1才5ヶ月

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yousight

卒乳(出来てない)バトル

はっきりした。
カナエは、栄養補給や水分補給のために母乳を求めているんじゃないのだ。
もうすぐ1歳半だし、やっぱり精神的な目的なんだ。
それを証拠に、私がいなければいないで、けっこうぐっすり眠っているし、
パパと二人で楽しくお出かけしてきたり、出来ている。

でも、私が添い寝すると、絶対夜中に起きて、母乳を欲しがる。
飲んだあとも2時間ぐらい、ダラダラと静かに遊んでいる。
この、「静かに」遊んでいるというのがくせ者で、
泣き叫んだり、大声を出すと、お父さんに交替してしまうことがわかっているのかもしれない。

私自身も「ふて寝作戦」を決行しようとして、
一通りの授乳が済んだら、カナエに背を向けて、布団をかぶって寝たふりをしている。
しかしカナエにそれは通じない。

私がそこにいる限り、もらえるだけもらおう(または乗っかって遊べるだけ遊ぼう)としているのか、
だまって、私の髪を思い切り引っ張る。
だまって、私の服を引っ張り続ける。
1時間近くもこんなのが続くので、
「いい加減にしてくれーーーー!」と振り返ると、
(正確には、深夜1:30に授乳し、この振り向きが午前3時ごろ)
カナエは満面の笑みで私を見て、小さな声で「ばっぱ!」という。

そこからまた授乳して、私の上に乗ったままカナエが寝入ると、もう午前4時近い。
つまり、泣かなくなっただけで、やってることは去年と変わりない。
いつまでこれが続くのか・・・・?
歩くようになったら、疲れてぐっすり眠る、という噂は本当なんですか?


ふて寝作戦が有効

もうすぐ1歳半になるというのに、いまだにちっとも卒乳できない。
食料・水分補給目的ではなく、(そこそこ出ているようだが)
いやなことがあったときとか、退屈しのぎとか、おしゃぶりがわりになっているので、
私に貼り付いている時間は、ゼロ歳児の頃と変わらない。
3時間おきに貼り付いている。

寝入るときも、夜中も、
「せっかくお母さんがいるんだから、おっぱいもらわなくっちゃ」とでも思っているのか、
私が添い寝していると、いつまでもいつまでも
「ばっぱ! ばっぱ!」と私を叩いたり、上に乗ったりして、泣きながらねだる。
しかも授乳したまま、私の身体の上で眠りはじめてしまい、
降ろそうとするとまた目覚めて、振り出しに戻ってしまう。
これが、夜中に1時間も続き、しかも一晩に2〜3回あるので、たまったモノではない。
いい加減、私はフラフラになってしまった。

ゼロ才の頃は、午前午後と昼寝を2時間くらいずつしていたので、
午前の昼寝はいっしょに寝て、午後の昼寝は家事などをして・・・とうまく回っていたが、
今は昼寝は昼食後に2時間だけ。
自分が昼食を取り、家事をするだけで、昼寝はできない。
夜8時過ぎには寝るので、そこから自分のことをすればいいのかもしれないが、
朝は5時に起きて家事を始めているので、
夜中に起こされることも考えると、そうそう夜更かしもできない。

見かねた夫が
(私が「私は夜泣きで起こされてるのに、なんでアンタはぐーぐー寝てるのよっ!」とヒス起こしたのもあるが)
週末はカナエに添い寝して、私は別室で寝ている。
でも、途中で一回はカナエが激しく泣いてるのが聞こえて、
結局は授乳しに行く。
そのあとは私はなかなか寝付けず、あまり睡眠不足解消にならない。

この正月休みが10日間もあったので、
ほぼ全夜、添い寝を夫に任せた。
最初のうちは、夜中に1時間も大泣きして、外に出てあやしたりもしていたけれど、
5日目ぐらいには、ほとんど夜中、起きなくなったそうだ。

お風呂上がりに授乳して、寝かしつけるところまでは私もいっしょにいるのだけど、
カナエは、私がいるからこそ、かえって眠らずにいるような感じがある。
授乳するだけして、「じゃあ、カナちゃんはお父さんといい子でネンネしてね」と
きっぱり私は部屋を出てしまうと、
1〜2分は泣き声が聞こえるが、20分ほどたってから部屋をのぞくと、二人とも大の字で眠っている。

夫は、ヘタするとカナエよりも早く寝付いてしまうし、
夜中、カナエが多少声を出したぐらいでは、目覚めないそうだ。
(私はすぐに起きちゃうのだけど・・・・)
カナエの方も、「お父さんは、ばっぱ出ないし」とあきらめているようだ。
目覚めても、すぐ寝直すという。
「ふて寝」しているのだろう。
夫は、もしカナエが夜泣きしても、寝付いたらすぐに自分も眠りに入れるという。
だから、「添い寝だからって寝不足ってこともない」と言っている・・・

夜中の授乳がなくなったからと言って、卒乳は出来てない。
朝、私が部屋にはいると、とたんに「ばっぱ!ばっぱ!」と寄ってきて、
30分は貼り付いている。

職場復帰しても卒乳出来ないようであれば、
添い寝を、平日も含めて「当番制」にする事にした。
むしろ、夫が添い寝したほうが上手くいくのではないか?


テレビスイッチカバー

勝手にテレビを付けたり、音量を最大に上げたりして困らせてくれましたが、
テレビ下部に、一列についているスイッチたちを、
まとめてカバーしてしまいました。

学生の時に使っていた、コンパスのケース。
小学生用よりも大きな、ステッドラー社製だ。
文具の名門メーカーだけど、今はカナエのいたずら防止に使われてもらう。
テレビ下部に、ケースのフタがピッタリ。
当てて、透明ガムテープでべったり貼り付けた。

カナエはしばらくケースをパシパシ叩き、「あえっ・・・・?」と不思議そうにしていましたが、
すぐにスイッチのことは忘れたみたい。
酉年生まれだけあって、すぐ忘れる。よしよし。


ワイドショーが好き?

