2007年12月

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お正月の支度

学校の仕事は「仕事納め」で一応終わらせた(年明けに積み残しただけ、とも言うが)。
でも、家でもいろいろとお正月の支度はある。

あきらめているモノ=大掃除。
エアコンはシーズン前に、プロにやってもらった。
網戸や窓は、夏の方が掃除しやすいと思う。(と言いつつ、やらないかも・・・)
浴室と台所の大掃除は先々週やったし、
トイレはさっき、水があふれたついでにやった。
床掃除なんかは、いつもの掃除を普通にやるだけだ。
「ゴミ収集日」も年内のは終わっちゃったしね。

あとは、
お正月、カナエに着せる着物と羽織の肩揚げ・腰揚げ。
私が5〜6歳まで着た着物なのだけど、当時のままなので、カナエのサイズに合わせて揚げ直し。

正月2日・3日は大阪(夫の実家がある)へ弾丸ツアー。
新幹線デビュー。そのときに備えて手提げ袋を新調。気に入れば、これから保育園用にしても良い。

「新幹線お楽しみバッグ」として、中に幼児雑誌・クレヨン・スケッチブック・貼って剥がせるシール・ラムネやゼリー菓子を詰めた弁当箱
を入れてやる予定。いい子にしててくれよ〜〜〜

ついでに、手ぬぐいでサブバッグも作りました。縫うところ3カ所で簡単。家庭科教材にいかがでしょう。(タオルでもOK)
写真ではよくわかりませんが、この手ぬぐいはリンゴの連続模様です。

手帳の切り替えとカレンダーの用意。
トトロのカレンダーを用意したら、外出直前に発見してしまい、年が明ける前にぼろぼろになりそうな勢いで見ている。

そしておせち料理の準備。とりあえず、紅白なますはできました。今、数の子を塩抜きしています。

サンタさん帰っちゃったの・・・?

町は手のひらを返したように、クリスマス飾りから正月飾りへと切り替えています。
うちの近所の大きなサンタさん飾りも、なくなりました。
うちのクリスマスツリー(小さいけど)も、片づけて、代わりに正月飾り(これも小さいけど)を出しました。


カナエは寂しかったらしい。
外を歩くと、かつてサンタさんが飾ってあったのを指さし、
「サンタさん、おうち帰っちゃったの・・・・?」「ツリーも帰ったの?」と。

近所の雑貨屋さんに寄ったら、そこの女将さん(カナエと仲良し)に向かって、
「サンタさんとおとうしゃん、お空に帰っちゃったの」と説明していた。

お空に帰る・・・?
いや、生きてますし、年末で忙しいから夜中になってるけど、一応毎日帰宅してますから・・・
と、あわてて女将さんに説明し直し。

サンタさんはまた来年、来ますよ。


巨大なウ○チが・・・

カナエの好物。
キノコ、にんじん、タマネギ、大根、レンコン、ブロッコリー、スナップえんどう、昆布、ひじき。
豆類、とうふ、果物、魚、じゃこ、納豆、はんぺん。
麺類、サンドイッチ、ケーキ、牛乳、プリン、ゼリー。

割合、ヘルシーなものを好みます。
野菜好きで良かったです。

ただし!  ウンチがでかい!!
毎日一回、食後につかまり立ちをして、赤い顔をして頑張っている。
でかいので、なかなか出きらない。
たまに、力尽きて、ウンチが出かかったまま眠りそうになっている。
「でたかな?」「・・・まだです・・・(丁寧な言い方だなあ)」「がんばってね」「・・・・・・でたー!」
ごろーん。

うおー、でかい!
というか、丸い!!
テニスボールより大きい。私の握り拳よりも大きい。

大人は、トイレに座って出すので、ウンチは細長いものでしょう?
でも、カナエの場合、おむつの中に出すので、つっかえて丸くまとまるらしい??
不思議なもので、ウンチを出し始めてからトイレに座らせても、
出す気がなくなるらしく、降ろせと要求する。

そして、このウンチがトイレに詰まる!!
分量としては、便秘の大人よりは多いが、普通の大人よりはさすがに少ないはず。
(それでも、2歳児のおなかにどれだけ入ってるんだよ、といつも驚かされる)
特に今月に入ってから、キノコ料理が増えたせいか、週1〜2回の割で詰まってしまう。

モノは流れるんです。
ただ、そのあとの水が、なかなか排水されない。
数回流し直しても排水が遅い場合は、たぶん詰まっているので、
棒付き吸盤(もはや必須アイテム)でスポスポして解消してます。
ちなみに、「水のトラブル」の解決業者を電話で呼ぶと、だいたい7〜8000円かかるそうです。

今日も詰まりました。
水だけ流れなくて、便器の縁近くまで来てしまった。
とにかく、水がはけるまで待つしかない。
そこへカナエが来てしまい、「じぶんで流すの!」と、
私が制止するのも間に合わず、レバーをひねりやがった!
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ああ、水があふれました!!!     こんなの初めてだーーーー!

