2007年11月

働くかあさん稼働編 トップへ

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同期会

年に1〜2回、同期採用の友人たちで集まっている。
同期採用の中で、教職を辞して海外で暮らしている人がいるのだが、
彼の帰国にだいたい合わせ、都心に大きな家を持っている友人宅に集まる。

今回は大人10人くらいに子ども10人ぐらい。
「ぐらい」となっているのは、入れ替わり立ち替わり都合のいい時間に来ていたり、
あまりに人数が多くて(毎回、よくもこんなに大勢の人間が一部屋に入るものだと思う・・・)
だんだんわからなくなってしまうから。

去年のカナエは、まだ歩けなくて、言葉も片言で10〜15語程度。
これが今は歩くし走るし、まあだいたいのことは話すのだから、子どもの成長は大したものだ。
去年はおなかが大きかった友人が、もはやハイハイを始めた赤ちゃんを連れてきたり。

カナエは大勢の子どもたちがいても、(保育園に通っているので泣いたりはしないが)
あまり積極的にいっしょに遊ぶという態度は見せない。
よく見ると、0〜2歳の子どもはそんなもんで、
お母さんに貼り付いたり、気に入ったおもちゃをずっと使ったり、「一人の世界」でそれなりに楽しんでいる様子。
やっぱり、大勢で楽しくべるのは3歳頃からのようだ。

3歳以上の子は、人形を何体も出し、
布団に並べ、「ここは病院よ。 救急車で運ばれるの」
「4時40分までに迎えに来てください。 来られない人は代わりにこちらで預かります」
などと言っている。
なんだか、病院ごっこと、ふだんの「預かり保育」の先生が混ざっているような・・・?
(しかし、4時40分までの保育じゃ、普通の勤め人は無理でしょう)

この家には大きな出窓が部屋の角に2つある。
出窓の前にはコーナーを埋めるようにソファが置いてある。
この出窓に登るのと、ソファと出窓の隙間にはまるのが、
参加した子どもたちの大人気の遊び。

出窓に3歳の女の子(ここの掲示板にたまに書き込みしてくれる「ひめ」娘と「りかりん」娘)が乗り、
カーテンを引いてもらってステージのように歌い始めたら、
カナエもおもしろそうと思ったのか、いっしょに乗った。

「おおきなくりのーきのしたでー」と歌い踊り、
だんだん「ふとったくりのー・・・」「ちゅうくらいのくりのー・・・」とめちゃくちゃなバリエーションが付けられ、
かなり楽しげにやっていた。

カナエは帰り際、「ああおもしろかったー!」とずっと言っており、
翌日も「これもらったのー!」と、そこで子どもたちに配られたクリスマス模様の鉛筆を振り回して遊んでいた。

が、しかし、その日の午後には39度の発熱。
咳の悪化。
結局、同期会の翌日から4日間、寝込んだ。
どうやら、風邪が復活していたのに気づかなかったらしい・・・

木曜日にようやく登園したものの、昼で帰された。(咳き込んで吐いちゃったと)
金曜日はどうにか最後まで保育園にいられた。
そして土曜日はお遊戯会・・・


お世話好き

私がゲホゲホと咳き込んでいたら、カナエがそばに来て、
「おかあしゃん だいじょうぶ?」と、私の胸元と背中をトントン叩いてくれた。
以前、カナエが咳き込んだときに、そうしてやったのを覚えていたのだろう。
かわいいし嬉しい。

本当は結構辛いのだけれど、こうされたらもう、
「うん、だいじょうぶだよ、ありがとう。カナちゃん優しいね」
と答えるしかないだろう。

すごく嬉しそうな顔をして、
今度はパンダちゃんの服を脱がせ、椅子に座らせた。
「パンダちゃんも おせきがでるのね あーんして」
「おちゅうしゃちましょ」
「がんばったねー」

今度はお医者さんになったつもりか・・・

それに飽きたら、「ウエイトレスごっこ」を始めた。
お盆(クッキー缶のフタ)におもちゃのティーカップとティーポットを乗せ、
「おちゃはいかがですかー」
「これ、おかあしゃんの どうぞー 」
とティーカップをくれて、「じょお〜〜〜」と言いながら、ティーポットからお茶を注ぐ真似をする。
「ごくごくごく、おいしいね」というと、とても嬉しそう。

