2008年11月

働くかあさん稼働編

yousight

あそうたろうです

娘が、またもへんてこな芸を覚えてきました。
「あそうたろうです」

何か含んでいそうな顔つきまで、うまいこと再現してます。
って、保育園で何を習ってきてるんだ??

この状態で歯磨きすると、奥歯がうまく磨けますよ。
娘は「あそうたろう」がどういう人か、よくわかってないです。
でもテレビで見かけると、すぐこの芸をやる。

若いときの「あそうたろう」は、別に口は曲がってなかったのにね。
いつからどうして、こんなになっちゃったのでしょう。

ヴィオリラ なる楽器

圏央道で埼玉県狭山市に向かっていました。
圏央道はこのごろ、中央道とつながったりして距離が伸びてます。
それで、「狭山パーキングエリア」が新設されました。
夫はすでに、出張の時に愛用しているそうで、
ちょっと立ち寄ってみました。

パーキングエリアなので、さほど広くはありません。
でも明るくてきれいです。
トイレには保育園のような、幼児用トイレも付いてます。
補助便座付きのトイレはこのごろ増えてますが、足が着かないですね。
ここにあるような、幼児用トイレだと足が着くので、子どもは安心して使えます。


なさそうである、埼玉西部の特産品。
サイボクハムの上等なハム・ソーセージと、狭山茶、狭山茶スイーツがいろいろあります。
狭山茶、甘みがあって全国一おいしいお茶だと思いますよ。


そして久しぶりに埼玉のうどんを食べました。

全国的には知られてないですが、埼玉や東京の西地区はうどん文化圏だと思います。
東京の東地区はそば文化圏でしょうけど。
だって、何か行事があればうどんが出るし、学校の調理実習も手打ちうどんだったし。

私が子どもの時から食べてきた、
埼玉や東京の西地区(狭山〜所沢〜東村山〜小平あたり?)のうどんというのは、

 *麺は讃岐うどんほどツルツルはしていない。
 *汁の色は茶色く、醤油が強い。
 *ネギは白ネギです。
 *具がたっぷり。具入りの汁と麺を別皿で供することが多い。

なのです。「村山うどん」[武蔵野うどん」として、
このごろグルメ系記事にも出てることがあります。
私が自宅で、休日の週末に作る昼食や、
ベビーシッターさんに依頼するときに作り置きする子どもの昼食は、このタイプのうどんです。

自宅の隣はおいしい讃岐うどんのお店。
このところ讃岐うどんが流行っているので、
ずっと腰が強くて汁が透明な、青ネギを散らしたうどんばかりでした。
もちろん大好きですが・・・
そうそう、埼玉のうどんって、こうなんだよ!

ああ懐かしい。


そのうどんコーナーの外は、ウッドデッキになっています。
ちょうど、ミニコンサートが開かれるところでした。

「ヴィオリラ」なる楽器の4人組アンサンブルだそうです。

「ヴィオリラ」って何?
全く知らない楽器です。

見ていると、大正琴にアンプをつないでる。
ヤマハ製なのね。
大正琴みたいに左手でキーを押さえて、
右端の弦を・・・ 弓で弾いている・・・・   この弓はチェロ用かしら?
ピックではじいたり、マンドリンみたいにトレモロしたり、左手でビブラートをかけたり、
けっこういろんな奏法をしている。

なんだか明和電機のツクバ楽器みたい。ギターラとか。知ってる人ほとんどいないか・・・

  大正琴は、琴の押さえる部分にボタン(ピアノと同じような配列)を付け、
  右端の弦をピックではじいて演奏します。  祖母が生前、ちょっとやってました。

コンサートは屋外なので、寒いのではないかと思っていたら天気が良く、むしろ暑い。
曲は懐メロ中心で、娘には退屈なんじゃないかなあ・・・
と思っていたら、「ポニョ」をやってくれました。
踊り出す娘。

コンサートは30分以上かかりそうなので、「どうする? もう帰る?」と聞いたところ、
娘は「まだきく!」の連続で、結局、全曲いい子で聞いていました。
演歌もゆったりと身体を揺らして聴きいっている様子。

演奏後、奏者のかたにヴィオリラを近くで見せてもらい、ちょっと質問しました。
ヴィオリラはヤマハのオリジナル。大正琴を発展的に作った楽器。
出来てまだ5年ほどだそうです。