カナエが昼寝をしてから2時間たつので、もうそろそろ起きるのではないかと思って寝室をのぞいてみた。
普通カナエは、目覚めたとき一人だと、
「へーうーーーー ああーん! ばっぱ! ばっぱー!」
と、半泣きで抗議する。

ところが今日のカナエは、すでに黙って起きて、ベッドの上に座っていた。
そして、勝手にテレビを付けていた!!
うひゃー、寝室のテレビまで自分で付けられるようになっていたかーーーーー
このテレビは、スイッチのデザインの都合で、
よく売られている「赤ちゃんスイッチいたずら防止カバー」が付けられない。

見ていたのはなんとワイドショー。
ちゃんと座って、ゴキゲンで見ている。
いつもはNHK教育に合わせてあるのに、自分で民放に合わせてしまったらしい。
「DJ OZMAの紅白問題シーン」なんて、
子どもはそんなの見なくていいの!!
続いて「ジャガー横田、一家そろって初詣」
これは、赤ちゃんがうつっているためか、ニコニコして見ていた。

音量ボタンまで操作できるようになってしまっている。
ぐおーーーーーっと大きな音にして、
本人はベッドを降りて別の部屋に逃げたり、
主電源ボタンを押して、テレビを消してごまかしている。

テレビ下部の、スイッチ類をまとめてカバーできるような部品は、市販されてないんでしょうか。
細長いプラスチックで、少しマチが付いているようなものがいい。
例えば弁当用のはし入れが巨大化したものの、上半分だけをくっつけて、
テレビ本体とちょうつがいで開け閉めできたら、便利だろうなあと思うのですが。

リビングのテレビは、市販のいたずら防止装置を付けたけど、
力が付いてきたので、装置ごと引きちぎりそう。
ボタンが丸くて周囲に溝があるタイプなので、
セロテープをピンと伸ばして貼っても、ボタンを押せなくなり、効果があるようでした。
でも赤ちゃんもどんどん知恵が付くから、すぐに開け方を覚えちゃうのかなあ。


マメが欲しいかそらやるぞ・・・

おせち料理に入れていた、豆類をすごく気に入ってしまったカナエ。
黒豆は甘いし柔らかいのでわかるけれど、
ひたし豆(青大豆をゆでて、しょうゆ・だし・みりんに漬けたもの。数の子も混ぜて漬ける)まで、
とても気に入ってしまったようだ。

ひたし豆は、カナエが食べるには固いのではないかと思い(歯ごたえが残る程度のゆで加減)
食べさせずにいたのだが、
「それをよこせ!」と言いたげに、重箱に手を伸ばす。
食べさせると喜んで、拍手パチパチ。
どんどん食べる。

翌日のウンチもとくに異常ない。
歯がそろってきたから、いつまでも柔らかいものばっかり食べてられないわよ・・・・
ということらしい。

ドア開けが好き

いまだにひとりで歩かない。
しかし、ひとりで立っちはだいぶ慣れてきた。

今困っているのは、私がトイレに入っていると、ドアを開けてしまうこと。
私の姿が見えないと、ここにいるのだと思っているらしい。
もう少し以前から、ドアノブを回して少し隙間を作ることが出来ていたのだけど、
このところ、思いっきり開ける。

「ばあ!」じゃないだろ。

職場復帰&保育園入園大作戦その7

隣町のベビー用品店が、安売りをしているようなので、行ってきました。
普段行ってるベビーザラスではなく、西松屋。
ここの服は、ベビーザラスよりもさらに安い。(端始末のロックミシン糸がほつれていることが多いが、まあよし)
一枚500円以下がたくさんあります。

春から保育園なので、着替え用の服がたくさん必要。
どうせ汚すに決まっているので、安くて、あわよくばひとりでも脱ぎ着が出来そうなもの。
保育士さんが着替えさせるのに、上下バラバラになってもおかしくないように、
トレーナーや長袖Tシャツは、どれも似たような色合いのもの。
パンツは、デニムのような色やベージュにしておきます。
なんかつまんない洋服選びのような気もしますが。

どっさり買ったら、名前付け。
色によって、スタンプを押してアイロンで定着させたり、
熱転写シールを使ったり。
伸びる素材や靴下には、新しくオーダーした「フロッキーネーム」なる物を使いました。

しかしこのフロッキーネーム、取り付けにかなりの技術がいります。
付けたい部分にネームを乗せ、アイロンで押さえ、
裏紙を外せば、名前が布から浮き出るように(ちょっとふくらんでいる)プリントされています。
赤白黒の三色セットなので、白い服や黒い服にもくっきり。
靴下やジャージのような、伸び縮みするものにもうまく対応できます。

・・・・はずなのですが。
アイロンで押さえたあと、裏紙を外すのがなかなか難しい。
完全に冷めてしまうと、はがれません。熱すぎると、布にくっつきません。
微妙なところで外して(職人技)、上からガーゼなどを当て、再度アイロンをかけて定着させます。
しかし、文字の太さは髪の毛ほどに細いため、
動きの激しい幼児のこと、いずれはがれてしまうと思われます。
「かなえ」なんて、どの文字にも「、」がある。これはすぐはがれるんではないかと・・・

また、フラットな生地や普通の靴下、ジャージ素材には問題なく付きますが、
裏起毛とか裏タオル地などでは、うまく付きません。

名前付けは、
(1)スタンプを直接押す
  (肌着はこれが一番確実)
(2)スタンプを洋裁用1センチ幅接着芯(テープ状で市販されてる)に押しておき、アイロンで取り付ける。
  (首の後ろのブランドネームが大きい場合、この方法が一番良い)
(3)アイロン転写シール
  (これも素材によっては定着しにくい)
(4)フロッキーネーム
を、使い分けるのがよいようです。 ああ大変だ〜〜

ちなみに、今回購入したのは全て、「サイズ95(3才相当)」。
カナエはまだ1歳半にもなってないのに、大きすぎるのでは・・・?
と迷ったのですが、
サイズ90は、もう去年の春から1年近く着ています。今、ピッタリです。
サイズ80はもうダメです。(オムツが外れたらパンツははけるかも?)

