淡路島から、宝塚を経由して、川西市の夫実家まで2時間弱のドライブ。
従姉妹(夫妹の娘)のりんちゃんに、初めて会いました。
りんちゃんは小学3年生。もうすぐ4年生。
赤ちゃんが大好きだそうで、産まれたときから「会いたい会いたい」と言ってくれていました。
その通り、カナエを熱心にあやしてくれました。
縫いぐるみを使ったり、抱っこしたり、泣いたらトントンしてくれたし。
ベビーシッターのバイトしない?
りんちゃんは終業式のあと、学校からまっすぐ来てくれたので、
ランドセルを持ってきていました。
ランドセルには「のび太の恐竜2006」を見に行くと、小学生におまけでくれる、ドラちゃんとピー助の人形が!!
同じのが2つついていました。
いいなー、と思ったけれど、一応見ないフリを・・・
すると夫がそれをめざとく見つけ、「おばちゃんはドラえもんが大好きなんや、良かったら分けてくれへん?」と!!
こらこら、子どもに物をねだるなんてダメでしょう!
しかしりんちゃんはとっても大人で、「ええよ、二つあるし」と、快く一つ外して、譲ってくれたのです。
うわあ〜〜ありがとう〜〜!!
と、さっそくマザーズバッグの持ち手に取り付ける。
「私、小学生の時、25年前にのび太と恐竜を見てるんだよ。今年、新しく作り直したんだよねー」
「実はコロコロコミックの創刊号を読んだんだよー」
などなど、大人のくせにドラちゃんについてやけに詳しく、熱く語るおばちゃんに、
(しかも高校教師とりんちゃんは知っている)
りんちゃんは若干、引いていました。
ハイ、私は栄養学よりドラえもんの方が詳しいです。
カナエも、このドラちゃんをいじってました。
川西から東京へ帰る途上に、赤ちゃんOKの宿がないか探しました。
ほとんどないですね。
四日市のインターを下りて10キロほど山を登ったところに、湯の山温泉があり、
その中の「美奈川」という宿が、かなりきめ細かなサービスをしているようなので、
そこに宿泊しました。
赤ちゃんのために、無料で布団と座椅子がついてきました。
もう少し大きな子のためには、ゲームが借りられたり、折り紙をもらえたりするようです。
この座椅子、カナエは座ってすぐに「いいお顔」になり、
女将さんの説明を一緒にいい子で聞いておりました。
しかし、慣れてくると前のめりになったり、肘掛けを乗り越えようとして、
落ちそうになって危ないので、途中からは、持参した「たためるバスチェア」に切り替え。
赤ちゃん用のお布団。(縫いぐるみは持参)
チェックイン直後からチェックアウトまで、敷きっぱなしにしてくれました。
よほど気に入ったらしく、ゴロゴロしながら、
声を上げて大はしゃぎでした。
こんなに大はしゃぎしたのははじめて見るほどでした。
食事はさすが、温泉旅館。豪華でした。
カニ・お刺身・松阪牛、伊勢エビまでついてきた。
こんなにゴージャスなものを食べたのは何年ぶりか・・・ 少なくとも妊娠してからはまったく食べておりません。
しかも客室に運んできてくれたので、カナエが途中でゴロゴロしても、恐竜声を出してもOK。
とっても気楽でした。
離乳食はありませんが、子供用の取り皿がついてきました。
デザートのイチゴとメロンを、取り分けてフォークで刻み、食べさせました。
よく食べた・・・ イチゴは1個半、メロンも30mlぶんくらいは食べました。
朝食は大広間でしたが、大広間にも赤ちゃん座椅子がしっかり置いてありました。
カナエのために、果物入りヨーグルトを用意してくれていて、
これまたよく食べました。ヨーグルト大好き。
「離乳食ナシ」と書いてありましたが、気になりません。
大広間の隣のテーブルは、7歳のお兄ちゃんと11ヶ月の赤ちゃんがいました。
じっと見合い、恐竜声を出すカナエ。
11ヶ月の子も、恐竜声で応戦。
一人で数秒立ったり、ハイハイできる子なので、カナエは観察(?)されていました。
お兄ちゃんもまた、愛想の良い利発な子で、クイズを出し合って遊びました。
温泉は、建物内の大浴場と、別棟の露天風呂があります。
大浴場には、シャンプーや化粧品類、タオルなどがよく揃っていて、ほぼ手ぶらでOK。
露天風呂は30分刻みの、貸し切り家族風呂。
カナエは露天風呂に行きました。
客室との行き帰りは、例によってバスタオルでグルグル巻きにして・・・
気持ちよさそうに、くてーんと、浸かっておりました。
入浴から戻ると、客室には布団が敷かれており、
ポットに氷水が用意されていました。嬉しい。
カナエはお風呂と布団がよほど気持ちよかったのか、
その夜は1回起きただけで、ぐっすり眠っていました。
とても嬉しい。こんな夜は久しぶりです。
浴衣は身長を聞いて、ちょうど良いのを出してくれました。湯上がり用の柔らかい足袋と丹前もついてます。
それだけではなく、女性にはきちんとした浴衣(腰ひも・胸ひも・伊達締め・兵児帯)がついています。
色柄は、300種類ほどから選べます。
チェックインするとすぐに、浴衣の写真アルバムを見せてくれて、選びます。
女性グループが記念写真を撮っていました。
客室には緑茶が用意されていましたが、
ロビーにはコーヒー・紅茶・麦茶・ハーブティなどがいろいろ用意されていました。
自室に持っていっても、ロビーで飲んでもOK。 これまた嬉しいサービスです。
女将さんが、相当にきめ細かくサービス内容を考えておられるのが分かります。
私が持参した「たためるバスチェア」を興味深そうに見ておられました。
もしかしたら、今度は導入されてたりして!?
部屋の窓を開けると、渓流がよく見えます。
一番いいのは紅葉の季節だそうです。
その頃に、また来たいなあ。
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