2008年3月

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yousight

進級します

保育園の1歳児クラスから、2歳児クラスへ移りました。
(3月のラスト2週は、1つ上のクラスで過ごす。新小学生は5歳児クラスで過ごす。)

1歳児クラスからの持ち上がりが15人。
2歳児クラスからの新入生が5人。
合計20人を、10人ずつの2クラスに分けています。
10人の子どもたちに担任の先生が2人。
散歩や食事の時はパートタイムや担任外の先生がプラスで付きます。
手厚い方だと思います。

1歳児クラスは育休あけの人が多いので、激戦です。
でも2歳児クラスの人数は割と落ち着いており、パート勤務の人も入園しやすいようです。(私の町の場合)
3歳児を過ぎると、幼稚園に移る人も多少、いるらしい。

2歳児クラスは教室が1階のクラスと2階のクラスに分かれます。
夏苗は階段が好きですが、私は1階のクラスがいいなあ・・・と思ってました。
なぜなら、朝8:30以前に登園した場合は、
荷物を一度自分の教室に入れたあと、
年齢に関わらず、1歳児クラスの教室で過ごすことになるからです。
これだと2階の教室では、時間がロスして困る・・・
まあ、3歳以降はもれなく2階の教室なんだけど。

今日は月曜日なので、布団のシーツかけがありました。
これも5分以上かかるので、朝カナエがぐずると相当焦ります。
これまでは自分の教室と、早朝保育の部屋が同じだったので、
そんなに大変ではなかったのですが、
2歳以上はシーツかけは、2階のホールでまとめてやります。
ということは・・・
これからは、朝は荷物を2歳児教室に入れ、カナエを1歳児教室に預け、
急いでホールに行ってシーツかけかあ!?
ひええええ

今度から、1階教室を使ってる2歳児クラス(つまりカナエたち)のシーツかけは、
1階教室で済ませることにしたいと先生がおっしゃってました。
ぜひそうして欲しい。

やめろ危ない!

何を思ったか、カナエは道路の真ん中を歩きたがります。
朝は普通に端を歩くのに、帰りだけとにかく真ん中に行きたがる。
先週は、道路の白線の上を歩きたがり、
まるで散歩中に言うことを聞かない犬のように、
無理矢理身体を押して白線の内側に入れて歩いていました。

とにかく、保育園から自宅までの道路は、
交通量が多いのです。
古くからの商店街だけに、車も自転車もいっぱい。

「危ない!道の端を歩きなさい!」
と、身体を押して道の端に持っていくのですが、
「いやよう かなえちゃん こっちいくのよう!」
と、グイグイ戻っていく。
車がそばを通る。

商店街のおじいちゃん・おばあちゃんたちが声を聞きつけて店先に出てきて、
「ほら、カナエちゃん危ないのよ」などと声をかけてくれるのだけれど、
全然聞かない。

雨が降り出したのに、道路にひっくり返って泣いている。
私もカナエも、傘を差していられない。
ひっくり返ったところに車が近づいてくるので、
えーいと抱きかかえて引っ込めるのだが、
それもまた「いやよう かなえちゃん じぶんでおきるの!」
とまた、かんしゃくの元になる。

普段は機嫌良く、「おはよございまーす!」「いってきまーす!」「ただいまー、いまね、ほいくえんにいってきたのよ!」
などと挨拶するので、かわいがられている。
なのに、別人のように大暴れ。みんなびっくり。

どうにか連れて帰り、
「道の端っこを歩くのよ。真ん中を歩いたら、車にひかれて死んじゃうの!」
と厳しく話した。

以後、道路を歩くときは「道の端っこを歩きなさい」とつぶやきながら、
どうにか端を歩いている。
このまま、やめてくれればいいんだけど。
先月は、道路を横断するにも、はるか遠くの車や自転車を警戒して、
「まだよう あのくるまがいってから!」なんて動かなかったのに・・・