カナエを無理矢理外に出し(泣いた)
とにかくスポスポし、雑巾を何枚も使って水を吸い取る。
カバー類は全部洗った。

まあ、これでトイレの大掃除が完了したから良いことにするか。
普通は、こんなでかいウンチをする年齢になる前に、トイレでするようになってるのかな。
おむつ卒業を無理に急いではいけないってわかってるんだけど。


クリスマスを楽しむ!

今年は、本当にクリスマスを楽しんでいた。
近所に凝ったクリスマス飾りを付けているおうちがあると、
必ず通るたびに「さんたさん〜〜♪」と喜んで見ている。
このごろ、商店街以外の一般家庭でも、まるでレストランのように飾り付けていたりしますね。

実家の両親が12月上旬に来て、一足早く汽車ぽっぽのクリスマスプレゼント。
「くります!(クリスマスとは言えない)」「みんみんのきかんしゃ!」「ひっぱる!」  楽しんでます。

保育園でもクリスマス会が。
歌ったり踊ったりして、サンタに扮した男性保育士がプレゼントをくれたそうだ。
クマさんの絵合わせパズル。これまた大喜び。
「ジングルベル」の歌を、1日で覚えてきた。
この日の給食は「バイキング式」で、発泡スチロールを土台に作ったクリスマスツリーに、
ピックに通したチーズやウズラ卵、プチトマト、ウインナーなどを刺しておき、
各自とって食べるという、とても楽しそうなもの。

クリスマスプレゼントは、イブの夜にサンタさんが届けに来てくれるものなんだけど、
25日の朝(平日・仕事あり)にプレゼントを開けて大騒ぎして、遅刻しても困りますので、
22日の夜中に寝室に置いちゃいました。
まだ、日にちの感覚はないから良いでしょう。

23日の朝、目覚めてすぐ、「ねえ、サンタさんが来ていたのよ。カナエちゃんにプレゼントを置いていってくれたよ」
と言ったら、すごくかわいい声と顔で「ほんとー?」と。

普段なら起き抜けは、「じぶんでおむつかえる! じぶんできがえる! おかあしゃんてつだわないの! ぎゃーーーー!」
と泣いてしまうのだけど、サンタさん効果絶大。

夫の父からプレゼント。 サンタさんの飛び出す絵本と、スウェーデン製のカレンダー。
私たちからのプレゼント。 クリスマスツリーの飛び出す絵本と、しまじろうの陶器食器。
親子して飛び出す絵本を選んでしまった。  飽きず眺めるカナエ。

スウェーデン製のカレンダーには、毎日、余白に人名が書いてある。
これは「大安」とか「仏滅」ということではなくて、
よくわからないけど(わかる人、教えてください!)
なんでもスウェーデンでは、子どもの名前は、産まれた日付のカレンダーに書いてある名前を参考にして決めるとか?
そんな話を聞いたことがあります。
うろ覚えなので自信ないけど。

もしその通りならば、2月2日(私の誕生日)なら、「キンデルスマッソダージェン」ちゃん。長い。
3月15日(夫の誕生日)なら、「クリストファー」ちゃんか「クリステル」ちゃん。わかりやすい。
7月14日(カナエの誕生日)なら、「フォルク」ちゃん。「フォルケ」ちゃんかもしれない。
スウェーデン語の読み方は全くわからないので、実はローマ字読みです。

カナエはサンタからのプレゼントでご機嫌。
朝食のあと、「お出かけする!」と言い出した。
私の実家に出かけた。

急に私たちを出迎えた実家では、カナエのために「クリスマスブーツ」を急遽、買っておいてくれた。
紙のブーツの中に、お菓子がいっぱい入っているアレですね。
カナエはまだ、スナック菓子をあまり食べたことがないので、
ブーツの中からどんどん出てくるのを楽しんでいたけれど、それをすぐ食べたいとは言いませんでした。
(お菓子だとわかってないかも)
で、紙のブーツをはいて得意がる。


