)」は利用しているが、
今のところ、実際には18:00〜18:15に迎えに行けている。
延長保育にもおやつは出るが、18:30なんだそうだ。
だからカナエは、一番おなかを空かせた状態で帰宅する。
帰宅前にスーパーに寄って、何か買って帰れば簡単・・・
という考えもあるだろうが、
うちは保育園にとても近いため、スーパーに寄るとかなり遠回りになってしまう。
それで、結局はがんばって作っているのだ・・・

どこのお母さんもそうだけど、なるべく短い時間で作れるメニューというのは必要ですね。
それからウチの場合、
「ジップロックの四角い容器(浅型・深型 各2〜3個)」が活躍しています。
朝のうちに作っておける物・切っておけるものは全部作業を済ませておき、
このジップロックにそれぞれ詰めて冷蔵庫へ。
形が揃っているので、冷蔵庫がスッキリ。
そして、この容器のまま電子レンジで温めて盛りつけることが出来ます。

洗濯物がいっぱいだ〜〜

保育園では、まだそんなにドロドロになって遊んだりはしていないが、
着替え上下と、食事用エプロン3枚・タオル3枚 は、毎日毎日洗っている。
そしてものぐさな私は、食事用のエプロンとタオルはいつも、夜洗って干し、
朝乾いたのをそのまま、保育園バッグに詰めて持っていっている。

これに週末は布団カバー上下とバスタオル、パジャマ、運動靴の洗濯が加わるし、
私も仕事で着ている白衣を持って帰ったり、
自宅用のシーツやバスタオルもまとめて洗うし・・・
で、洗濯機はフル回転。

うちの洗濯機は、私が一人暮らしを始めたときに購入した、
4.2キロ容量の小さなものだ。
そろそろ無理を感じている。6〜7キロ容量のに買い換えたいけど、
「家電は壊れるまで使う・壊れても1〜2回は修理して使う・20年使うのは当たり前」
という、実家の方針が刷り込まれていて、
なかなか買い換えを実行に移せない。

実家の電話機は30年以上使っている黒電話。留守電なし。ダイヤル式。
冷蔵庫は25年。
炊飯器は30年近く使ってた(父の独身時代に購入。松下の初期型)のがこわれ、買い換えてもう10年。
洗濯機は15年振りに壊れて去年買い換えたが、やっぱり二槽式。
エアコン・パソコン・携帯電話・自家用車は、いまだにうちにない。
たぶん両親が生きているうちは、購入することがないだろう。


朝夕は大忙し

フルタイム勤務で保育園だと、やっぱり朝夕は大忙し。
ウチの場合はこんな感じです。

朝5時:私が起きる。カナエとの添い寝は、夫と交替でしている。
     台所で、食器洗い機の食器を片付ける(夜の間に洗い上がっている)。
     朝食を作り、夕食の下ごしらえ。野菜を切ったり、作り置いても良いメニューは作っておいたり。
     とにかく、夕方は包丁とまな板を出さないで済むようにしておく。
朝5時半:夫も起きる。
     洗濯物(夜の間に洗濯機を回し、乾燥室を兼ねた浴室に干して乾かしてある)を取り込んでたたみ、収納。
     ゴミを出し、新聞を取ってくる。
朝6時:カナエが起きる。おむつを替えて、そのへんで遊ばせている間に大人は朝食を済ませる。
     余裕があればカナエも一緒に食べる。基本的には大人が済んでからカナエの朝食。
朝6時半:夫が出勤。
朝7時:カナエは健康? だいたい朝食を食べると、いいウンチが出る。その後、カナエと私の身支度。
朝7時20分:保育園に行く。
     保育園では、オムツ・着替え・パジャマ・布団カバー・食事エプロン・タオル・連絡帳などを
     セットしなくてはならないので、園に付いてからも少し時間が必要。
朝7時40分:車のエンジンをかけて学校へ。
     自宅から保育園の途中ぐらいの場所に、自分の駐車場があるので、
     カナエを車に乗せるよりも、徒歩(ベビーカー)で送り迎えした方が早い。
     ベビーカーを車に積んで出勤している。
夕6時15分:お迎え。
     使用済みの服・エプロン・タオルの持ち帰り、オムツと着替えの在庫チェック、
     金曜日はパジャマと布団カバーの持ち帰り、連絡事項のチェック。
     近所の小児科は6時半まで受付しているので、やばそうだったら帰りに寄ることにしている。
夕6時30分:帰宅。
     すぐ汚れ物を洗濯機に入れ、保育園バッグに明日の持ち物を入れておく。
     カナエにしばしおっぱいを吸わせたりペタペタさせて、
     急いで夕食を仕上げる。
夜7時:夕食。
     カナエも疲れているので、眠そうな顔。
夜8時前:入浴。
夜8時半〜9時前:ネンネ
     保育園に入る前よりも、寝付きはずっと良くなった。
     夫が早く帰ってくれば、入浴を替わってもらう。たいてい、夫の帰宅はもっと遅い。
     絵本を読んでやる時間が、今はとれない。そのうちペースがつかめるかなあ・・・
     あっ、毎日掃除をする時間もとれていない! イヤ、それは以前からちゃんとやっていない・・・(爆)


