2008年9月

働くかあさん稼働編

yousight

秋最初の服

秋になりましたよ。
夏服と秋冬服の入れ替えをし、クリーニング屋さんから各種秋冬服を引き取ってきました。

手作り服も秋冬生地に。
これはハーフリネン(麻と綿がほぼ半々の生地)です。
夏に着るには暑いが、(薄手の麻は夏地の代表だけど、この生地はややふっくらしている)
真冬に着るには寒いこの生地。
色からしても、着るなら9〜10月限定でしょう。
というわけで、大急ぎで仕立てました。

サイズ110の秋服〜水玉ワンピース

お揃いの服に娘は大喜び。

「おとうさんのはないの?」と、娘と夫と両方に聞かれました。
ないですよ。
だっておじさんがこんな水玉服なんて、変じゃないのよ。

「オレとペアルックは嫌がるのに、娘とペアルックはいいんだな・・・・・  なんかつまらん・・・」
と若干すねている夫。
いい年して夫婦ペアルックもないでしょうよ・・・・  ねえ?

私の服はストレートラインのワンピース(裏地つき)なので、
ジャケットやカーディガンを合わせて仕事でも来ています。
しかし生徒には、「おはぎみたい」と言われました。

私が丸いから?  

よっしゃあ

近頃の娘の口癖が、

「よっしゃあ!!」

です。何かいいことがあったり、うまくいくとすぐに
「よっしゃあ!!」

誰が教えたのか!?
どこで覚えたのか?
私は「よっしゃあ」とは言いません。

田中角栄。


石井桃子さん、素晴らしい仕事です

石井桃子さんが亡くなって数カ月経ちます。
私にとっては「うさこちゃん」シリーズの翻訳者として、まず覚えました。

なんで「みっふぃーちゃん」なんだろう。
いつの間に「みっふぃー」になったのかなあ。
わたしにとっては「うさこちゃん」ですよ。

娘と図書館に行ったら、「うさこちゃん」の絵本の棚を見つけ、
「読んで読んで」と次々に持ってきました。
久しぶりに読んで、びっくり。

ものすごく、読み聞かせやすい。
言葉のリズムがすごくいいのだ。
親として、読み聞かせる立場になって、はじめてわかった。

(うさこちゃんは私も子どものときに読んでいたけど、
うさこちゃん世代の頃には親に読んでもらっていたし、
自分で字が読めるようになると、うさこちゃんはもう読まなかったから)

きっと石井さんは、翻訳しながら、声に出して読んでいらしたのだろうなあ。
そうして、読みやすい言葉に調整していたのだろうなあ。

「名作」「人気作」と言われる絵本はたくさんあるけれど、
声に出して読むと、
センテンスが長すぎたり、リズムが悪かったり、噛みやすい(私の滑舌が悪いのか・・・)言葉が多かったりと、
読みにくい絵本は案外、多いものなのです。
今さらながら、石井さんの丁寧なお仕事ぶりに感動しました。

えんじんせんたいごー

ここ数ヶ月、
「えんじんせーたいごー」と、歌のようなものを歌ってます。
何の歌だろう、と本人に聞いてみると、
「えんじんせーたいごー、だよう」
と、まるで要領を得ません。
いや、要領を得た答えが返ってくる方が、まれですけど。

円陣 西太后?  
円陣整体後?  

整体師が患者の周囲に円陣を組んでツボを押しまくる図を想像した。  
さっぱりわからん。


・・・・図書館に行って、わかりました。
児童書コーナーの一角に、「キャラクターもの」の本を集めた棚があります。
ドラちゃんとかジブリとか、アンパンマン関係のいろんな本ですね。
幼児から小学生まで、その棚は大人気です。

娘が棚に近寄り、
「あっ、えんじんせんたいごー!」といって、一冊の本を取り出しました。
背表紙しか見えないのに、背表紙にあるほんの1センチ角の写真を見て、
見分けたのです・・・

「炎神戦隊ゴーオンジャー大百科」という本でした。
これで「えんじんせんたいごーおんじゃー」と読むらしい・・・
いわゆる「ゴレンジャー」関係の、最新シリーズのようです。
歌っているのはこのテーマソングだったのね。