夫のところへ行き、「おとうしゃん おちゃ どうぞー」とお茶を入れる真似をすると、
夫はもう「たまらんなあ・・・」と幸せそう。

ただし、その場で飲まなくてはならないのだ。
ちょっとでも移動しようとすると、「そこに座って飲む!」
と、急に道場主のような口調に。

「電池」切れ・・・

土曜日の午後はパパとデート。
(ママは咳がひどいので、その間昼寝させてもらいました)

隣町の自動車屋さんに行き、車検開始。
そこで思いっきり「うんこでた!」
大慌てのお父さん。
(この日は、昼までにもう3回も出ているのに・・・  決して下痢ではない)

帰りは電車で帰ってきたが、乗換駅に文明堂の売店があり、
店頭のクマちゃんが気に入ったのか、駆け寄っていったそうだ。
そのまま、どら焼きをお買いあげ。
その近くにケーキ屋さんもあり、ショーウインドウに張り付いて「くろいの! くろいけーきがいい!」
と言うわけで、チョコレートケーキお買いあげ。
駅の階段は何度も上り下り。(階段登り大好き)

これなら、帰宅したら(午後3時)すぐ昼寝するかなー・・・ と期待したのに、
全然寝ない。
ケーキを買ったことをちゃんと覚えていたカナエは、
「けーき、けーきたべる!」と要求。
カナエには大きすぎるので、切り分けて渡したのだが、
夫が自分の分を食べたら大泣き。
自分の分を横取りされたと思ったらしい。

眠いからよけいに大泣きしたんだと思うが、それでも寝ない。
結局、夕食を食べ始めた。


このごろ大好きな「栗ご飯」を一気に食べ、
おかずを食べるかと思っているうちに、頭をテーブルに乗せて目をつぶってしまった。

そのまま、遅い昼寝・・・・・・
もう18:00過ぎです。
夕食の続きとお風呂、どうしよう。


帰るより踊りたい

お迎えに行ったら、いつものように「まーまー!」と、たたたっと駆けてきた。
さあ帰り支度を、と始めようとしたら、
先生がほかの子にポンポンを配り始め、
曲をかけた。
残っている子は何か踊って遊ぶのだ。

それを見ていたカナエ、「おどる!」と叫び、
ポンポンをもらって教室の中央へ。

以前は、曲がかかっても、ほかの子が踊っていても、
ひとりでポケーッと見ているだけ・・・ ということが多かったように思ったが、
ものすごくノリノリで、思い切り踊っている。

ひと踊りすんだところで、「おもしろかったねー!」とポンポンを返し、
ロッカーコーナーに来た。

なるほどねええ。
絶対、何が何でもお母さんという場面ばかりでも、なくなっていくのかもしれない。

洗面器がつん

カナエは、浴室で洗面器をかぶって遊んでいたが、
それが私のつま先にモロに落ちてきた。

がつん!
いたーーーーい!!
カナエひどい! いたいよーいたいよーいたいよー!!!!!
(本当に痛かったのだ)

ようやく痛みが引いたら、
カナエは動きを止めて、私の足を真剣に見ている。

「カナちゃん、心配したの?」
「しんぱいした おかあしゃん いたいいたい」
「そうか、心配してくれたんだ。 ありがとう、もう大丈夫だよ」

といったら、安心したように、にっこり笑った。
「カナちゃんさ、洗面器で遊んだら、危ないんだよ。
お母さんの足に落ちたから良かったけど、
カナちゃんの足に落ちたら、カナちゃんが痛い痛いって泣くんだよ」

「わかった」

これまでなかったような神妙な顔をしている。
たぶん、言葉ではなくて本当にわかったのだろう。

これは昨日の出来事なのだけれど、今日はもう、洗面器では遊ばなかった。

小さな子が何かいけないことをしたとき、
「ごめんなさい」と言わせるのも大事なのかもしれないけど、
(いずれ、人付き合いが広がる中では、絶対に必要な言葉だ)
自分の行動の、本質的な意味が理解できないのに、言葉だけ「ごめんなさい」と言わせても、
それはあまり意味がないと思う。
今回、カナエは一度も「ごめんなさい」とは言っていない。(その言葉は知っている)
でも、この様子なら、それでも良かったと思う。