入園して2週間

カナエはまったく問題なく、保育園に馴染んでいる。
朝は通常の時間に出勤できるよう、7:30に登園。
保育園バッグを取り出すと、自分からいそいそと玄関に行って、靴を履く。
もちろん、足を突っ込むだけで、しかも左右逆だったりするけど、かなり行く気満々。
保育園の玄関に入ると、自分で教室に向かう。
教室に入るともうニコニコで、「ままー、えーん」と泣いている同級生にまったく気を使わず、
おもちゃに突進。
いちおう私には「バイバーイ!」と声をかけてくれるが・・・
おかげで私はまったく、後ろ髪を引かれることなく出勤できている。

保育園にいる間は、とても楽しんでいるらしい。
散歩ではほとんど自分で歩き
(歩き始めが遅かったカナエだが、だんだん歩くのに慣れてきて、今は同級生と同じペース)
驚くほど長距離を歩いているそうだ。
でも「避難カー(リヤカーみたいな大きなベビーカー)」も珍しいからか大好きで、乗りたがる。
給食はもちろんお代わり。
昼寝は、おっぱいなしで簡単に眠りについているそうだ。
きっと、保育園側が、上手に子どもたちを疲れさせているんだろうなあ。

鼻水が出るので一度耳鼻科に行ったけれど、
すぐに治ったので良かった。
ただ、小さいうちは中耳炎に発展しやすいので、気を付けなくては・・・

保育園で「ないなーい」といいながら、お片づけをするのを覚えてきた。
自宅でも「ないなーい」といいながら、おもちゃ箱に物をしまっている。
いいこと覚えてきましたね、と思って見ていたら、
しまいかたにもカナエなりの「美学」があるらしくて、
思ったように収納できないと、ギャンと泣き、箱をひっくり返してよけいに散らかす。

帰宅してしばらくは「ばっぱ〜〜」とおっぱいに貼り付く。
これはまあ予想していたことで、仕方ないだろうなあ。

今週は毎日1時間早退していたけれど、
来週からは定時退勤。そしてカナエは延長保育(15分間くらい)デビューです。
延長は延長でおやつが出るらしい?


復帰して2週間

授業をやってみたら、案外ちゃんと話したり書いたり出来るので、まずは安心した。
いや、まだまだわからないけど。
ところが、腰が痛い!!
そうだ、授業って立ち仕事だったんだよ。
そして、育児休業中に4時間も続けて立っていることは、ほとんどなかった・・・
カナエを抱っこする時間は減ったけれど、腰への負担は変化ないかも。

部活の、新入生勧誘のために、いきなり楽器を再開した。
久しぶりにオーボエを吹いたら、これまた案外ちゃんとした音が出る。
新入生に聞かせる曲も簡単だし、楽勝ね・・・ と油断していたら、
顔が痛い!!
そうだ、オーボエって口の周りの筋肉を鍛えないと、吹き続けられない楽器だったんだよ・・・
1回通すぐらいなら大丈夫だけど、1時間の合奏練習で、もう息も絶え絶えになってしまった。

