2010年2月 (生後5ヶ月と4歳7ヶ月)

二段ベッド編

yousight

寝返りした!!

2月20日、寝返りしました。

これ以前も、ちょっとした段差や傾斜のあるところで寝返りしたり、
半分寝返ったところで娘が「それーっ!」と手を貸して返らせたり
していたので、寝返りの感覚みたいなものがあったのかもしれない。

生後5ヶ月半で寝返り。ごく、教科書通りの時期です。
お風呂上がりにベッドに置くと、コロコロ・・・ 

娘が寝返りしたのも2月22日、ほぼ同じ日付です。
ただし娘はそのとき、生後7ヶ月半。(遅い)
寝返りしたら顔を持ち上げて、得意げです。

オレ、モウ ナンデモ デキル


ただし、自力で仰向けに戻れないので、
やがて力尽きて、おでこを床にぶつけそうになったり、
疲れたりして泣いてしまいます。
寝返り仕立ての赤ちゃんのお約束ですね。

ロミアスって難しい

藤野まきこさんの本に、「ロミアス」というクッキーの作り方が載っており、
作ってみたいと思いました。
ネット検索するとレシピなど出てきますが、

要は、
絞り出しクッキー生地の中心に、飴がけしたスライスアーモンドを置き、
いっしょに焼き上げると、香ばしくおいしいクッキーになる・・・
というものです。

そんなに難しいものではないです。
ただし、特別な器具を使います。
絞り出しの口金に、「シェルタン」という特殊なものを使うのです。
シェルタンを使うと、きれいな花が咲いたように、
ホームメイドとは思えない気品あふれる形に仕上がるのです。

ただしこのシェルタン口金、5000円以上します。
ロミアス屋じゃあるまいし、とても買えません。

藤野さんは「菊型で抜いても良い」と書いていますが、
もともと絞り出しクッキーの生地ですので、抜くには柔らかすぎる。

そこで、普通の星形口金を使い、絞ってみました。
それはそれできれいじゃない!?  と思ったのもつかの間、
絞り出しクッキー生地としては若干硬い生地なので、
絞り袋(ビニール)が破れてしまった!!

仕方ないので、残りは口金なしで、ビニール袋の端を少しカットして
絞り出しました。

でもおいしかったですよ。

今年も雛人形

今年も雛人形、出しました。娘は大喜び。
夫が全部やってくれました! もうバッチリですね。

布絵本パート2

娘のために数年前、布絵本を作りましたが、
今年は息子のために、新たに作っています。


これ、だれのおうちかな?
わんわんの おうちだね。


わんわんは取り外せます。

ってなぐあいに、いろんな動物が出てきます。
娘の方が興味津々。

息子の闘病記(気管支炎編)

2月12日、息子が咳をし出す。

娘の風邪がうつってしまったかなあ。



2月13日、息子の咳が強くなってきたし、娘も息子も鼻水が。


自宅最寄りの小児科でもいいのだけど、
強力な鼻水吸い取り機は、隣町の小児科専門病院にあります。
そこに行ってきました。

2人とも上気道炎。
いわゆる喉の風邪で、鼻水と咳です。
熱もないし、普通の咳止めや去痰剤などを処方され、鼻水を吸ってもらって帰りました。
娘は鼻水吸いには慣れていて、吸ってもらえばラクになることがわかっているので、むしろ好きな処置。
先に吸ってもらい、
息子に「ね、こんなふうに するんだよ らくになるよ〜」
と、教えていました。

でも息子は初めてなので、大泣き。
この処置と鼻水の関係なんか、わかってません。
泣くのでどんどん鼻水が出てきます。

鼻水は吸った方がいいのよ〜  中耳炎の予防になるし。



2月14日午後、娘は元気だけど、息子はゼイゼイが強くなってきた。

大丈夫かなあ。様子を見て、明日病院にもう一度行こうかなあ。
でも雨か雪が降る予報だしなあ。
月曜日の病院って混むんだよね。かえって、別な病気をもらってきたらイヤだなあ。
子どもの咳って、薬を飲んでも止まるときしか止まらないんだよね。

その夜、息子はしょっちゅう咳で起きてしまい、あまり眠れていなかった。
明け方、汗をかいていたので着替えさせた。身体が熱い!?
授乳しているとき、いつもよりも口が熱いような気がした。



2月15日朝、息子の体温は38.6度!!


