2007年10月

働くかあさん稼働編 トップへ

yousight

フィギュアスケートにあこがれる?

カナエが生後7〜8ヶ月の頃(といっても、ほんの一昨年ですね)、
トリノオリンピックを見ていた。
カナエも、まだわかるはずもないだろうに、それでもイナバウアーを一生懸命見ていた(ように見えた)。

今日は、フィギュアスケートのアメリカ大会。
(このほか、カナダ大会やNHK杯などを合わせてグランプリシリーズといわれている。スター続出)
保育園から帰宅して、夕食後に見ていたら、
カナエもかなり嬉しそうに見ている。
普段なら、普通のテレビ番組だと飽きてきて、「ぷち(しまじろうのDVD)みる」「あんぱんまんみる」と言い出すのだが・・・

「おねえちゃん、がんばれー」
「おねえちゃん、くるくるまわってるねー」
「おねえちゃん、ころんだー いたーい」
「おねえちゃん、がんばりましたー ぱちぱちぱち・・・」

ちゃんと、演技を見て、それに合わせて応援(?)している。
そして、真似をしたいと思ったようだ。

「カナエちゃんもくるくるする〜〜!」

その場でくるくると10回ほど回転した。
そんなことができるのも驚いたが、
「あっ、そんなに回ったら、気持ち悪くならない?」と声をかけたところ、
やっぱり
「ああぁ〜〜〜〜〜〜」とその場に座り込んでしまった。

それでも「かなえちゃん、がんばりました〜」

この冬は、この遊びが(家庭内限定で)流行りそうだ。

「きょうの料理」50周年

NHKの「きょうの料理」が、今月で放送50周年なのだ。
そして、私がこのテキストを定期購読して、もう10年以上になる。
一人暮らしを始めたときに購読し始め、「やったことのない料理をなるべくやる」ことを自分に課し、
このテキストでずいぶん勉強した。
女子大の同級生は、私が恐ろしく料理が下手だったときのことを覚えているので、
(何しろ、リンゴの皮がむけるようになったのは19歳の時だ)
私が調理実習の授業をやっているのを信じてくれない。
いちおう今、家庭科教師として・主婦としての面目を保って(いるのか?)いられる恩人が、
この番組なのだ。

きょうの放送の、最初のゲストは、帝国ホテルの総料理長、故・村上信夫さん。
もちろんビデオ出演ですが。
村上さんはエッセイ(小学館文庫から出ています)もおいしそうでおもしろい。
東京オリンピックの選手村食堂を仕切ったときのエピソードは、「プロジェクトX」でも紹介されました。
私の大好きな人の一人です。

カナエを寝かしつけながら、寝室のテレビを付けて見ていました。
牛挽肉と鶏レバーのテリーヌの作り方を解説する村上さん。
高級フランス料理なのに、村上さんが解説すると、うちでもできそうに見えてくる。

ふっくら大きな体にめがねで、いかにもコックさんといった容貌。
寝転がりながらカナエ、
「おとうしゃん?  おいしそうねー」だって。
そうですか。  そうね、おとうしゃんに似ているかもしれないですね・・・・


裁判員制度っていったい・・・・

日曜日の新聞に、カラーの全面広告が出ていた。
裁判員制度が平成21年5月までに始まりますというPR。

すっごくお気楽そうに、裁判員制度について書いているんだけども、
読んでいて私は恐ろしくなってきたよ。

「多くの場合、裁判員の仕事は3日以内で終わる」
・・・・だから気楽に、3日くらい裁判所に来てちょうだいということか?
でも、「3日くらい」なんて、全然気楽に休めないでしょう。
そんな簡単に休めたら、熱を出しているカナエと仕事のスケジュールになんか、悩みませんって。
うちの夫はサラリーマンだけど、休みを自分の都合に合わせて取るのはすごく大変。
自営業の人は、もっともっと大変なんじゃないかなあ。
だって自分が仕事しないと収入減だし。
・・・・それに、この裁判員制度は、「殺人」「強盗殺人」「強姦殺人」などといった、世間を震え上がらせる大事件の時だけ設定されるという。
そんな大事件の裁判が、たったの3日で終わるなんてあり得るのか?????
1審だけで何ヶ月もかかっている裁判、いっぱいあるじゃないか。
それとも、3日で終わらせる程度に簡単な裁判にするのか?
それって、被害者のことも加害者のことも、プロの法律家に対しても馬鹿にしてないか?


「裁判員の名前や住所などは、公にされない」
・・・だから、たとえばその事件の加害者が暴力団だったりして、「おいおまえ、こっちに有利にしろ」なんて脅される心配はない。
・・・ただし!
自分が裁判員になったことは人に知らせても良いけど、
その裁判の様子や自分の意見を人に知らせたら、逮捕または数十万円の罰金なんだって。
確かに、守秘義務としては重要なんだろうけれど。
でも、大事件の裁判では、きっとその犯行の一部始終についての説明を聞かされるだろう。
新聞で裁判の詳細が載ったとき、犯行の様子を読むだけで胸が悪くなるけれど、直に聞かされたらもっとだろう。
それでも、そういうのに接した「感想」さえも、家族にも話してはいけないそうです。
もちろん、Web書くこともダメ。(でも、そういうブログとか出てきそうですね)
恐ろしいものを聞かされたり、見せられたりしたとしても、その思いは自分の胸1つに一生秘めておけと。
・・・・なんか私、精神のバランスを崩してしまうかも。
うちの親とかが、断り切れずに引き受けていて、裁判の重さにつぶれそうになっていたら、どうしてあげればいいんだ?


「証人や被告人の話を聞いて判断する。大量の書類を読むことはないし、法律知識も不要」
・・・・・この気軽さを強調しているかのような言い方が、すごく引っかかる。
これじゃあ、重大事件なのに「フィーリングで決めていいよ」みたいじゃないですか!?
ワイドショーの、無責任なコメンテーターみたいな感覚でやっちゃって良いのか?
私は喫煙した生徒の謹慎処分を決めるんだって、相当に緊張する。
ましてや、事件以来、悲惨な気持ちで生活している被害者や、本当は冤罪かもしれない加害者の、人生を決める決断なのに!?
いいのかこんな気軽さで?
・・・・・・裁判員制度が設定されるのは1審(地方裁など)だけで、2審以降(高裁・最高裁など)はプロの法律家だけでやる、従来の裁判だそうです。
もしかしたら、すでにプロたちは、「今後の1審は意味がなくなる」と思っていたりして。
何のために裁判員を使うのか!???


