この記事、本当は2014年8月に行ったものです。
2014年8月10日〜13日、南九州に行きました。
この時、全国的に台風で荒れてたんですよね。大きな被害も出て・・・・
私たちが出発した10日は、関東も台風が接近して、地元のお祭りも中止。
まず博多に移動する予定だったんですが、飛行機は飛びませんでした。
とはいえ私たちは「鉄旅」が基本というコンセプトで、
東京から博多まで新幹線で一気に行くことになってました。
新幹線は少々遅れていましたが、ちゃんと走ってくれた。
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ちょっと遅れてはいますが(博多到着が90分遅れた) とにかく走ってくれることがありがたい。 東京駅で買い込んだコーンスープやカツサンド、 子どもたちはモリモリと食べていました。 ただ、普通に走っても東京〜博多は6時間くらいかかるの? さすがに途中でけっこう眠りました。 息子は新大阪から新山口まで眠ってた。 東京〜博多を全部乗ってる人は少ないようでしたが、 広島や岡山に向かう人に人気の新幹線みたいですね。 |
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博多で一泊。 明太子好きな娘は、東京ではありえないほどの明太子の 品ぞろえや、いろんなメーカーがあることに驚喜。 試食しまくっていました。 ここのホテルは和室で、自宅にはない押し入れにまた大喜び。 |
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大濠公園。 博多市内の地図でも目を引く、広くて大きな池のある公園です。 その端っこの児童遊園がすでに、すごく広くて大きな遊具がいっぱい。 この写真、これで「砂場」のようです。 |
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この遊具、これで全体の一部です。 あまりに楽しく遊んでしまい、長崎に向かう電車の時間になりました。 |
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博多から長崎は、特急カモメ号。 長崎駅に着く直前、車内アナウンスがさだまさしさんになりました。 「ぼくの故郷長崎で、楽しんでいってね」みたいな。 長崎駅のホームに降りたら、これまたさださんの歌が流れてました。 タクシーの運転手さんの話だと、さださんと福山雅治さんは、 ものすごく長崎に貢献しているとのこと。 コンサートがあるとホテルは満室、タクシーは大忙しだそうです。 私たちが到着したのは、さださんのコンサートの翌日でした。 |
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修学旅行の下見と引率で、長崎は2回行きました。 プライベートで来るのは初めて。 長崎はいろんな面があって、 気合を入れれば主なスポットは歩いて回ることもでき、 道順も大体一本道で迷わない。 好きな町です。 息子はカステラが好きで、これまた東京ではありえない品揃えに喜んで 試食していました。 |
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グラバー園へ行きました。 私は出島とグラバー園が好き♪ |
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グラバー園の頂上(?)から稲佐山方面を眺めます。 |
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太った鯉がいっぱい。 |
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グラバー園名物、ハート型の石を探せ! 修学旅行の引率だと、先生にそんな暇はありません。 一つ目は、グラバー亭の玄関先にありました。 |
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今でも幕末ドラマのロケに、ここをよく使ってますよね。 |
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2つ目は、出口に近いレストハウスそばの 通路にありました。 最初の石が、やけに整ってつやつやしたハート型なので、 そのイメージで探すと、なかなか見つかりません。 |
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3つめは・・・ お土産屋さんの「ハートストーングッズ」のコーナー に誘導されたのかな? そういうオチかな? と思っていたら、 お土産屋さんのベランダにありました。 ベランダの壁にかけてあります。 |
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今回は行かなかったけど、 大浦天主堂。 |
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豪華客船 「プリンセス・ダイアモンド号」 本当は東北あたりに寄港する予定が、 台風の影響で、急きょ長崎に寄港したそうです。 この船を見るためにも、結構な人出がありました。 私たちは対岸の稲佐山に宿をとりました。 |