ええ〜〜〜っ
まだ5ヶ月なのに発熱!?
突発性発疹(これも高熱が出る)をやるにはまだ早いし。
ゼイゼイは本当にひどくなっている。
咳も強い。呼吸はすごく速い。犬みたいになっている。
しかも無表情になっている。

これはヤバイ。肺炎かもしれない。
娘を保育園に送り、その足で朝一番の病院へ。

診断は「気管支炎」でした。
これは普通の風邪じゃない、RSウイルスに感染したかもしれない。
上の子がいること、私も夫も娘も喘息があることを話すと、
ドクターはやはり気管支炎を確信していました。
もっと息が苦しくなる可能性があるし、
もし肺炎になったり、口から水分も取れなくなったら入院するしかない・・・
と、かなりビビル診断でした。

鼻水吸いと、気管支炎&喘息用の吸入を処置してもらいました。
この吸入はいわゆる「ネブライザ」で、
モクモクとスチーム状の薬が出ます。
これを吸うと、気道のむくみが取れるので、呼吸がラクになります。
私も子どもの時、喘息の発作が出ると、とりあえずこの吸入をやってもらいました。

でも息子は初めてだし、吸入とゼイゼイの関係なんかわかりゃしない。
ウオウオ言って暴れる息子を押さえつけて、ムリヤリ吸入しました。

吸入が終わると、明らかに呼吸はゆっくりに、ゼイゼイ音も小さくなりました。
処方された薬は、娘が肺炎になったとき同様の抗生剤など。
これもスポイトでギリギリ飲ませた・・・
ホントに、スプーンがちゃんと使えない頃の投薬は大変だよ〜
娘はゼリー状オブラートでくるんで、「はい飲んで」と差し出せば済むのに・・・

処置と薬が効いたのか、息子は帰り道は眠っており、
夕方には熱も下がって、笑うようになりました。
ただし夜は、「病院での恐怖体験」が効いてるのか、
何度も夜泣きしましたねえ・・・



2月16日
熱はなく、食欲はいつも通り。
離乳食はちょっとおやすみして、母乳だけに戻しました。よく飲んでます。
咳やゼイゼイは出ているけど、だいぶ軽くなりました。
よく眠れていますし、ご機嫌に笑ったり暴れたりしています。



2月17日
再受診。
肺炎にはならなさそうとの診断。
同じ飲み薬を追加してもらい、熱もゼイゼイも出なければ完治とのこと。
ホッとしました。

息子は診察が終わり、ベビーカーに乗せたらすぐに眠りはじめ(午前10時頃)
午後2時を過ぎた今でも、ぐっすり眠っています。
疲れたんだろうなあ。  そして、眠れるぐらいにラクになったんだろうなあ。
私も看病で疲れたよ・・・・
いやホント、仕事をしている時じゃなくて良かったよ・・・

RSウイルスとは

息子が感染したと思われる「RSウイルス」は、最近注目され、育児雑誌などにも載るようになってきました。
詳細はネットで検索すれば出てきますが、

RSウイルス自体はありふれたもので、一生の間に何度も感染します。
2〜3歳以上の人なら、ほぼ全員が感染しています。(症状の出方は別として)
喉や肺にとりつくウイルスです。

2〜3歳以上の幼児や大人が感染した場合、
鼻水・咳・喉の痛みなどの、いわゆる「のどかぜ」で済みます。
ところが、ゼロ歳の赤ちゃんがかかった場合、気管支炎や肺炎に発展しやすいとのこと。
熱も高くなりがち。

RSウイルスは、妊娠中に母胎から渡した免疫ではカバーできないので、
産まれて間もない赤ちゃんでも感染します。
特に冬場に蔓延するウイルスで、生後6ヶ月以下の赤ちゃんの場合は入院する羽目になることも多いとか。
だから秋冬に産まれた赤ちゃんは、気を付けなくちゃいけないのです。
予防には手洗い・うがい・マスクとのことですが・・・

現実的に赤ちゃんは、出来ない。家庭にウイルスを持ち込まないのが大切だけど・・・

娘が赤ちゃん時代に感染しないで済んだのは、たぶん最初の子だし、
生後5ヶ月頃までは児童館などにもほとんど行かず、他の子との接触が少なかったからかもしれません。
息子は姉や姉の友人と、かなり接触しているからなあ。