うちでこういうのを見たことはないので、「どこでおぼえたの?」と聞いたら、
「ほいくえんで おぼえたの。  ○○くんが、これすきなのよ!」と答える。
○○君ね。
パンツの柄は、彼の基準で選ぶもんね。


しかし、この本を読んでビックリ。
あまりにも現代的な設定です。

悪役は、環境汚染をする怪人たち!!
空気や水を汚しているのをやっつけるのがテーマのようです。
ヒーロー戦隊ものにもエコ!
こんな社会的なテーマが、今は入っていたのね。驚きました。

戦隊の隊員たちは、女性1名を含む5人組の若者。
これは昔から変わりません。
ただし、女性隊員は「ピンク」ではなく「イエロー」です。
昔は、「イエローさん」と言えば、「カレーなどが好きな大食いの、ちょっと太った人」でしたよねえ。
女性をピンクにしないのは、ジェンダーバイアスへの配慮でしょうか。
「レッド」がリーダー格、「ブルー」は準リーダーだけどちょっと暗め、「グリーン」は頭脳派だったり子役だったり・・・
というのも昔からあまり変わらないと思う。
今の隊員には「ブラックさん」というのもいるんですね。
レッドさんと2巨頭態勢というか。

そして、彼らの普段の仕事が・・・・
警察官やバス運転手といった、正職員の人もいますが、
フリーターであったり、販売員のバイトであったりと、
非正規雇用っぽい人が5人中3人で過半数を超えている。

戦隊ヒーローものは現代日本の縮図だ。


どっひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

木曜日の担当授業は、1〜2限と5〜6限です。
3〜4限はあいているので、
来年の選択科目の調査準備をしたり、中間試験の問題候補を作ったり、文化祭で作るお菓子の材料段取りをしたりと、
こまごました仕事をしていました。

そこへ、外線電話。
平日の外線は、たいてい保育園から「熱が出ました〜」というものです。
思い切り警戒して出たら、
マンションの管理会社からの電話でした。

「お宅から漏水している。下の部屋の天井壁紙がブワブワで、水がポタポタ落ちてくるのをバケツで受けている状態だ」と・・・・・

血の気が引きました。
漏水??
いつから??

コンクリートが水を通すことは知っている。
集合住宅では漏水に注意するべきで、特に洗濯機の水道蛇口は、使用後すぐに閉めておくようにしていた。
(蛇口に固定したはずのホースが外れちゃって、留守中に水道じゃあじゃあ、
階下の部屋に漏水って事故がたまに起きると聞いたので)

先月、食器洗い機が壊れて修理した。
そのあと、蛇口のしまりがちょっと悪いなと思っていた。
蛇口を閉めたあと、数秒の間水滴が落ちる。
多分パッキン交換で直るから、学校行事が一段落したら交換すれば・・・(部品はホームセンターで200円くらい。素人でも直せます)
と思っていた。

今月の水道料金が、いつもより1000〜2000円くらい高かった。
あれっ、と思ったけど、
夏だからかなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・   と思っていた。
まさか漏水だなんて!
今朝まで普通に使っていたのに!


管理会社の係員は、かなりこちらが不安になる言い方をする人で。
 *原因が分からない(配管なのか、水の締め忘れなのかなど)ので、水道業者を現地に派遣して調べる。
 *あなたが家にいないと、調査ができない。
 *漏水は一刻を争う。決壊すると大損害になる。
 *階下の損害賠償の問題もある。
 *加害者(私・・・)が損害賠償をすることになる。マンションで保険に入っているが、どこまでカバーされるかはわからない。
 *天井のクロス張り替えはもちろんだが、もしその下に冷蔵庫など家電製品があって壊れてしまったり、食器棚などが水浸しになって変色したりしたら、
  そうした費用は保険で落ちないことがほとんど。

などと言うことをどんどん話す。
私は手がふるえるばかりだ。  下の部屋の奥さんとは仲がいいのだけど。
修理がもし、仮住まいが必要になった場合、その費用は?
うちには3歳児が、下の部屋には犬がいる。その状態で仮住まい(ホテルなど)なんて無理!