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翌日は平和記念公園へ。 子どもたちに戦争の話を、いつどのように伝えようか迷います。 私たちは、親から戦争体験を直接聞けたのだから、 伝えるべきだと思う。 しかしどこから話したらよいのやら。 世界各地で紛争が起きています。 なぜ戦争が起きてしまうか。簡単にも説明できそうだけど、非常に難しい。 説明の仕方によっては、子供たちが偏見の塊になりそうです。 娘は集団的自衛権のニュースを見て、ただシンプルに「それはダメだろう」と言っています。 平和資料館には、もう少し勉強してから連れてこようと思いました。 平和公園の噴水と石碑。 ここに彫られている「のどが渇いてたまりませんでした・とうとう油が浮いたままの水を飲みました」 という文章(当時の子どもが書いた作文からとったようです)、 初めて読んだときはとてもショックでした。 今も涙が出ます。 娘も読んで泣いていました。 息子はまだ何もわからず、「のど乾いた〜暑い〜」と訴えます。 現代だから、それならすぐに何か飲ませ、涼しいところに移動できます。 でもその日の長崎だったら… |
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今度は湯布院に移動します。 再びカモメ号で久留米駅へ。 乗務員室のガラスは、停車中は白く曇ります。 |
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しかし運転中は透明になり、車掌さんの姿や景色を見ることができます。 夫は物見高いので、車掌さんに「どうしてガラスが曇ったり透明になったりするの?」と 訪ねていました。 仕組みは車掌さんもよくわかってないみたいですが、 ブレーキをかけると自動的にガラスが曇るんだそうです。 飛び込み事故が起きた時、その姿をお客さんに見せることは防げるともおっしゃってました… |
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長崎駅前で買った角煮饅頭など。 |
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わかりづらいですが、諫早市内(?)の道路沿いに建つバス停。 なぜかメロン型。 久留米から大分を結ぶローカル線 「久大本線」に乗って、由布院へ。 本当に普通の生活路線ですよ! 全部乗っちゃうのは私たちぐらいでは?? |
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由布院駅構内(ホームの端)には 足湯 がありました。 100円くらい払いますが、タオルがもらえます。 結構熱い。 |
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ホームから壁越しに外を眺めると、 名物の馬車がスタンバイ中。 |
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なんか、鉄道マニアっぽい人が駅にたくさんいたんですよ。 なんだろうな〜 と思っていたら、 「特急 ゆふいんの森号」 と 「特急 ななつぼし」 が同時にホームに入ってきた!! 鉄道をまるで知らない私でも、ななつぼしは聞いたことある!! 激写する人多数。 私たちは本当に、偶然ラッキーに出会えたんですが、 ちゃんと調べて見に来てる人も多かったみたいです。 1時間くらいは停車するようでした。 |
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もう車体がぴかぴかすぎて、 撮影すると自分が写っちゃう。 |
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クロちゃん(JRの大分周辺ゆるキャラ)がきてました。 翌日は、このクロちゃんをフューチャリングした 「特急あそぼーい」に乗ります。 |
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さすがに中には入れないんですが、 カーテンじゃなくて障子なんですね・・・・ |
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そして、電車じゃないらしい。 この辺も私にはよくわかんないんですが、 ディーゼル車に引っ張ってもらってるのね? |
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由布院駅には、ななつぼしスタッフルームがあります。 停車の間中、調理スタッフらしき人が、 食材の交換作業で、ホームとスタッフルームを行ったり来たりしていました。 黄色いコンテナが食材入れのようです。 |
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使い終わった食材コンテナ。中身がメモしてあるぞ。 スライス イタパセ(イタリアンパセリね) ブロッコリー ディル ベルダテ(?) さんしょう ごぼうピューレ ナスピューレ 万願寺唐辛子ピューレ ゆず 葉っぱ トマト とうもろこし あわび あわびきも うに キャビオリーブ ニンジンピューレ 魚ソース(ブルトンヌ) 肉ソース(マデラ) コンソメソース トマトソース |
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ニソワーズ 香草パン粉 魚 万願寺唐辛子 はも 海老 肉フィレ 牛スライス |
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ブリュレ サザエ アルパチーナ ビネグレット オリーブオイル バター モンテバター レモン |
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ブラマンジェ アーモンドアパレイユ ブレック マカロン ようかん ブールドネージュ カレー粉 ラッキョウ トマトジュレ うーん、判読できないものも多いんですが、 何やら凝ったソースも使った贅沢な材料が、たくさん使われている模様。 でもコンテナがこれだけってことは、乗客の人数も少なめなのかな? |
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由布院駅に到着 |