ぬいぐるみにむかって、
「うさぎちゃん、みちははじっこをあるくのよ わかった?」
なんてえらそうに教えている。

おまえがやれ。


20円ショップ

お風呂に入る前に、カナエは肌着とパジャマを選び、ベッドの上に並べておく。
上がったらすぐに着て欲しいのだが、
何かこの頃、お買い物ごっこをしないと気が済まない。

並べてあるパジャマ類を1つずつ手に取り、
「ぴっ、20えんです」
「ぴっ、20えんです」
・・・何でも20円。
と思ったら、たまに「ぴっ、500えんです」とも言っているが。

で、「*@#$(聞き取れない)いただきます」
「ちょうどおーかりします」(おあずかりします?)
「ありがとうございましたー」

とやってから、ようやく着替えにはいる。
着替えにはいるまでが結構かかる。

お買い物はもういいから、早く着替えてよ〜〜

実家でもトイレが使えた

実家は、ようやく今年、和式トイレを洋式に切り替えた。
(和式は和式で、カナエの和式練習用に、いいんじゃないかと思ってたけど。)

母は張り切って、補助便座も買い、トイレの壁にばっちりぶら下げてある。

実家に帰ったとき、カナエが「うんこ、でる・・・」とつぶやき、
すぐにトイレに連れて行った。
ばっちり出たので気をよくしたカナエ、
しばらくしたら「またうんこ、でる・・・」とトイレへ。
トイレに連れて行くと、今度はオシッコでした。
おじいちゃん・おばあちゃんにほめられて、すごく得意げです。

尿意と便意の区別は、まだ付かないようです。
まあいいか、あと半年ばかりたてば、ほぼトイレになるでしょう。(???)
一度、数時間だけ布パンツをはかせてみたら、よほど嬉しかったようで、
ぬいぐるみたちに「ほらー、おねえぱんつだよー」と見せて回っていました。

ただし、おむつの中でウンチをしたとき、
これまでなら「はい、うんちかえるよ〜 ごろーんして!」と私が言えば、
転がっておむつ替えしやすくしてくれたのに、
今はウンチのおむつも自分で脱いでしまう。
脱いで、四つん這いになって、おしりを拭いてもらうのを待っているのです。

トイレでウンチしたときはその方がいいけど、
おむつのときは・・・ ごろーんがいいなあ。
おむつを脱いだ拍子にウンチが飛び出さないか、ハラハラします。
オシッコがいっぱい出ておむつが重いと、
「ほーらこんなにでたー!」とかいいながら、
おむつを投げたこともある!!

誰と電話してるの?

おもちゃの電話で、カナエが何かはなしている。

「もしもしー、きょうね、ほいくえんで、○○ちゃんと○○ちゃんが・・・
そうそう、そういうこと
うん、そうだよねー
そうなの、すごくおもしろかったの・・・」

かなりの長電話。
しかも、電話の相手と会話してるように話す。

誰と話してるの?

「おおさかねえちゃん」

なんと、夫の妹の娘(つまりカナエの従姉妹。11歳)と話しているつもりなのだ。
というわけで、カナエはこの「おおさかねえちゃん」が大好き。
春休みなので上京してきた「おおさかねえちゃん」にピッタリ貼り付き、
ジブリ美術館に行ってみたら、ずーっと手をつないでいた。
夫が手をつなごうとしたら振り切って逃げ、
「おおさかねえちゃんと て つなぐの!」と。

「おおさかねえちゃん」は一人っ子なので、カナエを妹のようにかわいがってくれていて、
今回の慕いようにとても喜んでいたけれど、
夫はちょっとへこんでいた。
ジブリ美術館の中庭(中庭は写真撮影可能)に、「ハウル」の扮装をした人がいた。
そばには「ソフィー」の扮装の女性。(青いワンピース、麦わら帽子)
衣装は手作りのようでした。