管理会社はとにかく私のことを「加害者」と呼び、「事件」と呼び・・・・・・
こちらは顧客でもあるのにと思わなくもないのだが(私が生徒の保護者と話すとき、こんな責めるような話し方はしてないぞ!)。

管理会社から電話があったのが11時半。
私の授業は午後も入っている。
仕方がないので実家に電話し、母に急遽マンションに来てもらい、原因調査に立ち会ってもらった。

仕事が終わって娘を保育園から連れ戻し、そのまま下の部屋にとりあえず挨拶に行く。
賃貸と違って、ずっと住むマンションなのでやはり気を遣う。

水が垂れてきたのは昨夜遅くからとのこと。
家電製品などは大丈夫のようだけど、天井のクロスはブワブワ。
応急処置で養生シートを貼ってあり、生活は普通にできるそうだ。
ただし、本修理は保険会社と管理会社の交渉が済んでからになってしまう。

うちのマンションは建築6年目、私たちが入居して5年目。
アフターサービスは5年目で切れるけれど、
水回りトラブルが5〜6年で起きるのは、なんか早すぎないか?
10年以上経っていればわかるけど・・・
下の部屋では、壁紙のはがれが目立つそうだ。
「もしかして欠陥工事?  今後、他の部屋でも似たようなことが起きる?」
と、下の部屋の奥さんと話してから帰宅。

建物全体で入っている保険は、「事故による損害」はカバーしてくれるけど、
「経年劣化による損害」は普通、カバーしないのです。
だから今回のが「劣化による漏水」と判定されてはまずい。
あくまでもうちが悪者になり、
私の水道の使い方が不適切なせいで漏水したことにしないといけないらしい。

漏水が早期発見できなかったのは、不可抗力だと思うんだけどな・・・・・・・・・・・

原因確定

こちらは流しの下部分(右半分)です。
扉を開けると、扉には包丁入れが付いています。
幅30センチ、奥行き60センチほどのスペースなので、
私はここに隙間家具の引き出しを入れ、調味料を収納していました。
さらにその引き出しと左壁の隙間に、大皿を箱に入れ、立てて収納していました。

それって普通の使い方ですよね!?

この写真に見えているのは、排水溝です。
排水には問題ありませんでした。
ここからの漏水ではない。
床下の水回りも問題なし。

排水溝はマンション全体で定期的に洗浄しています。
(これをさぼると、どこかで詰まって汚水逆流とか起きるから)

問題は、流しの下の左半分にありました。
左半分には引き出しが付いています。
ここに、調理器具などを収納していました。
引き出しは丸ごと取り出すことができません。

(この写真は、引き出しをいっぱいに開け、その隙間からカメラを突っ込んで撮りました)

こちらは水道の「汲み上げ」部分です。
この写真の左側、白い壁の隣は食器洗い機で、こちらの水道は汲み上げ・排水ともまた別のが通っています。

この写真に写っている「汲み上げ」は、流し台の水道用です。
右側の太いのが排水溝です。

中央の蛇腹のようなのが、流し台の蛇口につながっています。
うちの蛇口は、手元がシャワーになり、しかも伸び縮みするのです。
だから大鍋を洗うときや流し台の隅々を流すとき、便利。
伸び縮みするホースは、このように流し台の下で、くるんと収まっているのでした。

このホースに、穴があいていました。
水道を使うとき(汲み上げるとき)、ジャブジャブと水があふれる状態になっていました。
しかし、この日の朝は普通に使えたのです。
水圧が下がることもなかったし、引き出しや調味料入れから水が漏れていたりもしなかった。
だからもしかしたら、はじめは小さな穴でポタポタ行く程度で、
受け皿(中央の白いやつですね。これに排水システムが付いてないのって普通ですか?)に水が貯まりきり、
床に落ちて、壁の隙間から上下階の間のコンクリートに水が染みこみ、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何日もかけてコンクリートが貯めておける限界まで水が入り、ついにポタポタと・・・・・・・・・・

ということなのでしょう。
壁の下端が紫になっているのは、カビかもしれません。
普通に使っていても湿気があってカビるのか、漏水して水が実は何日も付いていたのかはわかりませんが。

流し台のこの部分って、普段からお手入れするもの?
引き出しが外せない(強引にやれば外れるようですが)ので、
通常、引き出しの隙間からこのホースの部分まで、手を入れるのは困難です。
私の腕の長さでは届かないし、夫の腕の太さでは入りません。

もし、この受け皿いっぱいに水が貯まっていたのを発見していれば、階下への被害は防げたのかもしれないけど、
「普通は見ないでしょう」と水道修理会社の人も言っていました。

それにしても、使用5年で穴があく!?
5年おきにこんなことが起きるのか!?
シャワーだから、伸び縮みさせるたびにホースが弱るのか!?
そんな製品じゃダメじゃん!!