大正琴は弦をはじくだけですが、ヴィオリラは弓で弾くこともできるので、
表現の幅が広いそうです。
ヴィオリラの弓は、ヴィオリラ用に作られたものだそうです。
近くで弦を見たら、ヴァイオリンなどとは素材も太さもまるで違ってました。


さらに検索してみました。ヴィオリラ YAMAHA
お値段は12万円弱。
ヤマハ音楽教室の一部でレッスンをやってます。
東京多摩地区周辺だと、立川や東村山、小手指に教室があるそうな。

見ていると、ピアノとヴァイオリンの心得がある人はすぐ上手になりそう?
テルミンより、やりやすいかなあ。
(自分で作ったテルミン、まだまともに演奏できません)


さんたさん、いらっしゃーい!

うちの近所の床屋さんでは、毎年大がかりなクリスマス飾りをしています。
何しろ、サンタさんが壁を登っている。

去年の娘は、前を通るたびに大喜び。
いつも話しかけていました。
クリスマスが終わり、飾りが片づけられたときにはガッカリして、
「さんたさん、おうちにかえったの? こんどはいつくるの?」
と何度も言い、納得するのに春先までかかりました。

今年は夏の終わりから、
「さんたさん、もうくるかなあ。おしたくしてるのかなあ・・・」
「さむくなったらくるの? うちがどこだかわかるかなあ・・・」
と、毎日話してました。

ついに今年も登場。
大興奮です。
今年は雪だるまも玄関に立ってます。

「さんたさん、いらっしゃーい!  うちにもきてねーー!」

ゴルフやるの?

夫行きつけのゴルフ練習場。
発見。

「お子さま用ゴルフクラブ、レンタル用は無料」
ゴルフクラブは身長110センチ程度から適応だそうです。
娘は背が高いので、なんとか合うそうです。

私が仕事の土曜日、ゴルフ練習場に連れて行ってます。
レストランも付いているし、お父さんと一緒にちょっと打ってみたりして。

ここのゴルフ教室は、5歳から受け入れだそうです。
身長的にはもうOKのラインらしいですが、
コーチに言われていることがわかるか、上手に真似が出来るかということで、
5歳から。

娘、「ごさいになったらねえ・・・」  やる気満々。

もうすぐ1メートル

保育園では毎月身体測定をしてくれています。
今年度に入ってから、全く体重が増えずに身長ばかり伸びていました。
それに油断して、お菓子や果物を多めに与えてしまったせいか、
この1ヶ月で体重が1キロ増えてました。
あっ、そういえばちょっと、顔が丸くなったか・・・?
ヤバイ、そういうときはたいてい、母親も太ってしまってるんだよ。

撃沈

でも娘の場合は、身長も伸びてた。
あと1.2センチで1メートルです。

身長が他の子より高いことは、本人も気づいています。
女の子の場合、背が高すぎるのも十代には悩みの種になることもあるらしい。
(私は背が低いので、あまりそういうことは考えなかったが・・・)
今年になってから入園してきた女の子がふたりとも背が高いのです。

娘は、
「○○ちゃんと○○ちゃん、すきなの。あたしよりおおきいのよ!」
なんて言っています。
行事なんかで自分が出るたびに、大人から「大きい・・・」と言われるのを、
やはり気にしていたのねえ。
去年のお遊戯会は、明らかに娘だけが頭1つ大きかったので、
周囲の人が「大きい・・・」とつぶやいてたのが聞こえました。

今は全員で出たとき、大きいのは娘だけではありません。

お遊戯会の練習

来月のお遊戯会の練習が本格化しています。
今月はじめは、単にクラスの中でお芝居をしたり踊ったりしているだけ。
娘自身も、これがお遊戯会の題目だという意識はなかったらしく
(日常の遊びを濃くしてステージ発表するのね・・・)
「その歌、お遊戯会でやるの?」と聞いたら、「ちがうよ!」と答えていました。

今年はもうみんなしゃべれるので、「劇」をやるそうです。
大根さんとにんじんさんとゴボウさんのお話。
あかちゃんの時に、松谷みよ子さんの絵本でこんなのを読みました。

 ある日、大根さんとにんじんさんとゴボウさんがお風呂に行きました。
 ゴボウさんは熱いのがキライで、すぐ上がってしまったので、泥だらけのまま。
 にんじんさんは、ゆっくり入っていたので、真っ赤にゆだりました。
 大根さんは、ちゃんと身体を洗ったので真っ白です。

ってなかんじ。

お遊戯会ではちゃんとセリフがあって、歌も付いているようです。
文字の読み書きは1つも出来ない娘ですが、口移しですべてのセリフをちゃんと覚えてます。
本番はどんなかな?