必ず成長するんだから

息子が気管支炎と診断され、アレルギーは受け継がれるだろうと言われ、
やっぱりなあ・・・
と思いました。
夫婦ともアレルギー喘息だし、娘もそうだから。

アレルギーと聞くと、親は多少の落胆やショックを受けるものです。
特に、我が子がそうと聞いては。

でも、自分自身もアレルギー喘息の経験があるので、
落ち着いて受け入れることが出来ました。

私は、「アレルギーがあったって必ず成長するし、大人になるし、仕事も家庭を持つこともできる」
ことを、身をもって知っています。
アレルギーがあったって、この世の終わりではありません。
今はコントロールの薬もいいのがあるし、特に喘息については社会的な認知が高まってきたと思うのです。
だから大丈夫。



私が子どもの頃は、まだアレルギー、特に喘息については認知が進んでいませんでした。
発作が出たら病院のネブライザ吸入や飲み薬、ステロイド注射で抑える治療だけ。
コントロール薬として「スピンヘラー」というハンディ吸入器を使っていたことがありますが、
効果は・・・よくわかりませんでした。

だから、発作の引き金になる「風邪」「疲労」「低温の気候」「台風が近づいて気圧の変化」などがあると、
発作が起きやしないかと、ドキドキしました。
年齢が上がると、自分なりに「危険ライン」がわかるようになり、発作が出ないように生活を自制するようになりました。

1980年代は、学校にも社会にも、また自分の親にも喘息についての認知は不足していたと思います。
小学生の時、NHKの健康番組で小児喘息について扱っていたので、見ました。
「小児喘息は依頼心の強い子どもがかかると言われています」というナレーションを、今でも忘れられません。
ショックでした。私は依頼心が強いの?  
私は7〜8歳の頃から、弟もいるし、親に面倒かけないようにしようと頑張ってきたのに・・・

なんて私自身、腹黒いところがあって、
小学5〜6年の時の担任教師が「女王の教室」並みに高圧的で、
毎日、疲れました。
で、軽い発作が出ると、「ものすごく苦しい!」と訴え、1日休んでました・・・
本当はネブライザ吸入して、2時間遅刻程度で登校できそうだったんだけどね。



「依頼心と喘息」の関係は、もちろん今では否定されています。
でも学校の方は、「喘息の子はマラソンで鍛えなきゃ」ということで、
4階の教室まで階段を上るのもやっと・・・という発作が出ていても、マラソンは休ませてくれませんでした。
薬を使うのは「甘え」だと言われました。
今の学校では、あり得ない指導です。


もし喘息発作が起きてしまったら、薬で抑えて、とにかく呼吸を確保。
そうして体力を温存し、発作が治まって体調が良いときに運動して、徐々に体を鍛ればいい。
これが、正しい対応です。
発作が起きているのに、無理に運動させるなんて、あってはならないんです。
私は中学で運動部、高校で吹奏楽部に入り、それが呼吸器の運動になりました。
成長に伴い、発作が起きることは減っていきました。

現在は「発作が起きる前にコントロール」という治療法が中心になっていて、
娘は毎日ハンディ吸入器を使い(スピンヘラーよりずっと良い)、場合によっては毎日続けて抗アレルギー薬を飲んだり、
シール状の気管支拡張剤を背中に貼ったりします。
こうしてコントロールがうまく行っていれば、大きな発作は起きないです。



さて、私は小学5年生の時、林間学校で富士山へ行きました。
「スピンヘラー」のコントロール吸入は毎晩していました。
同じクラスに、やはり同じ薬を使っている友人がおり、
まだ子どもですから、林間学校の間は養護教諭の部屋に行って監督の下に吸入しました。

予定では富士山の五合目あたりまで登り、名所の「氷穴」などに行くはずだったのですが、
私も友人も「喘息のリスクがあるから」ということで、
登山も氷穴もナシ。旅館で待機してました。

その友人は、去年、富士山の頂上登山に成功。
そう、アレルギーがあっても、喘息があっても、必ず成長するのです。
これを支えにして子どもたちを育てましょう。


息子の闘病記(皮膚炎編)


生後2ヶ月頃

息子は生後2ヶ月頃から、頭皮や眉などにふけの固まりみたいな湿疹が出るようになりました。
乳児湿疹といって、2ヶ月頃〜1歳頃の赤ちゃんにはありふれた湿疹です。
普通は何の心配もなく、自然に治っていきます。
オリーブ油などでふやかしてから洗うなどのホームケアをし、
気になるなら小児科で塗り薬をもらいます。

