上海に来たからには、ぜひとも夜景を見たかった。
特に、夜の外灘(バンド)と東方明珠塔を。
夜の南京路から東方明珠塔を眺める。
夜になるとバンドのクラシックな建物はライトアップ。
東方明珠塔に登るには、黄浦江を渡らなくてはいけません。
普通に地下鉄でもいいし、渡し船もあるけど、私たちは「観光トンネル」を利用しました。
片道30元。往復なら40元。
・・・きっと、片道だけでは物足りなくなった人が、もう一度買うのを狙ったのだと思う・・・・
冬シーズンの運転は、夜9時半まで。
スキーゴンドラそっくりな乗り物に乗ると、トンネルをくぐります。
トンネルには数十メートルおきに、電飾が作られています。
それぞれ「シャイニングスター」「マグマ」「パラダイス」などとアナウンスが入る。
5分足らずで向こう岸へ。
私はわーいわーいと喜んで乗っていたが・・・夫はちょっと呆れていた。
トンネルを凝視すると、ちゃんと電球が1つ1つ見えてしまいます。
これに、どうしても登りたかったのです。
やはり夫は呆れている。
「どうして君は、高いところを怖がるくせに、観光地に行くたびにタワーに登りたがるのか!?」
新婚旅行のベルリンで、私が「どーしても登る!」と聞かなかったタワーにエレベーターがなくて、
300段の階段を上ったあげくに、私はてっぺんで怖くなってすぐ降りてきたのを思い出したそうだ。
大丈夫、東方明珠塔はエレベーターがちゃんとあるから。
本当はテレビ塔です。
東方明珠塔のライトアップと「足元」。
なんだか不思議なロボットのようにも見える。
真ん中の大きな珠までなら50元、一番てっぺんまでなら100元。
真ん中まで行けば充分と思っていたが、夫の意向によりてっぺんまで行くことになった。
てっぺんから見たバンド。デジカメ画像ではここまで・・・
実物は本当に、本当にきれいでした。川を挟んで両岸に夜景が・・・
東方明珠塔の中には、上海歴史資料館が付いていました。
さーっと見て回るつもりが、信じられないくらい中は広くて、見応えたくさんの展示で、
駆け足で見たのに30分くらいはかかったと思う。
上海の歴史を知ると、バンドを見る目も変わってしまう。
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