赤ちゃんが居てもおせち料理2006

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2005年暮れ、生後5ヶ月の娘が居ますが、おせち料理を作りました。
ほとんどの材料は、「生協の個人宅配」で揃えました。
年末のスーパーは混んでいるので、娘を連れて行くのが怖くて。
昼寝をしている合間や、機嫌が良くて居間で遊んでいる間に、一日4品×3日かけて作りました。
今だから、かえって作りやすかったのかもしれません。
来年だと歩くだろうし、「台所に入れてよ」と泣くんじゃないかなあ。

栗きんとん
今回は、「栗のペースト」が手に入ったので、100%栗できんとんを作りました。
栗甘露煮のシロップで栗ペーストを伸ばしながら弱火にかけ、砂糖大さじ2杯ほどを足して練り上げます。冷めると硬くなるので、ゆるめに。
最後に栗の甘露煮を足して出来上がり。

栗の甘露煮は、四国宇和島製でした。特産品だった?
筑前煮
ニンジン・こんにゃく・ゴボウ・レンコン・干し椎茸・鶏肉を乱切りし、
必要なものは下ゆでして、ごま油で炒め、砂糖・しょうゆ・酒で煮込み、最後にみりんを足して炒りつけ、照りを出します。
茹でた絹さやを散らして出来上がり。

普通のおかずと同じ。少し味を濃くします。
本当は煮染めを作りたいけど面倒なので。
ナッツ田作り
田作りを皿に広げ、電子レンジに3分かけて乾燥させる。
クルミを皿に広げ、電子レンジに3分かけて砕く。
酒・みりん・しょうゆ各大さじ1.5杯と砂糖大さじ3倍をフライパンに煮立て、田作りとクルミを絡めて冷ます。
梅の甘露煮
梅干しの表面を楊子でつついて穴を開け、一晩水につけて塩抜きする。
砂糖水で10分ほど煮て、そのまま冷ます。
水150mlに砂糖110gの割合。
紅白なます
大根とニンジンを薄切りにする。ニンジンは少な目に。
塩を絡めて20分おき、もんで馴染ませる。
水気を絞り、酢と水を1:1に合わせた割り酢であえて、さらにしぼる。
酢大さじ5,みりん大さじ1.5,砂糖小さじ4,塩小さじ1/4で合わせ酢を作り、漬け込む。

たたきゴボウ
ゴボウを酢水で10分ほどゆで、すりこぎで叩いてから4〜5センチ×5ミリ程度に切る。
ダシ1カップ、砂糖しょうゆ各小さじ2,塩少々で15分ほど煮る。
冷めたら、すりゴマ大さじ6,酢・砂糖各小さじ4,しょうゆ小さじ2,塩小さじ1/4を合わせたたれに漬け込む。


昆布巻き
昆布の長さを半分に切り、水に浸して戻す。
かんぴょうも塩もみして水洗いし、戻す。
鮭の身を適当に切って、酒・しょうゆ・ショウガ汁で下味を付ける。
昆布で鮭を巻き、かんぴょうでしばる。
鍋に並べ、昆布の戻し汁・酒・酢で1時間ほど煮る。
砂糖・みりん・しょうゆを加えてさらに煮あげる。

卒業証書のように太いのが出来てしまいました。
切り分けて食べた。
オーブンで伊達巻き
はんぺん1枚・たまご6個・砂糖・しょうゆ・酒・みりんをミキサー(私はバーミックスのようなものを使用)で一気に混ぜる。
天板(私はロールケーキ用の薄く焼けるケーキ型を使用)にながし、
200度のオーブンで15分ほど焼く。
熱いうちにすだれで巻く。

これまですり鉢ですって、卵焼ききで気を付けて焼いてたけど、
こっちのほうが上手くいくし簡単でした。
海老煎餅
海老を開き、叩いて薄く伸ばす。
電子レンジにかけて乾燥させ、油で揚げる。(海苔も貼り付けておく)
パリパリできておいしいはずですが、大失敗。
ゴムのように硬くでき上がりました。
「きょうの料理」でやっていて、良さそうだったんだけども。
ただ薄く伸ばして揚げただけの方が良かっただろうな。
菊花かぶ
かぶの皮をむき、切り込みを入れる。
塩水に20分ほどつけてしんなりさせ、絞る。
寿司酢と水を1:1で割ったものに漬け込む。

「菊花」は、細かい切り込みを入れるのだけど、底辺は切らないで残すのがポイント。花のように開けば成功。かぶでやれば漬け物ふう。豆腐でやればお吸い物の具。しかし私は、昔教員採用試験で「菊花豆腐」の実技試験が出て、大失敗したので、ちょっとトラウマでした。今回うまくできて良かったです。
ひたし豆
豆を一晩水で戻し、1時間ほど煮る。
ダシで割ったしょうゆと数の子といっしょに漬け込む。

数の子(写真取り忘れ)
数の子を水を換えながら半日ほど塩出し。
しょうゆ・酒・みりんと水を煮立て、さましたものに漬け込む。
夫は数の子が大好きで、盛りつけるとあるだけどんどん食べてしまいます。
黒豆
すみません、買いました
自分で作ると、どっさり出来てしまってあとが大変だから。
今回、おせち料理に使ったしょうゆ。
夫が和歌山出張の時、おみやげに買ってきてくれました。
湯浅しょうゆの高級品、どっちの料理ショーにも出てきました。
一の重
数の子、かまぼこ、伊達巻き、なます、梅甘露煮、黒豆、たたきゴボウ、田作り、きんとん。
二の重
ひたし豆、海老煎餅、菊花かぶ、昆布巻き、筑前煮。
祝肴
田作り、黒豆、数の子、雑煮。
お雑煮は、大阪風・新潟風・東京風の三種類を日替わりで。
テーブルセンターはアメリカ在住の友人がくれた物。洋風デザインだけど、不思議とお正月の食卓に合います。
お正月の食卓。
お花を飾ります。夫は濁り酒。
しかし背後に、子供のお座り練習ソファが置いてあるあたりが、やはり赤ん坊のいる家庭。
ローストビーフ
牛肉の固まりは、塩こしょうして、フライパンで焼く。
野菜をいろいろ、食べやすく切ったり下ゆでする。
だし汁としょうゆを合わせたところに玉ねぎのすり下ろしを混ぜ、
肉(固まりのまま)と野菜を漬け込む。
食べる直前に肉を切り分ける。