1歳を過ぎたら、もうそんなに大きくならないものだと思っていましたが、
カナエは大きくなっているみたい。
11月に、サイズ90のパンツ丈が長すぎて、すそを踏みそうで危なかったので、
5センチほど上げて、くるぶしが出るように調整しました。
でもそのパンツ、今は上げた部分をほどいています。
保育園に入ってからしばらくは、手持ちのサイズ90も着るだろうけど、
すぐに95になるような気がします。

新年のお買い物

隣町に大きなショッピングセンターが出来たので、行ってきた。
元旦に会った兄夫婦の、「もう行ってきた。いろいろあって面白い。駐車場も混まない」という
情報を信じて行ってきたが、
駐車場、込んでるじゃん! 
開店1時間なのに、ほぼ満車。
まあ、駐車場渋滞はしていなかったけど。
駐車できたとき、カナエが何を思ったか拍手をして喜んでいた。

中は確かに、いろいろあって面白い。
本屋さんは大きい。絵本・児童書や知育玩具が充実している。
レコードやさんも大きいけど、クラシックはあまり置いてない。
子供服はおフランスの高級品から手頃なものまで、たくさんある。
授乳室も広々していて、子どもトイレやちょっとした遊び場も付いていて、とてもよい。
ペットショップは、犬猫が1匹ずつ檻に入っているのではなく、
みんなまとめて広場で遊ばせている。(ただしガラス張り)
飲食店はどっさりあったけど、どこも混んでいた。
食品売り場には高級総菜店やケーキ店、パン屋さんがいろいろ入っていて、迷う。

しかし、お正月のせいもあって、やっぱり混んでいた。
通路を歩きながら、カナエはベビーカーの中で
「ガヤガヤガヤガヤ・・・」といっている。
はい、確かにガヤガヤしています。

午後、早い時間に帰宅しようとお店を出てみたら、
駐車場の通路や、お店周辺の道路は大渋滞。
これは・・・
午前中に行って正解でした。


明けましておめでとうございます

今年も、おせち料理はだいたい作りました。
赤ちゃんと正月料理2007

カナエは歯がほぼ生えそろったので、かなり食べられます。
伊達巻き、黒豆、金団、エビ松風、鶏八幡巻き、昆布巻き、煮染めのニンジンや里芋。
いつもと違うもの(重箱)が出ていたので、興味ありげでした。
そして、いつものように、スプーンやフォークを投げ落としてくれる・・・
今年は危険なので、お正月らしいテーブルクロスや食卓を飾る花はなし。

お雑煮は、元旦:新潟風、2日:大阪風、3日:東京風と毎日変えています。
私が新潟風、夫は大阪風で育ったので、まずはそれを作り、
私たちは東京で暮らし、カナエは東京で育つので、大学の授業で習った東京風も作ります。

今年はカナエも食べることにしたので、
お雑煮の具はいつもより小さく切り、煮込む時間も長くとりました。
私たちはお餅を入れますが、カナエにはうどんを入れます(右)。
ぱくぱく食べました。

私の実家を少し訪問しました。
電車で移動しましたが、とても機嫌良く乗っていました。

私の兄弟には年に一回、元旦しか会いません。
(仲が悪いわけではないが、それぞれ忙しいので)
カナエが大きくなったので、驚かれました。

やっぱりピアノが大好き。
全ての行動を自画自賛するカナエ。つきあいで拍手させられる大人たち・・・

ここでもカナエは良く食べました。
昆布巻き、うどん、イチゴ、玉子豆腐。
昼寝のあとにまたイチゴ、バナナ、ヨーグルト、おせんべい。 合間に授乳もあり・・・

自宅からは、お気に入りの絵本「いないいないばあ」を持っていきました。
「ばあ!」と楽しく読み、
ピアノの上に置いてあった、ロシア名物マトリューシカ(猫型の珍しいもの)と、
空きフィルムケースを取り出し、積み木がわりに積んだり、並べたりして遊んでいます。
実家には猫の写真もいろいろあり、
「にゃーにゃ! にゃーにゃ!」と喜んで眺めている。


2年振り、ひとりで夜間外出!!

2年前の今頃は、つわりで外出などほとんど出来ませんでした。
出産後は、カナエの弁当兼水筒兼メイドとして私は存在していたので、
常にカナエとセットで行動。冬の外出は、ほとんど暖かい日中に限られます。

でも夫は、(多少は遠慮していますが)毎週オケの練習に行っては飲んでくるし、忘年会も出る。
その度に私は、
「いいよねえ・・・  私なんか睡眠も食事も入浴も、人間として当たり前のことも満足に出来なくなってるのに・・・」
「24時間闘ってるのは、ビジネスマンじゃなくてお母ちゃんだよ、本当は」
などなど、嫌味と八つ当たりの嵐でした。

毎年、12月の末に、通っていた高校の吹奏楽部OB(私の学年の前後3年分程度)があつまり、
忘年会をやっています。
いつも同じ店。(ちょっとオヤジくさい店)
いつも行っていたのだけど、去年一昨年は行ってない。
久しぶりに行ってみたいなあ・・・・・

そうしたら、夫が「行けばいいじゃない。たまには出かけてくれば・・・   そのぐらい、オレでもカナエを見てられるよ」
というありがたいお言葉。
ほんとに大丈夫?

