子どもと一緒にシュークリーム

台所

2010年1月(生後4ヶ月と4歳6ヶ月)

yousight



4歳半の娘が、すっかりお菓子づくりを趣味にしてしまいました。
もちろん、ほとんどの作業は私がやっていますが・・・
大きくなってから、いろいろと作るのを楽しみにしているようです。

このシュークリームは、新型インフルエンザの予防接種を終えて、帰宅後に作ったもの。
予防接種中は大泣き。
病院を出てから、
「きょうは がんばったから おうちにかえったら シュークリームを つくりたい!」
と言ったのです。

うちの近所にもお菓子屋さんは何軒もあって、どこもおいしいシュークリームが買えるのになあ。
素人がシュークリームを作ると、うまく行くかどうかわかんないよ?

と答えたのですが、どうしても作りたいらしい。



こんな作り方にしました。(8個分)

(1)バター40gをキッチンばさみで1センチ角くらいに切り、小鍋に入れ、柔らかくしておく。
   玉子も冷蔵庫から出し、2時間くらいおいておきます。

(2)薄力粉12gと強力粉28g、塩ひとつまみを合わせてふるっておく。
      バターと粉を同量とします。 
      シューの皮がパリッとするよう、強力粉を多めとしました。(比率は適当です)
      
(3)バターを入れておいた小鍋に水100mlを加え、火にかける。
      ジャスト・沸騰タイミングでバターも完全に溶かしたいのです。
      沸騰時間が長すぎると、水分が飛んでしまいます。
      だから、水がお風呂のお湯程度に温まったら、いったん火を止めてバターが溶けるのを待ちます。

(4)沸騰したら鍋を火から下ろし、小麦粉を一気に加えてグルグル混ぜる。
      これでほぼ糊化します。

(5)鍋をもう一度火にかけ、よく混ぜる。
      この分量の場合、本当にちょっとの時間しかかけません。
      あまり火にかけすぎると、油分がしみ出てしまいます。それは失敗。

(6)オーブンを予熱する
      うちのオーブンには、「シュークリーム・モード」があります。
      蒸気を出しながら加熱するので、失敗しにくい。はず。
      余熱に10分くらいかかります。

(7)鍋の中身を冷たいボウルに移し、ほぐした玉子を少しずつ混ぜる。
      玉子は2つほぐしておき、だいたい1.5個くらい使いました。(5)の水分の飛び方により、変わります。
      ヘラですくったとき、クリームシチュー程度の固さになるよう、少しずつ玉子を足します。

(8)天板にオーブンシートを敷き、生地をスプーンで丸く落とす。
      上手な人(いや、どの本を見ても) は 絞り袋を使うのですが、私はスプーンで十分だと思ってます。

(9)オーブンの余熱が済んだら、焼く。
ああ良かった、ちゃんとふくらみました。

(10)生クリームをホイップする。
       シュークリームにはカスタードクリームが合うのですが、手軽に用意できるのはホイップクリームです。
       私が6分立て程度(トロミが付く程度)まで泡立てておき、
       続きは娘にやらせます。
       見る見るうちにホイップクリームになっていくので(6分立てから先は急速にホイップが進む)
       魔法を見るように喜んでいました。

(11)シューの上端を切り、クリームを詰める
       注射器型のクリーム絞り器が市販されているので、娘に詰めさせました。
       もちろん私の手は添えます。
今回はうまく行った・・・・