「裁判員には、交通費と1日1万円以内の日当が支払われる」
・・・・・・1日1万円以上稼いでいる人は、減収になります。
それに、裁判所に託児所は付いてないでしょ?
保育園の時間内に行って帰ってこられなかったり、当日カナエが熱を出したら、保育園には行けない。
ベビーシッターを1日8時間頼んだら、15000円以上かかるのよ!!
誰が行くかあ〜〜〜〜!!
「妊娠・出産・乳幼児の育児中の人は断れる」らしいので、この手を使うか。
カナエが大きくなったら・・・?
もう一人産む・・・?
これって、遠回しな少子化対策だったのか・・・? (まさか・・・)


「一人一人の素朴な疑問を大切にすることが、正しい裁判を作り出す。評議での遠慮はNG」
・・・・・評議以前に、この制度自体に素朴な疑問だらけだ。
無理があると思うぞ、裁判員制度。


おてつだい

「おてつだい」に興味があるようだ。
夫が洗濯物を取り込んでいると、(うちでは夫が洗濯大臣)
寄っていき、
自分の洗濯物をまとめて運んでくる。
私の洗濯物もまとめて運んでくれる。

保育園用のタオルは「くるくるするー」と、自分でくるくる巻いて、保育園カバンに入れている。
この調子で、どんどんやってもらいたいものだ。

ぐたらしゃん

何でも寝転がったままで用事を済まそうとするので、
「ぐうたらさんですねー」とからかったら、
その言い回しが気に入ったのか、
「ぐたらしゃん〜うひゃひゃ〜」と喜んでいる。
寝たままお茶を飲んだり、寝たままおむつの脱着。
おい、いいのかこんなことで。

大泣きで登園

保育園に行くのを嫌がることはなかった。
なのに、今日は大泣き。

保育園に出かける準備をする時間になってから、急にカナエはままごとテーブルに付き、
「いらっしゃい する! おかあしゃん やる!」とままごとを始めたがった。
カナエのままごとは、ケーキや果物の形をした消しゴムをずらりと並べ、
「いらっしゃーい どれにしますか」と聞いたり、
お客さん(私)に商品を渡しておきながら、自分でその商品を「ぱくぱく おいしいね」と食べる真似をしちゃうやり方。

そんな時間はないので、無視してカナエの服を脱がせたら、
「いらっしゃいするのー!」 と泣き出した。
それでも「ね、もう保育園に行かないと」と説得を試みたら、
「ほいくえん いらないの!」と・・・・
そんなわけにも行かないので、保育園用の服を着せたら、
「じぶんで! じぶんでやる!」とまた泣いて、着せなおし。
「おめめふく! おはなでた!」・・・涙と鼻水を拭かせられた。

どうにか道路には出た。
「急がないとねー ファイトファイトで走っていこう!」と言ったら、
はじめは「ハーイ!」といいお返事をし、
「いくよー ふぁーいとふぁーいと」と早足で歩いていたのだが、
急に「おめめふく! おはなでた!」と座り込んでしまった。

このあとは、座り込み→何とか歩かせ→大泣きで道路に大の字の繰り返しで、
保育園に到着したのは家を出て20分以上たったあとだった。
さらに、保育園の昇降口の床に転がって「おめめふく! おはなでた!」の連続。
転がっているうちに園庭にも出てしまい、
全身が砂まみれ。

登園していた上級生が「カナエちゃんどうしたの?」とベランダから鈴なりで見ている。
出勤してきた先生もびっくりしている。
狂ったような大泣きだ。
どうにか先生に引き渡したが、私は仕事に遅刻してしまった。
職場復帰以来、遅刻は初めてのことだ。

このあと、保育園では泣きっぱなしだったろうかと心配したが、
この日は「お誕生会」(カナエの大好きなイベント)だったので、たちまちご機嫌になったそうだ。

翌日以降もどうなることかと思ったが、
翌日は雨が降り、大好きな傘を差し、喜んで登園した。

パジャマ一人で着る

カナエのパジャマは、かぶって着られるトレーナータイプが中心。
2歳になった頃から、ズボンは一人ではこうとし始めており、今月に入ってからは、ほぼ一人ではいていた。
(私がはかせようとすると、「かなえちゃん じぶんで!」と怒られる)

しかし、上衣は難しいようで、どうしてもパジャマの首の部分にいきなり頭をつっこみ、
「できない! できない〜〜!」と毎夜べそをかいていた。

ところが突然、ちゃんと裾に頭を通し、首から「ばあ! でた〜」と顔を出した。
ちゃんと両手を正しく袖に通し、着ることができた。
その上、パジャマの裾をズボンのウエストに入れた。
全部自分で着られたのは初めてだ。

私が感心した声を上げたら、カナエはとても得意そうな顔をして、
ウヒャウヒャ笑っていた。
「できたらぽーず! ぱっ!」
とポーズを決め、
「かなえちゃんすごーい すばらしい! じょうずー」と、自分で自分に賛辞を送っていた。


咳がようやく治まった

長らく咳が出続け、寝ているときも咳き込んでかわいそうだったが、
この2〜3日は咳き込むこともなく、一晩続けて眠っている。

鼻水もしつこかったが、だいぶ治まってきた。
このごろは、「鼻水吸い器」を見せると、自分から「ごろーん」とスタンバイ、
吸ってやると「すっきり〜」と喜んでいる。

喘息の咳にはありがちだけれど、
寝入って最初の1〜2時間は、夢うつつの中でも咳が出ていて、かなりつらい。
せっかく寝入ったのに、それで苦しがって起きたりして。
やはり、咳もなく息を十分できて、ぐっすり眠れるのが、
人間として大切なことなんだと思う。