この忘年会は、午後6時に始まり、いつも日付が変わる頃までやっている。
もちろん、みんな途中から来たり、途中で帰ったり・・・
今回は、5時過ぎに家を出て、8時にはお店を出て、9時前には自宅に帰れるようにする。
その間に、夫とカナエは夕食をとり、お風呂に入って、寝かしつけ・・・?  大丈夫?
まあ、9時に帰宅なら、寝かし付けがうまく行かなくてカナエが泣いてても、
なんとか私が寝かしつけに入れる時間か。

夫は「じゃあ、オレとカナエで君の実家に行って、夕食食べさせてもらって、忘年会のあとは実家に帰ってきて、
そのまま泊まるってのは?」

それはダメええええええ
確かに、通ってた高校・実家・忘年会のお店はそれぞれ歩ける範囲の近さだけど、
子どもを置いて母親だけ宴会に行った、なんてうちの親に知れたら、
めちゃめちゃ怒られるーーーーー!

結局、三人で車に乗り、忘年会(&実家)の最寄り駅まで送ってもらうことにした。
カナエは途中まで機嫌良く乗っていたが、車の振動でぽわーんと眠くなってきたみたい。
高校最寄り駅(忘年会最寄り駅より一つ手前)の近くで、
「ばっぱ〜〜!」とグズリはじめた。
仕方ないので、そばのコンビニの駐車場で、こっそり授乳。
しかし、再度チャイルドシートに座らせたら、
「ばっぱ〜〜! きぃ〜〜〜〜〜〜!!!!!」と大泣き。
道路は渋滞し始めて、忘年会最寄り駅まで行こうとすると、かなりかかってしまいそう。
カナエは泣いているけれど、私はここで車を降りて、
高校最寄り駅から電車に乗って、忘年会に向かうことにした。

まさに、後ろ髪引かれる思い。
公民館保育室でいつもやっているとおり、カナエにはちゃんと説明して出発したのだが・・・
「お母さんは、これからお友達と久しぶりに会って、楽しんでくるよ。
だからカナちゃんも、その間、お父さんとおいしい物食べて、お風呂に入って遊んで、楽しくやっててね。
9時には帰るよ。カナちゃん大好きだから、絶対帰ってくるからね。待っててね」と。
そのときカナエは、ニコニコしていたのだけど
(たかが1歳児でも、こういう話は納得していて、ちゃんと待っていられることが保育室で体験できた)
こんなに泣いてるのに忘年会に行っちゃうなんて、いいのかなあ・・・

高校最寄り駅はいつの間にか、すっかりバリアフリー化されていた。
電車に乗ろうとしたとき、夫から電話が入った。
「君が降りたら、泣くかと思ったらあっさり落ち着いた。これからどこかによって夕食食べて、帰るよ」
そうなんだ、良かった・・・・

忘年会は、久しぶりに友人たちに会えて、嬉しかった。
あんまりみんな、変わってないみたい?
何人かは子持ちなので、「パパひとりで寝かしつけ出来る?」と聞いてみたけど、
まあ出来るけどママほどうまく行かない・・・みたいだった。

2年振りに、自分のために自分ひとりで外出できた。
カナエのオムツもガーゼも持ってない。自分だけの小さなカバン。
ちょっと前まではそれが当たり前だったのに、今はとても新鮮で嬉しい。

夫は「別に遅くなってもいいし、飲んできてもいいよ」と言ってくれたけど、
やっぱり8時にお店を出た。
ただし、お酒は少しだけ飲んだ。(ウーロン茶に焼酎を1滴たらしてもらった・・・)
お店を出ようとしたら、同級の男性が「これ、片付けてたら出てきた」と古いアルバムを持ってきた。
彼は新婚さん。引っ越しの支度をしてると、いろいろ出てくるんだよね。
「この写真、ヤバイからあげる」と・・・・

うわーーーーーーー
高校三年夏休み、みんなで湘南に行ったときの写真じゃないかああああああ!!
17才の私の水着姿ーーーーーーーーーーーっ  夫にも見せられない!!
でも、今より肩や腕は細いですね。足は今の方が若干細いか。

17才を2回やっちゃってることに気付いて、愕然とする。
ネガは処分してください、Yくん。

帰宅してみたら、カナエはお風呂上がりで上機嫌。夫と遊んでいました。
あのあと、二人でリンガーハットに寄り、野菜たっぷりのチャンポンうどんをツルツル食べ、
なんと餃子まで(ほぐしながら)2つも食べたそうだ。

でも、私を見たら「眠いー、ばっぱちょうだい〜〜」と訴えてきた。
授乳したらストンと寝入った。
どうやら、私がいなければいないで楽しく過ごせるけど、
私がいれば、「せっかくだから」甘えてばっぱをねだったり、泣いたり・・・してみるようだ。

やれやれ。やっぱりお母ちゃんは大変だよ。
でも、夫もなかなかやるなあ、とちょっと見直しました。
来年もこんな毎日かな。


年賀状は書けましたか?

この頃は、メールの年賀状も増えているんだけど、
うちはハガキの年賀状を使っています。
独身の頃は、紙工作のような、異様に凝った年賀状を作っていたのですが、
さすがにそれはもう、できません。
披露宴の二次会の撮影をお願いした写真屋さんに、
毎年500枚ほど頼んでいます。

私は26日の朝、投函できました。
夫も29日の夕方、投函できました。
ふう〜〜、年内に仕上がって良かった。

ハガキに自分の写真が写っているのに気付き、興味深く眺めるカナエ。


穏やかでないランチタイム

カナエが午前10時半頃から昼寝をはじめたので、
私は家事を済ませ、カナエ用の昼食を作っておいた。
カナエランチの定番、「カボチャ・ひき肉・小松菜の入ったうどん」。

作り終わったところで、カナエが「へう〜〜」と起き出してきたので、
おむつを替え、リビングに連れてきた。
まんま出来てるよ、食べようね、と椅子に上げるために抱っこすると、とてもいい顔をする。
しかも、自分でスプーンを持ち、食べる気満々。

次の瞬間。
「ぎゃあー、ひいーーーーーー、ぎゃーーーーーん!!!」
激しく泣き叫ぶ。
うどんが、まだ熱かったらしい。
ごめんごめん、とあわててお椀をうちわであおいで、
ふーふーして食べさせようとしたら、もううどんそのものが恐怖の対象になっていたみたい。
頭をブンブン振って、うどんを見せるだけで「ぎゃーーー!」と泣き叫ぶ。