修理(ホース全とっかえ、蛇口の締まりも悪いので水洗も取り替え)は、見積もりで9万円かかります。
これは全額自己負担。
うちで入っている保険は火災保険と地震保険だけなので、今後は漏水保険も付けようと思います。
水回りは他にもあちこちあるから。

階下のクロス張り替えなどは、多分保険で落ちるでしょう。
まだ判定は出てないけど。
(管理会社の人はこれまた、「私が頑張って保険で落ちるように交渉してあげますけど」と恩着せがましく・・・
交渉できるのは彼しかいないから「お願いします」と言うしかない)

蛇口の取り寄せに時間がかかるし、週末しか休めないので、修理は10月最初の週末以降になりそうです。
10月1日の都民の日に年休とって・・・ と思いましたが、取り寄せは間に合わないとのこと。
文化祭直前なので、放課後に早退することも無理。


トイレ・浴室・洗面所・食器洗い機は普通に使えるし、
排水は問題ないので、流しに水を流すことはできますが、
台所の水道が一切使えません!!
この状態があと何日続くのか、まだわかりません!!!!!!!!!


いやああああああああああ

もうだめ、くじける・・・・・・・・

というわけで、「都内のマンションなのにキャンプ生活」が3日目に入りました。
火は普通に使えます。
ゆで汁などは流しに流せます。
ただし、流しの排水溝をきちっと狙って流さないと、もし流し全体に広がってしまった場合(特に油を含む水が)、
流しをきれいに洗うことはできません。
だから、カレーやシチューなど、濃度の付いた汁物は中止です。

野菜を洗うときは洗面所に行きます。
洗い立ての野菜から水が廊下に垂れてはいけないので、
お皿やタオルをあてがって台所まで移動します。
洗面所は玄関の横にあり、台所は数メートル離れてます。大した距離ではないけど面倒だ。

小鍋や包丁、まな板は食器洗い機に入りますが、フライパンは入りません。
だから、フライパンは洗面所で洗います。
しかし本来、洗面所はそういう用途ではないので、フライパンなど洗うと流しの深さが足りず、水が跳ねる。
もちろん、フライパンはさわれる程度に冷めてからじゃないと、洗面所では洗えません。
また、洗面所の排水溝は小さいので、
下手に野菜かすなど流すと詰まってしまいます(これまた漏水のもとになりかねない)。
だから、フライパンを使ったらとりあえずペーパータオルで拭き、冷めるまで待つ。
面倒です。

料理中は指先をちょっと洗いたいような場面が多くあります。
でもそれができない。いちいち洗面所に行かなくてはならない。
面倒なので、濡れタオルを用意し、それで指先を拭くようにしました。
料理番組なんかだとよく見かける方法なので、ごく普通のことなのかもしれないけど、
私はなんかこれは抵抗があって。
やっぱり洗ってさっぱりしたいよ・・・・

そういう感じで、台所と洗面所を何度も往復しています。
朝食を作るのと一緒に夕食も作っているため、朝5時台から、こういうことをしています。

もうだめ、くじけてます。
今朝は朝食直前に、料理を盛りつけた娘のお皿(割れない素材)を、
台所の流しにひっくり返しました。
やっちゃったのは完全に私のミス、肘を引っかけたのです。

でもこれですっかり気持ちが切れてしまい、朝食のテーブルで泣いてしまいました。
何しろ、汚れた流しを洗えないのだから。
洗うためには洗面所で、鍋か何かに水をくまなくてはならないのだから。
もういや、こんな生活・・・
あと何日?  とてもがんばれない。


しかもうちは、生協の個人宅配を利用しており、毎週、生鮮食品が届くのです。
つまり、届いたからには料理しないといけない。
普段は助かるシステムです。
娘を連れて、保育園帰り(日が暮れる頃)に買い物して帰るのは、大変ですから。

