ちょうど、生後3週間が過ぎました。
ずっしり重くなって、しわしわだった手足もムチムチになってきた。
昼間はけっこうよく眠ってくれる。
でも、夜になると大泣きすることが多い。
まだ、昼も夜もないはずなのに変だなあ・・・と思いながら、
夜は添い寝して、泣いたらすぐ授乳することにして数日が経った。
昼も、寝ているうちに家事を片付けて・・・と初めはやっていたけれど、
私が夜眠れるわけでもなくなってきたので、昼間、子供が眠っているときに一緒に寝ることにした。
考えてみれば、帝王切開の傷も(表面だけど)まだ痛むわけだし、
産後3週間といえば、まだまだ無理はしてはいけないのだ。
子供が私たちの様子を見ながら生活してくれるわけでもないから、
子供のペースに合わせるしかない。
それにしても、子供はけっこう寝言を言う。
こんなに言うものとは知らなかった。
もちろん言葉にはなっていないけど、寝ながらうなったり、ぶうぶうと鼻を鳴らしたり。
「アン!」と声を上げたり・・・
こちらは「起きちゃったかな?」と気になるのだけど、
でも、ちゃんと眠っている。
それから、モロー反射。
手をビクッとバンザイの形に上げる、新生児の有名な反射。
家庭科の教科書などには、「驚いたときや大きな音がしたときに起きる反射」と
たいてい書いてあり、私もそのように教えてきたが、
実際には「いつでもする」のだった。
寝ていても。静かな部屋にいても。毛布をかけ直しただけでも。
あまりにもしょっちゅうなので、驚いた。
お風呂は大好き。
朝、夫が子供の沐浴をやってくれている間に
(夫は朝早く夜遅いので、夜、子供に会えないことが多く、朝6時前に沐浴することにした)
私は朝食とお弁当を作っている。
お弁当なんて面倒かな、と思ったけれど、「昼食がすでに用意されている」というのは、
ずいぶん気が楽なものだ。
子供に合わせていたら、昼食調理の時間を自分一人のために取れるとは限らないし、
ましてや昼食を買いに行くこともできないので。
授乳は、混合栄養で定着しそうだ。
朝、沐浴の後は夫がミルクをあげている。
午前中は母乳をあげ、足りなければミルクを足す。
午後はたいてい、母乳だけで満足する。
夕方、もう一度沐浴するが(私が入れる)母乳だけでは足りないというか、出が悪くなってきているらしく、
ミルクを足す。
日が暮れると、夜中までグズグズし出す。
たいていはミルクをあげればいいが、母乳をあげると安心して眠ることが多い・・・
今のところはこんな感じで、1日を過ごしているけれど、
どんどん変化するのだろう。
まだ育児に慣れてないので、「うー、クラス担任の方が楽だー」と思ってしまうけども、
1日の変化が大きいので面白い。
妊娠末期は「妊婦であることに疲れた」と思っていたけれど、
産んでみたら「全てがノンストップ」であることがわかった。
妊婦の間は、子供を内蔵していたわけだから、
今思うと、どんなに重くてもその方がラクだ。
妊娠末期も、しょっちゅう夜起きることになっていたので辛かったけれど、
頻尿で目が覚めても、一回5分かそこらだ。
子供が泣いて目が覚めれば、こちらはおむつ変えて授乳して、
足りなければミルク作って飲ませて、寝付くまで抱っこして・・・
で、40分くらいかかるから。
でもこの先、はいはいや歩くようになったら、「寝てる時期の方が楽だった」と思うのかもしれない。