「川きん」下見レポート

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2004年4月17日〜18日、岩井海岸の民宿「川きん」さんを下見してきました。

下見ポイント
@ホールの広さ、響き、備品類
A浴室・トイレの様子
B分奏練習可能な場所
Cその他、宿の様子
D駐車場
E交通手段

@ホールの広さ、響き、備品類

ホール左正面。ホワイトボードの陰にトイレの入り口があります。
トイレは来月、改修工事が入り、男女別・完全水洗になるそうです。
(現在は洋式ですが簡易水洗)
ホール右正面。グランドピアノとひな壇、ステレオやビデオのセットがあります。楽器を吹いてみましたが、普通の公民館リハーサル室程度には響きます。
しかし、ファゴットとオーボエだけで、オケみんなが入ったらどうなるのか・・・は、結局よくわかりませんでした。すみません。 
ホール側面。実際には、この窓の部分を背にして指揮者が立つ方向で練習する団体が多いそうです。
キャパシティは60人程度までが適正とのこと。

このゴールデンウィークにて、ティンパニ2台を購入する予定だそうです。
2006年追記:なんと今は、ティンパニが4台あります!
譜面台は100本、椅子は70台以上ありました。指揮者用譜面台もあります。ベース椅子があるかどうかは確認し忘れました、すみません。
つい目を奪われる、生ビールサーバーと食器棚、流し台。
ここでそのまま宴会をする団体が多いそうです。
片隅には虫除け、マキロン、キンカン、正露丸が・・・

A浴室、トイレの様子

浴室は別棟(ホールと食堂の間)にあります。
シャワーは7〜8基、けっこう広いと思いました。
ボディシャンプーとリンスインシャンプーは、いろんなメーカーのものが揃っています。
メイク落としとタオル、ドライヤーは各自ご持参下さい。
浴室内に時計があるから、降り番の間に急いで入るにも便利かも。
合宿中は、24時間入浴可能だそうです。

トイレは洋式ですが、現在「簡易水洗」です。
ホールの建物のトイレは来月改修、完全水洗で男女別になるそうです。
なお、別館(ホールの建物から徒歩2分以下)のトイレはウォシュレット。

B分奏練習可能な場所

たくさんあります。まずは本館。

食堂。分奏はここで充分組めそうです。食事や宿泊は80人以上一度にとれるキャパがあるそうです。
宿泊室は和室ですが、とにかく「田の字作り」なので、フスマを取っ払えばだだっ広い空間に。
ホールの建物の二階は8畳間(壁固定、一部可動)が4〜5部屋。
食堂の建物の二階は8畳間(フスマ可動)が6部屋つなげられます。 

別館もあります。6〜8畳間が2部屋つなげられ、リビングもあるのでそこでも練習可能。

Cその他、宿の様子

とにかく、細かなところまで気を遣われていると思いました。
食事は本当に素晴らしいです。おいしい魚に野菜。女将さんが料理研究をして、大人数でも極力、手作りで対応なさっています。デザートまで手作りで感動しました。

バーベキュー施設があります。夜間照明付きです。
裏庭全景。右手奥には畑があり、おいしい野菜が食事に出てきました。(合宿の食事は野菜不足が気になるのですが、ここはそういうことはない)
ミニサッカーコートやバスケットゴール、ベンチやテーブルがいくつもあるので、
外でお茶を飲んだり「ビヤガーデンごっこ」をすることも可能です。
食堂の片隅にコピー機もあります。
その隣には通信カラオケ機が・・・
食堂のテーブルには、布とビニールクロスの間に押し葉や千代紙が挟まれていて可愛らしい。壁にもさりげなく額が飾られていて、暖かい雰囲気です。
ホールの入り口には小さなお花がいくつも飾られ、そのさりげない飾り方が、なんともいい感じでした。
庭のテーブルには鉢植えが。そしてその周りには岩井海岸の貝殻が。こんな、ちょっとした飾りのおかげで、「合宿所」ではなく「旅の宿」の雰囲気が出ていて、とても嬉しい。
写真には撮らなかったのですが、建物正面から裏庭に向かう通路にも花が植えられ、石畳が敷かれて素敵でした。
欄間は珍しいしつらえ。
裏庭の竹を切ってきて、はめ込んだのだそうです。
鉄道ファンの夫感激。大正時代の地図が、ホール建物に飾られていました。
やはり岩井はお花がきれい・・・いい時期に行かせていただきました。
海まで歩いて3分。

D駐車場

宿から徒歩2分以下、「別館」裏にあります。20台くらいは大丈夫・・

本館にも1〜2台停められます。

本館には自転車もあった(借りられるかは不明)



E交通手段

JRの岩井海岸駅から歩いて10分くらい。
私たちは往路:日暮里から車で2時間半、復路:フェリー経由で自宅(東京多摩地区)まで3時間半・・・でした。

赤ちゃん連れで岩井海岸(2006.9.16〜18) に続きます