娘もそうでした。(肉付きが良すぎて、手足のしわの間にたまった垢にかぶれ、ただれたことがあったけど)



生後4ヶ月頃

だから息子の湿疹も、あまり気にしてなかったんだけど・・・
4ヶ月にはいっても続いているので、近所の小児科を受診しました。
おむつかぶれやあせもの時によく処方される、非ステロイド系の炎症止め+保湿クリームを混ぜたものを作ってもらいました。

塗ってみると、少しはよくなったような。
でもあまり変わらないような。
これを1ヶ月くらい塗り続けました。



生後5ヶ月

そうこうしているうちに、娘が肺炎にかかったので、
ついでに息子も隣町の小児科専門病院を初診して、見てもらいました。
近所の小児科が処方したのとはまた別の、炎症止め+保湿クリームを作ってくれました。
非ステロイドです。
私や夫、娘のアレルギー歴を聞いて、ドクターは「アレルギー体質はあるかもしれないなあ・・・」と、

これを2週間ほどたっぷり塗り、でも治りは今ひとつです。
頭皮の湿疹は特に強い。


アトピーなのかなあ?
アトピーというのは「先天性のアレルギー症状」のことで、
皮膚炎とか喘息で現れます。
うちはみんなアレルギー持ちだ。
ただし、喘息として診断できるのは、もっと年齢が上がってからとのこと。

アトピー性の皮膚炎なら
  (1)かゆみが強い。
     息子の顔には引っ掻き傷がありますが、かゆくて引っ掻いているのか、眠いときに顔をこするクセがあるから付いちゃったのか、わかりません。
  (2)ジュクジュクする。
     赤みはあるけどジュクジュクはしていない。
  (3)肌は乾燥気味
  (4)症状が2ヶ月以上続く
  (5)顔や頭から始まる

などの特徴があるそうで、息子の場合(3)〜(5)は当てはまります。
でも、「アトピー」と聞くと母親が受けるショックは大きいので、単に「湿疹ですね」というドクターもいるそうです。
今回、息子がかかったドクターは「アトピーです」とは言いませんでした。



以降は「気管支炎の治療」と併行しました 

<2月13日>

咳で受診したとき、
ついでに湿疹も見てもらいました。
「これまでの薬で今ひとつよくならない」と伝えました。
普通の乳児湿疹ならば、この薬で良くなるはずなんだそうです。
家族にアレルギー歴があるし、ちょっと乾燥も赤みも強い。
弱いステロイド軟膏を処方されました。
おそらく2〜3日で良くなるはず・・・と。

ステロイドを処方されたので、これはアトピーなんだなと思いました。
ドクターはそうは言いませんでしたが。

ステロイドは、いろいろ巷では言われているけれど、
医師にこまめに診察を受け、量を調整すれば、アトピー治療に一番の早道なのです。

4日後ぐらいに再診することにし、ステロイドを塗りました。
翌日にはかなり乾燥が改善されました。
スゴイ効き目・・・  確かに気味悪いほどかも。

実際にはこのあとすぐ、息子が熱を出したので、
気管支炎の治療といっしょに湿疹も治療しました。

<2月15日>

気管支炎についてはかなりビビル診断でしたが、
湿疹については改善が見られました。
ステロイド軟膏そのものを塗るのはやめ、
顔や手足、胴体については「ステロイド+保湿クリーム」を作ってくれました。
赤みが特に強い頭皮の湿疹には、
最初に処方されたものよりも1段階強いステロイド軟膏を、直接塗ることになりました。

<2月17日>

頭皮も顔も手足も胴体も、すごく良くなっています。
特に顔は、もうツルツルです。

ステロイドをやめ、身体のどの部分にも保湿クリームを塗ることになりました。
これで様子を見ていきます。


こうして、2〜3日ごとに処方を調整していきました。
そして、最初の処方から5日でステロイドをストップしました。
  


アトピーにはステロイドが標準治療だと、もっと知られてもいいと思う。怖い薬じゃないよ。

ということで、息子がアトピーかどうかははっきりしないですが、
「アレルギーによる湿疹だろう」「乾燥は強い」「離乳食に玉子を使うのは、1歳近くまで待って」
という話はありました。