来年の七五三はどうしましょう、という話になった。
実家では、私の七五三で使った着物を、きれいに保存してくれていた。
箱から出していたら、カナエが「着たい!」といってきかないので、着せてみた。
大喜び。いいお顔。 なかなか似合う。来年の夏にでも、身長に合わせて調整しましょう。
父や夫にも、「みてー、かわいいよー、しゃしんとってー」・・・・自分で言うか・・・
こんなに喜ぶのなら、これを着せて近所の神社にお参りして、
後日、子ども専門写真館にでも行って、今流行タイプの着物やドレスで記念写真など撮ればいいかなあ・・・

ここで驚きの事実を知った。
この着物は、もともと母の姉(75歳)のために仕立てられたもの。母の実家は当時、新潟で手広くやっていた着物屋さんでした。
母は姉のお下がりで七五三をやり、
私が産まれて実家からもらい受け、私にも着せ、現在に至る・・・・

ということは、この着物って昭和10年頃の仕立て!??
もしかして銘仙かも!? 銘仙っていろんなのがあるから断言できないけど、
当時一番売れていたって言うし、柄や色使いも大胆だし。
もちろん絹です、この着物。よくもまあ、戦争にも虫害にも無事で・・・

着物の上に着ている赤い被布は、私の七五三の時に用意したものなのだけど、
この着物はもはや、資料的価値ありかも!?

物持ちの良いhattan実家。
私が就学前に着ていた、ウールのアンサンブル着物です。
これまた、私の母の母が縫ってくれたものです。

すごく喜んでいるので、
肩揚げと腰揚げをして、このお正月に着せようと思いました。

お正月まであと10日を切っている〜〜〜


帰宅して、私の作ったクリスマス料理を食べる。
詳しくは2歳児とクリスマス料理2007
娘、顔を作るな!!

クリスマスケーキも作りました。娘、顔を作るな!!


おかあしゃんは4さいぐらい?

このごろ、カナエは自分に自問自答する。

「おなまえは?」
「かなえちゃんです」
「いくつでしゅか?」
「にしゃいです」

それにバリエーションが。

「かなえちゃん、にしゃい。 おかあしゃんは、4しゃいぐらいかな?」

答えに困るねえ。
本当は、34しゃいぐらいだよ。


私よりも厳しい

同業者のみなさん。
授業中、授業以外のこと(内職、こっそり漫画、こっそり携帯メールなど)をしている生徒がいたら、
どう対応しますか。

私の10年分の試行錯誤から、
「内職」を発見してから「やめろ」「よこせ」「やだ」などと、授業中に騒ぎになるのは、
疲れるし、授業が中断するし、とても無駄。
だから私は、4月の最初の授業でルールを話している。
話さずに済めばどんなにいいかと思うが、まあ、話しておく。
契約みたいなもんだ。

そして、毎回の授業が始まる前に、10秒カウントする。
その間に完全に授業の体制を整えさせる。
おもしろいもので、カウントダウンすると、どの生徒もかなりあわてて体制を整える。
一応、よけいなストレスなく授業を進められる状態になる。

私は、「授業中に携帯などを出していた場合は、その携帯を踏みつぶす」と言ってある。
いかにも踏みつぶしそうに見えるのか、
もしも机の下でこっそり携帯を見ていても、私が授業をしながらジッと視線を送るだけで、
あわてて片づける。
本当に生徒から何かを取り上げるほどの状態になったことはほとんどないし、
携帯を踏みつぶしたことは、まだない。

しかしカナエの場合。
このごろ、カナエが絵本を読んでくれる。
(もちろん、文章はだいぶでたらめだが)
そのときは、縫いぐるみたちをズラリと並べている。
保育園の先生になったつもりらしい。

そして、私に対しても、「おかあしゃんはここに座る!」と命令。鬼教師のような言い方だ。
縫いぐるみといっしょに並ばされる。
「はーい、えほんよみましゅよ。 しっかりみてくだしゃいね〜〜」
すっかり先生の気分ですね。
でも、私だって新聞ぐらい読みたい。

こっそり読んでいたら、
「おかあしゃん! それをここに置く!」
ひええ、やっぱりすぐ見つかった〜〜
テーブルの上に置いたのだけれど、鬼教師カナエは、
その新聞を取り上げ、自分の足の下に置いて、ステップを踏んだ。

うわあ、私だって授業中にそこまでしないのに・・・

もし将来、カナエが「教師になりたい」と相談してきたら、止めるかもしれない。
生徒のために。


なんと、好楽さん登場!!