私は2年のブランクを経て復帰したのだけど、
それでも「キャリア10年」ということで、特別な研修を受けなくてはならない。
これを「10年研修」という。
同期の友人たちは去年もう受け終わっている。
で、「どうだった?」と聞くと、「大変だった」としか教えてくれない。
もうちょっと具体的に教えてくれえ〜〜〜!  と思っていたのだが、
今週、自分の研修の計画を立ててみて、わかった。
確かにこれは「大変だあ」としか言いようがない。

何が大変かというと、スケジュール管理だ。
新人研修なら、年間のスケジュールが最初から一覧表で出ていたけれど、
10年研修は、どの研修会がいつどこで行われるかという情報さえ、
数冊のパンフレットと、ホームページ上の情報を全部見ないと把握できない。
研修会の曜日がばらついているので、夏休みに研修が入るのはいいとして、
授業も自習にしなくてはならない。だから授業の計画も相当調整しないとならない。
新人と違って、自分が担当している校内の仕事もたくさんあるし。
今年はクラス担任じゃないのが、不幸中の幸いではある。

研修の計画を立てただけで、なんかもう、2〜3歳老けたような気がした。


入園式

入園式の会場は、園舎の二階なのだが、
カナエはすっかり保育園に慣れたらしくて、玄関を入ると、てってって・・・・と、自分の教室に向かってしまう。
初めて入る二階のホール。

入園式の前に、保育士さんによる「手遊び」があったり、
途中で「パネルシアター」(ホワイトボードに動物の絵を貼り付けながらお話ししてくれる)をやったりと、
楽しく過ごせる入園式だった。
5歳児のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちがみんなで、「これから楽しく遊びましょう」みたいな言葉を、
声を揃えて言ってくれて、そのあと歌ってくれた。
こんな長いセリフを全員覚えて、ちゃんと歌えるので驚いたし感動した。こんなにできるようになるのかしら・・・
カナエは名前を呼ばれて、ちゃんと「ハーイ」と返事が出来た。

そのあとは各教室でホームルームのようなことをした。
担任の先生の紹介。
5人の子持ちの先生と、2人の子持ちの先生と、まだ二十代半ばの若い先生。
いいバランスのクラス担任だと思う。
保護者と子どもの自己紹介(1歳クラスの新入生は3人)に、朝と帰りに用意する物の説明など。

そして・・・ 年間行事予定表が配られた。
がーーーーん

保育園の運動会と、私の学校の文化祭が同じ日だ!!
文化祭では模擬店をやったりもするから、家庭科の私が文化祭の日に休暇を取るのはあり得ない。
お遊戯会と、高校入試の前日も同じ日!!
教務だから、前日になにもやらない、ということは、ないだろうよ。
ああ・・・

そういえば、去年、自分の学校の文化祭に遊びに行くとき、
行きがけにこの保育園の運動会を、ちょっとのぞいていったっけか。
学校も保育園も、行事は同じような時期に集中するからなあ。
高校の文化祭の日・・・ 来年以降も、変更することはまずないだろうなあ。
卒業生が来やすいように、「何月の何週の週末」と決めているのが普通だし、
日取りを極端に変えると、他の行事や中間試験の日取りまで圧迫される。
たぶん、よそに転勤しても、同じようなことになるんだろうなあ。

ところで、兄弟で別々の保育園に通う羽目になる人はけっこういるものだけど、
行事が重なったらどうするんだろう?


5日目

今日は夫が一日休暇を取り、私は初のフルタイム勤務。
朝のうちに夕食も作っておき、出勤しようとしたら、
カナエが「お母さん、どうしてスーツ着てるの? ばっぱちょうだい」という顔で近づいてきた。
ちょっと抱っこしてやったが、ばっぱをあげられる時間はないので、そのまま出勤。
玄関で振り返ったら、カナエは口をへの字にしている。
ドアを閉めたら、ちょっと泣き声が聞こえてきた。
(すぐ泣きやんだとのこと)

今日から「昼寝デビュー」。
夫が布団カバーを掛け、送り迎えともやった。
朝、離れるときはもう泣かず、
保育士さんによると、散歩で大型ベビーカー(リヤカーみたいなやつ)に乗って大喜び。
昼食もおやつも全部食べて、昼寝は泣きもせず、背中をトントンしたらすぐ眠ったそうだ。
ものすごく良く適応している。

