新学期が始まった。久しぶりに生徒たちに会った。
でも今年はもう、担任でも副担任でもないのです。
修学旅行の飛行機にも乗れない身体だし、5月の中間試験が終わったら産休だし・・・
途中で担任を降りるのは本当に残念だったけど、
全員ちゃんと卒業してください。
この頃、胎動は「ビチビチ」から「ドカドカ」へ、激しさを増してきた。
午前中、10時頃までは静かにしている。(寝ている?)
その後、お昼までドカドカやり、また数時間静かになり、
夕方近くにドカドカ。夜11時を過ぎてからドカドカ。
朝寝して、昼寝して、夜更かしするタイプらしい。生活リズムがなってない。
ここ数日、とても暖かかったので、桜が満開になった。
歩行訓練がてら多摩川沿いに行き、桜を見てきた。
来年の桜は、ベビーカーを引いて見ているのかしら。
子供用品をそろそろちゃんとそろえようと思いつつ(ゴールデンウィーク頃に買い出し?)
こんなモノを買ってしまった。
ドラえもん型起きあがりこぼし。
商品名「ローリーポーリー・ドラえもん」3200円くらい。
他に必要な物はたくさんあるだろうに・・・
でも、ポロロ〜〜ンと良い音がします。
子供が気に入ってくれるといいけど。
ずっと延び延びになっていた「戌の日参り」へ。
本来、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に、
神社で安産祈願をしてもらい、腹帯を付けるという物。
でも私の妊娠5ヶ月は、外出なんかできる状態ではなかった。
腹帯は使っていたが、もっと体調が落ち着いて、暖かくなってからお参りに行くことにした。
安産祈願をしてもらうほどの大きなことはせず、
近所の神社(氏神さま)にお参りするだけにした。
この神社は、梅の名所としても市内では有名。
ちょうどきれいに咲きそろっていた。
(そろそろ散り始めるかな?)
中では、結婚式をやっていました。
久しぶりに学校へ行き、半日勤務から「慣らし運転」を始める。
とりあえずは机の整理を・・・
まだ通勤バスには乗れない状態だけど、思ったよりもお腹が大きくなっていないので、
(一度痩せたせいかもしれない)
シートベルトも使え、車でなら通勤できそうだ。
私は普段から車の運転席を、一番前にずらして(そうでないとブレーキを踏めない)いたので、
お腹が大きくなったらハンドルにつっかえて、運転できなくなると思っていた。
当分は大丈夫のようだ。
管理職と会って、私の産休期間・育休期間が確定したことを聞く。
驚いたことに、私の産休代理の先生もすでに決まっていた。
私は若いとき、産休代理として働いたことがあったが、
そのときは元の先生が産休に入られる10日くらい前に、ようやく決まったのである。
そういう自体を覚悟していたので、こんなに早く決まるのに驚き、感謝した。
4月から約2ヶ月の勤務で産休にはいるので、
とにかく机の荷物を増やさないこと・・・ そして引き継ぎやすいようにしておくこと・・・・
でもきっと散らかるんだろうなあ。
ベビー・スリングを縫ってみた。拍子抜けするほど簡単だ。
身につけてみると、まるでお坊さんの袈裟がけのようだ。
これで本当に子供を支えられるのかな?
子供はいないので、とりあえずポットを入れて練習。
週末、上海帰りのしんちゃんが遊びに来た。
転勤先の学校は部活が盛んで、休日もなく仕事に忙しく、
奇蹟のようなスケジュールで上海に行って来たとのこと。
しんちゃんが週末に時間がとれるのは、とても珍しいことだ。
上海では、いわゆる観光地はあまり行かなかったそうだ。
上海在住の従兄弟夫婦と一緒に、「バッタ物ばかり扱う市場」に行ったり、
「地元スーパーでスリにあってつかまえたり」という、とんでもない体験ばかりを・・・
バッタ物その1。(Webに載せちゃっていいのか?)