学校の、芸術鑑賞教室の引率に行って来た。
今年の演目は、「落語(寄席)」。
プログラムには「あしたの名人」と書いてあったので、二つ目ぐらいの若い人が来てくれるのかなあと思っていた。

前任校で、芸術鑑賞教室を企画運営する係をやったことがあるけれど、
メジャーな人(ジャンル問わず)は出演料がとても高額で、
学校行事でお願いできるとは全く考えられなかった。

ところが、始まってビックリ。
前座・二つ目・真打ちの3人が揃っていて、それぞれの落語演目の他に、3人でお芝居もしてくれた。
「寄席」なので、色物として漫才のふたり組も。

そして!
大トリとして、三遊亭好楽さんが!!!!!!!!
(私は弟子じゃないので、師匠とは書きません)
そう、あの有名な、「笑点」でピンクの着物を着ているかたです。
生徒もどよめく。
ものすごくビックリした。
いや、プログラムには「落語 三遊亭好楽」と書いてあったけれど、
誤植かな? 別な亭の人かな? なんて思っていた。

落語は、ある程度の語彙力がないと理解できないこともあるし、
最近のバラエティ番組のように、一言強烈なことを言って勢いで笑わせる・・・というものではない。
噺を丸ごと聞き続けないと、おもしろくない。
おそらく、ほとんど初めて落語を聞く高校生たちが楽しめるだろうか、とちょっと心配していたが、
ものすごくドッカンドッカン来ていた。

もちろん、落語家さんたちがわかりやすく、おもしろい演目を選んでくれていたのもあるけれど、
これだけ落語を楽しめるなら、うちの生徒はまだまだ大したもの・・・・ と何か安心した。

演目はプログラムに載っていなかったのだけれど、
有名な演目ばかりだった。それぞれ、噺家さん独自の導入(前フリ?)と、微妙な味付けがされていておもしろい。

前座   「牛ほめ」
二つ目  「時うどん」(私は「時そば(江戸落語)」で聞いたことがあるが、上方落語の人だったので「うどん」になっている)
真打ち  「まんじゅうこわい」(映画「しゃべれどもしゃべれども」で有名になった演目)
好楽さん 「つる」

私は小学1年生の時、初めて「長屋の花見」をラジオで聴いて以来、落語が好きになった。
とはいえ、さほど詳しくないし、ちゃんと寄席に行ったこともない。
一度、生で聴きたいと思っていた。
今日は楽しかった。
うーん、仕事して「得したなー!」と思ったのは初めてだ。


食習慣改善運動

カナエの食習慣がかなりひどくなっていた。

食器を投げることはなくなってきたし、
「じぶんでやる!」と叫んでいるときは、手伝わずにやらせることにした。
だから、食事中にヒステリーを起こすことはなくなった。
自分で食べさせても、意外にもあまりこぼさない。

しかし。
ぬいぐるみを10体以上、ズラリと床に並べる。
ご飯だよ、と声をかけると、
「おともだちとたべる!」と答え、お皿を床や椅子の上に持っていってしまう。
「もーもぐーみーさん」「はいはーい」と、1人でホームルームの挨拶を真似して、
スプーンで1すくいしては、ぬいぐるみ1人1人に食べさせる。

「おさかなしゃんですよ、ぱんだちゃんどうぞ」「ぱくぱく」
「ぞうしゃんどうぞ」「ぱくぱく」
「きてぃちゃんどうぞ」「ぱくぱく」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これを10体以上やって、ようやく「カナエちゃんもたべる」と一口。
途中で「おかあしゃんがあげる!」と命令され、
お友達には私が食べさせる。そして、「カナエちゃんじぶんでたべる」とスプーンを奪い、一口。

だから。
朝も夜も、食事に1時間かかるのです。
すごく疲れる。

保育士さんに相談したら、「やっぱり、食事と遊びは違うってことを教えた方が・・・
すぐにやめさせるのは大変だから、様子を見ながらでも」と。
そうだよね。
しかし、カナエはぬいぐるみを本当にお友達だと思っているようで、
「ご飯だから、お友達バイバイして!」というと、「いやーーーーーーーっ!」と大泣き。
これもまた大変。

こんな風になってもう1週間以上。
いずれ飽きるのかもしれないけれど、そこまで朝夕1時間付き合うのなんか、やってられない。
ここでやめる方向に持っていかないと、本当に習慣付いてしまう。
私も本気。
「ご飯だから、お友達バイバイして」「いやーーーーーっ」
「じゃあ、ふたりだけならいいよ」「ぐすっ、きてぃちゃんとぞうさんとたべる・・・」