「おかぜひいたら、おゆうぎかいにでられなくなっちゃうのよ」
と用心しています。 


風邪? また声がれ

日曜日に、家族三人でインフルエンザの予防接種を受けてきました。
娘は泣くかもと思っていましたが、
「おちゅうしゃ、なかないよ!」と宣言。
その通り、全く泣かずに注射を済ませました。

予防接種はどうしても副反応で、数日は針穴周辺が腫れてしまいます。
私は翌日、37.6℃ほどの微熱が出てしまいました。
副反応が強く出たんだなあ・・・

と思ってたら、だんだん喉が痛くなってきて、
鼻もなんか変な感じ。
空咳も出て、またも声が枯れてきました。

とりあえず応急処置で、蜂蜜大根を作りました。

大根2センチほどを薄い銀杏切りにして、
小さな密閉容器に入れ、蜂蜜を大根の高さの半分くらい注ぎます(高価だなあ)。

薄切りなので、20分くらい経つと、汁が出てきます。
この汁を飲みます。
1時間授業が出来る程度には、声が復活します。
もちろん無理せず、黒板にガンガン板書して写させたり、何か作業する系の授業方法にしますが。

大根を輪切りのまま、水飴の容器(チューブ入りではなく平たい容器に入って売ってることもある)に乗せても良いです。
この場合、大根が大きいせいか、汁が上がってくるのに2時間くらいかかります。


娘の前で蜂蜜大根の汁を飲んでいたら、
「それなに?」と興味を持ちました。
「咳と喉の痛いのに効くのよ。」と教えたら、
「こほんこほん」と咳をし出しました。
しょうがないので少し飲ませたら、
「おいしー♪  こほんこほん、おせきでちゃった  はちみつだいこんのむ〜」
気に入ってしまったようです・・・・・
おやつではありません。


行きつけの耳鼻科にも行って来ました。
ネブライザ吸入に通わなくては。
それにしても、年に2回も声が枯れるなんて、教師になって以来のことです。
これが三十路ってヤツかねえ。


メタボ

どこで覚えてきたのやら、
「おとうさん、めたぼ!」と連呼している。
ええ、それは真実ですとも。

しかし、
「おかあさんもめたぼ!」
と、商店街で叫んだ。

私はまだメタボじゃないよ。女性の基準は緩いのだ。

「メタボってどういう意味?」と聞いたら、
目を指していた。
意味は分かっていないらしい。

外でのトイレ

ところで外出先で、子どもにトイレを使わせるのって大変ですよね?
補助便座を持ち歩いているし、このごろは幼児便座の付いたトイレも、ショッピングセンターなどではよく見かけます。

しかし気になるのは、便座サイズ問題よりは、床の汚さ問題。

自宅では、トイレの入り口でズボンやパンツを脱がせています。もちろん裸足です。
でも、外出先ではそれが難しいですよね?
まだ、靴を履いたまま便座に座り、ズボンやパンツを膝まで降ろして・・・
ということが出来ません。
だから、ズボンやパンツを途中まで降ろして便座に座らせ、
空中で靴を脱がせ、それからズボンやパンツを全部脱がせて用を足します。
終わったらズボンやパンツを途中まではかせ、空中で靴を履かせ、
床に立たせてからきちんとはかせます。

なかなか大変です。
和式の場合はさらに大変。
娘は和式でもちゃんと使えますが、「途中まで降ろしてしゃがむ」のが難しい。
外の和式トイレはたいてい、かなり床が汚いですし・・・

トイレ個室の中に「おむつ替えテーブル」があった場合は、
そこにひとまず娘を座らせて、脱がせてからトイレを使わせているのですが。

みなさんはどうされてます?
もしくは、いつになったら全部脱がずに用が足せるようになるんだ?

おかあさん、おせわしすぎ!

