昨年(2012年)の夏、文化服装学院で「TRパターン」の講習会に出ました。
これがすごく面白い。
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とりあえず、ボディにフィットした服を白い布で作ります。 |
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デザイン線を直接書き込みます。 こういう線は、平面作図では非常に面倒です。 |
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フレアを入れてみます。 平面作図でもできることですが、 実際に別布を差し込むことで、見ながらバランスを調整できます。 |
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フレアが入りました。 |
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仕上げ線、合い印などを書き込み、 この布を切り分けます。 |
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切り分けた布を型紙として、 本番用の布で裁断します。 しかし、普通の服ではあり得ない位置で切り替えているので、 どことどこを縫い合わせて良いやら。 合い印を付けていても、かなり迷います。 |
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完成。失敗しました。 カーブ(特に右側の円)は、 布目によって布の伸び具合が違うため、 ものすごくずれやすい。 しかしこれは、TRの典型的なデザインです。 上半身だけとか、もっと簡単にして縫製練習しなくては・・・ |
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もうひとつのデザイン。 胸元にプリーツの別布を乗せ、 下半身も斜めに切り開いてプリーツを挟みます。 |
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切り分けて裁断配置すると、こんな感じ。 もはやどこがどの部分なのか・・・ |
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パズルのように組み立てていくのです。 |
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仕立て上がり。 |
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「円」と「斜め線」の中に、ダーツ分がちゃんと入り、 ダーツがなくてもボディフィットした服になります。 |
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エレガント・ジャイアン・ドレス。 これも、ジグザグ線の中にダーツ分が入ってます。 ジグザグ線の縫製は案外難しい。 |