私自身も喘息持ちなので、
「喘息があったってちゃんと成長できるし、普通に生活できる」ことを知っている。
だから、カナエが咳き込んでいても、まあまあ落ち着いて看ていられたと思うが、
やはり小さな子の咳込みはかわいそうだ。
そのとき、親としてできることは、
薬を飲ませること・背中にシール(気管支拡張効果のあるもの)を貼ること・水を飲ませること・背中をなでること、
そのぐらいしかない。

この先も何度も何度もやるんだろうなあ・・・

新しい服、新しい靴

やはり女の子なんだなあ。
このごろのカナエは、本当に新しい服が大好き。
新しくなくても、「新しい服だよ」と言えば大喜びで着替える。
そして、スカートの方が好き。

カナエが着ているワンピースは、
この春、通園用バッグを作った余り布で、サッと縫ったもの。
左肩がスナップボタン、脇がファスナーあきで、
着せるときは親がやらなくてはならないが、
ボタンとファスナーさえ開けてやれば、自分で脱げる。

使った型紙は「サイズ100」だったので、
作ったときは、「しまった大きすぎた」と思ったが、
この半年で大きくなっており、
もはやぴったりサイズ。
今、身長91センチ・体重14キロ。
母子手帳の「発達の目安グラフ」のライン内に、ギリギリ入るようになったが、
まだまだ大きい。(3歳児相当ぐらいの体格)

カナエはとても気に入り、「にあう〜? かがみみてくる〜」
カメラを出すと、ポーズを取ってくれました。

この夏から、靴はピンクの花刺繍の入ったものしか履いてくれなかったけれど、
今日は新しいものを履く気になったのか、赤のアンパンマンイラスト入りのものを喜んで履きました。
でも、この服には、花刺繍の靴の方が合っていたかもしれない。

隣町までお出かけして、アイスクリームをぱくぱく食べ、
「ハロッズ」に飾られていたクマちゃんをじーっと眺めていたら、
お店のお姉さんが、一番大きなクマちゃんを抱っこさせてくれた。
クマちゃんもカナエも、頭の大きさがほぼ同じ。お値段は3万円超。

とても嬉しそうに抱っこするカナエ。
もちろん、こんなに高価なクマちゃんは買えません。
クマちゃんを返すのを嫌がるかと思ったが、
意外と聞き分けよく、「みんみん ばいばーい」と、すんなりお店を出ることができた。
よほど嬉しかったのか、昼寝はせず、「みんみん だっこしたの」とずっと言っていた。


早寝早起き朝ご飯・・・

「食生活」についての教材研究をするため、ネット検索をすると、
「早寝早起き朝ご飯」のスローガンがいっぱい出てくる。

そう、「朝食を取ってこないと午前中、元気に過ごせない」ということは、経験的に知っている。
「朝食をとらない生徒と、とる生徒の間では、成績に差が出る(食べる生徒の方が成績がよい)」なんてことも、私が子どもの頃から言われていた。
頻繁にあるバイトをしている学生は、朝食どころか夕食も欠食しているだろう。

早寝早起き朝ご飯が、どの年代に対しても大切な生活習慣であることは、全く異論がない。
正しい話だと思う。
しかしそれが、「国民運動」と銘打っていることを知り、
なんだかなあ〜〜  と思ってしまった。
家庭科教師として、そんなこと思っちゃいけないですか?

高校の家庭科は、数年後に控える生徒の自立を助けるものでありたいので、
私の授業は常に、「これって自立に役立つネタなのか?」と考えている。
だから、授業の中心は
 (1)健康的な食習慣・生活習慣の確立(もう親を頼るな、自分でやれ)、
 (2)常識程度の栄養知識(それが欠けていると生活習慣病のリスクが高まるのでは?)
 (3)多少の料理ができる(自分で作れないと、他人に頼った食生活になってしまう。本を見ながら作れればOK)
となる。別におかしな内容ではないと思う。

小学校を中心に行っている「早寝早起き朝ご飯運動」では、
「それができたら、カレンダーに○を付けましょう」みたいな形を取っていることがあるようだ。
それも良いんだろうけど。
小学生だから、生活習慣はほぼ100%、親次第で決まってくるだろう。
これは、親に対する習慣づけなのか。

確かに、とんでもない生活習慣の家庭もある。
あなた親の責任をどうお考えですか? と問いたくなる人もいる。
しかし、もしかしたら無用のプレッシャーを感じる親もいるのではないか。

早寝早起き朝ご飯は、正しい。
でも共働きで、両親とも帰宅が遅く、
親が早寝早起きできない状況では、おそらく子どもにも早寝早起きさせにくいだろう。
うちの場合で言えば、可能な限り早く帰宅するようにしているが、
どうしても保育園の限界、19:00までかかることもある。
そうすると、夕食開始が19:30。急いでお風呂に入れて、それでも21:00に寝かせるのがやっとだ。
2歳児として、ちょっと夜更かしだろうかと思うこともある。
夫の帰宅は22:00過ぎが当たり前。

朝食の準備も、この「国民運動」が推奨するような、
主食をご飯にしたものは、夜遅く朝早い親御さんでは難しいかもしれない。
朝食がご飯の場合、おかずってみそ汁とか、卵焼きとか、一手間かかるものになる気が。
ちなみに私の朝食はパンを中心にした献立ですよ。
パン・牛乳・ヨーグルト・レタス・トマト・ハム・果物。
火も包丁もほとんど使わない。ずっとこれだ。それでも、それすら用意するのが辛い日だってある。

うちは夫が6:30には出発する。
私は5:00過ぎには起きる。平日は常に寝不足だ。
それでも真面目な人は、何とかしようとすごく頑張って、かえって疲れてしまったりして。
疲れるほどのがんばりは、長続きしないか、どこか体に無理が出ると相場が決まっている。

だからこの「国民運動」の詳細項目(地域によっては文章化している)で、
「朝食は和食で」「夜は何時までに寝かせ、朝は何時までに起こし」なんてことまで書かれていると、
やりすぎでは? 窮屈だな。。。  なんて思ってしまう。