かぼちゃしちゅ

夕食にカボチャのシチューを出した。
作り方は、どうもしない。
カボチャをレンジで柔らかくして切り、
にんじんとコンソメの素といっしょにゆでて、つぶす。
ほぐしたシメジと、輪切りにしたエリンギも入れて、できあがり。
シチューのルーなど入れなくても、カボチャのおかげで程良いとろみが付く。

カナエはシチューもキノコも大好き。
カボチャなど、ホクホクした食感のものは大して好きではないのだが、
こうしたらものすごく喜んで食べた。

それどころか・・・
自分の分を食べ終わったあと(私が介助して食べた)
「お母さんも食べようっと」と、私が自分のを食べ始めたら、
目に涙をためて
「それ、かなえちゃんの!」と主張する。

はあ?
カナちゃんはもう食べたでしょう?

と答えたら、「かなえちゃんの! かなえちゃんの!!!」と訴えるので、
少し分けてやった。
しかし収まらない。
結局、私のをお皿ごと取って、(渡す前にこっそり半分くらい、私が食べておいた)
ようやく満足した。

暴君カナエ・・・


あっさり復活

昨夜、「授乳なしで寝入った!」と喜んでいたら、
夜中に「ばっぱのむー」と目を覚まし、あっさり授乳復活。
ほ乳瓶は「ぜんぜんでてこない、いらない」と、拒否。

今夜は昨夜よりも長時間、授乳していました。
しかも、私が出してやると怒り、
「かなえちゃん じぶんで!」と、自分で私の服をめくります。

あんた、そんなこと自分でできたって・・・

ままごと新種

「お店やさんごっこ」が大好きなカナエ、
新種のままごとを始めました。

ぷーさんの服(あの、赤いチョッキですね)を脱がし、
「おちゅうしゃする!」といって、椅子の上に座らせる。

「がんばれー、がんばれー!」と応援している間に、
私がぷーさんの腕に ちく! と注射する真似をしてやる。

するとカナエは椅子からぷーさんを降ろし、
「がんばったねー、えらいえらい!」となでなで・・・
服を着せておしまい。

これを何度も繰り返します。

12月のはじめには、インフルエンザ予防接種の2回目をやるのだ。


いまー・・・・

「いまー、○○してたの」と報告してくれるのが、カナエのブーム。
特に、電話に出たときに報告するのだが、前後の関係は全く話さないので、
電話の相手は「???」である。

「いまー、もらったもらった」
・・・これは、近所の自動車屋さんでもらった風船で遊んでいた途中で
おばあちゃんから電話がかかってきて、話したこと。

「いまー、ならべたのー おかあしゃん つくったの」
・・・・これは、私が夕食の支度をして、配膳し終わったところでおばあちゃんから電話がかかり、
出たら「カナエちゃんは、ご飯もう食べたの?」と聞かれたので、そう答えた。
いちおう、質問に対する返事をしているようだ。

「いまー、くるまがー、はしってくるからー、いまー、びっくりーんちょ」
・・・・これは、保育園の帰宅の途中、道路を横断しようとしたら車が走ってきたのでストップ。
ようやく帰宅したところへ、夫から電話。

前後の様子を見ていれば、何のことを話しているのかはわかるけれど、
電話だけではまずわからない。

この世にこんなおいしいものがあったなんて!

珍しく夫が「お昼ご飯をおごってあげましょう」というので、
回転寿司に行った。
私の回転寿司デビューは、29歳。(それは遅い!)
今となっては、待たずに出てくるので、子連れにはすごく便利。

カナエが食べられるお寿司は、卵や納豆、ツナが中心。(ツナは回転しないお寿司やさんにはあまり置いてない)
あとは茶碗蒸しなど。

楽しく食べていたのだが、最後に夫がデザートとして「パイナップル」を取った。
カナエのデザートはケーキを少し、と考えていたのだが、
カナエはパイナップルを「何それ?」という目で見ている。
丸ごとのパイナップルをおそらく櫛形に8等分して、
皮目にナイフを入れ、さらに5〜6等分してある。
一切れのパイナップルは一辺が3〜4センチの三角形。