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雲が出ていますが、由布岳が見えます。 |
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宿泊は、オーベルゼ・レポー 1日2組限定。 猫が多数飼われており、猫から見ると、客室だって俺たちの縄張りにゃん ということで、バンバン客室に入ってきます。 |
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メゾネットタイプで、1階が居間兼食事室。(食事は1階に運ばれます) 2階にはベッドが置いてあります。 |
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でもこのベッドは、この子のものらしいです。 長々と伸びてリラックス・・・・ |
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この子はまだ子ども。 客室備品に、猫用おもちゃが置いてあり、 子どもたちと遊んでくれました。 本当に、人によく慣れている。 |
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遊び疲れて、客室で1時間以上眠っていく。 だよね、だって俺んちだからにゃン。 |
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子ども用の浴衣は動物柄。 |
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食べきれないくらいたっぷり食事が出ます。 朝食には焼き立てパン。 他にサラダやハム、ソーセージ、グラタンなどなど 朝食も1時間以上かけてゆっくり食べるスタイル。 電車の時間が迫っているなんて人にはちょっと向かないかな。 たっぷり食べて 「ぽんぽんら〜〜」になるのが正しい。 |
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再び由布院駅。 JR制服を借りて、記念撮影ができます。 |
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再び、久大本線で大分駅まで。 久留米から大分まで、2日かけて全部乗ってしまった。しかも各駅停車で。 |
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大分駅のコインロッカーは、全面的にクロちゃん。かわいい。 |
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ここから、「特急あそぼーい」出発駅である 宮地駅に向かいます。 途中、「九州で一番高い駅」を通ります。 |
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これが「特急あそぼーい」 これでもかって程、クロちゃんのイラストの入った車体です。 |
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宮地駅から 阿蘇山を通り、熊本駅まで行きます。2時間弱かな |
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JR九州って、電車で観光することへの気合がものすごいと思いました。 |
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この電車のポイントは、 「親子席」があること。子どもの椅子を一回り小さく、窓際に配置してます。 1車両・10席くらい限定です。 日によってはあっという間に売り切れるらしい。 東京の「みどりの窓口」だと、駅員さんも「なにそれ?」になってしまうので、 夫が鉄根性で、列車番号などをすべて調べ、その通りに発券システムを調べてもらいました。 ちなみにこの「あそぼーい」、団体ツアーのお客さんもいますが、 ツアーだと普通車両のようです。 |
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窓もかわいいのです。 |
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図書コーナーもある。 |
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親子席でなくても、あまり関係ないのだ。 だって、子どもたちはほとんどの時間を、このボールプールで過ごすから。 ただ、小学三年生の娘は、混んでくると、小さな子ばっかりなので遠慮して、自席に戻りました。 |
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カーテンだってクロちゃん。 かわいい売店が車内にあり、クロちゃんハンカチなどを買いました。 |
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熊本駅からは、九州新幹線に乗って博多へ。 |
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内装がゴージャス! やはりJR九州の気合を感じます。 |
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カーテンがすだれだなんて・・・・ 1時間ほどで博多に着き、 博多駅から、地下鉄でたった3駅ほどで空港へ。(羽田空港の100倍便利) 飛行機に乗ったら1時間ちょっとで羽田です。 久大本線に乗りまくったのが夢のようなスピード… 「あそぼーい」を降りたのが夕方5時ごろで、 その日のうちに帰宅したのですから。 |