2人ともクラシック音楽をやるので、もちろんベルリン・フィルハーモニーへ行きました。
このあたりは東西ベルリンの境目に近く、(ベルリン・フィルは旧西側)
工事中のところが目に付きました。
ベルリン・フィルは夏休み中で、演奏活動は秋から。
毎日午後一時から、バックステージツアーをやっています。
そこに行ってきました。
事務局らしいお姉さんの、ドイツ語と英語。
ベルリンフィル最寄り駅の「ポツダム広場」周辺は、工事中。
ソニー・センター。映画博物館が入っている。
ソニーセンター、ベルリンフィル、複数の美術館と、
このあたりの建物は斬新なデザインが多い。
寝そべる夫シリーズその2。
ソニーセンター前でちょっと休憩。
ベルリンフィル外観。多角形の不思議な作り。
ベルリンフィル入り口の「表札」
ここは、五角形をベースに、何でも作っているそうだ。
反響板も台形。天井から吊してある。
ホール内の写真は、暗くて上手に写ってなかったです。
シューボックスタイプ(四角)ではなく、一見、ランダムに客席の角度を付けて配置してあるようなのですが、
これがかえって良い反響を呼び、どの席に座っても良い音で聞こえるのだそうです。
シューボックスタイプのホールよりも、いい音なんだそうです。
多分、そのように英語で言っていました。
ベルリン・フィル備品のベル。
これは楽器で、ベルリオーズの「幻想交響曲」ではちゃんと使われてます。
というわけで、「C」の音と「G」の音のベルだそうです。
・・・多分、そう説明していました。
建物外側には、ベルリン・フィルの演奏風景の写真がどーんと。
案内のお姉さんは最後に、
「九月から演奏再開しますから、今度は演奏会でお会いしましょう」
と締めてくれました。 それにしても外国語を一生懸命聞くのは疲れる。
隣には楽器博物館がありました。
オーボエやファゴットのルーツ、ピアノのルーツ、変わった楽器、自動演奏楽器・・・
見ていて面白く、実際にその楽器で演奏された音楽を聴くこともできました。(撮影は不可)
さらに、ベルリン・フィルの向かい側にあった「絵画館」にも行きました。
旧東西ベルリンに別れて展示されていた絵画を、統一して展示し直した美術館です。
「ネーデルランドのことわざ」という、ブリューゲルの絵を見たくて行きました。
この絵は、オランダに伝わることわざを、一枚の絵の中にいくつも散りばめて描いてあり、
絵の部分部分を見るだけでも楽しめます。漫画に近いか?
絵画館の中にはコンピューター室もあり、
ここに展示されている絵の解説を読むことが出来ます。(ただし英語とドイツ語)
そして、「ネーデルランドのことわざ」に関しては、
クリックすると、その絵の部分がアニメで動くという面白い仕掛けがされています。
このCD−ROM、売られていたら欲しいなーと思っていたけど、置いてなかった。
これが「ネーデルランドのことわざ」
A4くらいの色紙で売られていました。
こんな具合に、いろんな人がいろんな動きをしています。
日本のことわざと似たものもあるかもしれない。
この絵画館は、普段入場料800円くらいですが、
この日は日曜だったため、無料でした。嬉しい。
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