もし、カナエが小学生になってもこの運動が続いていて、
小学校から「早寝早起き朝ご飯カレンダー」なんてのを渡されたら、
大嘘ばっかり書いちゃったりして。

なんだろうな。
「少子化対策」のことでも思っているんだけど、
スローガンは正しく、大きなものを掲げるけれど、
その実行に関しては各家庭の努力に丸投げしていて、社会や国のサポートは実質的になし、って感じがイヤなのです。

   「総合学習」もそんな感じでしたね。

この「早寝早起き朝ご飯運動」も、
そこがすっぽり抜けているような気がして仕方ない。
「国民運動」と銘打って、全国的に広げるつもりなら、
各家庭の努力と負担に頼るだけではなくて、
子育て世代は残業なしにするとか、日が暮れるまでに帰宅できるようにするとか、
そういう社会的サポートとセットにしないと、とても「国民運動」だなんて呼べないと思う。
残業なしを制度化(罰則付き)したっていいし、残業しないのを当たり前って雰囲気を作っていくのなら無料だ。

残業がなければ早寝早起きしやすい。
ついでに全世代、残業なしにすれば、みんなが早寝早起き朝ご飯をできて、
健康生活が当たり前になり、健康保険料の節約になる。
会社が早く閉められるので、電気代も節約できる。
残業ができないので、仕事量をこなすために従業員を増やし、雇用対策になる。
収入が上がるので、経済的に結婚・出産をためらわなくても大丈夫になる。
アフターファイブのデート予定が組みやすくなって、結婚に至るカップルが増え(アナタ仕事と私とどっちが大事なの? みたいなケンカが減る)、
結婚後も夫婦の家事分担がしやすくなり(出産したら私だけ苦労する! と思い詰める妻が減る)
少子化に歯止めがかかる? (二人目を産む気になるかどうかがポイントだ)かも?

なんてそこまでは、まさかないでしょうけど、
とにかく、少子化対策も、早寝早起き朝ご飯運動も、
「残業を減らして、家庭にいる時間を確保する」ことが、重要な鍵になると思うのです。
(またも鍵が出てきた。何本目だ、このホームページ上で?)


いもくりなんきん

いもくりなんきん。
いつぞやのNHK連続ドラマのタイトル・・・ではなくて。

いもくりなんきんは、昔から「女性が好むもの」としてあげられる、サツマイモ・栗・カボチャのことですよね。
甘いから。

私も好きですよ。
なのに、カナエは嫌いみたい。
おかしいなあ。
離乳食で、ネタに詰まったら、何でもつぶしたカボチャやサツマイモで和えたりして、
喜んで食べていたのになあ。

2歳になった今、いもくりなんきん+ジャガイモを食べさせようとすると、
口に入れてすぐに「べえ〜〜!」と吐き出してしまう。
「おいもだー」「おいも、いらないーの」「おいも、きらいなーの」と、はっきり言う。

保育園でも、栗ご飯だと食べない。
食べようよと促すと、「かなえちゃん がんばる」と宣言して、ようやく食べきるのだそうだ。
カナエちゃんは、みんなが嫌がる根菜もぱくぱく食べるのにねえ・・・・  と保育士さんも少し驚いていた。
3歳すぎたら、「おいも掘り大会」と「いも煮会」があるというのに。

みそ汁やスープ、シチューやグラタンに入れ、
つぶして汁やソースと完全に混ぜれば、だまされてうっかり食べる。
しかし、少しでも形が残っていれば、1センチ角でも「べえ〜〜」だ。

里芋は好きなんですよ・・・

出来過ぎ、しまじろう

高校受験講座で有名な、あの通信教育の会社では、
乳幼児向けの講座もある。
別にお受験を目指すわけではなく、楽しいおもちゃとDVDや絵本のセットが毎月届くものだ。

うちでは、受講していない。
しかし、とても頻繁にそのダイレクトメールが届く。
たまに、お試しDVDや絵本が届く。

これが、本当によくできている。
ただで良いんですか?  と思うほどだ。
あまりに良すぎて、入会しなくてもこのお試しDVDがあるからいっか〜〜 なんて気持ちにもなってしまうが・・・

カナエも、とても喜んで見ている。
ダイレクトメールに書かれている「利用者の声」にあるとおり、
ものすごく食いつきが良い。
DVDと絵本が連動しているのもいい。
月齢に合わせて、本当によく研究して作られていると思う。

しかし・・・・・・・・
よく出来過ぎているのだ。
母親は、「DVDをかけっぱなしにするのはまずいのでは?」とちょっと迷っていることが多いと思う。
(去年受講していた市民講座でも、その辺がテーマになっていた)

このDVDは、普通の幼児番組を収録したDVDと違い(それだと、かけっぱなしにすることが可能な内容)
「おもちゃの1つ」になるよう、作られている。
要するに、単にかけるのではなく、親と一緒に歌ったり踊ったりする内容になっている。
カナエも、これをかけると、必ず私の手を引いて、「いっしょにおどる!」と要求する。
楽しく踊る。
付属の絵本も読んでやる。
「幼児の集中力は20分が限度」という方針で、DVDは20分で終わるのだが、カナエはリピート再生の仕方を覚えてしまった・・・

こちらに余裕があるときなら、一緒に歌ったり踊ったりして遊ぶのは楽しい。
でも、保育園から帰宅して、大急ぎで夕食の支度をして・・・
なんて時は、「かけっぱなしにできるDVD」の方がありがたいのだ。
朝のうちに大体できてるから、夕方やるのは「あたため」と「盛りつけ」だけ。
ほんの15分、カナエが一人でDVDでも見ててくれれば、それで十分なのに・・・・

このDVDがかかっている限り、私は台所に戻れない。
カナエが台所に、私を迎えに来てしまう。ちょっと待ってて〜 なんて言うと、ぎゃーーーー と超音波。
じゃあ、かけなければいいじゃないか!
と思うが、「ぷち(カナエはこのDVDを、ぷち と呼ぶ)、みる!」と、かけるまで叫び続ける。
もうおしまいにしようね、と消そうものなら、またも超音波。

