三歳記念に三才駅へ

旅行カバン

yousight

2012年9月

三歳になった記念に、長野県の三才駅へ行くことにしました。
テツな夫はいろいろとマニアックなルートを計画していましたが、
まずは穏便に、八王子〜松本は特急を利用。

ところが・・・
「車内トラブルが立川で発生。警察官まで来た」ということで、
八王子駅で40分も乗れずに待たされました。
何が起きたのかは結局よくわからない。
とにかく松本駅に着きました。
これは松本電鉄。

ちょっと驚いたこと。
息子が、立ち食いそばのお店の前で、「ここでアイスかって!」
と騒いでいます。
こんなところにアイスはないでしょうよ、と思ったのですが、
よくみたら「アイスクリームあります」の貼り紙が。
しかし、周辺にアイスを食べている人はいないし、
貼り紙だってただ、筆文字で書いているだけです。

もしかしてひらがなもカタカナも読めているの・・・?
車窓より。
そばもたくさん植えられていました。
松本〜長野間は、篠ノ井線に乗っていくのですが、
特急ではなく普通のディーゼルカーにしました。
なぜなら・・・
ちょうど中間地点にある、「姨捨駅」に行くため!!

あの「おばすて山伝説」のある地域です。

駅は無人ですが、周辺の方がボランティアとして待合室にいらっしゃいます。
待合室でお茶やブドウをいただきました。
駅のベンチも、線路を背にして景色がよく見えるように配置してあります。
私たちはここで、松本駅で買い込んだお弁当を食べました。
ホントにきれいな景色なんですよ。
次の電車は1時間後です。

「田毎の月」と言って、時期によってはこの田んぼに、
夜、月の明かりが映ってとてもきれいなんだそうです。

この景色を楽しむための特別列車「ナイトビュー姨捨」が運行しているほど。
ホームを楽しく駆け回り・・・
なぜか正座して景色を眺める息子。
駅の景色に記念スタンプ、とエンジョイする娘。
ホームは階段でつないであるのですが、奥の方に小さな踏切もあります。
今は踏切でホームをつなぐって形式の駅は減りましたよね。
子どもたちは線路を間近でみて、大興奮。

息子は「線路にもっといたい!と騒ぎましたが、
間もなく次の電車(私たちが乗る予定)が来るので、必死で止めました。

そして乗り込み、長野駅へ。

車内で、娘が帽子を駅に忘れたことに気付きました。
号泣する娘・・・・・
気を取り直して三才駅へ。

この駅は、長野駅から飯山線に乗り換えて2駅、10分ほどで着きます。
テツな家族の間では、
三歳の記念にここに行くのがちょっと流行中(?)
駅の中には「さんさい文庫」という本棚が。
本棚の中身は、見事に「テツ」の絵本ばかり。
三才駅の説明板。
三才駅の記念切符。(入場券)
駅舎の外側に、いかにも〜 な看板ができていました。
JR帽子は貸してもらえます。
三才駅からタクシーで、一番近い長野電鉄の駅へ。
今日は長野電鉄の終点、湯田中に宿を予約しているのです。

朝陽駅。無人で、何か普通の民家みたいに見える駅舎です。
車窓より。りんごやブドウが実りつつありました。
車内に、チェロを持った人がいましたが・・・
湯田中からバスで行った先の、志賀高原は、
夏の間はオーケストラなどの合宿が良く行われる場所です。
私も学生の時は何度も来ました。

その時の定宿は「高天原ホテル」
今は、湯田中駅の裏側に、無料の足湯コーナーがあります。

息子はなぜか、このことを知っており、
湯田中駅に着いたときから「あしゆ〜あしゆ〜」
と、足湯の場所を探していました。
宿は「やすらぎ」さん。
料理がとってもおいしかったです。

子どもにははじめ、お子さまランチが出ましたが、
このあとで鮭いくら丼とか、冷たいカボチャスープなど、
子どものためにもたくさん出してくれました。
大人も子どももカニコロッケ。
大人には鉄板焼きも。
帰りは長野電鉄で善光寺へ向かいます。
特急の車体は成田エクスプレスをリメイク、普通電車の車体は東急線??
善光寺は大勢の人で賑わっていました。
これでもピーク時よりは空いているそうです。
善光寺は本当に大きいです。
善光寺に七五三参りをしました。
長野駅の忘れ物窓口で聞いてみたら、娘が姨捨駅に忘れてきた帽子は、
ちゃんと篠ノ井駅で保管していてくれました。
翌日、着払いで送ってもらえました。


長野駅から高崎駅まで新幹線に乗り、
高崎駅から八高線を全乗りして帰宅!!

八高線は単線で、車体ギリギリまで両サイドに木が迫っている場所があり、
運転席真後ろの場所に立つと、かなり線路が近く見えます。
テツな子どもたち、大喜び。