一切れ食べさせたらものすごく喜び、
ぱくぱくぱくっと続けて食べた。
あまりよく食べるので、(大人も食べたが)3皿取った。
カナエは1皿半ぐらい食べてしまったと思う。

「この世にこんなおいしいものがあったなんて!」という顔をして、
ニコニコと食べている。
さすがに食べすぎだと思い、3皿めが空になったところで、
「いっぱい食べたね。ごちそうさま、おうちにかえろうね」
と声をかけたら、
たちまち口をへの字にして「うえええええ〜〜〜〜ん! もっとたべる〜〜〜〜〜!!」

無理矢理連れ帰りました。
お騒がせしました。

カナエは果物好き。
スーパーで、お菓子売り場は興味なさそうにしているが、
果物売り場に行ってしまうと、エライことになる。


お母さんは日曜出勤です

きょうは日曜出勤でした。
このあたりの吹奏楽部が集まり、合同発表会。
私の学校は小規模なので、私も吹く。
(妊娠前は制服に似た服を着て、生徒のフリをしていたけれど、
もはや絶対に無理なことがわかっているので、今年は普通のスーツで出演)
妊娠以来、ちゃんとしたホールで演奏するのは初めてだった。

吹奏楽はしばらく見ないうちに、曲のトレンドが変わってしまったようで、
全く知らない現代曲が多くなっていた。
隣町の学校は、吹奏楽部が90人。それとは別に弦楽部が40人(市民オーケストラの弦楽パートより多い)。
この少子化に、そんなに部員が集まるのも驚きだが、かなり上手なのも驚く。
そして発表会の運営も全部生徒たちがやっているのも、毎度、驚きだ。

で、夫に一日カナエを見ていてもらうことになっていた。
カナエは私がちゃんと「お母さんはお仕事だよ」と言えば、割とさっぱりとして、
私なしでも楽しく過ごしていられる。(毎日の保育園や、ベビーシッターさん、実家の母に頼んだときがそう)

ところが、「休日なのにお母さんがいない」「お母さんがいるはずなのに姿が見えない」という状況になると、
ずーっとべそをかいていたりする。
先週、夫に1時間半ほど任せたのだが、
はじめは楽しく遊んでいたものの、「なんかおかしい・・・」と気づいたのか、
最後の30分は「おかあしゃんは? おかあしゃんのところ、いく!」と大泣きしてしまい、
私が帰宅すると、建物入り口でカナエを抱っこして待っている夫の姿が。
そしてカナエは涙をためて・・・

そんなだったので、「俺一人でカナエの面倒を見きれるか、わからない」ということで、
カナエを連れて私の実家へ帰った。
車で行ったものだと思っていたら、なんと電車で。
(カナエは電車が大好きなので、喜んでいたそうだ)

昼食をごちそうになって、カナエはおばあちゃんとピアノを弾いて遊び、
夫は・・・・昼寝!!
妻の実家でもかまわずに昼寝するリラックスぶり。
しかしカナエは、興奮しているのか、まるで昼寝しなかった。
柿をむいてもらったり、お菓子をもらったり、おとうしゃんが寝ている間にも、いろいろ食べさせてもらっていたようだ。
そう、きょうの子守役はおとうしゃんではなく、おばあちゃんだったのだ・・・・

帰りは、かなりマニアックなバス(ローカルな、本数の少ない、ガラガラのバス)を乗り継ぎ、
自宅近くの駅に戻った頃、私の演奏会も終わった。
待ち合わせをして外食。
カナエは「たのしかったねー!」ととてもご機嫌。

生後初、授乳なしで夜、眠りました

しかしやはり、昼寝なしが効いたのか、
入浴後、すぐにぱたんとうつぶせになって眠ってしまいました。
私の授乳なし。
私がいないときは、授乳なしで昼寝するのがもう普通のことになっていますが、
私がいれば、昼寝でも夜でも、絶対授乳するのが習慣になっていました。
もう、卒業して欲しいと思っていたのだけど・・・・

きょうは、生まれて初めて授乳なしで寝入りました。
朝も、カナエが起きた頃に私は出発していたので、朝の授乳もなし。(明け方4時頃「ばっぱのむ」と言われて飲ませたのが最後)

