5 ベルリンの名所1:芸術大学、教会

「ドイツ」のトップへ

私の一番好きな映画、「ビヨンド・サイレンス」は、
ミュンヘン郊外に住む少女・ララが、クラリネットでベルリンの音楽大学に入ろうとしている話です。
ララの両親は耳が聞こえないので、
音楽を専門的に学ぶことに関して、特に父親の強い反対を受けます。
ベルリン在住のララの叔母(父の妹)は父と折り合いが悪く、
進学のため、叔母の家へ下宿することに、父親は激怒しています。
父親の理解を得ようとしながら自分の道を探し、葛藤するララの姿に胸を打たれる映画です。
映画にはベルリンの風景も多く出てくるので、一度行ってみたい!  と思っていたのでした。

ララが受験しようとしていた音楽大学??

ベルリンの中央駅(「動物園駅」という)から徒歩5分くらいの位置にある、
ベルリン芸術大学。美術と音楽の学科があって、1902年創立。
建物はクラシックな彫刻がなされています。
きっとここだろう、と地図を見て行ってみたけど、
実際に映画で使われたのはここじゃなかったみたい・・・・
旧東ベルリンにも音楽大学はあるし、音大じゃない学校をロケ地に使ったのかもしれない。
ちなみに、映画を見る限りでは、叔母さんの家は地下鉄「ソフィ・シャーロッテ広場」が最寄り駅で、旧西ベルリン側・中央駅から3駅の場所のようです。(特に観光スポットはない)

教会がたくさんありました

「動物園駅」そばの、カール記念教会。
戦争中に爆撃に逢い、塔の上部は吹き飛んでいます。
実際に今使われているのは、右側の柱のような建物。

ドイツは、戦争でめちゃくちゃなことをし、それを記録するものも町中に残っています。
でも、記録にも残らなかった人たちのことも考えてしまう。

小学4年生の私は、「アンネの日記」や関連本を読んで、アンネはかわいそうだと思ったけれど、もう少し大きくなってから、大勢の「アンネ」がいることに気付きました。


キリスト教の国だから当たり前かもしれないけれど、教会がたくさんありました。
お寺もいいけど、教会の建築もとてもきれい。
昔の、ベルリン地方の王様が、一時にどっさり教会を建てたという話も読みました。(国民には顰蹙だった?)

ベルリンは、熊をシンボルにしていて、おみやげ品には何かと熊がくっついていました。
おみやげ品のロゴは「ベアルリン観光記念」とドイツ語で入っていたりします。
多分、「クマったなあ」ぐらい、簡単なドイツ駄洒落。

トイレはきれいです

どこのトイレも、清潔でした。
もちろんトイレットペーパーは完備。
日本の駅やデパートよりもきれいなほど。


これは、町のど真ん中にある公衆トイレ。
入場料を取ります。

リサイクルに厳しいらしい

これは、空港にあったゴミ箱。
国内は基本的に4分別のようでした。
ガラス瓶・紙類・プラスチック類・その他のゴミ
缶は分けないのか? と不思議に思ったけど、あまり缶ジュースは売られていないので、
これで大丈夫らしいです。


バリアフリーは・・・わかりません。車椅子には配慮されていると思ったけど、点字ブロックなんかどこにもなかった。
6 ベルリンの名所2:ブンデスリーガへ