しかし、おなかはすいているみたい。
とりあえず椅子から降ろし、「冷めるまで、バナナ食べとく?」と聞いたら、
パクパク食べた。
なんと、一本丸ごと食べてしまった。もうこれが「基本分量」らしい。

そうしているうちに、うどんが冷めた。
「食べる?」と聞いたら、食べた。冷めていることがわかって、パクパク食べはじめた。
自分で食べるのに、スプーンを持つ。
当然こぼす。
そして・・・ スプーンを支えようとして、うっかり私はお椀をひっくり返してしまった!!
カナエは悪くない。

「うひゃーーーー、うそおおおおおおおおおお!!」今度は私の悲鳴。
カナエのズボンにカボチャ汁がべったり。
こぼれたのは1/5くらいなのだけど、床に飛び散っている。
うっ、ぬいぐるみの「プーさん」にも飛び散っているみたいだけど、汁と同色だからわからない・・・
とにかく全部拭いて。
その間にも、カナエは食べる気満々で、自分でうどんを食べている。(もちろんこぼす)

そこへ、インターホンが鳴った。
あーっ、生協の配達の時間だーーーー
今日はタイミング悪いよ・・・・

でもとにかく玄関に出る。
カナエは生協の配達が大好きで、必ず玄関に出てくる。
配達のお兄さんに「オウ!」と気合いの入ったあいさつをし、
玄関に積まれた食品や雑貨を、台所に運び入れる手伝いをしてくれる。
ハイハイしかしないくせに、マヨネーズや干しシイタケなど、運びやすい物は運んでくれるのだ・・・

今日は、「コンソメキューブ袋入り」や「ヨーグルト10個パック」を、台所と玄関を2往復して運んでくれた。
私も数回往復して、カナエより一足遅く玄関に着いた。
すると、今度のカナエはイチゴのパックを抱えている。
「あー、カナちゃんそれは運ばなくていいよ、つぶれちゃうから〜〜」
とパックを取り上げたのだけど、カナエはパックの隙間からしっかりイチゴを一粒とっていた。
「それ、洗ってないから!」と私が取り上げる間もなく、
カナエはイチゴをガブリ。   ああ、遅かった・・・・

私がイチゴパックを取り上げ、ついでに「長ネギ」も持ち上げようとしたら、
袋の方向を間違え、口が開いている方を下にしてしまっていた。
今日の長ネギは、フレッシュなドロ付きだ。
そう、玄関から廊下にかけて、ドロがざらざらざ〜〜〜〜〜・・・・

「きゃーーーーーーーー」また私の悲鳴。今日は何か、すごく運の悪い日なのでは!?
ふとカナエを見ると、いちごのへたまで丸ごと食べている。
へたなんか食べちゃったの!?  でも嬉しそうだ・・・

ドロを片付けるのに掃除機を出したら、これまた掃除機が好きなカナエが寄ってくる。
ずーずー。ずーずー。

ああ、大変だった。大変だった原因は、ほとんど私のミスだ。
カナエは結局、うどんも完食。バナナもイチゴも食べてしまった。
ものすごい食欲だ。
食べるスピードは遅いと思うのだけど、片付けようとすると怒るのだ。


狼藉者カナエ パート13

先月、実家からもらったシクラメンの鉢植え。
私は鉢植えを育てるのが下手・・・
1ヶ月たった今は、葉っぱがだいぶ枯れ、
その葉っぱを切り取ってみたら、支えを失ったせいか、
花が植木鉢の外に向かって クタ〜ン と伸びていっている。
花自体はまだまだきれいなんだけど。
というわけで、普段はカナエの届かないカウンターの上に鉢を置いているけど、
ときどき室内の、日が当たるテーブルの上などに出して、日光浴させている。

カナエは案外、植木鉢に悪さをしない。
大丈夫みたいだな。
・・・と、ほんの数分、離れたら。
カナエはシクラメンの花びらを、ブチブチっとむしり取っていた!!!!

「きゃああああああっ」と思わず悲鳴を上げたら、
カナエは「きゃあああああああ  うひょひょひょっ!」
・・・・・私の悲鳴を聞いて、楽しんでいる。

とにかくすぐに鉢は高いところに上げて。
カナエの手を洗って。(たまにかぶれる人がいるから)
まさかしゃぶってないよなあ、と思いつつ、口を濡れタオルでジャブジャブ拭く。

ああビックリした。  もっと毒性の高い花じゃなくて、良かった。
花瓶じゃなくて良かった。
土を食べてなくて良かった・・・・・

バナナが一本あったとさ

この頃、絵本のバナナの絵を見ると、
「なーーーーっ!」と興奮する。
いつも、バナナは薄く切って、ヨーグルトと和えて食べさせているけれど(だいたい1/4本)
どうかなあと思い、おやつにバナナをそのまま出してみた。

絵本のバナナのページを開いているところで、
「カナちゃんよ、これがほんとのバナナ(?)だよ」と皮付きのまま見せる。
なんじゃこりゃ、という顔をしていたけれど、
皮をむいて見せたら、においをかいで、「なーーーーっ!」と喜ぶ。
どうよ、と口に近づけてみたら、パクリ。

あらまあ。そのままかじれるようになっていたのねえ・・・・
どんどんパクパク食べる。
半分くらい食べたところで、こんなに食べさせていいのか心配になり、
「もう止めようか。片付けるよ」と声をかけたら、
「まだまだ食べる!」という顔で、どんどん食べ続ける。
とうとう、1本丸ごと食べてしまった。  
皮まで食べそうな勢いで、本人は嬉しそう。