「ハウル?」と聞いたら、「そうです」と片言の日本語。
一瞬、美術館の職員かと思ったけれど、(写真を撮ったら料金を取られるのでは? と警戒した)
そうではなく、はるばる外国から観光旅行に来たカップルで、
ジブリファンなので、わざわざ衣装を作って、着てきたらしい。

そうか。外国でもジブリ映画は見られるんだっけ・・・


実家に帰らせていただきます

カナエがあんまり言うことを聞かないので、
「もうお母さん、実家に帰るからね!」と叱りつけてみた。

実家に帰る・・・・
これでびびるのは夫だけだ。

カナエは「じっか」の意味が分からず、
とりあえず、なんかやだなとは思ったようで、
「いやいや」と叫ぶパターンを増やす結果に終わった。

「実家=おじいちゃんとおばあちゃんのおうち」と理解したら、
わーい、カナエちゃんも行く〜 すぐ行く行く〜
という反応になるに決まっている。
行けば必ずおいしいものがもらえて、好きなようにやらせてくれるから。

ところで、私やカナエが体調を崩し、
ベビーシッターも捕まらないときには実家から母に出てきてもらうのだが、
初日はすごくいい子にしている。
いいところばっかり見せる。
しかし、2日目からはちょっと雲行きが怪しくなる。
わがままが出てくる。
3日目はもう、わがままばかりだ。

先日、親子で発熱したとき、
カナエが2日目には「おばあちゃん、まだいるの?」なんて言ってたとか・・・
育てかた間違えた?

(間違えるほどの「子育て方法論」は持っていないのに)


幻の卒乳

いつになったら卒乳するのかなあ。
泣かせてでも、無理矢理卒乳しないとダメかなあ。

と考えていたら、
なぜか3日続けて、寝る前の授乳を求められなかった。
いつもなら消灯すると、「ばっぱ、のむ」と貼り付いてくるのに、
「ひとりでねんねできるよ」といって、本当にすーっと眠っていた。

ところが。
久々に熱を出し、保育園を早退した夜。
夫が帰宅してトイレを使っていたら、
「おとうしゃーん」とトイレに入っていってしまった。
「カナエちゃん、ちんちんすきー」という、とんでもない声が聞こえる。
そして、困った夫が
「カナエ、ばっぱは好き?」なんて聞いている。
何聞いてんだよ。
思い出したらどうするんだよ。

はい。
ばっちり思い出してしまったらしく、
トイレを出たカナエは私のところに直行。
「ばっぱ、のむ!」

・・・復活してしまいました。

親子発熱

年が明けて以来、熱を出すこともなく、インフルエンザもかからず、
入試の時期もしっかり保育園に通ってくれていた。

私も大丈夫だった。

と安心していたら、期末考査の途中、妙に寒い。
部屋が寒いのかと思ったら、自分が熱を出していた。
39度近くまで出ていたので、さすがに仕事を休み、カナエは保育園へ行った。
実家の母に手伝いに来てもらっていたら、保育園から電話。

「お昼寝から覚めたカナエちゃんが、38度7分も出てるんです!」

母、すぐにお迎えに行く。
しかし、帰宅したカナエは上機嫌。
本当に熱が出ているのか?
はかると、本当に38度8分出ている。

母が保育園に着いたとき、カナエは普通にテーブルに着き、
おやつのうどんをツルツルと食べていたそうな。
帰宅すると、母が作ったカルピスを一気飲み。ぶどうゼリーも一気食い。
そして夕食もしっかり食べた・・・

座薬を使い、熱は一日で下がった。
今の時期、小児科にいくと、もっと重症の子からうつされてしまったり、
待ち時間が長くてかえって悪化しそうなので、行かないことにした。