アトピーにはステロイド塗り薬が効きます。
これが標準治療で、「喘息や気管支炎に気管支拡張剤が効く」のと同じくらい、当たり前なんだそうです。

ところが巷では、
「ステロイドは副腎皮質ホルモンだから怖い」とか
「ステロイドを塗り続けると皮膚が薄くなる」とか
「ステロイドはリバウンドがあって、良くなったように見えてもあとで悪化する」

などなど、いろんなことが言われています。
何となく、良くないイメージですね。

ステロイドが悪いんじゃなくて、
ステロイドの使用量・使う薬の選定(強さがいろいろある)・使用期間について、
ドクターの判断が大切で、患者の方も自己判断しないのが大事なんだと思います。
こまめに病院に行って、調整して良かったです。



私自身は、ステロイドでエライ目にあったことがあります。
両手の指にあかぎれがあり、市販のハンドクリームなどでは全然ダメで、
皮膚科を受診。
中程度の強さのステロイドを処方されました。
まあまあ効いたけど、ある程度以上は良くなりません。
そういっても、変わらず同じ薬を処方するだけ。

そうして5年以上経ちました・・・・

「ステロイドを塗り続けると皮膚が薄くなる」のは本当です。
でも、どのくらいの期間、塗り続けるとそうなるのかは、知りません。
そこで、
いつも混んでいる別の皮膚科を受診しました。

そしたらそこのドクターは、
「ステロイドを5年以上も処方するなんて!!」と驚き、
皮膚が薄くなってるから、すぐひび割れるんだと説明されました。
非ステロイドのベタベタした炎症止めをガーゼに塗ったものが処方され、
これを昼も夜も貼り付けて2週間生活しました。(仕事していて、2歳児を育ててたので大変だった・・・)

3日ほどでヒビがふさがってきて、2週間後には、特にひどい場所以外は治りました。
特にひどい場所は、弱いステロイドを短期間使ったりもして、
現在はほぼハンドクリームで良くなりました。
確かに、ステロイドの長期連用は良くないのです。



息子がステロイド軟膏そのものを塗っていたのは5日以下です。
こまめにドクターに見せ、必要なら別な病院を受診するなどして、
調整していくことが大切なんでしょうね・・・


ところで、娘が赤ちゃんだったときに買った育児雑誌の付録に、
「子どもの皮膚トラブル辞典」というものが付いていました。
子どもがよくかかる皮膚病について、症例写真とともに症状・標準治療・ホームケア方法が紹介されています。
これはわかりやすい本だったので、保存しています。

ただしこの本、同時に「読者の赤ちゃんの闘病体験」も載っています。
今回、アトピー性皮膚炎のページを読み直しました。
治療法は「ステロイド塗り薬が基本、状況に応じて量や強さを調整する」とちゃんと書いてあります。
でも、闘病体験がまるで矛盾する内容なのです。

      ステロイドは怖いイメージなので、使わない病院を探しました。
      1年以上経ち、まだまだ治りませんが、気長にやります。
      現在は、サプリメントが良さそうなので使っています。
      そのほか、インターネットなどでピピッと来た情報は取り入れています。
      経済的な面と私の手間で、無理のない範囲でやっています。

といった内容でした・・・
それってどうなの?
まるで、家事の裏技を紹介されて、「安上がりで簡単なものなら取り入れる」って言ってるのとそっくりじゃないの?
もちろん、この体験記を寄せた方も、我が子へ出来るだけ良いように考え抜いてのことなのでしょうけど、
この雑誌(誌名を言えばたぶん誰でも知っている)の影響力を思うと、
こういう体験記は、載せるべきではなかったんじゃないかなあ・・・



皮膚炎も喘息の発作時と同じように、
 症状のひどいときは、よく効く薬で症状を抑える
 症状が治まっているときは、健康維持・体力向上に努める
という対応が大事ではないかな。


息子は数日で皮膚のかさつきがなくなり、眠くなると相変わらず顔はこするけど、
引っ掻き傷は出来なくなりました。
やっぱり以前は、かゆみがあったのかもしれません。何も話せないからわからないけど。

また、皮膚炎が顔にあると、いろんな人に 「あら、それは・・・?」 と言われ、
母親はけっこう、精神的にへこむものです。
アレルギーでも、皮膚炎でも、子どもはちゃんと成長するってわかっていても、
親が精神的にへこむって点で、皮膚炎は罪作りな症状だと思います。
これも数日で改善できるので、良かった。