買ってきたり出前を取れば、結局その容器やお皿を洗わなくてはならない。
洗面所の、小さな排水溝につまらないように気を遣う。
外食も、平日は夫の帰宅が遅めなので、家族みんなでは出かけられない。
娘と私ふたりの外食は、むしろ私が疲れ果ててしまいます。
小さな子を連れての外食は、ちっとも「ラク」ではないんです。
だからやっぱり、料理するしかない。材料があるから・・・・
今残ってる材料を捨てて、外食に切り替えるのは、どうしてもやりたくない。

泣きながら、「私が頑張れば済むんでしょう!」 と夫に八つ当たり。
工事は早くても1週間後。(工事自体は半日で済むのだけど)
そして4日後には、また生協から「サンマ」が届くのです。
都民の日だから、サンマと栗ごはん♪ をゆっくり調理しようと思っていたのでした。

サンマ・・・・・・・・・・・・・・・
あの洗面台で、魚を洗う?
サンマははらわたを出さなくても焼けますが、
うちの魚焼きグリルもフライパンも、サンマ一匹丸ごと乗せられる長さじゃないので、
半分に切らなくてはなりません。

サンマを焼いたグリル(油の浮いた水を張ってあるやつ)を洗面所に運んで、そこで洗う?
頭やしっぽ、骨は残るでしょ?
とりあえず三角コーナーに入れておいて。
ゴミとして出したら、三角コーナーを洗わないと、魚のあとは生臭くなる。
魚の残骸は新聞紙にくるんでおけばまあそれは解決するのか。

でも考えてるうちにホントに、「もういやーーーーっ」って気持ちになりました。
決定。
都民の日は、サンマその他が届いたらすぐ、「日持ちしにくい食品」を実家に持っていく。
実家の台所を借りて料理する。その他、日持ちしにくいものは譲る。


はさまりたいの

寝るときは、とりあえず私の横に来る。
そして「はさまりたい!」と。

私の脇腹と右腕の間に挟まり、
「とんとんして!」と。

腕、痛いです。
だからといって、トントンしている間に寝付くわけではないので、
途中で「1人で寝られる?」と聞いて、寝室に置いていくのですが。

みんないつの間に・・・

保育園では、何か工作すると壁に飾っている。
キノコの形のカードにシールを貼って斑点模様にしたものとか、
丸い紙を何枚も貼ってブドウにしたものとか。

それぞれ面白いし、送り迎えの時に本人から解説がある。

今週は、「ひっかき絵」をやったらしい。
画用紙に色クレヨンを全面に塗り、
さらにその上に黒クレヨンを全面に塗り重ね、
とがったもので引っ掻いて絵を出す、アレですね。

娘の作品は・・・・  いつものようにグジャグジャの、何かよくわからないものです。
男子チームも大体そんな感じ。
しかし・・・・・
女子チームは、娘以外、ほとんどの子が「人の顔」っぽいものを描いている!!
驚きました。
みんないつの間に、「何を書いたのか」何となくわかる程度の絵が描けるようになっているのか。

うーむ。
娘は、ダークな色のクレヨンや色鉛筆でグジャグジャ書き、
「ととろ!」と言い切ってます。

つくづく、子どもの発達には凸凹があるもの。
娘は言葉が早いかわりに歩くのが遅かったしなあ。

あべばぼ

日本語会話がほぼ不自由なくできるようになったのですが、
言葉をわざとゆがめる。

「ありがとう」を「あべばぼ」

「どういたしまして」を「どういだぢばびべ」


宇宙人がヘリウム吸ったような話し方をしたがる。
そしてそれを私にも強要する。

保育園や近所の人とは普通に話している。

自宅限定の言葉遊びらしい。
飽きるまでやらせておくしかないのか・・・・


置き去り事件!?