いいのか?
だって、大人でも1本丸ごと食べると、けっこう重いじゃない。
私は25才過ぎてから、なぜかバナナと相性が悪くなり、
例えば朝食にバナナを1本食べてしまうと、午前中はめまいがして仕事にならない。
(カリウムのせいで、もともと低い血圧が下がってしまうのか!? 
風邪の診察などのついでに、かかりつけの内科ドクターに聞いても、スルーだった・・・)
まだ赤ちゃんのカナエが、こんなに食べて大丈夫かなあ。

と、実家の母に電話して聞いてみた。
「1歳半頃のあんたたちがこれだけ食べたかは覚えてないけど・・・
もう食べてしまったんだし。
夕食を控えめにして、バランスを取れば・・・」ということで、まとまった。

その後もカナエは元気で、夕食も普通に食べた。
翌日もおなかを壊すこともなく、元気。
1歳半くらいの子どもは、カロリーで言えば大人の半分近く食べるのが「標準」となっている。
あんがい、たくさん食べるものなのかもしれない。


狼藉者カナエ パート12

うちのマンションは、「バリアフリー構造」と説明書に書いてある。
本当に車椅子でスムーズに暮らせるかというと、微妙だと思うのだけど。

とにかく、玄関に段差がない。
だから、「玄関のタタキに落ちた!」という事故だけは起きない。

その代わり、退屈するとこうやって、靴を全部廊下に上げてくれる・・・・・・・

パパのお手伝い

カナエの風邪が治ったが、寝ているときにいびきをかいている。
どうも、眠りが浅いようだ。咳きこんで起きたりする。
もしかして、扁桃肥大とかあるのかも。
耳をよくかいているのも気になる。鼻水の出る風邪だったし、中耳炎?

クリスマスイブ。日曜だけどかかりつけの耳鼻科は診療している。
でも、クリスマス料理も作っているところだし。

というわけで、夫に耳鼻科へ連れて行ってもらいました。

以下、夫談。
耳鼻科は混んでいた。小さな子どもが多かった。
ドクターは立ち仕事で大変そう。

カナエは扁桃肥大も中耳炎もなく、耳をかくのは耳あかがたまって湿疹が起きていたせい。
耳をシャッと洗浄して終わり。
いびきは、風邪のせいで一時的な物みたい。
点鼻薬をかけて、のどのスチーム吸入をやって終わり。投薬なし。
ドクターがあまりに早業だったせいか、何が起きたかわからなかったのか、泣かなかった。
ラクになったのか、最後は自分で吸入口をくわえて吸ってたよ。
帰りにタコ焼き食べてきた。

ありがとうございます。カナエの口の回りにソースが残ってます。
そうか、もうタコ焼き(タコは抜いたそうだけど)を食べられるのねえ・・・・
おかげさまで、赤ちゃんといっしょにクリスマス料理2006
を作れました。


お洗濯に一工夫?

うちでは、洗濯物は基本的に、
浴室の中に干している(そのまま乾燥室になる)。
ところが、干す作業をしていると、カナエが「何してんの?」と
邪魔をしに来る。
そんなときは、浴槽(中が乾いていること)に入れておくと、良いですよ。

DVD壊れる すぐ修理

NHK「ピタゴラスイッチ」のDVDが出たので、
楽しくカナエと見て、
終わったので取り出そうとしたら、出てこない。
再度「再生」ボタンを押したけど、画面は真っ暗。
ひえーーー  というわけで、製造元に電話したら、
翌日、すぐ修理に来てくれた。そしてすぐ直った。
ものすごく対応が早かったので、驚きました。

ところで、昨今はやりの液晶テレビや薄型テレビですが、
小さな子のいる家庭には勧められないそうです。
なぜなら、ちょっとものがぶつかると、すぐに画面が割れるから。
アクリルシートでも貼っておかないと、本当に危ないそうです。
今のカナエは、積み木投げまくり。とてもじゃないけど無理ですね。

小さな子のいる家庭で、一番多い修理依頼内容は、
「ビデオデッキの部分に、子どもが物を詰めてしまった」というものだそうです。
子どもは「ポストー♪」とか「ナイナイするの」とか言いながら、
食べ物やおもちゃなど、とんでもない物を詰めまくるのだそうです。

今日の修理員さんも、玄関に小さな靴があるのを見て、もしやそれではと思ったそうな・・・・

家庭内忘年会

夫の会社は、創立数十周年。
それを記念して、「家族で外食して、その費用を会社が払う(上限有り)」という
太っ腹な企画をしてくれています。

赤ん坊がいると、外食するのもなかなか難しいので、
テイクアウトや出前じゃダメなのかーーー?  と悩みつつ、
カナエを産んだ病院の向かいにある、レストランに行って来ました。
このレストランは、ハム工場に付属していて、
ドイツ風の肉料理が自慢です。

カナエはものすごく良く食べた。
場所が変わったから嬉しいのかも。

ザワークラウト(キャベツの酢漬け)、酸っぱいのにパクパク食べる。
鴨ロースの薫製、拍手しながら喜んで食べる。
ドイツ鍋(キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモとソーセージなどが、コンソメ風味で煮込んである)が来る頃にはすっかりおなかがすいていて、
早く食べさせろーと騒ぎ、私が取り分けて「ふーふー」と冷ましていたら、
カナエまで「ふーふー」と真似をする。 野菜をモリモリ食べる。やっぱりニンジン大好き。
アイスバイン(ドイツ名物、豚肉の大きな骨付き煮込み)の、トロトロの肉を喜んで食べる。
バジルのスパゲティをツルツル。
デザートのアイスクリームやチョコレートケーキまでニコニコと食べていた。
こんなに食べていいのか?  と思うぐらい、良い食べっぷりでした。

ただ、1歳児がおとなしく座っていられるのはせいぜい15分。
きっと飽きてしまうと思い、あらかじめ「窓際の、隅の席」を予約しておきました。
正解でした。
この店は、テーブルとテーブルの間隔がかなり広いのです。
カナエは「椅子から降ろせー」と要求し、降ろしたらものすごいスピードでハイハイ。
よそさまの席まで行ってしまう勢いでした。
ハイハイを止め、抱っこや肩車。たまに洗面所で授乳。
窓際のソファ席の後ろは出窓になっており、
カナエはここでハイハイしまくり、お外を眺めて喜んでいます。
小さなクリスマスツリーが置いてあり、気に入ったようでした。