カナエはすぐに快復し、週明けには保育園へ。
しかし、「アンパンマンの冷えぴた」が気に入ってしまい、
熱が下がっているのに毎晩、額に貼って眠っている。

私の熱もすぐに下がったけれど、咳は一週間たっても続いている。

私のマスク姿を見て、自分もマスクをつけたがる。でも10秒で外す。


受信料の分は・・・元を取る

受信料を払っているので、NHKはちゃんと見ます。

カナエは、教育テレビの子ども番組が大好きなのですが、
朝つけてしまうと、テレビに見入ってしまって、身支度が進みません。
だから、早めに帰宅できたときに見ています。
「おかあさんといっしょ」のお兄さんとお姉さんは、この3月で交替だそうですね。
お姉さんは元「宝塚」のエトワール
(娘役。トップスターの相手役ではないけれど、歌の一番上手な人が務める役)だったらしい。
チョコランタンは続投。

土曜の深夜はNHK総合つけっぱなし。
11時から「北京ヴァイオリン」
中国ドラマ。もともとは5年くらい前に、2時間ほどの映画として公開されていた。
私はその映画がすごく気に入っていた。本当に素晴らしかった。
しかし、それを10数回のドラマに引き延ばしてしまうと、薄まってしまう。
ドラマだけ見ていたなら何の違和感もないのだろうけれど、(同じ役者さんも出ている)
出演者の服装や、インテリアなんかは映画と比べて格段にあか抜けているんだけども、
ストーリーはどんどん映画とかけ離れていく・・・
次回は最終回。ぜひとも映画DVDも見てね。本当はこんなのじゃないから。

12時から「ケイタイ大喜利」
これは夫がはまっている。
番組のケイタイサイトに登録して、番組放送と同時に「お題」が発表されるので、投稿する。
毎回、何千・何万の投稿があるそうだ。
要は、昔の深夜放送ラジオでやってたことを、ケイタイを利用してリアルタイムでやっているんだけど、
すごくおもしろい。
夫は毎回、4〜10本ぐらい投稿しているようだ。
そして全く採用されない。考え過ぎちゃダメなんだろうね。
そして毎回、「俺のネタの方がおもしろいのに・・・」とぶつぶつ言っている。
きっと同じことをつぶやく人が、何千人もいるのでしょう。

1時から「ER」
うちはBSが入っているので、本当はもうワンシーズン先のものが見られるけれど、
何となく地上波の、遅れて放送されるシーズンのものだけを見ている。
もう10年も続けて見ている。
今日は、カーターがカウンティ総合病院を辞め、妻の待つフランスへ渡ることになるらしい。
第1話で、医学実習生として登場したカーターが、今やスタッフドクター兼大学の助教授、そして・・・
って、見続けてる人しか分からない話。

夜の宴会に復帰

夫が転職しました。
結婚してからもう3回目?
今度の会社はうちから1時間ほどで通勤でき、
定時で上がれば保育園送迎も可能。
そして、午後6時にはほとんどの人が退勤しているそうな。
すごくいいですね。その代わり土曜出勤ですが・・・

で、保育園のお迎えを夫に任せ、
久々に学校の年度末宴会に出ることができました。
うれしいうれしい。
もう私は、夜の宴会に出られることはないと思っていました。
(おもしろくないので、夫が宴会に出るときは嫌味タラタラ・・・)

これもまた、共働き夫婦に必要な分業かも?

スカートでトイレを使うコツ

「うんち、でる! トイレに行く!」というので、急いでトイレに向かう。
自分で補助便座をトイレに乗せる。
休日はスカートにタイツをはいていることが多いので、タイツとおむつを脱がせてやる。
補助便座に座るのに、スカートをおしりの下に敷いているので、
「スカートはめくっておかないと、ウンチで汚れちゃうよ」と引っ張り出そうとしたら、大泣き。
「やなの! スカートはめくらないの!」

ああ、このままウンチが出てしまったら・・・・

「しゃああああ・・・」
オシッコが出たようだ。
・・・・・スカートの上で、オシッコが出たようだ。
また大泣き。
「スカート、ぬれちゃった・・・」

当たり前です。
これでわかったか?
わかってない?