くそお、よりによって大きい縫いぐるみかい・・・
でも、その2体を近くに置き、「ぱくぱく、もうおなかいっぱいだから、あとはカナエちゃんが食べてね」
と言ってみたら、
カナエは自分でどんどん食べ、この日の食事時間は20分。
食後にやっぱり縫いぐるみを並べて1時間遊んだけど、こちらのストレスはだいぶ軽くなった。

翌日。
食事の前に、縫いぐるみをずらっと並べていたが、
「ご飯だから、今だけお友達バイバイして」と声をかけた。
ちょっとイヤそうな顔をしていたが、
サンタさんの人形(バインダークリップが仕込まれていて、開閉すると拍手しているように見える)を持ち、
「カナエちゃん、良い子じゃの。ワシがここにおるから、他のお友達は一度バイバイしような」
と言ってみたら、
「はーい、わかった」と、すんなりお片づけ。

「えらいのお、えらいのお、拍手じゃ!」とやって見せたら大喜び。
そのまま「カナエちゃんがどんどん食べるところを見せておくれ」「上手じゃのお、お利口じゃのお」と
サンタさんになりきって、ほめまくり。
時々サンタさんに「どうじょ!」と食べさせるけれど、ほぼ自分で食べきった。

しかし今日は、途中で飽きてしまったのか、テーブルを降りてしまった。

一進一退で、どうにか落ち着いた食事風景になっていけるか。
それとも、テーブルを降りたり縫いぐるみを並べることに、
早く飽きてくれえええええ!


起床時間改善運動

朝は6時に起こしたい。そうでないと出勤時間に間に合わない。
でも、定時まで(部分休業を申請しているが、出なきゃならない仕事も多いので、早く帰れるのは結局半分以下)
仕事をしてお迎えに行くと、もう6時過ぎ。
それから夕食を上記のような調子で食べさせ、お風呂も気分によってはこちらが湯あたりするぐらい長風呂。
9時までに寝かせるのは至難の業です。

だ〜か〜ら〜、「早寝早起き朝ご飯」が正しいことはわかってるけど、
現実的には「遅寝早起き」になっちゃうのよ。
私は早寝早起き朝ご飯のために、頑張ってますよ。
それでも、子どもは思うように動かないし、簡単には習慣付かないのよ。
家庭の努力だけじゃどうにもならない、日本の労働環境の問題も大きいんだし。
比較的子育て支援の体制が整っている「学校」業界だってこの始末。
民間企業は推して知るべし。
変なスローガンを立てて、親を追いつめないで欲しい。

大人だって、週の後半は10時に寝て6時に起きるのだと、ちと辛い。
カナエはだいぶ辛いでしょう。
もちろん、寝起きは悪い。
起こしに行っても、「じぶんでおきる!」と言いながら二度寝しかかったり、
おむつを替えようとすると「じぶんでかえる!」と大泣きして、よけい時間がかかったり。

休日に寝たいだけ寝かせ、ゆっくり8時頃起きてくると、最初から良い笑顔だったりするので、
やっぱりカナエは、もう1〜1時間半くらい眠りたいんだよね。
かわいそうだな・・・

それでも現実的に、6時に起きてくれないと間に合わないので、こんな風にしています。

朝5時半  親が起きるのと同時に、寝室の明かりとテレビを付ける。
(これまでは、朝5時半から6時までの間に、分担して洗濯物を取り込んだり、夕食と朝食を作っていた。
音を立てないように気を付けるのをやめた)
6時ちょっと前  寝室で、本格的にカナエを起こす。
数分後  抱っこして、リビングに連れてきてしまう。

これでだいたい、ちゃんと目が覚めます。
カナエは食欲のある子なので、起きてすぐにものを食べます。
というか、目覚めが悪いときにも「イチゴ食べる?」とか言うと、起き始めます。
これでずいぶん助かっている。
     

日本語らしい話し方に・・・

単語の羅列的な話し方をしていたカナエだが、
この1週間ほどで、急に「語尾」に味わいのようなものが出てきた。
「〜〜だね」「〜〜だから」「〜〜もんね」「〜〜だよ」などと、
「日本語会話中級」に入りつつある!?