パパに、「ハイ、ツリーあげる」と手渡しているところ。
美しい光景です・・・
将来、「パパなんかキラーイ!」と言われたときには、
この光景を心の支えにしましょう。

1時間ほどたったら、隣のテーブルにカップルが座りました。
大事なデートっぽい?
お騒がせしてすみませんでした。 でも結婚して子どもが産まれたら、こんな感じですよ・・・


クリスマス会

毎週行ってる(といってもときどき風邪で欠席してる)公民館の保育付き講座。
今日は保育はなしで、母子いっしょにクリスマス会をやりました。
ところがカナエは風邪いらい、生活リズムが崩れている。
(先月のノロウイルス? のあとも崩れた)
到着するなり、もう手足がホカホカしており、「ばっぱ!(おっぱいくれ)」と涙目で訴える。

会場の飾り付けをするので、カナエにはそこら辺で遊んでて欲しい。
会場の探検をしても可。
しかしカナエは、床に置いたら号泣。
私の膝につかまり立ちして、まったく動かせない。
ひい〜〜〜

クリスマス会が始まっても、「空中抱っこ」じゃないとダメ。
私も疲れたので、座って抱っこしようとすると、
猛獣カナエに変身。がおー、ぎいー、ぶえーん!!
仕方なく、ずっと空中抱っこ。
ダンスのコーナーになっても、知ってる曲だったのでちょっとニコッとしたところで、
「じゃ、アンタも踊るかね」と床におろしたら、またも猛獣に変身。

工作のコーナーで、大好きなシール貼りをして、ようやく機嫌が直った。
しかしゲームのコーナーで、眠気がピークになったらしく、もはや手が付けられない。
仕方ないので部屋の外に出て、少し授乳。
戻ってきたら絵本を読むコーナーになっていた。
大好きな絵本を読んでもらって、機嫌が良くなった。
しかしカナエは、好きな絵本は必ず2回以上読んでもらいたがる。
「もっけい!」と言っているが、もちろん集団での読み聞かせなので、繰り返しはない。
また猛獣に変身する・・・・・・・・・・・・・・・・

ここでランチタイム。
その前に、おむつ替えや手洗いの時間をとったので、
その隙にちょっと絵本を借りて、3回読んでやる。
そうしたら一気に機嫌が良くなった。
お弁当を食べていたのだが、一口食べるごとに会場をハイハイで一周。
普段は好きなのかどうかよくわからない食べ方をするイチゴを、
手づかみでバクバク食べた。

そのあとは、公民館の職員さん(男性)が、本格的なサンタのコスプレをしてくださって、
プレゼントを配ってくれた。
中身は、お菓子の詰め合わせ。
懐かしいポン菓子(ニンジン型の袋入り)などなど・・・

年長の子はゲームで使った段ボールに入ったまま、走る遊びに夢中。
でもさすがに、年少の子たちは眠くなってきたみたい。
カナエも珍しく、ベビーカーに乗せたら、靴を履かせている間に寝入ってしまった。
ベビーカーで来た他の子どもたちも、ほとんど沈没していた。

工作はこんなのをしましたよ。
色画用紙をあらかじめクリスマスらしい形に切っておき、
会場で子どもたちがシールを貼ったり、クレヨンで何か書き、リボンを付けて吊せるようにしました。
余った色画用紙をもらって帰り、柵にずらりと吊しました。
(余った分はメンバーに声をかけて、かなり持ち帰ってもらったつもりだったけど、案外余ってた)


シールを貼り足して楽しむカナエ。
シールを貼るのは大好きなんだけど、
なんだか、同じ場所に重ねて貼ってしまう癖があります。
あと、はったりはがしたりを繰り返すとか。
小さな子どもには、よくあることらしい。


あげる、と言われましても

困ったなあ。
よくあることらしいんだけど。
パンやビスケットを自分でもって食べるようになったのだけど、
途中で、私に「あげる」という顔で、よこしてくる。

私がカナエに食べさせるとき、私も大きな口を開けて、
「あーん」「ぱくっ、おいしーおいしー」なんて声をかけているんだけど、
カナエがそのままその仕草をまねているとしか思えない。
大きな口を開けたまま、ビスケットを私の口にあてがう。
「あーーー」とか言ってる。
私がビスケットを食べると、ニコニコする。

私の仕草をよく見ているんだなあ。
しかし・・・・  ビスケットはたいていの場合、食べかけで、しめっているのですよ・・・・
これを食べるのは、ちょいと勇気がいります。
そしてカナエは、私が食べるまで、ビスケットを口元にあてがい続けるのだ。

ぷはーーーー!

この頃、母乳を飲むと必ず、笑顔で「ぷはーーー!」という。
まるで、ビールでも飲んだみたいに。
ビールを飲むパパの様子を見ているのか?
それとも私の母乳には、炭酸が含まれているのか??

クレヨンは描くための物ですよ

そろそろ良いだろうと思い、クレヨンを与えてみた。
水でふき取れて、ハチミツベースで作ってあるというもの。(でもクレヨンは口に入れてはいけません)

大きめの紙を用意し、お手本のつもりで、私がクルクルと線を描いて見せた。
きっとクレヨンを握って、何か描くんだろうなーと期待したのだけど、
カナエはクレヨンを握らず、親指と人差し指でつまむように持っている。
力が入らないし、「しゃっ・・・」と紙を少しなぞっただけ。
大して色も付かない。

そしてカナエは、クレヨンを全部箱から出し、
床にムリヤリ立ててみたり、箱の上に積み上げたりして、
「ヤター!」と喜んでいる。
どうやら、新種の積み木だと思っているらしい・・・?


カナエが立ったー!