ただ、帰宅するとけっこう泣いてしまう。
お風呂の中とか、私の姿が見えなくなったときとか。
やっぱり保育園では頑張っているのかな・・・

ともかく明日は入園式。来週からは標準時間の保育。

4日目

保育園へ送りに行ったら、保育士さんが
「カナエちゃん、順調にいっているので、明日はお昼寝して、月曜日から通常保育にしてみましょう」と。
予定では月曜日からお昼寝で、火曜日から通常保育だった。
一日早めてくれました。
良かった良かった。

今日は私が午前中、夫が午後と、半日ずつ交替で休暇を取っている。
でも夫の会社は自宅から遠いので、夫の帰宅を待っていては私の仕事に間に合わない。
それで、母にカバーに入ってもらうことにした。
カナエが昼食を食べ終わった頃に、母と2人でお迎えに行き、
たぶんすぐに昼寝するだろうから、寝入ったら母と交替。
目が覚める頃には夫が帰宅するはずだ。

母と迎えに行ったら、カナエはまだ昼食(カレーライス)を食べていた。
食べ終わったら保育士さんといっしょに、「ごちそうさま(手を3回叩いてお辞儀)」をして、
私たちの方に歩いてきた。
すごく楽しそう。

帰り道もベビーカーを使わず、私と母で両方の手をつなぎ、歩いて帰宅。
カナエは玄関で「ヤター!」とご満悦。
ちょっと前までは歩けなかったので、
母はとても驚き、喜んでいた。

私が家を出る時間までに寝かしつけようと思っていたが、眠らなかった。
大丈夫かな〜 と思ったが、母に頼んで出勤。
あとで電話したら、1時間ほど母と楽しく遊び、
あくびしだしたと思ったら母の膝を枕にしてちょっと転がり、
自分でベッドの上に上がって、コテン! と寝入ってしまったそうだ。

普段は私が授乳して寝入っているので、
母が相手では、大泣きして大変な寝かしつけになるかと心配していたのだが、
「何も大変なことはなかった」と聞いて、安心した。
これなら明日からの昼寝も大丈夫か・・・

3日目

朝は私の初出勤のため、夫が送っていった。
朝食は夫が食べさせ
(私が付けようとするエプロンを、夫が相手だと付けている!! 保育園でも付けてるのに私だとなぜダメなの?)
髪も夫がしばってやっていた。夫は髪を縛るなんて初めてのこと。

夫が保育園で離れようとすると、カナエは泣いたそうだ。
しかし、連絡帳を忘れたので自宅に取りに戻り、再度保育園に行ってみたら、
もうカナエは嬉しそうにおやつのバナナを食べていたそうな。

私がお迎えに行ったら、ちょうどお昼ごはんを食べているところで、(初・昼食)
パクパクと良く食べていた。
ゼロ歳から入園している子は、ほぼ自分で(こぼしながらも)食べている。
カナエはまだまだ、自分では食べられない。
気が向いたら指でつまんだり、フォークで刺したりして食べるけど、
スプーンはうまく使えない。そして人を頼る・・・
今日は保育士さんに手伝ってもらいながら、それでもコップを自分で飲んでいた。
まあ、周りの子の様子を見ているうちに、自分で食べるようになるだろう。

緊張から、まるで食べられなくなる子もけっこういるそうだが、
カナエはあっさりと全部食べた。
よほど楽しかったらしく、帰り道でもカナエ語でいろいろと喋っている。
たぶん、保育園の感想だろう。

2日目

雨降りの中、送っていくと、もう泣かなかった。
迎えに行くと、カナエは室内の流しに付いている蛇口を「研究」するのに夢中で、
私が来たのに気付かない。
保育士さんが「カナエちゃん、お母さんが来てるわよ」と言ってくれて、
ようやく「あ・・・」という顔をしてこっちを見た。
でも、身支度をして帰ろうとしているのに、ベビーゲートを越えて戻りたがる・・・

そうですか。ここが気に入ったんですか。

さすがに疲れているのか、帰宅してお昼を食べたら、すぐに眠った。

慣らし保育初日

保育園の慣らし保育初日。
これまで何度も園庭開放で行っている場所なので、園に入っても別に何とも言わない。
初日だけあって、持ち物はどっさりある。
(でもまだパジャマや布団カバーは持って行ってないから・・・)