クリスマスも始めて意識しだしていて、
「くりますだねー おおきいさんたさん、いるねー ちいさいさんたさんもいるねー」
「くりますぴかぴか、きれいねー」
などと、クリスマス飾りに夢中。

クリスマスとサンタさんの関係はわかっているけれど、
サンタさんとプレゼントの関係はわかってないようだ。
また、おもちゃ売り場でおもちゃを買ってうちに持ち帰れることも、まだ気づいていないので、
今のところは、おもちゃ売り場に行っても、試供品でバンバン遊んで、そのまま「じゃあバイバイね〜」と明るく帰ってこられる。
まだ「買って買って攻撃」には逢わずに済んでいる。
来年はどうかな?

年賀状の写真ができてきて、一生懸命眺めている。
「わあ かーわいい〜〜  かなえちゃんわらってるね。 おかあしゃんわらってる。
おとうしゃん、あんまりわらってないね〜〜」
はい、ずいぶん日本語が上手になりました。

しかし、私にものを頼むときは、
「おかあしゃんがやる!」「おかあしゃんがたべさせる!」「おかあしゃんここにすわる!」というものの言い方である。
「おかあしゃん、やって」といいなさい!
なんか、「わらわの世話をしても良いぞよ。くるしゅうない」ってノリだ。
その割に、ベビーシッターさんには、
いちいち(絵本1冊読むたびに、など)「おねがいしまーす」「ありがとじゃいましたー」と言っていたそうだ。


寝言でも絶叫

何でもかんでも「じぶんでやる!」のお年頃。
それも、超音波で絶叫だ。
私が手伝おうとすると、「ジーブンデヤール! オカーサンイラナイ!!」で、大泣き。
途中でうまくできなくなって、「おかあさん やる」(普通の声)で頼まれたので手伝おうとすると、
いきなりまた「ジーブンデヤール!」
もう手が付けられない・・・

驚いたことに、夜中も寝言で「ジーブンデヤール!!」と叫び、
悪くするとそのまま寝ぼけて泣く。

かんべんしてくれ〜〜


やっと登園

新しい薬が効いて、気管支炎が治った。
ラクになったらしく、寝入りばなや深夜の咳込みがなくなった。
夜しっかり眠れるので、昼間も機嫌がいい。
だから食事もよく食べる。

そう、これが健康ということ。
ああよかった。登園できました。

先生によると、「すごく元気になりました。
朝から『カナエちゃんなおりました〜〜 カナエちゃんきたよ〜〜』と、アピール全開」
だったそうな。

おいしいものが届きました

おいしいリンゴが届きました!

カナエは、保育園で「リンゴマーク」をもらっている。
まだ文字の読めない子どもも、自分のロッカーや靴箱、タオルかけの場所がわかるように、
保育園のあちこちにマークが付いているのだ。
だからカナエは、リンゴが大好き。

宅急便が届いたとき、箱にリンゴの絵が描いてあったので、
「あけて! あけて!」と大騒ぎ。
開けてやると、中にはリンゴがびっしり。
早速、「りんごやさん する!」と、
ぬいぐるみを並べて「いらっしゃいませー りんごはいかがー」と、りんご専門果物屋さんごっこを始めた。

ちりめんじゃこがどっさり届きました。
電話帳ぐらいの大きさの箱に、じゃこがぎっしり。
いつもは小さなパックや袋に入ったのを買っているので、
こんなにどっさり入っているのは、初めて見ました。

じゃこが大好きなカナエ。
箱に付いて歩き、テーブルの前に座って、わしづかみでむしゃむしゃ食べている。
(箱をしまおうとすると、泣いて追いかける。そしてまたわしづかみ・・・)

ご飯に乗せて。
チーズといっしょにパンに乗せてトースト。
叩いた梅干しといっしょに、スパゲティに絡めて。
サラダのトッピング。
細ネギといっしょに卵焼きに混ぜて。
大根おろしに乗せて。

食べても食べても減らないよ〜〜!!

皆様、ありがとうございます。


お遊戯会の余韻

お遊戯会の余韻はまだまだ残っていて、
毎日のようにビデオを見ている。

「いま、カナエちゃんおへんじした〜〜 おりこう〜〜」
と、自分で自分をほめている。
(低年齢クラスのお遊戯は、入場したあと、先生が名前を呼ぶ。
お返事するのも1つの芸。)

そして、ぬいぐるみをズラリと横一列に並べ、カナエがその前に座る。
「うんとこしょ、どっこいしょ しよう」(これもお遊戯会でやった「芋掘りごっこ」の芸)
「うんとこしょー、どっこいしょー」
「ぷーさん、 こうやってこうやって うんとこしょするのよ」
「ぞうさん、わかりましたか できる?」