このまま、卒乳するか・・・?????
スムーズに卒乳すれば良いんだけど。

ばっぱの代わりとして、入浴前に麦茶をほ乳瓶に詰めてみました。
ままごと道具のほ乳瓶は楽しく遊んでいますが、カナエ本人はほ乳瓶を使ったことがほとんどなく、
今日も「でてこないねー・・・」といいながらしゃぶっていました。

どっちも不要になればいいんだけど。


ご乱心

このところテレビでは「鬼平」もやらないし、
私は時代劇を見ていない。

ところが、どこで覚えたのやら、カナエが頻繁に「ごらんしん、ごらんしん」と言う。
おもちゃをひっくり返したり、ままごとテーブルからままごと道具をガシャガシャと落としたときに、
嬉しそうに「ごらんしん、ごらんしん」と言っているので、
たぶん、「ご乱心」という意味が分かっている・・・?????

自分で「ご乱心」とわかっているなら、散らかすのはやめて欲しい。
細かいおもちゃを買ってしまったのは私も悪いが、
本当に散らかって収拾がつかない。

まだ、おもちゃを余り買いそろえていない家庭のかたには、
「おもちゃは細かくないやつの方が、母親のストレスがたまらない」と申し上げておきたい。

でもカナエは、細かいおもちゃが大好き。

だーぶらちゃん

だいぶ言葉がはっきりしてきたが、
「カナエ語」も相変わらず出てきている。
それも、赤ちゃん時代から続いているもの(くま=「みんみん」 おっぱい=「ばっぱ」など)だけではなく、
まだまだ新語が出ている。

今月の新語は「だーぶらちゃん」
何度聞いても「だーぶらちゃん」としか聞こえない。
意味はよくわからない。

嬉しいときや、好物を食べる前などに
「だーぶらちゃん!」と言いながら、ぴょんぴょん跳ねて(実際にはかかとを上下させるだけだが)喜んでいる。

・・・りんちょ?

保育園で流行っているのかわからないが、
語尾に「りんちょ」とつけている。

鼻水を吸い取ってやると「すっきりんちょ、さっぱりんちょ」

これって何?


卒業、拒否

まもなくカナエは、2歳4ヶ月に突入。
なのに、まだ母乳を求めるのです。
かかりつけの産婦人科医には、
「そろそろやめた方がいいかも・・・ ホルモンのバランスの関係で、母体に負担がかかるから・・・」と言われている。
けれど、かなり知恵が付いてしまっているので、やめるのはすごく難しい。

ひと昔前は「1歳の誕生日で母乳終了」なんてされていた。
胸に怖い顔を書いたり、からしを塗ったりしたという話をよく聞いた。
そこまでするのはねえ・・・
今は「赤ちゃんの望むように、自然に卒乳を」と言われる。

しかし、本当に母体が疲れるのがイヤであれば、
あまり知恵の付かない1歳ちょうどぐらいで終わらせるのもまた、正しかったのではないかと少し思う。
(1歳ちょうどだとまだ、時間が経つと乳が張るので、乳腺炎とか心配だけど)
飲ませ続けていると、2歳を過ぎても結構、(乳が張るほどではないが)母乳が出るのは、かなりの驚きだ。

「もう ばっぱ はやめにしようよ」と言えば、「ばっぱ、いらない」と答える。
でも、寝かしつけようとすると必ず、「ばっぱ のむ!」である。
飲んでいるときはものすごく嬉しそう。
「ねえ、もう2歳でしょ、ばっぱ飲むのはおかしいよ」と言ってみるのだが、
「あかちゃんなの、ぐふふ」と、飲みながら言い切っている。

寝かし付けを夫に任せようにも、この時間には帰宅していない。
週末に頼むこともあるが、カナエの中で「ばっぱをのむ」のが、寝入るためのワンステップになっており、
私がいないと、寝室から「おかあしゃんのところ、いく!」という泣き声が聞こえてくる。