朝、保育園に行くと、

連絡帳
手拭き用ループ付きタオル
着替え
汚れ物用ビニール袋
散歩用上着と帽子
パジャマ

等をセットしなくてはなりません。
慣れればすぐ出来ますが、このごろ娘が自分でやりたがる。
しかし、そのとき同級生も登園してくると、ひとまず同級生と遊んでしまったり。
(だからそのお母さんも困っている)

「分担しようね、お母さんはこれやるよ」と声をかけると、
「ぶんたん、ぶんたーん♪」と上手いことやれるときもありますが、
基本的には私がセットしようとすると、

「おかあさん、おせわしすぎ! じぶんでできるの!」
と怒られます。

自分でできなくはないが、スピードが伴って、真の「戦力」になるまではまだまだ。

好きだけど疲れるの

保育園は大好きな娘ですが、
(好きな男の子がいて、その子目当てに登園している。その子が休みだとガッカリ)

日曜の夜は決まって、
「あのねー、ほいくえん、まいにちいくとつかれるのよ!」と訴えるのです。

そうねえ・・・・・
大人だって「あのねー、仕事、毎日行くと疲れるのよ!」

小袋を開ける

好きなおやつは、ビニールの小袋に入った「アーモンドフィッシュ」です。
小さな煮干しを砂糖醤油で絡めたものと、細切りアーモンドがパックされているアレですね。
先週まで、食べたいときは私に「あけて!」と頼んでいたのですが、
いつの間にか、自分で袋の端を破って取り出せるようになっていました。

この小袋が30個くらい、大袋にまとまっています。
マトリューシュカを並べ、「おやつくばりまーす!」と小袋を並べていました。
おやおや、新手のままごとだわ、と私は新聞など読んでおりました。

そしたらいつの間にか、マトリューシュカに配った小袋を全部開けていました。
8袋も!

なにやってんだー!  マトリューシュカは食べられないんだよっ
ということを、娘は理解してないのです。マトリューシュカの口に煮干しを押しつけてます・・・
仕方がないので密閉容器に8袋保存。

まだまだ目を離せません。

おなら、みてー

おならが出ると、
「おならしちゃった」と申告します。
その後、
「おなら、みてー!」と私に寄ってきます。

おしりを付きだして、「くさい?」
と・・・・
くさいくさい、やめてー! というと喜んでもっとやります。
本気でやめて欲しい。

「かいでー!」とは言いません。


ゴルフ同好会・・・

先月から、「漬け物同好会」「ジグソーパズル同好会」を結成している夫と娘。
今度は「ゴルフ同好会」を結成です。

私が土曜日に仕事の時は、
夫には「保育園は土曜も開いてるから、頼んでもいいんだよ」と話しているのですが、
利用していないようです。

夫と娘の土曜日デートコース。

私が作っておいた朝食を食べ、ジグソーパズルをやったあと、
図書館に行く。絵本を借りる。
夫の好きな店でランチ。
帰宅して、昼寝に誘うが娘は眠らない。

なぜか、夫だけしかいないと娘は昼寝しないのです。
私しかいないときは、「お昼食べたらお昼寝だよ」と約束しておき、一応その通り眠るのですが・・・
どうやら夫と過ごすときは、私とのときより興奮しているらしい。

仕方がないので散歩。自転車の時もある。
途中でカフェに寄り、アイスクリームかプリンを食べる。
まだまだ昼寝しないというので車に乗り、ゴルフショップを数軒ハシゴする。

子供用のゴルフ用具があり、試し打ち用に人工芝と穴が用意されているので、
夫と一緒に娘も打つ。
これですっかり味をしめて、
「あのねー、あたしさいきん、こーん・ころころすきなの!」と言っている。
「こーん」はアイアン、「ころころ」はパターの試し打ちだそうです。

みんなちがってみんないい

保育園で習ってきた新曲が、
「みんなちがってみんないい」のようで、家でもずっと歌っています。
有名な、すごく良い詩です。
いいものを教わってきたねえ。

しかし、あまりにも繰り返し歌っているので、
洗脳されてしまうのではないかと心配だ。

職員室に入るときはね・・・

保育園で、またまたいいことを習ってきました。

「せんせいのおへや(職員室)に はいるときはね、
とんとんとん、しつれいします  っていうのよ。
かってに がらがら あけないんだよ。
かってにあけるのは、いけないんだよ」

そうです。
全くそのとおりです。
高校生にも今一度、教えなくちゃいけません・・・・・・・・


3歳児とスパリゾートハワイアンズ

車を飛ばして、福島県いわき市の「スパリゾート・ハワイアンズ」に行って来ました。
子どもの時は「常磐ハワイアンセンター」と呼んでいたと思うけれど・・・・

数々のCM、そして映画「フラガール」ですっかり有名になった、ポリネシアン・ダンスショーも見てきました。
詳しくは3歳児とスパリゾートハワイアンズ にて。




おみやげは抜かりなく、福島県特産の漬け物です。
細切り大根をシソで巻いたやつです。

夫と娘はふたりして、店員さんが「試食いかがですか?」と聞いたら、
「くださーい!」と口を開けていました。


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鉱山会社勤務経験のある夫に、炭坑についてちょっと聞いてみました。
何か会話しないと、高速道路の帰り道で眠くなりそうでしたからね。
ちなみに夫の勤めていた会社では、石灰石を掘っていました。石灰石の自給率は100%近いそうです。