お買い物ごっこの戦利品

学年が上がるごとに、盛り上がる「お買い物ごっこ」

保育園のクラスごとに、テーマを決めて模擬店の商品やイベントを用意します。
当日は当番制で売り子をやり、
「子ども銀行」から10円×10枚のお金をおろして、
事前に子どもたちが自分で折り紙で作ったお財布に入れ、
お買い物に行きます。

自分たちが作ったものを欲しがる子がいるのが嬉しく、自分でお買い物するのも楽しく、
数の勉強もちょっと出来るイベントです。

娘のクラスは「屋台やさん」ということで、フライドポテト(左写真。折り紙で作った)や
お団子(紙粘土で作った)、お面などを用意したそうです。
娘はお面の売り子さん。

どんどん売れて、すぐなくなっちゃったそうです。
おおいそがしだった! と満足げでした。
ちゃんとねらっていた「プーさん」をゲットできてました。

屋台やさんの商品は、10日ほど前から工作の授業中に、みんなで作ったそうです。
これは別のクラスで買った「サングラス」だそうです。
曲がるストローと、トイレットペーパーの芯をうまく組み合わせて作ってます。

写真ではわかりにくいですが、レンズ部分はハート形になってます。

面白い。家庭でも工作して楽しめそうです。
福引きコーナーがあったそうな・・・

どこかのクラスで、家にある「雑誌の付録」や「いらない小物」を募って、
福袋を用意したみたい。


このほか、「レストランチケット」が付いていて、
おやつの時間はジュースやドーナツ、マドレーヌなどをバイキング形式で食べたそうです。
子どもたちはバイキングが大好きですね・・・
「ようすけに おみやげ!」
と、毛糸ボンボンで作ったひよこちゃんを買ってきてくれました。

息子は水色のひもをつかんで、「うきゃーい!」と喜んでいました。
最上級生「ゆり組」は、「ユリクロ」と銘打って、
アクセサリーグッズなどを売っていたそうです。
リボンと巻きバラで、こんな素敵なバレッタが。

こういうの、私は高校〜大学生の時に何度も作りました。
(ファッション誌「ジュニー」や「装苑」に作り方が載っていて、流行もしていたかな?)

高校生の手で作っても、けっこう手間がかかるもの。
5〜6歳児が自分で作れたとは思えない。
もしかして、ほぼ先生の作業だったのでしょうか・・・
お寿司やさんがあったそうです。
回転寿司になっていて、紙工作のお寿司がいろいろ選べてテイクアウト。

娘が選んだのは、おいなりさん2個と(うつってないけど)細巻き3個。
それにしば漬けをプラスしてました。
他の子を見ると、にぎり寿司なんかもあったようです。
良くできてます。
おもちゃの売り場で、剣玉を買ってきました。

プリンカップをシールで飾り、凧糸で丸めたアルミホイルをくっつけます。
カップを振って、
アルミ玉をカップに入れればOK。

なるほど、これなら尖った部分がないから、幼児でも安全に遊べます。
「おかあさんにも おみやげ!」
紙で作ったチューリップの花束です。

うれしい・・・・!


自分が楽しむだけではなくて、家族の分も考えてくれたのが本当に嬉しい。



こんな風に、自分のお財布の残りを見ながら、楽しくお買い物してきました。
来年も楽しみですね。

バレンタインは娘とお菓子づくり

バレンタインは男の子にお菓子をあげて、愛を告白・・・
なんてのは、娘には10年(いや7〜8年かな? もう4歳だし)早いです。
というか、まだそういう意味は分かってません。

テレビなんかを見て知ったのか、
「こくはくってなーに?」と聞かれましたが、すごく説明が難しい。
好きな男の子に、好きだって言うことだよと話したら、
「あたし いつも Tくんに すきだって いってるもーん♪」

うんうん、そういうのが一番幸せだよね。
日本のバレンタインは、一種の「景気刺激イベント」でもあると思うので、
おいしいチョコレートを買って、一緒に食べたらいいんじゃない?

体重と乳腺炎には気を付けて。
私は娘と作ったお菓子を食べていたら、ちょっと乳腺炎ぽくなりました・・・
(息子がジュウジュウ吸うので、すぐ治りましたけど)


まあ何となく娘も、バレンタインにはお菓子が関係するらしいことは理解していて、
「バレンタインだから、おとうさんに おかし つくってあげようよ!」
とやる気満々。
子ども向け料理番組で見つけた、何かキラキラした飾り付けとか、フルーツのチョコレートがけなんかをやってみたいらしい。

フルーツは今、それほど揃ってないので、
キラキラした飾り付けはさせてみました。

2010年バレンタイン

キラキラしてる?