寝入る前のステップはほかにもある。
風呂上がりは裸で寝室に戻り、自分でおむつを付ける。
自分でTシャツとパジャマを着て、ポーズを取る。 「できたらぽーず、ぱっ」
自分で寝室の照明を消すが、同時にテレビも付けて15分くらいは見る。
テレビを見ながら、ゼリーを食べる。(こんなことしては行けないのだが・・・)
麦茶を飲んで「おくちさっぱり〜」

そして必ずそのあと、「ばっぱ〜」なのである。
ばっぱと麦茶を交替で3〜4回飲んで眠る。

大泣きさせても2〜3日我慢させれば、卒業できるものだとも聞くけれど、
平日に大泣きさせる元気はない。
それでつい、求められるままに飲ませてしまう私にも一因があるのだろう。

ここまでくると、「いつまで飲み続けるのか?」見てみたいような気にもちょっとなる。
朝の授乳、帰宅後の授乳はなくなっているのだが・・・

おままごと〜〜

おままごとはカナエの好きな遊びの1つだが、
その中でも、「誕生日ごっこ」が大好き。
カナエは、お誕生日(の、テーブルを囲んだりケーキを食べたり、歌ったり)がお気に入りなのだ。

ままごとテーブルを囲むように、
「よんでくる!」といって、ぬいぐるみを一体ずつ座らせる。
そして、ケーキ型の消しゴム(よくできている)をそのぬいぐるみの前に置く。
一体ずつ、たとえばパンダちゃんの誕生日を祝うつもりになっている。

「はっぴばーすでー、でぃあ ぱんだちゃーん」と、誕生日の歌をしっかり全部歌い、
パンダちゃんの前のケーキに向かって「ふ〜〜! おめでとう!」と拍手。
ロウソクを消しているつもりらしい。

そうしてまた次のぬいぐるみを呼び、
ぬいぐるみもケーキ消しゴムも総動員。
やがてケーキ消しゴムが足りなくなり、みっふぃーちゃんなんか、「大根」でお祝いされてしまっている。

大根やカボチャ、イチゴなど、野菜や果物の形をした、木のままごとおもちゃがあるのだ。
途中がマジックテープでつないであり、おもちゃの包丁を当てると「サクッ」と切ることができる。

こんな感じで、ゲスト全員(全ぬいぐるみ)を招き終わったところで、
「しゃしん、とる」と私に命じてきた。
誕生日の記念写真、ということらしい。

いったい何回、誕生日の歌を歌わされたことやら。
カナエは全く飽きずに歌っている。


本に載りました

去年の今頃、NHK教育「すくすく子育て」の番組に出た
「生クリームを使わないケーキの作り方」1歳バースデーケーキ&ランチ
は、その後テキストに載ったりもしました。
そして、今月、単行本になって発売されました。

金の星社「ママのとっておきアイデアBOX」というタイトルで、
私だけではなく、大勢の方々の子育てアイディアが載っています。


いつの間に!?

18:15頃お迎えに行ったら、ちょうど「夕方おやつ」の配膳が済んだところでした。
カナエは私の姿を見て、駆け寄ろうか、おやつを食べようか一瞬だけ迷い、
おやつの席に着きました。

きょうのおやつは、「パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたかりんとう」です。
そう、簡単なんだけど、働いているお母さんが平日に作ることは、まず、なさそうなおやつです。
(帰宅してから、おやつのために揚げ物をする気になります? 私はなりません。 保育園は素晴らしいですね)

カナエは「おーいしーいね!」「おちゃのむ!」「ぜーんぶたべた!」と嬉しそうな声を上げながら、
そして空っぽになったお皿を私に見せてくれました。

手が砂糖まみれになったのが気持ち悪かったのか、
食べ終わったお皿を先生に渡すと、スッと席を立ち、「おてて あらう!」と流しの方へ行きました。
私は、ああ、先生忙しそうなのに、水を出してもらうの悪いなあ・・・ なんて思って見ていました。
(私のいるロッカーコーナーと、カナエのいる食事コーナーは、柵で仕切られている)

そうしたら、カナエは自分で蛇口をひねり、手を洗って蛇口を閉め、
そばに吊してあったタオルで手を拭いて、「まーまー♪(外ではママと呼ぶ)」と走り寄ってきた。
自分で蛇口をひねることができるなんて!
しかも、かなり慣れた手つき。
驚いて先生に聞くと、「だいぶ前からやってますよー」とのこと。