すっかり、先生のつもりになっています。


「一見さん」にはいい子のフリを

カナエが保育園を休んでいる間、私たちもなるべく休んだけれど、
ベビーシッターさんにも頼んだ。
2日間で3万円以上・・・

で、引継の時に「魔の2歳なので、とてもわがままです」と言っておいたのだけど、
帰宅したら、どのシッターさんも
「わがまま言わないし、言葉はたくさんあるし、素直で穏やかで、本当にいい子でした!」とニコニコ。

もちろんプロだし、悪いことは言わないものなのかもしれないが、
「気に入らないからって超音波で叫んだりしませんでしたか」
「ひっくり返って大泣きとか」
「食べなかったり、お皿をひっくり返したりは」
・・・いずれも、なかったそうです。

私たちがカナエの相手をしたり、
最近は保育園でもそうだと、保育士さんがびっくりしていたのだけど。

どうやら、初対面の「一見さん」の前では、いい子でいるようです。


わがまま2歳!

体調を崩して以来、カナエは特に食事が進まなくなっている。
以前のようにぱくぱくと食べない。
確かにこれまでも何回か、「食べなくなる時期」があり、数日辛抱していれば、元に戻っていた。

しかし今回は、「もう食べないんだね」と片づけようとしたり、代わりに私が食べようとすると、
「食べるのー!」と大泣き。
「ご飯だよ」と呼んでも、「いーの!」と大騒ぎで遊び続ける。
それでも無理にテーブルに付かせると、「いらない!」とお皿を投げたりひっくり返すので、
私もついパシッと叩き、「食べ物を大事にしない人は生きていけないの!」と、
2歳児には難しい言葉で怒鳴りつけてしまった。
それでまた「うわーん!」とひっくり返って大泣き。

しばらくすると少し食べたり、ぬいぐるみに食べさせる真似をして、「カナエちゃんもどうぞ」とやると食べる。
そんな繰り返しで、
朝食も夕食も、1時間以上かけて食べている。
結局は全部食べるのだが、あんたフルコースを食べてるのか!?

カナエの熱が高い間、実家の母に来てもらい、面倒を見てもらっていた。
初日と二日目は「お客様扱い」をしていたのか、カナエは割とよく食べたそうだ。
しかし三日目には「本性」を出し、上記のような感じ。
で、おばあちゃんとしてももう、ニコニコとはしていられずに、
「いい加減にしなさい!」と叱ったり、「所沢のおじいちゃんのところへ帰るわ! ひとりでやりなさい!」と、
ほとんどケンカのようになってしまったと言っていた。
(おかげでカナエは、「ところざわ」と言えるようになった・・・)

久しぶりに登園できた保育園でも、そんな感じなんだそうだ。
途中で食べる手が止まり、「無理に食べなくてもいいんだよ」と声をかけると、
「食べるのー!」と怒る。
咳き込んで苦しそうなので、スープを食べさせようとしても、
「おかず食べてから!」と、一品ずつ食べることにこだわる。(フルコースか!?)
1時間かかってしまい、すでに昼寝の時間でカナエもウトウトしているのだが、
それでも食べ続け、結局は全部食べる。
これまでのカナエは、比較的わがままを言わず、簡単な子だったそうで、
急にそんな風になったので保育士さんもびっくりなさっていた。

これって一時的なものなの?
2歳児ってこんなもん?
カナエって特にこだわりが強いの?
特別なケアが必要??

と、思い詰めるお母さんもいるかと思うが、なるべく思い詰めないことにしよう。
体調が良くなるまでは様子見だ。息が苦しいのは辛いし、夜も咳き込んで寝不足なのだから、機嫌は悪くて当たり前。

ノリノリのお遊戯会

病み上がりのカナエだが、お遊戯会はすごく楽しみにしていた。
保育園の欠席が3日目になったとき、「ほいくえん いきたい」と言っていた。

お遊戯会の前夜は、寝入りばなの咳込みがなくなったが、
深夜に1回、2分ほど続けて咳き込んでいた。
泣いて目覚めるわけではなかったけれど(そのまま寝た)、やっぱり心配だ。

練習不足だしなあ。
朝食も機嫌が悪くて、あまり食べなかったし。
と、心配しながら送り出した。

お遊戯会の会場は、噂通り、立錐の余地もない。
ホールの最後列はビデオの三脚がズラリ。
うちはデジカメのビデオ機能で撮影。(カメラそのものの撮影は不可。フラッシュは子どもが集中を途切れさせるから)

最初は5歳児(5歳児は後半も演技あり)。
そのあとは0歳から順番に行き、2歳児が終わったところで観客席を上級生の保護者と交換し、
下級生は帰宅という段取り。

5歳児はもう本当に立派で、見ていて涙が出るほどだった。
カナエもこんな風になれるのか??