夫と娘と一緒に、隣町の子供服専門店に行っていた。
ウサギのマークと安いので有名な、子育て世代は多分みんなが知っている、あの店です。
保育園用の服は、何でもいいからたくさん欲しい。
すぐサイズが変わるから、安物でいいのです。
(いや、この店は安い割にはかわいいけど。ただし、園内に何人かはお揃いの子が現れる)
大型ショッピングモールに行くと、もっといろいろ売っているけど、
余計なものをねだられるので、この店が一番。

駐車場に停めたところで、夫の携帯に電話がかかってきた。
5分ほど話してから入店。
すると夫が、入り口そばに停めている白い車を見て、
「あっ、赤ちゃんが中で寝ている! やばいぞこれ!!」

本当だ。助手席のチャイルドシートの中で、赤ちゃんが寝ている。
チャイルドシートが後部座席じゃないってのも微妙ですが・・・

大人はおらず、窓はピッタリしまっている。
エンジンはかかっていない。ということはエアコンも入っていない。
ヤバイよ。
今日は28度くらい。
曇ってはいるけど、車内はすぐに温度が上がる。
3月中旬に、車内にいた赤ちゃんが熱中症で亡くなったというニュースを聞いたことがある。

いつからいるんだこの車!?
私たちが来たときにはもういた。
夫が電話で話していた時間を考えると・・・・少なくとも5分。

どうなんだ?
すぐ戻ってくるのか?
この店は、そんなに長居する店ではない。(服と少量のおもちゃ、小物、お菓子しかないから)

親が赤ちゃんを車内に置く理由を想像する・・・
(1)寝ちゃってる。(でも連れて行くべきだと思うが・・・)
(2)親がトイレを我慢しきれない。(でもトイレならもう戻ってるはず)
(3)兄弟を連れてきていて、上の子がトイレ緊急事態(でももう戻ってるはず)
(4)すぐ済む買い物だから・・・ (これが事故につながると思うんだけど!)

いやいやいや、やっぱまずいでしょ。
どうする?
警察に通報する?
お店の人に言う?

レジは混雑している。店員さんは忙しそう。
数人の人が会計を済ませ、駐車場へ向かっているが、見ているとその車ではない。
とりあえず、夫と大きめの声で会話してみた。

「車の中に赤ちゃんを置いてくなんて、まずいよね〜〜」
「大丈夫かな、あの入り口のそばの、白い車」
「親はいるのかなあ」
「絶対ヤバイよね、警察を呼んだ方がいいのかな」
「エンジン切ったら、すぐ車の中って暑くなるぞ」

娘も私の真似をして、「やばいよね〜〜」などといっている。
レジ前の人の何人かが私たちを振り返り、会計を済ませたが・・・
やはりその車には誰も来ない。

レジ前が空いてきたところで
夫がその車のナンバーと車種を控え、店員さんに伝えた。
即座に店内放送。
「○○のナンバー○○のお客様、サービスカウンターへお越し下さい」

少し離れたところで見守る私たち。
娘の服を選ぼうとするのだが、気になって服の色柄が目に入らない。
数分後、親がサービスカウンターへ。そして車へ。
お母さんが1人で、赤ちゃんを連れてきていたのだった。
寝ちゃったから、起こすと泣くだろうし、置いていったのかな。
確かに迷うだろうな、と思う。

でもダメだよ!
少なくともあの車は、停めてから15分くらいは経っていた。
私たちが買い物を済ませて(停めて20分強)車に戻ったら、やっぱりすごく暑かったもの。

泣いても、赤ちゃんを車内に置いていってはいけません!


秋も縫いますよ

秋冬物の木綿地を買いました。
マトリューシュカ柄のブロード。

このごろボタンの止め外しができるようになった娘に、
長袖のパジャマを作ってやります。
もしかしたらこの秋にも、「パジャマは前あき」の指定が来るかも。
(現在は「パジャマはかぶるタイプ」の指定です)
細畝コーデュロイ。
茶色地に水色のリンゴ柄です。

ワンピースか、ジャンパースカートか・・・
これも細畝コーデュロイ。
こう見えて、パッチワークに見せかけたプリントです。

私はパッチワークのようなものが好きで(細かい作業はしないが)
若いときは、チェックの生地を何枚も接ぎ合わせてスカートを作ったりしました。

これは娘のスカートか、ワンピースか・・・
クリスマス柄。
サンタ・雪だるまバージョンのマトリューシュカ柄。
建物の形もどことなくロシア風。

これは、12月限定使用のテーブルクロスにするつもり。
この数年、赤ちゃんがいるとテーブルクロスは危険なので使ってません。
食べこぼして汚れるしね。
最近は大丈夫そうなので、久々にテーブルクロスを使おうかな。
クリスマスモチーフを並べたパネル生地。
状差しにしてもいいし、ファイルのカバーやクッションカバーでもかわいいかな。