保育士さんもほとんど顔を覚えてくれている。
カナエもとっとと部屋に入って保育士さんに抱っこされていたが、
私がカナエの荷物を整理しているうちに、雰囲気を悟ったのか大泣きし始めた。
(本当は、荷物整理の間はカナエをそばに置いといた方がいい)

これまでの公民館やベビーシッターの経験から、カナエは離れるときに数分泣いても、
すぐに立ち直るのがわかっている。
だから私は、そのまま「じゃあね! あとでお迎えに来るから、楽しくやってね!」と声をかけて退出。

慣らし初日〜2日目は、9時から10時半という短時間なので、
私の方も駅前の銀行に行って、各種手続きをするぐらいのことしかできない。
(明日は車に、学校の荷物や本を積むぐらいか・・・?)
それでもやはり、銀行に、自分一人で行って来られるというのはすごく気楽だった。
カナエを連れていると、待ち時間を過ごすのがとても大変になるので。

お迎えに行ったら、カナエは椅子に座り、友達4人とテーブルを囲んでニコニコしている。
何か紙のような物を広げて遊んでいる。
保育士さんが「カナエちゃーん、お母さんがお迎えに来たわよー」と声をかけてくれたら、
歩いてこっちに来た。すごく楽しそうにしている。
私のそばまで来たあと、また部屋の奥に行き、何かおもちゃをいじったりしている。

保育士さんによると、やはりすぐに泣きやんで楽しく遊んでいられたそうだ。
返事の声も大きくて元気が良く、自宅では絶対に付けない(付けようとすると大泣き)エプロンも、
まったく抵抗なく付けて、おやつはパクパクと全部食べたそうだ。
・・・そんな話を聞いている横で、得意げな顔をしているカナエ。
ハイハイ、楽しかったのねー また来るわよ明日。

帰宅して昼食を食べさせるとき、
「ねえ、保育園じゃ付けてたんでしょ?」とエプロンを付けさせようとしたら、
「ぎいい!」と怒ってエプロンを投げ捨てた。
うちじゃ付けないのかい!!

まあ、ずいぶんわかってるのね

ずいぶん言葉がわかっているようで驚いた。
食事の前までクレヨンで遊んでいたのだが、
「もうごはんだから、クレヨン片付けよう」と声をかけたら、自分でクレヨンの箱に戻した。
そして、
「ごはんの前に手を洗おう」と言ったら、自分で洗面所まで歩いていき、踏み台を出そうとしていた。
すごい。そうか、もうわかってるんだ〜〜

教育テレビも世代交代

「いないいないばあっ」に5年間出演していた、ふうかちゃんがいなくなっていた。
先週金曜日の放送では、特に彼女からの挨拶はなかったのだが、
番組の最後に「新しいお友達を紹介します」と言って、新しい子(ことちゃん)がちょっと出てきていた。
でもきっと、ふうかちゃんと二人組で出るんだろう(「日本語であそぼ」がそういう方式)と思っていたら、
今日の放送では、ふうかちゃんが完全にいなくなっていた。
そうか。それで先月、まるで総集編のようなDVDを売り出していたのか・・・

歌も全部チェンジ。「ぐるぐるどっかーん」だけ、ことちゃんのボーカルで継続。
けっこうビックリしたが、カナエはあまり気にしていないようだった。
こだわる子はこだわるのかなあ。

「からだであそぼ」も、長らく出演していた愛ちゃんがいなくなっており、
小さなせいしろうくんも去年一年限りだったのか、いなくなっていた。
たいきくんがリーダーになり、かわりに小さな子が2人入っていた。

長期つとめていた出演者の後任になるのは、子役ながらプレッシャーかもしれない。
それはまるで、ドラえもんの新声優陣のように・・・
私はこの先、幼児番組はほとんど見られなくなるけど、新しい出演者が馴染んでいくといいなあ。

上記のような教育テレビ・幼児番組の出演者なんて、
ハッキリ言ってカナエがいなければまるで興味なかったはずのもので、
このページの読者の方にも「なんの事やら?」と思ってらっしゃる方は多いと思う。
実は教育テレビの幼児番組は、ものすごい豪華キャストで作られており、
そのへんの民放バラエティ番組よりも面白いのです。