かくして、15分でできる作業が40分もかかったりする。
早くこのDVDに飽きてくれえ〜〜〜〜
しかし、今一番カナエがはまっているDVDなのだ。

これが毎月来てしまっては困るので、ひとまず入会は見送ることにした。
文字を覚える時期に、再検討したいと思う・・・・


町内ハロウィーン

ここ数年、日本でもハロウィーンが流行しているというか、
9月になると大きなカボチャの飾りやら、扮装用のグッズが売られるようになった。
夏休みセールのあと、クリスマス・正月商戦を埋めるための、販売チャンスでもあるのかもしれない。

私が一人暮らしをしていたアパートの階下の住人は、近所の私立高校の英会話教員(アメリカ人)で、
この時期になると、本当に大きな、真っ黄色のカボチャをくり抜き、ろうそくを中に入れて飾っていたりした。
しかし、「ハロウィーン」がどういうものだか、よくわからない。

調べてみると、ケルト人の収穫祭が元で、当地では10月末がハロウィーンのお祭り。
その日に魔女が出てきたり、お墓参りをする地域もあるとか、カブやカボチャをくり抜いて飾るなどの風習が・・・
ええと?  野菜とロウソクということで、お盆の迎え火を連想するのだけど。
あと、子どもが近所の家を回って、お菓子をもらったり。(この物騒な世の中、知らない家を回るのはやめた方がいい?)
これってお月見の時、よその家の縁側とかに飾ってあるお団子を、外から棒で突き刺して取るのと似ている?
(無理矢理、日本の風習との共通点を探す)

ここは日本だ!
カボチャに関する行事は、冬至に決まっているだろう!!

(あと私の実家では、終戦記念日に、当時の食糧難などをしのんで、カボチャ料理を出すことになっている)
と思ったが、今年は町内会でハロウィーン祭りをやるという。
そして、仮装してきた子どもにはお菓子をくれると聞き、
結局親バカで、マントを用意した。500円也。


新しいワンピースを着せ、マントを掛けたらすっかり喜んでしまい
(このごろ急に、スカートや新しい服を喜ぶようになった)
「かがみ みてくる!」と鏡に映った自分を見て悦に入り、
「はしるー! おかあしゃんも! よーいどん!」と廊下を全力疾走。
なぜか、運動会の再現をしている。

「ごーる! かなえちゃん いっとうしょう!」(実際、運動会も一等賞だった)
と、何本もダッシュしているうちに疲れ、昼寝してしまった。


目覚めたらもう夕方5時。
そろそろ日暮れ。
お祭りも、主なイベントは終わっている。

でも一応外出して、屋台のスパゲティを少し食べ、新しい服に思い切りナポリタンの汚れを付けた。
一軒だけ、お菓子を配っているお店が残っており、カナエももらえた。
「おかし もらった もらった」と喜んで、ずっと言っていました。  (あられをもらいました)


自転車の新しいカゴ

これまで、カナエは私の自転車の前カゴ(子どもを乗せるための、後付けのカゴ)に乗せていた。
しかし、今となってはかなり無理がある。

(1)カナエは14キロを超えている。重すぎて、ハンドルが取られる。
(2)カナエを乗せるためには、カナエのほぼ全身をハンドルの高さまで持ち上げなくてはならない。
   私の身長では、自分の顔の高さ近くまでカナエを持ち上げることに。
   そうしないと、カナエが「足を入れる場所」まで足を持っていけないから・・・
   しかしもう、こんな高いところまでカナエを持ち上げるのは無理。
   持ち上げ高さが足りないと、乗り降りするときにカナエの足が引っかかったり、変な方向に足が行ってしまい、
   カナエを泣かせることになる。
(3)カナエは背が高くなり、背の低い私の前に座られると、視界をさえぎる。

今日は、駅前の大型スーパーまで行き、自転車の後ろカゴを買って取り付けてもらうことにした。
今日が最後の前カゴよ〜〜  ああやっぱ乗せにくい・・・

私はもともと自転車の運転が下手で、特にカナエを乗せて交差点を曲がることができない。
(ハンドルの角度を変えるのが怖い)
だから、歩いて10分、一人で自転車に乗れば4〜5分で行けるスーパーにも、
途中で怖くなって自転車を降り、押して移動したりするので、やっぱり10分かかる。
「カナエが歩くにはちょっと長い。でも、車を使うほどの距離ではない」というときに、ベビーカー代わりに自転車が登場する。

スーパーに着き、自転車売り場まで自転車を押して店内を歩いた。
売り場の前に自転車を止め、カナエを降ろそうとしたそのとき!!
ウソーーーーッ!
ハンドルが車体と真っ直ぐになってない!!

・・・自転車を止めるときは、ハンドルを真っ直ぐにしておくのが鉄則。
左右に向いていると、カナエの重さでバランスが崩れ、自転車が倒れる。
もちろん私はいつも、ハンドルを真っ直ぐにしてから自転車を止めているのだが、いったいどうして!?
・・・・・なんてことは、あとから考えることで、このときはものすごくあわてた。

倒れる! 
必死でカナエとハンドルを支えたが、自転車はゆっくりと倒れてしまった。
カナエ!
カナエをカゴから出そうとしたが、出ない。
あわてていて、カナエをシートベルトでカゴに固定していたことを忘れた。
頭は打たずに済んでいるはずだが、手足をはさんでいるかも!?
(この間、4〜5秒だと思う)

店員さんが二人駆け寄ってきて、自転車を起こすのを手伝ってくれた。
カナエは泣かない。
抱っこして、けがをしていないか見る。
けがはないようだ。
捻挫や骨折は?
立てる。  手足が動く。指も動く。 私が動かしても痛がらない。
でもカナエは何も言わない。  びっくりして言葉が出なくなったか?