離乳食はじめました

生後5ヶ月まであと1週間ほどありますが、
離乳食を始めました。

「ゆっくり始める」が、最近の離乳食のトレンドのようですが、
息子は、私たちの食事の様子を見て、
異様によだれを流すのです。

これは、欲しいのでしょうねえ。

10倍がゆを作り、すり鉢でよくつぶして食べさせたら、
ニコニコとよく食べました。

スプーンは、ただ口に入れてやるのではなく、舌の上に乗せてやるのがポイントです。

4階建てアパートの建設

NHKの子ども番組「つくってあそぼ」を見た娘。
その中で紹介されていた、「わたしのおへや」というのにスゴイあこがれを持ち、
「つくって つくってえ〜〜〜」となりました。

もちろん、ただ作ったのではモノが増えて散らかるだけです。
娘には、「マトリョーシカさんたちのおうち」として使うこと、
おうちのスペースを作るために、細かいおもちゃは処分することを約束させました。

まずは、散乱するおもちゃを整理し、ゴミ袋3つ分のおもちゃを処分。

段ボール2つと菓子箱2つを利用し、
4階建てアパートを作りました。
最上階は、ソファーのお部屋。
マトリョーシカさんが2〜3人座れるソファーです。


紅茶ティーバックの空き箱に切り込みを入れ、
逆方向に押し込めばできあがり。
2階は寝室。
マトリョーシカさんが眠れます。

ミルトンの空き箱を切り開き、折り紙とアルミホイルを貼って
鏡台にしました。

チョコレート箱の開け口を反対に折り上げ、
折り紙やクラフト封筒紙を貼って
ベッドにしました。

さっそく娘は、ままごと道具を広げ、
「ぱーてぃーしてるの。 1かいで おしょくじして つかれたら そふぁーとか べっどで おひるね できるのよ!」
と悦に入ってます。

まあとりあえず、マトリョーシカと細かなままごと道具の「定位置」が決まりました。

数量の発見

娘は数量について、どんどん発見しています。
 (1)モノは数えられる
 (2)数は量に差がある
 (3)数は数字で表現できる

うまくは言えませんが、どんどん数学的な感覚が育っているような気がします。
足し算やかけ算の感覚も、少しあるようです。

でもこれを、記号で正確に表現すると、
今の娘の「数量の発見」が損なわれてしまうような気がしてしまう。
おもしろさが半減してしまうような気がしてしまう。

そう思ってしまうのは、私が数学が苦手だから?
数そのものを考えるのはきらいじゃなかったはずだけど、
記号がどんどん入るようになってから、わけわかんなくなったように思うので・・・

困った質問

数について発見するようになってから、
さらに発見してしまった。

いつかは発見すると思っていたけど、質問されると困りますね。

 (1)どうして、2月は28日までしかないの?
 (2)どうして、数は10ずつ増えるのに、時計とカレンダーは12ずつ増えるの?

皆さんは、どう答えますか?
それはもちろん、科学的な答えはあるけれど、
4歳児にわかるように、どう説明したらいいのでしょう。

だって、大昔に天体の巡り方に気づいた人が作った数え方なんだから。
娘はまだ、「おひさまと太陽は同じものである」
「月は大きさが毎日変わる」ってことに気づいたばかりです。
どこから説明したらいいのやら・・・

困った私はとっさに、こんな風に答えてしまいました。
 (1)早く3月になりたいんだって    (そうね、ひなまつりに はやく なってほしいもんね と納得していた)
 (2)その方が数えやすいんだって

・・・・・・・・・・・こんな答えじゃいけないんだよねえ・・・・・・・・・・

私自身は子どもの時、プラネタリウムに連れて行ってもらい、
そこに太陽系の立体模型が展示してあって、それを見たり、
書いてあった解説を読みながら、父の解説を受けて (父は理科教師) 理解しました。
でも、もう2〜3年生ぐらいになっていたと思います。