0歳はかわいい。しかし、大勢のお客さんにびびったのか、お母さんを見つけてしまったのか、
泣いてしまっている子もいる。

そしていよいよカナエの出番。
このところ、カナエはぬいぐるみを並べて「はんどるにぎってぷっぷー」と歌って(?)いたのだが、
そのわけがわかった。
子どもたちは5人ずつ、前の子の服をつかんで一列に並んで入場。
BGMは「はんどるにぎってね、ぷっぷー♪」という歌だった。
カナエは一番前になって入場。やはり、ほかの子よりも頭半分でかい。

そのあとは、ふだん教室でやっているような「手遊び」。
「頭肩ひざポン」「ぐるりと回ってにゃんこの目」「ぐーちょきぱーでなにつくろー」「おいもほり、うんとこしょ」などなど、
私の子供時代にもやったし、カナエが今、家でも良くやるヤツだ・・・
カナエは気に入っているものとそうでないものがあるようで、
時々、ぼけっと座っていた。しかし、ほかの子もやったりやらなかったりだ。

いったん幕を閉め、
今度はみんなでポンポンを持って踊る。
カナエは舞台の一番右端で、他の子とちょっと離れ、ものすごく嬉しそうに踊っている。
途中で先生に誘導されて、集団の中に入ったけれど、大きいのでよく見える。
すごくよく踊っていた。
私は前の人に隠れるように見ていたけれど、カナエと時々目が合った。それでも特に泣くこともなく、踊りきった。
運動会の時、あまり踊っていなかったことに比べると、
ずいぶん、踊るのが好きになったんだなあ。
とても嬉しかった。

帰ってきてからも、「おゆうぎかい おどったの!」と得意げ。

初めてのレントゲン

お遊戯会そのものは10時頃終わった。
そのまま帰宅しても良いのだが、カナエの咳があまりに長引くのが気になる。
だって、かれこれもう1ヶ月も病院に通っているのだ。
保育園に通っているので、治りかけたときにまた風邪をもらっているのかもしれないけど、
それにしても、夜中にいつも咳き込むんじゃ、消耗してかわいそうだ。(そして寝不足になる私もかわいそうだ・・・)

と言うわけで、すぐに隣町の小児科専門病院へ。
待合室では、お遊戯会のビデオを見せておいた。
「わあかなえちゃん、かわいい〜 じょうず〜〜」と、自分で自分をほめているうちに、診察の順番が来た。

ドクターも、長引いているのを不審に思っており、
レントゲンを撮ってみることにした。
小さな子のレントゲンは、縛り付けるとか聞いたことがある・・・ と不安になったが、
実際にはそんなことはなかった。(胸のレントゲンだから?)

カナエは服をいきなり脱がされてちょっと怒っていたが、
「お写真撮るよ」と言ったら、写真大好きなので「ハーイ!」といいお返事。
患者が立つ台の、ちょうど顔に当たるところに大きなキティちゃんの絵が描いてある。
「キティちゃんをみてね。キティちゃんとお写真撮ろうね」とドクターが言ってくれる。
夫は台の反対側に、カナエと向かい合って立ち、カナエの両手を持ち上げて握っている。

なるほど、これで無理なく万歳した写真が撮れるのだ。

結果、肺に異常はないが、気管支の細かい部分が真っ白になっており、
気管支炎が長引いていることがわかった。
で、新しい抗生物質を出された。
この薬が効くには2〜3日かかるので、来週前半にもう一度受診して効果を判定。
そして、夜咳き込んでいるってことは、やはり消耗しているので、
この新しい薬を飲んでいる期間(土曜日から水曜日まで)は保育園を休ませ、なるべく安静にと。

うひゃー

もう「子どもの看護休暇」は使い切っている。
でも、幸い来週の授業はほとんど、試験範囲が終わっていて、
「各自試験勉強」または「ビデオを見せる」時間にするつもりだったので、
だいたい休むことができそう。夫も半日休む。
とはいえ、休めない授業や会議もあるので、
ベビーシッターを2日間予約。

やっぱり働きながらの子育てって大変だ。
少子化は止まらないと思う。