「カナちゃん、大丈夫?」 「だいじょうぶ」
「痛い?」 「いたい」
「痛くないの?」 「いたくない」
「びっくりしたね」 「びっくり」

あああ、オウム返しにしかなってない〜〜〜
まだカナエもびっくりショック状態かも。

けがは大丈夫そうなので、店員さんに「後ろカゴを買いに来た」ことを告げ、いくつか見せてもらう。
背もたれとヘッドレストが付き、シートベルトが5点固定式のにした。
試しにカナエに座らせると、すごく気に入ったようだった。
「これいいのー、かっこいい」と、ようやく自分の言葉で話した。

取り付けの間、となりのペットショップへ。
ネコを見るのに立ったりしゃがんだり。(うんうん、やっぱりけがはしていないね)
解放檻に入ったビーグル犬を眺めていたら、檻の隙間から犬がカナエの指をなめた。
「わあ、わんわん、かなえちゃんぺろーり!」と大喜び。

取り付け完了。
乗せて、シートベルトを調整している間中、カナエは店員さんに
「かっこいい〜 おねえちゃんみたい これいいの わんわんぺろーり」と、ずーっと話しかけていた。

本当はヘルメットを常用すべきで、自転車での転倒事故から頭を打ったり、死亡事故も起きているのだけれど
ヘルメットを付けていれば、7割はダメージを防げたそう。
車のシートベルトと同じなので・・・  と店員さんに聞いた。
そう、私もそう思っていたので、前カゴを買ったときに一緒にヘルメットも買った。
なのにカナエは、外出するときは麦わら帽子(もう秋なのに)と決めていて、それ以外をかぶることをかたくなに拒否。
ヘルメットをかぶらせたいんだけど。

さて、初めてうしろにカナエを乗せて走ってみた。
前カゴより怖いじゃないか!!
ハンドルは確かに取られないし、視界も良好だけど、
後ろが重いせいか、自転車のスピードが軌道に乗ると、後ろからどんどん押される感じがする。
だから、駐車車両をよけたいときとか、信号で止まりたいときとか、
思うようにコントロールできなくて怖い。
結局、ほとんどの道のりを、降りて押して帰りました。

カナエは、座るスペースが広くなったし、後ろ座席ってことでおかあしゃんも簡単に、足を挟まずに乗り降りさせてくれるしで、
かなりご機嫌です。
ただし、自転車を止めてスタンドを立てるとき、スタンドの真上にカナエが座っているので、ものすごく重いです。
前後に子どもを乗せているお母さんは、スタンドを立てるとき、
その重みでついふらついてしまって、前に座っている子が傾いて自転車ごと転倒・・・
なんてことは起きないのかなあ。

ビデオ編集なんて

昨日の運動会のビデオを編集してみました。
デジタルカメラのムービー機能で撮ったので、一つ一つのビデオは数秒〜3分。
パソコン付属のビデオ編集ソフトを使い、それぞれのビデオに小見出しを付け、連続した10分程度のビデオにまとめました。
この編集ソフトの使い方は割と簡単で、「パワーポイント」に似ています。

ただ、編集したあと、それをパソコンとCD−ROMに保存するのに、意外と時間がかかる。
10分のビデオなのに、処理に20分以上かかっている。
そして、再生するときは「ウインドウズ・メディアセンター」が起動する。
つまりこれは、ハードディスクからでもCD−ROMからでも、パソコンがないと見られない。

私の実家にはパソコンがないので、是非ともこのデータは、DVDに落としたい。
で、やってみた。
そういうソフトもある。
しかし、編集して保存したデータが「形式が違うからDVDに入れられません」とはねられたり、
CD−ROMから一気にDVDにデータのコピーができないか試したが、それももちろんダメ。
いろいろやって、どうにかDVD化できたけれど、(迷い作業含めて)2時間近くかかったぞ。

しかもそのDVD、普通のテレビとつなげているDVDデッキに入れたら、「再生できません」とはねられた。
もしかして、一般DVDビデオ形式じゃなくなっているのかも、と思い、
形式を変更する(そういうソフトもある)作業をした。これまた30分近くかかった。
なのに、直したはずのDVDは、やっぱりデッキが受け付けてくれなかった。
パソコンでなら、問題なく再生するのに。

この謎を解く気力もない。
とりあえず、パソコンでだけ読めるように仕上がったこのディスクは、夫の父上に献上。
私の実家には、「カナエの運動会ビデオを見るなら、うちに来て」と言っておこう。

でも変だなあ。
周りには、「古いVHSビデオをパソコンに取り込んで、DVDに直して保存しているの」なんて人がいっぱいいるのに。
私のは、一応最初からデジタルデータなのに、どうしてこんなにうまくいかないんだろう。


運動会

土曜日はカナエの、初めての運動会。
しかし、私の学校は、文化祭。
家庭科の教師なので、模擬店の指導をしないわけには行かない。休むわけには行かない・・・

まさに「断腸の思い」で、運動会に行くのをあきらめた。
夫も危うく、地方出張が入るところだったが、どうにか午前中は免れて、行くことができた。
3歳以下のクラスの子は午前中で終わる。
4〜5歳クラスの子は、お弁当をはさんで午後までやる!

親子競技もある。
保護者が来られない子は、先生と競技する。
お弁当は保護者と一緒に食べる。保護者が来られない子は・・・
(私の記憶・・・ 幼稚園の運動会のお弁当タイムの記憶はない。 小学校・中学校は普通に教室で給食だった)
ああ。毎年、この日のスケジュールを、夫婦どちらかで明けられるか綱渡りということか。


いつもながら、ここの保育園は本当に凝っている。
運動会のプログラムは、こんなかわいい豚さんの形。
豚さんのあごを上げると、中にプログラムが印刷されている。
帽子のつばは上げ下げできる。
プログラムの裏面には、ちゃんとカナエの名前とマークが書かれている。

こんなの、いったいいつ作っているんだろう・・・・
だって園児は100人以上いるのだ。
一つ一つ手作り・・・

この運動会に向けて、庭も教室も大改造している。
大道具や小道具もたくさん。スタッフはほぼ女性のみ。
高校みたいに、生徒が分担して準備運営できるわけでもなし(生徒に任せると、ある意味で面倒になることもあるが・・・)。
本当に、保育士さんたちの仕事には頭が下がる。