一見、ルイ・ヴィトンの新製品のような。
全面が細かなビーズ刺繍で作られた、ペンケース。
ちょっといいじゃない!? と思ったけど、1000円位なんだって。
本物のヴィトンではあり得ない。 でも、こんな商品ヴィトンで売ってもいいかも。
バッタ物パート2。 ドラちゃんの壁掛けおもちゃ。足の間の紐を引っ張ると、手足が動きます。
・・・って、こんなサルのおもちゃがあったなあ。
このドラちゃんは、どうやら映画大長編「のび太の魔界大冒険」をデザインしたのだと思うけれど、
鼻がでかくて、鈴の形もおかしくて、手足も長くて、バッタムード満載。
笑った笑った。
しんちゃんは何と、さらにシフォンケーキを焼いて持ってきてくれた。
フワフワ、すごくおいしくできている。
このレシピは、去年まで勤めていた学校で教えていた物。
文化祭の時にシフォンケーキを作って売ってたと思うが、
その学校に勤務していた頃の私は、文化祭当日はファッションショー準備に走り、
食物系の企画に立ち寄れたことはなかった。
いつの間にか、休日出勤していた夫も帰宅して、夕食を作って出すことにした。
わたしの方は、転勤先の学校で初めて調理実習を担当し、そこで覚えたポテトサラダと豚のショウガ焼きを出した。
千キャベツが下手になっていたよ・・・
胎教というと、モーツァルトとかクラシックを聴くと良いと言われる。
私はオーケストラにいたので、もちろんモーツァルトのCDはたくさん持っている。
でもあまり聴かない。もともと大して好きじゃなかったし・・・
クラシックでも、シベリウスやショスタコビッチ、ガーシュインあたりの、
古典というよりアバンギャルド(?)な路線ばかり聴く。
何故かロックのRCサクセションを聴いていたり。
もう何でもいいや。
妊娠以来初めて電車に乗り、立川まで行ってみる。
立川に新しく、ユザワヤが出来たというのでちょっと覗いてみた。
本当はアイノラ交響楽団の本番もあったのだけど(去年は私も出たが、今年は夫のみ出演)
さすがに蒲田のホールまで移動することは出来ず、私は自宅で留守番。
夫は打ち上げで酔っぱらって、終電帰宅。
打ち上げだからしょうがないと思うが、ツワリの身には酒の匂いが本当に辛い。
なるべく顔を合わせないようにする。
夫は入浴し始めたが、30分たっても上がってこない。
おかしいな、と思って風呂場を見ると、何と浴槽の中で眠っていた!!
あぶなーーーい!!
子供のためのスペースを作らなくては、と思い、
本を大量に処分した。ブック・オフに売り飛ばしたら15000円にもなって驚いた。
このお金は「子供用品基金」に入れておこう・・・
着ない服も大量処分したら、引き出しがいくつか空いた。
子供の服を入れる場所にしよう。
だいぶ、普通に近い生活が出来るようになってきた。
仕事以外はかなり普通。
1時間くらいは続けて歩けるようになった。
本当に自分は貧血スレスレなんだろうか?
入院から帰ってきた頃のほうが、よほど貧血状態に思えた。
何しろ、近所のスーパーの中で目を回していたのだから。
あれは、急に体重が落ちたせいで体力がなくなっていたのが原因らしいけれど。
胎動はかなり激しくなってきた。
ホテル・ハトヤのCMで、「子供が抱きかかえた大きな魚がビチビチ跳ねる」というのがあるけれど、
まさにあんなイメージ。
お腹の中でハトヤCMを撮影してるのか!? と突っ込みたくなるほどの激しさ。
ときどき、お腹の下の方にキックが入り、膀胱を直撃してトイレに走る。
定期検診に行く。現在は3週に1回のペース。
胎動を脇腹近くで感じることが多いので、もしや子供は仰向けで横たわっているのでは!?