トイレの使い方をマスターするまで、スカートはやめた方がいいのかなあ・・・

結局、ウンチは出なかった。


3回目の雛祭り

今年も雛祭りです。はや、3回目となりました。
やっぱりカナエはお雛様が大好き。
保育園の行き帰りには、必ずお雛様に「おひなさま、いってきまーす」「おひなさま、ただいま〜」と挨拶してます。

洋風のドレスを着たお姫様には興味がないようで、
着物姿のお姫様に興味津々です。
だからNHKのドラマ「篤姫」のオープニングはジッと見ているし(着物姿の姫君が出ているから)
年賀状の、七五三を迎えたお嬢さんがたの着物姿の写真を、全部喜んでみていました。

今年のちらし寿司は、こんな具合。
ちらし寿司自体は普通のもの(椎茸・にんじん・レンコン・タケノコの煮付けを酢飯に混ぜただけ)です。
錦糸玉子ではなく、卵焼きを乗せました。
「雛祭り蒲鉾」なるものを売っていたので、スライスして乗せてみました。
菜の花を買い忘れて、ブロッコリーを乗せています。

てなわけで、せっかく普通の食事がとれるようになったのに(これまでは離乳食だったから)
なんかちらし寿司は去年・一昨年と比べて手抜きな感じですね。

しかしカナエは、「おひなさま〜♪(ちらし寿司のことをお雛様と呼ぶものだと誤解しているかも)」と、
喜んで食べていました。

デザートはこんなのを作りました。
イチゴをつぶし、生クリームと合わせてゼラチンで重ねたムースを作り、冷やし固めます。
その上に、イチゴクリーム(ホイップクリームに刻んだイチゴを混ぜ込む)
を乗せます。

カナエのお気に入り「ウサギちゃん(ウサモモというのが正しいらしい)」のグラスに入れて。

1歳の頃には、「赤ちゃんに生クリームなんて・・・」と神経質にしていたのが夢のようです。
今や、カナエに向かって「ケーキ」「クリーム」とつぶやくと、
ぴくっと反応し、にやにや笑い出します。
寝ぼけているときなら、ぱっと目覚めます。


こだわり強化月間!?

このところ、「じぶんでやる!」といいながらも、
結構自分で早くできるようになってきていたので、油断していた。

朝起きたとき、「おむつを替えてね」と声をかけると、
「自分で替える!」と私たちを出ていかせる。
しかし、10分後にのぞくと、まだベッドの上でゴロゴロしている・・・

どうにかおむつを脱がせても、いつまでもおしり丸出し。

そのまま夫は出勤してしまう。
残りの時間、私だって限られているのに。

どうにか朝食を取らせ、着替えさせるために、
いつものように「はい、トレーナーとズボン、靴下、帽子と上着ね。着られたら教えてね」
と別室に行こうとしたら、
突如、ひっくり返って大泣き。

「このふくいや、かなえちゃんがえらぶの!」
とのことで、自分で服を選び直そうとする。
もはや、定時出勤タイムリミットまであと5分。
すぐには服を選ばない。
この状況で、「早くして!」と言わずにゆったり構えていられる母親って存在するんですか!?

そう、言っても無駄なことはわかっているけれど、
「早くして!」という。
「早くしないのーー!」と大泣き。
ひっくり返る。
そう、言っても無駄なことはわかっているけれど、
「いい加減にしなさい!」という。
「いいかげんにしなさい、いやーーーー!」
はい、定時出勤リミットおしまい。遅刻決定。


カナエが選び直した服は、花柄のトレーナーにしましまのズボンでした。
ううっ、こんな変な組み合わせのために・・・

さらに、「うわぎはじぶんでとる!」という。
上着は、ハンガーに掛けてラックに吊してある。
カナエでは届かないし、だいたいハンガーから服を取り出すのはまだ無理だ。

「ねえ無理よ、これは10歳から!」と言っているのに、
「やだやだ、じぶんでとるの! かなえちゃんがやるの! おかあさんはあっちいってて!」

別室に無理矢理出されたが、
「できない、できない・・・」という泣き声が聞こえてくる。
のぞくと、カナエはラック(可動式。高さ1メートル×幅50センチくらい)にかかっている上着の裾をもち、
引っ張り落とそうとしてうまくいかず、
ラックが部屋の中をぐるぐる回っているのであった。

