とにかくツワリがひどく、体力も落ちてしまっている。
近所のスーパーの店内で、目を回してしまう始末。
電車に乗って、大きな町でお買い物なんて無理。
でも、マタニティ用の下着や服は必要だ・・・
それで、通信販売を利用することにした。
思ったよりずっと良かった。
私が利用したのは、「ベルメゾン」「たまひよ」「エンジェリーベ」の3冊のカタログ。
ベルメゾンやエンジェリーベは、服や下着がよく揃っている。
町の店に売られているマタニティウェアは、
何か30代妊婦には似合わないような、可愛らしすぎる物がほとんど。
(無印良品は割といいけども)
ベルメゾンやエンジェリーベは、シンプルなマタニティウェアが多くて良かった。
しかも値段が手頃だし、自宅まで届けてくれるし。
しかし誤算がひとつ。
私はもともと太っていたのだが、ツワリで結局12キロ痩せた。
退院してすぐにマタニティウェアを発注し、そのときは「どうせすぐ元の体重に戻る・・・」と思ったのだが、
実際のところ、妊娠7ヶ月の後半に入っても、
「底値」から4キロ増えただけ。つまり、妊娠前より8キロ痩せた状態のままなのだ。
それで、妊娠前の服がまだ着られる。
しかも、1月から普通に働くつもりだったので、教壇に立ってもおかしくない感じの服を選んだのだが、
結局のところ、3月まで休職してしまったので、自宅で横になっていることも多く、
きちんとした感じのマタニティウェアは、あまり着ることがなかった。
たまひよカタログは、小物やアイディア商品が充実していた。
母子手帳ケースや、妊婦用抱き枕を買った。
妊娠5ヶ月の後半から、外見では目立たないものの、お腹が大きくなりはじめ、
仰向けで足を伸ばして寝るのが辛くなってきた。
(お腹が突っ張る感じがするので)
それで、膝を立てるか、横向きで寝ることになるのだが、
そのとき、抱き枕が活躍する。
普通の抱き枕と違い、三日月型に整形されているので、大きくなったお腹に当たらなくて良い。
・・・のだが。
この抱き枕、夫が気に入ってしまった。
夫も妊婦のような体型だからなあ・・・・
それにしてもカタログ会社は、鵜の目鷹の目というか、
一度得た顧客は絶対逃がさないというか。
私が請求したのはマタニティ冬服カタログだけだったのだが、
マタニティ夏服カタログや、ベビー用品カタログ、ベビー服カタログ、
内祝いギフトカタログ、乳幼児向け通信教育・・・・バンバン届く。
おかげでうちの片隅に、どんどん積まれていく。
資源ゴミの日に出さなくてはと思うのだが、カタログは普通の雑誌と違って、とても重たい。
運んでくれるのは夫なんだけど・・・
この先、通常の買い物でスーパーに行くのも厳しくなるかと思った。
今も、買い物が4〜5キロを超えるとお腹に不審な痛みが走る。
夫に行ってきてもらっても良いのだが、帰宅がとても遅いので・・・・
産後に外出しにくい時期があることも考えて、
生協の個人宅配に加入した。
割高かな、と思ったけれど、実際にはスーパーとあまり変わりない。
一週間分の食材を発注するシステムなので、あらかじめ献立を立てることになり、
無駄がなくてかえっていいかもしれない。