・・・・と、生地を娘に見せていたら、「わあ〜 かわいい〜」と、とても喜んでいました。
そして、「あのね、これからおひるねするから、ねてるあいだに ぬっといてね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・  お母さんをお針子さんだと誤解しています。

1人でねるよ〜

1人では眠れなかった娘でしたが、
この1週間ほどは1人で寝ています。
入浴後、寝室に行って消灯し、しばらくは私や夫と話したり、ゴロゴロと親の身体に乗っかったりしていますが、
やがて、「ひとりでねられるよ、ばいばい」と。

こういう時期は2歳代の頃にも1度あり、また数週間で戻ったりもしたので、
あまり期待してません。
でも1人で寝てくれたらラクだろうなあ〜〜

ケーキを作ってます

三連休の初日、
娘と紅茶入りパウンドケーキを作ってみました。

パウンドケーキ類は、見た目より簡単に作れます。

(1)バターを半箱(100gくらい)、室温に戻しておく。
   大型ボウルに入れ、数時間放っておけばいいのです。

(2)砂糖を100gくらい、そのボウルに入れ、
   娘に泡立て器でグルグル回して混ぜさせます。

(3)玉子を1個入れ、またグルグルさせます。
   玉子が見えなくなったら、もう1個入れてまたグルグルさせます。

(4)紅茶のティーパックを2つ出し、袋の上からモミモミさせ、
                                   袋の端をはさみで切って、生地に混ぜさせます。

(2)〜(4)は娘にやらせました。

(5)小麦粉100gほどとベーキングパウダー小さじ1ほどを混ぜ、ふるいながらボウルに入れ、ゴムべらで混ぜます。
   これは少し難しいので、私がやります。

(6)あとは型に入れて、オーブンで焼くだけ。

オーブンにセットしたら娘は昼寝させます。
「ネンネして、起きたらケーキが焼けてるんだよ」というと、割とすんなり寝てくれます。

2時間ほど経って娘が起きてきたら、写真のように焼けているケーキを見せると、「うわあ〜〜!」と興奮します。
端っこを少し食べさせると、喜びます。
「これ、あたしがつくったの?  おいしい〜!」

そして切り分け、ラップでくるみ、「あした、おばあちゃんちに持っていこうね」と・・・
さっそく実家に電話。
「もしもし、おばあちゃん?  いまねー、すてきなけーきつくったのよ! あしたもっていくよ!」

そして私の両親も「これ、カナちゃんが作ったの?  おいしい〜 お菓子屋さんみたい〜」
と喜んでもらえるのでした。敬老の日です・・・


何にも難しいことはないのに、おいしくできてしまうのがパウンドケーキのよいところ。
市販のパウンドケーキ(工場製品など)はこんなにたくさん、バターを入れてるのかな?
このレシピは昔からの「4分割」と言われる、バター・砂糖・玉子・小麦粉を同重量使うもので、
かなりリッチです。

私はこの生地に、適当に紅茶やナッツ、ココアを混ぜたり、
お弁当アルミカップに入れて焼いて「マドレーヌ」と言い切ったり、
スプーンでオーブンシートに丸く並べ、焼いて「クッキー」と言い切ってます。


パンツ選びの基準・・・

布パンツはいっぱい用意してあります。
果物柄、花柄、キャラクター。
ほとんどお漏らししないので、1日1枚で大丈夫です。

この2週間ほど、パンツを選ばせると「スヌーピー柄のパンツ」ばかり選ぶ。
あまりに同じパンツばかりじゃ、保育園で変に思われるじゃないか。
いや、ちゃんと洗ってますけど。

「あのね、○○君(4月に入園したイケメンの同級生)が、スヌーピー好きなのよ。
だからパンツはスヌーピーにするの」

そうか、そういうことだったのか。
娘はこの○○君が好きらしい。保育園の食事テーブルも隣に配置されている。
○○君は野菜が嫌いだそうで、保護者会ではお母さんが困っていた。
その野菜嫌いなところも、娘としてはイケてるらしい。
このごろ、気まぐれのように野菜を残すことがある。
普段、何でも食べるくせに?
聞くと、「○○くんは、おやさいきらいなのよ!  だからたべないの!」
    おーい、そんなところを真似するなーーー!!
    ていうか、○○! 野菜食べろ!!