というわけで、「石炭講座」をお送りします。

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(1)炭坑では石炭を掘っているが、昭和30年代ぐらいまでは家庭の燃料として石炭が主役だった。
現在は家庭で石炭は使われず、ニーズが減ってしまったけれど、
石炭は国の基幹産業であったので、
ずいぶん長いこと、国から補助金を出してどうにか続けていた。
でも追いつかなくなってきたのが、映画「フラガール」の時代。
あの辺から国内の炭坑はどんどん閉鎖されてしまった。


なんか、イギリスの炭坑もそんな感じだよね。
映画「リトルダンサー」は、1980年頃の北イングランドが舞台。
炭坑の操業停止に対してストライキする場面がありました。


(2)今、石炭はどこで使ってるの? 外国の、石油燃料が普及してない地域とか?
と聞いたら、夫は「一般の認識ってそんなもんなのか〜〜」 とショックを受けていた。

確かに外国の、途上国や新興国ではまだまだ石炭が家庭燃料・工場燃料として現役だそうです。
しかし日本でもいっぱい石炭は使われている。
それはなんと言っても、火力発電所。

火力発電所は、石炭を燃やして電気を起こしているのです。
ゴミを燃やしても発電できるけど(何でも燃やせば発電は可能)、
燃え方や燃料の質の均一性で、石炭が優れている。


(3)掘る作業が重労働で、危険であることは映画の通り。
そして職人技を持つ作業員が大勢いる。
映画に出てきた「選炭婦」というのは、
掘りだした石炭に混じっている石などをより分ける仕事で、
炭坑の町では多くの女性が従事している。手は荒れると思う。


(4)今、国内の炭坑はほとんどないでしょう?  それでも火力発電所は動いているわけで、
  もしかして石炭は輸入してるの?
と聞いてみました。

はい、輸入しています。主にオーストラリアから輸入しています。
石炭は、日本国内でもまだ掘れば出るんだけど、コストがかかる。
輸入した方が安いんだろうなあ・・・・

なんか、食料輸入の状態みたい。
日本は、食料をどっさり輸入し、それと同じ量の食べ物を食べ残して捨ててます。(本当です。みんなで反省しましょう)
日本は、石炭をどっさり輸入し、その発電量と同じだけの電力を無駄遣いしてます(未確認です。でも実際そんな状態かも・・・)


(5)いわき地方の炭鉱の経営はどんなだったのか?  映画のようにひどかったのか?
と聞いてみました。
・・・そこまではわからない。
でも、そんなにひどかったのかなあ。

いわき地方の石炭の質は、すごく良いわけではなかった。
でも、東京に近い。だから、輸送コストが安く抑えられて、
経営的には他の地方の炭坑より良かったんじゃないかと思う。
北海道の炭坑だと船で運ぶとか、長距離だしかなりコストがかかってたはずだから。


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私は映画を見て、
なんかもう、炭坑の閉鎖が決まったので、替わりに常磐ハワイアンセンターを開いた・・・
というイメージを持ってしまったのですが、
実際にはフラガールのショーが始まってからあとも、
炭坑は10年近く続いています。かなりの赤字だったそうですが。

昭和40年頃の日本といえば、遊園地はいくつかあったけれど、
東京ディズニーランドが出来る20年も前です。
「テーマパーク」なんて概念もなかったのではないでしょうか。
そこへ、炭坑の将来と地域経済の活性化などを考え、スパリゾートハワイアンズを作った経営者は、
やはり先見の明があったと思います。

フラダンスショーの客席で、たまたま「フラガール1期生」の方と隣り合わせになりましたが、
その方も同じことをおっしゃっていました。

ともかくここは面白いので、ぜひ一度お出かけください。
出来れば娘が中学生ぐらいになったとき、1泊で出かけ、
初日は娘と夫でゴルフ(近くにゴルフ場がある)、私はホテルでダラダラ、
2日目はスパリゾート・・・ というスケジュール(逆でも良し) にしたいです。