そうか、うちでは届かない高さの蛇口だからね・・・

お弁当の歌

保育園で習ってきた歌を、よく披露してくれる。
今週は、「これっくらいの、おべんとばこに・・・」の歌を歌っている。

この歌、久しぶりに歌ってみて気が付いた。

 おにぎりちょっとつめて
 きざみしょうがにごましおかけて
 にんじんさん ごぼうさん あなのあいたれんこんさん
 すじのとおった ふき

つまり、お弁当の献立は、
おにぎり 刻み生姜(紅生姜のこと?) 根菜とフキの煮物
・・・なのですね。
ヘルシーと言えばヘルシーだけれど、肉・魚・卵などのタンパク質系おかずが入っていない。

この歌は、いつ頃からあるんだろう。
私は、幼稚園に入る前に母から聞いて覚えたような気がするので、
少なくとも30年以上前からあるんだろうな。

当時は今ほど飽食ではなかったのか?
それとも、本来お弁当は「おにぎりのみ」程度で、それにちょっとおかずが付けば上等なんだろうか。

私は先月、「お弁当の献立づくり」という授業をやった。
(1)厚生労働省の「食事バランスガイド」厚生労働省:健康:「食事バランスガイド」について
に従って、「主食3:副菜2:主菜1」のバランスで献立を考える。
(2)実物大のお弁当箱の絵に、その献立を実物大で書き込む(基本的な食品やメニューの実物大カードを配布)
(3)お弁当の基本メニューを数品、調理実習
という段取りで、4時間の指導だった。

今時の高校生が、特別な指導なしで「自分が食べたいお弁当」を考えると、
おかずがタンパク質系ばかりで、野菜はプチトマトが1〜2個入る程度だったりする。
それから考えると、このお弁当の歌って・・・・
来年度の授業は、この歌を導入に使うと、「お弁当に野菜入れよう」という意識が高まるかも?

そんなうまくいかないか。


発熱その後

カナエの熱は、2〜3日で下がったが、
なんか下がってすぐに登園させて、無理をさせるのも心配なので、
月曜日は母に頼み(午後は私が早退)
火曜日はベビーシッターさんに頼んだ。(夫が早退)

その甲斐あってか、カナエは今、元気にやれているのだが、
代わりに夫が熱を出した。
夫は去年、カナエ→私→実家の母→実家の父、と恐怖の家庭内大流行を見せたノロウイルスにも無縁だった。
なのに、カナエの風邪がうつったのか?
38.5度の発熱。
こういう発熱は、結婚5年目にして初めてかもしれない。

運の悪いことに、夫は今週は出張ありの残業ありで、仕事は休めなかった。
熱は2日で下がったが、喉は痛いそうだ。

そして私が今、なんか寒い・・・・?????????


久しぶりの発熱

11月からインフルエンザ・ワクチンが解禁になったので、親子三人で接種してきた。
やはり集団生活だし、副作用のリスクより、感染してしまってタミフルを飲むリスクの方が困る。
本当はHibのワクチンもやりたいが、日本では接種できない。
(これで亡くなる子もいるし、海外では接種義務づけてるところが多いそうだが)

カナエは今週に入ってから咳も出ず、鼻水は少し出ているけれど朝ちょっと吸うだけでスッキリ。
熱も出ていないので、流行が始まる前にと思って接種。

カナエは注射されているときに泣いたけれど(インフルエンザの注射は痛い)
すぐに立ち直り、続けて注射を始めた私に「おかあしゃん がんばれー かなえちゃん がんばったの ないちゃったの がんばった えらいえらい」
と応援してくれた。

帰宅後も元気で、海苔巻きを用意したら二本も食べた。(大人並み・・・)
しかし、昼寝のあとなんだか身体が熱い。
やたら麦茶をほしがる。

熱を計ってみたら37.8度。
うううう・・・?
鼻水も少し出る。
37.8度は、登園できる限界点。熱冷ましを飲ませる体温まではいってない。
機嫌はものすごく良い。夫が拾ってきたどんぐりを、おもちゃに並べて喜んでいる。