というわけで、○○君に合わせて行動しているようです。
だからパンツも○○君の好みに。

???
パンツで異性の気をひくなんて20年早いわ!!
じゃなくて、20年たってもやっちゃダメーーー!!

電話をとって切る!!

先月から、うっかり私が離れていると、電話を自分で取ってしまうようになっています。
でも、受話器を戻すのは私がやっていました。


9月最初の週末は、夫が社員旅行で不在でした。
数日の間、娘のお風呂は私が入れていました。(普段は夫)
娘によると、
「おかあさん、おみずザバザバかけるからキライ!!  おとうさんのおふろがいいよう〜〜(涙)」
だそうです。

それでも、
「今日はお父さんが遅いから、お母さんと入るよ」と告げれば、一応来ます。
必ず、「おかあさん、おみずザバザバかけちゃダメよ、わかった?」と念を押す娘。
私は「うん、お水はザバザバかけないよ」と約束しておきます。
そしてシャンプーのあと、
「お水はかけないよ。   お湯をザバザバかけるんだよお〜〜〜〜!!」じゃばーーーーーーーーーーー
キャーーーーーーー  イヤアアアアーーーーーーーーー  (泣き叫ぶ)

だって、ちゃんと流さないと湿疹のもとになるもんね。

久しぶりに夫が帰宅できるのですが、帰りがちょっと遅くなるという連絡。
8時半頃になると。
「どうする? お母さんとお風呂はいる?」
「ヤダ。おとうさんをまってる。 おかあさん、ひとりでさきに はいっててよ」
というので、娘は一人で遊び、その間にサッと入ってしまうことにしました。

しばらくすると、娘が浴室に走ってくる音がする。
夫が帰宅したのかな?  雷が鳴ってるのかな??

「おばあちゃんから でんわだっったよーーーー!!  いっぱいはなした!」
満面の笑みでした。
電話が鳴ったから取ったのね。
相手が身内でよかった・・・  (知らない人だったら、えらいこっちゃ)
うわっ、それじゃあ、受話器は今頃、宙ぶらりんになってるのでは・・・・

あわてて出ました。
電話機を見ると、受話器はちゃんと収まっている。
「あれっ、自分で受話器を戻したの?」
「うん!!」  (得意げ)

実家の母に電話すると、
「もしもしー  っていきなり出るからビックリしてねえ〜〜
今お母さん1人でお風呂なの、 お父さんは帰りが遅いのよ ってちゃんと話すし・・・」
ふうん。そんなにちゃんと状況がわかってたのか・・・・
私の両親は驚いて、孫がこんなことできるようになったので、とりあえず祝杯だそうです。

おなかの中でねえ・・・

「おなかの中の記憶」は、3歳の誕生日に聞きました。
まるで要領を得なかった。

このごろ、「自分が赤ちゃんだったとき」の話をします。
「あのねえ、あかちゃんのとき、たべられなかったのよ。おっぱいのんでたの。
あるけなかったの。ないてたのよ。へうへういってたの」
などなど。

どうして寝るとき、いつも大泣きしていたのか聞きましたが、
「うーん・・・(考え込む)  かなしかったの」
ふーむ。寝るのは悲しいんですか・・・・

それで再度、「ねえ、おなかの中にいたときはどうしてたの?」と聞いてみました。
そしたら、
「うーん・・・(考え込む)  おぼえてないけど、サッカーしてたのよ。」
とのこと。
うんうん、おなか蹴ってたし。

「産まれるときのこと、覚えてる?」
には、
「おぼえてるよ。たまごのなかにいたの。それでね、えいえい(足を踏みならす)ってやって、でてきたのよ」
だそうです。

むーん。史実と違うが・・・・
まあ、娘自身も出ようとしていたけど、どうやっても自力で全身を出せなくて帝王切開になった、
その様子が分かるような気もします。