と聞いてみたが、
ちゃんと、頭を下にして正常に入っていると。
ただし、これからまだ動くので、逆子の判定は出来ないとのこと。
前回の検診の時、「胎盤の位置が低い」と言われた。
もし本格的に低く、前置胎盤なんて事になったら、出産の時にえらいことになる。
(タイミング良く、帝王切開が出来れば問題ないが、もしタイミングが遅ければ、胎盤から出産してしまい、
大出血プラス子供が胎盤から酸素を取り込めなくなって、ふたりとも命が危険)
胎盤の位置を聞いてみたら、もう大丈夫だとのこと。
お腹が大きくなって、胎盤も自然に上の方に移動してくれたらしい。ああ良かった・・・
体重増加のペースも1ヶ月に1キロ程度なので、まあ普通らしい。
ただ、貧血気味だと警告された。
ツワリ入院の頃よりずっと悪化している。
ツワリのひどい時期は、子供が小さいので、食べられなくてもあまり関係ないのだが、
最近は子供がどんどん大きくなるので、多少食べていても、全部子供に持って行かれてしまうのだそうだ。
鉄分を取らなくては。ビタミンとタンパク質も。つまりバランスよく食べろって事なんだけど。
たくさん食べると吐いちゃうし。
貧血に効くとされる、貝類やレバーが食べられればいいんだけど、匂いだけで吐いちゃう。
青菜とひじきと卵で頑張るしかない。
でもひじきも、2回に1回の割で吐いてしまう・・・
鉄サプリメントを探す。どれもまずいんだけど、「明治製菓のテツタブ」という、鉄ラムネなら大丈夫だった。
子供の推定体重は800グラムを超えていた。微妙に標準より大きめだそうだ。
万一、今産まれても(困るけど) すぐに大病院へ送れば、なんとか生き残れる。
安心した。妊娠してすぐに流産しかかったことを思うと、本当に夢のようだ。
かなりハッキリと胎動を感じられるようになってきた。
初めはこれが胎動とはわからなかった。
「胎動」というと、「赤ちゃんがお腹の中でキックするの〜〜」というのをイメージしていたので。
私の場合、キックするというより、腸の中を空気が動く感じに思えた。
お腹を壊して、便秘と下痢を繰り返しているようなとき、
腸の中をグルグルと空気が動く、あの感じ。
まったく胎動とは気付かなかったです。
この頃、お腹がふくらむ感覚があったり、
ビキニラインの少し上や、脇腹がチクチクする感覚が続いた。
横になっても、数時間経っても治まらない。
なんだか頻尿になっているし。
本を見ると、「早産かも」なんて書いてあるので怖くなり、
検診日ではないけど病院へ行った。
頻尿については膀胱炎のチェックをして、大丈夫だった。
お腹がふくらむ感覚やチクチク感は、この時期の妊婦にはよくあることで、
お腹が大きくなっていくときは仕方がないし、心配要らないとのことだった。
本を見て、いくら「お腹の張り・痛み・胎動」なんて書いてあっても、
その文章から想像するのと、体験するのはまるで感じが違う。
そろそろ、出産時や育児の時に必要な物が気になってきた。
育児用品カタログを見ていると、何もかも必要な気がして、困ってしまった。
最近出産した友人たちにいろいろ聞いてみる。
「必要な物と予算リスト」と「出産までと産前産後にやることリスト」を作った。
育児休業中は減収、特に育児休業2年目以降は無給の上、健康保険料は支払うのでマイナスとなる。
それとこれまでの家計簿、貯金額、夫の収入額を見比べて、家計も予測計算した。
育児休業3年目を取ると、経済的にまったく成り立たなくなることがわかった。
あと、学資保険も考えなくては・・・
夫と母は「なんて細かい・・・」と驚いていたが、こういうの予測しとかないと嫌なんだよ。
少し食べられるようになり、近所のスーパーで買い物したり、料理をするようになってきた。
これまでほとんど寝たきりだったので、
たかが1時間、料理で台所に立つだけで、腰が痛むのに驚いた。
フランス帰りの友人Bが遊びに来た。
麦茶しか出せないのだが・・・Bが持ってきてくれたプチフールをおいしく食べる。
おいしかったので、もう一つくらい食べようかな・・・と手を出そうとしたが、
「あまり一気に食べると、また良くないよ」と止められる。
私の腕や手の甲を見て、「うーん、静脈が出てないねえ・・・刺しにくそう・・・」とうなる。
「私には血管が通ってないの?」と聞くと、
「人間だから血管は通ってるけど、この腕は、かなり深いところを通ってるからね・・・」
友人Bは看護士なのです。