娘はそれで納得しているんだけど、
本当に4歳児には、どう答えてやったらいいのでしょう。


はっぴばーすでーとぅーみー♪

自分の誕生日ケーキを自分で作るのも若干、虚しいものですが。
平日に誕生日を迎えてしまったので、自分で作りました。

夫がこの週末に、私がリクエストしたケーキを買ってくれるはずです。


スポンジケーキは娘が苦手なので、
今回はミルクレープにしました。
クレープを10枚、クリームを挟みながら重ねて、
果物を飾りました。


誕生日の翌日は節分。

そういえば、「魔女の宅急便」という宮崎アニメがありましたが、
原作も面白い。
映画化されたのは1巻の一部で、続刊がたくさん出ているのです。
キキは20歳を過ぎてからとんぼさんと結婚が決まりました。
その巻を読んで、キキの誕生日が私と同じだということがわかりました。
季節が変わる日付の直前に産まれたのは特別だ・・・みたいなことが書いてありました。

私は大人になってからこれを読んだので、「ふーん・・・」ぐらいにしか思わなかったのだけど、
10代の時にこの本たちに出会っていたら、当時の私に寄り添ってくれる本になったかもしれません。

最近発刊された「最終巻」では、
30代になったキキが、双子の子育てに悩んでいる様子が書かれているとのこと。
読んでみたいなあ。

娘は保育園で、豆まき用の箱(プリンカップ再利用)を作ってきました。
年齢プラス1の豆を食べました。
娘は5粒で、物足りなさそうにしていましたが(私も子どもの時はそう思った)
もう私の年齢になると、片手に山盛り。おなかこわしそうです。

近所の人や、保育園の他のおかあさんに、
「あたしは、5こ まめたべるの。  おかあさんはね、3Xこ たべるのよ!」
と触れ回っています。
いわんでええがな。

保育園の「節分集会」では、先生方が本気で鬼のコスプレをしており、
低年齢の子どもたちは大泣きするそうです。

入園した歳(1歳クラス)の時は、娘は泣かなかったけれど、部屋の隅に隠れていたそうで、先生がさがしたそうです。
去年(2歳クラス)の時は、ちょうど集会の数日前に風邪を引き、
治りかけだったけど、入試の仕事が忙しいときでもあったので、病後児保育室に通いました。
節分集会の日は、もう通常の保育園に行っても良さそうな感じでしたが、
鬼に会いたくない娘は「おかぜ ひいたこの ほいくえんがいいよ   こほこほ  まだ おせき でるよ」
と、必死にアピール。 予約はしてあったので、病後児保育室に行かせましたが、鬼から逃げたかったんでしょうねえ。

今年は集会に参加。どうだったの? と聞いたら、
「ちょっとないたけど すぐ なきやんだ」 と、弟に向かって威張っていました。

年長組になると、さすがにもうすぐ小学生になるだけあって、誰も泣かず、「本当は先生なんだよ」なんて言っているそうですが、
年少組まではやはり、全員大泣きだそうです。
記念写真は、みんな涙目。

それは言っちゃダメ!

これは、夫が何気なく保存していたワインコルクです。

これを見て、娘は
「きれいねえ〜  ぶどうが かいてあるの?」
と、興味津々。

そして、急に思い出したようです。

「あのね、 このもようが、からだに かいてある おじさんが いるんだよ」

    えっ、それはもしかして・・・・    どこにいたの?

「○○おんせん にいたよ   ちゃいろい めがねを かけてたの」

   それは・それはあ!  茶色い眼鏡=サングラスでしょうねえ。  温泉には「入れ墨不可」って書いてあるはずだけども・・・

   娘と夫は、休日にときどき、温泉でデートしているのです。  
   妊娠中は身体がきつかったし、産後は私が2人の子を同時に相手するのは厳しいですし、 
   夫にとっても、娘と一緒に温泉にいけるのはあと数年だから・・・

   さらに娘の「思い出し報告」は続く。


「おせなかにはね  おひめさまの えが かいてあったの」

  きゃあ〜〜  きっと弁天様ね!
  これは、若い人がワンポイントでちょっと入れるような、おしゃれタトゥーとはまったく違う、
  本物の入れ墨なんだろうなあ。入れるのは痛かっただろうなあ・・・


帰宅した夫に詳しく聞いてみたら、
肺炎が治ってから連れて行った温泉に、確かにそういう方がいらしたそうな。
背中から肘の先まで、ギッシリ模様が入っていて、もちろんジッと見ることなんか出来なかった・・・
娘がその場で「わあ すごいもようだ」なんて言い出さないかとドキドキしたけど、
黙っていたそうだ。

何も言えない雰囲気があったのかな?
それを娘も感じていたのかな?