学校に電話して、遅刻の届けを出して、再度のぞく相変わらず。
ラックから上着を取り出してやったら、また大泣き。
クローゼットの扉持ち手(これならカナエも届く)にかけ直してやり、自分で取らせた。
どうにか「自分で取り出した」と納得したようだ。

これでようやく、出勤できる・・・
と思ったら、カナエは何を思ったか、「歩かないの! ベビーカーに乗るの!」と言いだし、
半年ぶりにベビーカーを出して登園したのでした。

これが金曜日の出来事でした。



土曜日。
咳が続いているので、隣町の小児科へ。
カナエは要領をちゃんと心得ているので、
「先生に会ったら服を上げて、聴診器でモシモシ。あーんしてヘラで喉を見る。先生がごほうびに、手の甲へスタンプを押してくれる。
そのあと鼻吸い機で鼻水を吸って、もしかしたら吸入器も使う・・・」
の一連の流れを、
通常、全くぐずることなくやっている。

そのはずなのに、今日はどうしたことか。
聴診器モシモシまでは順調だったのに、先生がヘラを持ったとき「あーん」と上手に口を開けたのに、
ヘラが口に入ったら、急に大泣き。
喉の診察を嫌がる子どもは多いので、
「まあ、赤くもなってないし、大丈夫ですよ」と診察室を出してもらい、鼻吸い機の前に座った。
そのときになって急に、「あーんするの! あーんするの!」と大暴れ。
診察室に走って戻り、他の子が診察されているのにドアを開けようとして、羽交い締めして止める・・・
の繰り返し。

あんまり大暴れだったので、診察の合間に先生が「どうしたの?」と、
もう一度「あーん」をしてくださり、(今度はあっさり口を開けて見てもらった)
手の甲へスタンプを押してくれて、すぐに泣きやんだ。

機嫌良く、鼻水を吸ってもらう。

・・・・・・・・・・・ここにも、こだわりの手順が!?

このこだわりの強さは、2歳特有なのか!?
それとも、カナエは特別にこだわりの強いタイプなのか!?

ってこんなこと、この半年間、何度書いたことか。

ぎゃあ〜〜

ウンチは、70%の確率で、トイレで出しています。
オシッコは、出ていても「出てないもん!」と言い張り、おむつ交換を拒否します。
保育園でも、先生が声をかけても知らんぷりで走り回っているとか・・・

昼寝から覚めたカナエ。
オシッコが出ている様子なので、「パンツ替えよう!」と声をかけたが、
しばらくは知らんぷり。
ようやく替える気になったようで、
「おかあしゃん、あっちへいってよ!」

で、ズボンとパンツを脱ぎ、おしり丸出しの状態で
「ぬげたよ、みて〜〜」
得意げに来た。
「じゃあ、パンツがはけたら教えてね」と返す。

しばらくしたら、「おかあしゃん、でたよ〜〜」という声が聞こえる。
出たって何が?
はけた、じゃなくて?

隣室に行ってみたら。

ぎゃあ〜〜〜
部屋の真ん中に、立派なウンチが!!
そのうしろにカナエが座っている。

あわてて片づけ、床は哺乳瓶消毒液(哺乳瓶は使わないが、食器など消毒するのにたまに使う)で拭いた。
床がフローリングだったのが、救いだったが・・・・

カナエは申し訳ないとも思わないようで、普通にパンツをはき、
「ウンチ、自分で流すの!」と言っている。

これは、トイレトレーニング中なら、今後も覚悟すべき事態なのですか!?
それとも、たまたまカナエが寝ぼけていただけ!?