2時間後に計り直したら、38.5度。
これは・・・ もともと風邪を引いていたのに、ワクチンを打ったから悪くなったのか?
ワクチンの副反応がその日のうちに出るなんてことはあるのか?
食事は、バクバクとよく食べる。
機嫌もいいので、全身状態は良い。
救急でいくような感じではないなあ。
ぐったりしているわけでもないし、ワクチンとの関連も判断できないので、
座薬や熱冷ましは使わず、お風呂は休み、麦茶をたっぷり飲ませて寝かせた。

日曜日は病院に行くことに・・・
月曜日は実家の母に、火曜日はベビーシッターを予約した。
水曜日にもまだ治まらなかったら仕事を休もう。


ついに出た

子どもたちの間で(大人でも?)流行している「でもそんなの関係ねえ、おっぱっぴー!」だが、
カナエはやらないので、安心していた。

しかし、ついに出た。
昨日突然、「そーなーかんけいない、おぱぴ」と言いながら片足を上げてポーズ。
これを何度も連発した。
本人、とても嬉しそう。

本物とはだいぶ違う感じだけど、覚えていたのねえ・・・

流行する芸というものは、小さな子どもも真似しやすいものなのか・・・ もしれない。

保育士さんも困った・・・

このごろカナエは、親が何かしていると、「かなえちゃんも かなえちゃんも」と真似をしたがる。
それも、ちょっと焦り気味な様子。
食事を出すのにお皿を並べていると、「かなえちゃんの かなえちゃんのは? ねえねえ」と、
若干うるさい。

これが、保育園だとかなりうるさいことになっているそうだ。
何でも一番じゃないと泣いてしまうそうだ。
散歩の時、帽子をもらうのも、おやつや食事を配ってもらうのも、一番目じゃないと納得しない。
食べ終わるのも着替えるのも、ほかの子に後れをとると泣いてしまう。
それでいて手伝ってもらうのは拒否だというし。

二番目以降だと、待っていられず、
「かなえちゃんも かなえちゃんも!」と泣いてしまうそうだ。
保育士さんが「カナエちゃんの分もちゃんとあるのよ、大丈夫よ」と声をかけても効果なく、
大泣きして聞かない。
しかし、自分の分が配られればケロッとしてご機嫌になるのだそうだ。

カナエはこれまで、保育園では余り手が掛からない方だったそうだ。
「慎重」「周りをよく観察してから動く」「おもちゃの取り合いなどにはならない」
というのが、これまで保育士さんからよく聞いていた話。
どんどん前に出たり、よくはしゃぐタイプと言うよりは、
みんなが踊り始めているのに、一人ボケーッと見ているだけ・・・
に、見えた。(保育中の様子を撮影したビデオを見たら、そんな感じだった)

ずっとそんな様子だったので、このごろ急に「一番じゃないとイヤー!」になってしまったカナエに、
保育士さんも驚いている。
まあ、うちでは結構わがままだけど。
うちには子どもがカナエしかいないから、待たされることはほぼないわけだし。
保育園では、これまで遠慮していたのかもしれない。
うちでの顔と、保育園での顔が違うなあとは思っていた。(保育園では、私のこと「まま」と呼ぶし)

この「一番じゃないとイヤー!」は、
一時的なものなのか?
それとも実は、猫かぶっていただけで、カナエはそういうタイプだったのか?
(もしそうだったら、その闘争心を生かしてトップアスリートなどに育てるか・・・?)

いーかげんにしなさい

先月も書いたが、カナエは「自分にちんちんがない」ことに、やたら興味を持っている。
おむつ替えの時も、お風呂の時も、自分の股をのぞいては「かなえちゃん ちんちんな〜い・・・」

あったら大変よ、と私が答えたら、それを覚えていて、
翌日からは
「かなえちゃん ちんちん な〜い あったらたいへんよ」
と言うようになった。

その翌日は、
「かなえちゃん ちんちん な〜い はえて こないかな」
と言うようになった。

夫がお風呂に入れていたら、
「おとうしゃん ちんちん ある」と、真剣に観察していたそうだ。

何でこんなに興味があるのか?
イヤ、別にいやらしい意味は持ってなくて、
「何で自分にはこのオプションが付いてないのか?」という単純な疑問なんだろうけど。
いーかげんにしなさい・・・