競技は、「子どもだけの競技」と「親子競技」の二本立て。
ただし、2歳以下クラスは、子どもたちの控え室と、親の控え室は別々。
親は、教室の壁際に身を潜め、子どもに絶対に見つからないように観戦しなくてはならない。
手を振ったり、声をかけたりなどは、もってのほか。
変装も歓迎。
お遊戯会など、ほかのイベントでも同様。
なぜなら、赤ちゃんクラスの子たちは、競技中に親の姿を見かけると、素に戻ってしまって泣き出し、競技にならなくなっちゃうのだそうだ。
3歳を過ぎると、むしろ「ねえねえ見てた?」になるので、観戦席は親子一緒。(園庭の周辺)

うちにはビデオカメラがないので、デジカメの「ムービー機能」で短い映像を数本撮影してきてもらった。
案外ちゃんと映る。

かけっこは、かなりよく走っていた。
ムービーに、夫の「おおっ・・・」という感心の声が入っている。
0歳児クラスは「キノコ」がテーマで、キノコのオブジェ(手作り・・・)を囲み、親子で「きのこ・のこーのこ・げんきなこ・・・」の歌に合わせて踊る。
1歳児クラスは「電車」がテーマになっている。

こんなベストを1人1枚作ってくれている。(競技後は持ち帰る)
ああ、この素材は「ソーイングペーパー」ですね。
懐かしい・・・ 大学生の時、部分縫いの実習の時、さんざん使いました。
厚手の不織布で、切ってもほつれず、鉛筆やペンで書き込みができ、
糊で貼り合わせることも、手縫いもミシン掛けも可能。

両サイドをリボン4本で止めて(このリボン、縫いつけてあるぞ!)着る。
電車のかわいい貼り絵(!!)が付いている。

1歳児クラスは15人。先生は3人。
すごい手間・・・(着せるのも手間・・・)


みんなで一列に並び、前の子のベスト裾をつかんで入場。
電車の歌に合わせてダンス。
夫は、「なんか、カナエだけぼーっとしてたよ」と言っていたけれど、
ビデオを見る限りでは、そこそこ踊っているような。みんな、踊ったりぼーっとしたりです。
1〜2歳児では、ずっと集中して踊るなんてなかなかできないんじゃないかなあ、よほど好きな子じゃないと。
普段と違って、人がいっぱいいて熱気があるし、カナエは長く保育園を休んでいたし、驚いたかも?

親子競技。
低い平均台の上を歩き、(平均台の両サイドに新幹線の絵が描いてある)
トンネル(ビニールシートを円筒形にまとめてあるもの)をくぐる。
くぐった先には親がいて、抱っこしてもらってゴール。

保育園を欠席している期間、カナエはよく、咳き込みながらも
「きのこ、きのこ」といいながら踊っていたり、
箱形積み木を「いっぽんばーし」といいながら一直線に並べ、その上に乗ろうとしたり、
椅子や私の足の間をくぐって「トンネル」という遊びをしていた。

そのわけがわかった。
なるほど、カナエは運動会(と、その練習)を、すごく楽しんでいたんだね。


親子競技が終わったところで帰宅。
ベストを着たまま・・・ 眠そう?

手に持っているオレンジ色の包みは、「ごほうび(参加賞)」。
中身は、箱入りのマグカップと小さな積み木のセット。
これを、オレンジ色のビニールシートでお弁当(駅弁)のように包み、
車掌さんの帽子をかぶった担任の先生が、一人ずつ手渡してくれたそうだ。

どこまでも凝っている・・・・




夫によると、4歳児の「障害物競走」では、1メートル近い高さの平均台をみんなスタスタ歩いているし(私がこの高さを歩けたのは8歳だったなあ)
5歳児では立派な「組体操」をやっていたそうだ。

私たちの子どもなら、運動は・・・・・・・・・・・・・・・なはず。
ついていけるか、カナエーーーーーーっ
(この保育園は、3歳以上に週1回、専門教師による体育の授業がある・・・)

夫は夕方、地方出張に出発。
私は日没まで帰れないので、実家の母に来てもらってカバーしてもらいました。
来年は、どっちかの行事日程がずれると良いなあ・・


症状は落ち着きつつあり

シッターさんに来てもらって、出勤できました。

カナエはだいぶ咳が減り、鼻水も減り、ゼイゼイ音がなくなりました。
げんきんなもので、自分の症状が落ち着いたら、とたんに薬を飲むのを拒否する。
でも、喘息の薬は、症状が落ち着いても4〜5日は飲み続けた方がいい。
(背中に貼るタイプの気管支拡張剤は、多めに処方してもらったので、余ったらまたいつか、ヤバそうなときに使う)

ゼイゼイ言っているときは「げほげほ・・・えーんおかあしゃーん」だったくせに、
今や、寝入る直前まで布団にダイブ。
ほこりが立ったら、またゲホゲホすることになるでしょうが!
私もカナエも、ハウスダスト・アレルギーの気があるんだからね!

それでもカナエは、おとなしくしていようなんて発想自体がないので、
「いくよ〜 どかーん!」と、何度でも布団にダイブ。
私はもうカナエを寝かせたくてしかたないので、
「お母さんはねんねしようっと。お休み〜〜」 と横になる。
すると、私の上にダイブ!!
やめろー 首が折れる!

明日は保育園に行けそうです。
というか、シッターさんを手配していないので、行ってくれないと困る。


久々に、病院通いです

7・8・9月と、保育園をほぼ皆勤したカナエ。
これは絶対おかしい、2歳でそんなことあり得ないと思っていたら、
9月の終わりから少し咳をするようになった。

といっても元気は元気で熱もない。
食欲もある。おなかも壊してない。
保育園では、毎日楽しく過ごしている。

近所の小児科で見せたら、特に胸の音もしないし、機嫌が良くて熱もない(全身状態が良好ってやつですね)ので、
総合感冒薬だけくれた。
正直、ドクターの顔には「このぐらいじゃなあ」と書いてあった。

しかし、この週末に急に寒くなり、用心はしたけれど、とどめが刺さってしまった。
鼻水が止めどなく出る。
「おはな でた〜」とふき取りを要求。
拭いたティッシュは「じぶんで、かなえちゃんぽいする!」と捨てに行く。
ある程度鼻水が続くと、鼻吸い器で吸ってやる。いやがりながらも、鼻が通るようになるのは理解したようで、
自分から私の膝に転がり、おわると「すっきり〜」と言っている。
耳鼻科でしっかり鼻を吸ってもらい、アレルギー止め・咳止め・炎症止めの飲み薬を飲ませてもらった。

10月に入ってからは、1日が都民の日で授業なし(有給休暇を取った)。
2日はベビーシッターを頼んで、どうにかしのいだ。
シッターさんによると、2日の午前中は、咳はまあまあ落ち着いていたが、午後から咳が増えてきたとのこと。
シッターさんが帰宅したあと、カナエはシッターさんとなにをして遊んだか、いろいろ報告してくれる。
しかし、一生懸命大きな声でしゃべるうちに、息が上がってくる。
次第に呼吸が速くなり、ゼイゼイ言い出した。
こんな時、「風邪だから喉を使わず、黙っていよう」なんてことは考えないのが、さすが2歳児。

「明日は保育園に行こうね」と言ったら、「ほいくえん いかないの」ときっぱり答えた。
保育園を嫌がることがこれまでほとんどなかったので、きっと苦しいのだろうと思った。

鼻水が続き、それでいて鼻も詰まり、息が上がって苦しいのか、夕食は半分ほどしか食べない。
どうにか8時過ぎに寝入ったが、寝入りばなに咳き込んでしまう。
そのあとも2時間おきに30分ほど、咳き込んで起き、
「げほげほ、えーん、おかあしゃ〜ん・・・」の繰り返しである。

私は子どもの頃、喘息だった。(私の場合は発症が遅くて、10歳から。普通はもっと小さいうちから出るようですね)
今は、4歳まで「喘息」という診断はつけない、と小児専門病院のドクターはおっしゃっていたが、
夜になって苦しみ、昼は落ち着いているあたり、そしてこのゼイゼイっぷり。
すごく見覚えがある。
私は今も体を冷やしたり、風邪をこじらせたり、疲れすぎると軽い発作が出る。
「発作が出るほど無理はしない」が、私の生活のガイドラインになっている。

呼吸だが、常にゼイゼイ言っている方が、実はラク。
今のカナエの場合、浅く速い呼吸が無音で始まり、その「吸い終わり」「吐き終わり」にだけゼイゼイ音が入る。
ちょっと聞くと音が少ないので、落ち着いているのではと思われるが、
本当はこの方がずっと苦しいのだ。

これはまずい。
明日、保育園は無理でしょう。だって、週末の運動会に向けて練習しているから。
室内でゆっくり過ごすならまだしも、走ったり踊ったりは無理だ。
イヤ、運動会の参加そのものが大丈夫か!?

私の仕事は、明日から文化祭の準備期間に入るけど、朝だけ授業がある。
カナエが寝入ったわずかな隙に、自習課題を作る。
文化祭の方は、家庭科だから「模擬店」指導が仕事の中心だけど、
本当に忙しくなるのは、食材が届く文化祭の当日。
仕事を休めるとしたら、明日しかない・・・?
しかし、自習を出すだけでもかなり迷惑な話。
そういえば、5〜6月に高熱を出して、続けて休んだときも体育祭の時期だったなあ。
働くお母さんのサイトなんか見ると、「忙しいときに限って子どもが体調を崩す」と書いている人が多い。
まさにそうだ。
自分が忙しくて、子どもの変調に気づかなかったんだろうかと、へこむときでもある。

朝もやっぱりまだゼイゼイ言って、咳き込んでいる。
「今日も保育園お休みしようね。 お母さんも仕事休むから、今日は一緒にいるよ。 あとでお医者さんに行こうね」
と話すと、かなり嬉しそうだ。
苦しいんだろうなあ。苦しいときはおかあしゃんと一緒にいたいんだろうなあ。

学校に自習課題ファクスを送り、電話もする。
ベビーシッターの会社に電話して、明日のシッターさんを手配する。(さすがに明日は休めない)
保育園に電話して、欠席連絡。

隣町の小児科専門病院に行く。
ドクターは強面の初老。低く強い声で私に問診したあと、
いきなり裏声で、「かなえちゃ〜ん♪」と呼びかけるので驚いた。
カナエも「ハ?」という顔をしているので、私が「お名前は?」と声をかけたら、
「かなえちゃんでしゅ」と、いつものように答えた。
ドクターは「わあ〜おりこうちゃんですね〜」・・・・・・

診断は上気道炎(喉の風邪)、気管支炎。
でも、処方された薬はモロに、アレルギー対策と喘息の薬だった。
今回の薬は良く効いて、午後の呼吸はゆっくり、ゼイゼイ音も咳も少ない。
効くってことは、やっぱり喘息の気があるんだなあ。

あ〜あ、カナエも喘息持ちになるのかなあ。
でも今は、気道コントロール中心の、負担が少ないいい薬ができているし、
喘息持ちでも結構元気に生活できるものだ。(私がそうだ)
なるべく心配せずに、できる対策をしてやろう。

ここで、シッター会社から「明日のシッター決定」の連絡が入った。
いつもの、隣町に住んでいるシッターさんは都合が付かず、あちこち探してくれた結果、
神奈川県在住のシッターさんが、はるばる来てくれることに(初対面)!!
明日1日は静養した方がいいので、来てくれる人がいるだけでもありがたい、
シッターさんは、朝6時前に自宅を出ることになる・・・  

そんなこと嬉しそうに言うなんて

おむつを替えたり、入浴するのに脱がせると、
このごろのカナエは必ず「かなえちゃん ちんちん な〜い!」
と、思いっきり笑顔で言う。
ええ、そりゃーありませんとも。

「ないねー ないねー ちんちんないねー」・・・・
・・・・やめんかい。