今週は、カナエが咳をしている・・・と思って気を付けていたら、
みるみるうちに私の方までのどが痛くなり、
熱が出てきて、結局金曜日の公民館保育付き講座は、欠席した。
もうこれで、5回中2回も欠席している。
保育園に本格的に通うようになっても、
こういう確立で欠席してしまうとしたら・・・困るな。

わたしの方はどんどん熱が上がり、39度近くまで上がった。
でも、インフルエンザではないそうだ。
熱冷ましを飲んで、どうにか下げていった。
カナエも38度まで上がったが、赤ちゃんなので水分などを多めに摂らせれば、
この程度ならわりとすぐに下がっていく。
カナエは熱があるからおとなしく・・・とかはまったく考えない。
むしろ、ハイになってしまっている。

そしてついに、ひとりで立ち上がった!
苦節519日!
これまで、ハイジのビデオの「クララが立ったー!」を見せても無反応だったのに。

熱が下がったところで、ムリヤリお風呂に入ったのだが、
(ふだんでもカナエを風呂に入れるのは重労働。自分の体調が悪いときはさらにひどい。
こういうとき、夫は地方出張に出ている。どうせふだんも、お風呂の時間には帰宅していないが・・・)
風呂上がりは半端に服を着たまま、「体操の時間」になってしまった。

今のところ、一人で立つのは5秒程度なのだが、
ものすごく得意そう。「ほら、見て見て!」という顔をしている。

立ち上がるところを観察すると、
(1)まず、しゃがんだ姿勢から膝を伸ばす。
(2)伸ばしきったところで数秒静止。
(3)崩れるときはおしりから。前向きに倒れることは(今のところ)ない。
というかんじ。
私の身体につかまり立ちして、手を離して立つ、ということも少しした。

同じ時期に産まれたよそのおうちでは、もう半年も前に、こういうことは起きていたのだけれど、
ようやくカナエもそうなったと感慨深い。

それにしてもカナエは、やっぱり用心深いようだ。
フローリングの床の上では、立とうとしない。
ベッドの上か、リビングに敷いた薄いマットの上か、
フローリングでもクッションの上に座ってから、立ち上がる。(しりもち付いても痛くないように?)


もっけぃ!

カナエが盛んに「もっけぃ!」という。
特に、絵本を読んでいるときに「もっけぃ!」という。

「もう一回」と言っているつもりらしい。
はじめは何だこの奇声は、のだめの「ぎゃぼ!」と同じか・・・・と思っていた。
よくわからなくて、絵本を本棚に戻したり、私が場所を移動したりすると、
泣いて抗議する。
そして、「もっけぃ!」といいながら、絵本を押しつける。

何度でも同じ本を読ませたり、何度でも同じページに戻したり。
私は風邪気味で、のどが痛いんですけども。
授業と絵本を読むときで、のどの使い方が違う。
実は、絵本を読むときの「のど使い」の方が、のどへの負担が大きい。ような気がする。

「もっけぃ!」モードに入ってしまったときのカナエは、まったく際限がない。
私が台所に入ってしまっても、
絵本を持って追いかけてきて(ハイハイで・・・)、台所入り口の柵の隙間から、
ムリヤリ絵本を押し込み、「もっけぃ!」

地球の食卓

「地球家族」という、三冊の大型写真集がある。
TOTO出版発行。
これは、アメリカ在住のカメラマンとジャーナリストの夫妻による、労作である。
この夫妻は世界20カ国以上を取材して回り、斬新な手法でまとめ上げた。

1冊目・・・さまざまな国の一般家庭の、全ての家財道具を家の前に出してもらい、撮影する。
    この「出す」作業と「戻す」作業・・・・
2冊目・・・さまざまな国の、普通の主婦など女性たちにインタビューする。
    女性の境遇は国により非常にさまざまで、国の歴史と状況が最も反映される存在に思える。
3冊目・・・さまざまな国の一般家庭の、1週間分の食料を食卓などに積み上げてもらい、撮影する。

この3冊目に「地球の食卓」というタイトルが付いている。
加工食品やお菓子、ファストフードであふれる欧米の家庭。
ほんのわずかな食料で食いつないでいる難民キャンプで暮らす家族。
まるで魚をおろすような感覚で、アザラシをさばいて料理する北極圏の人。
一つの家に一族郎党10人以上が暮らしている家庭。

日本の食事は世界一ヘルシーなのではないかと思っていたが、
実際には伝統的な食事は少なくなっているし(これは先進国の世界的傾向らしい)
こうもさまざまな国の食生活を目の当たりにすると、
どこの国も、よその国から見れば、ある意味ではかたよった食生活に見えてくる。
また、昔のお袋の味が最高、みたいな言われ方をよくするけれど、
これまた世界を見れば、「昔は紛争ばかりで食うや食わず(今そういう状況の人もいる)。
とにかく自由に食品を買えるようになって良かった」みたいな事を言ってるところも結構多い。
日本だって50年くらい前までは食うや食わずだったんだろうしなあ。

それぞれに詳しいデータや解説、その家族のインタビューまで載っていて、しっかり読むとかなり時間がかかる。
非常にいろいろなことを考えさせてくれる、素晴らしい本。

この本を、なぜかカナエが異様に気に入ってしまった。
寝室に絵本は置いておらず、隅にマガジンラックを置き、その中に私の本を数冊入れていた。
「地球家族シリーズ」も入れていたけど、大型で重く、カナエは動かせないだろうと思っていた。
だいたい、興味なんか持たないはずだ・・・と。

ところがどっこい、今一番、寝る前に読みたがる本。
消灯しても、薄暗い中でムリヤリ引っ張って、もってくる。
絵本よりも大きく、ページ数が多くて、めくるのが楽しいのもあるんだろうし、
写真が色鮮やかで、見ていて楽しいのだろう。

そして驚いたことに、写真の中に赤ちゃんが写っていると指をさして、「あはー」と喜び、
食品や食事の場面の写真を見て「まんまけー」と盛んに言う。
カナエが食べたことも見たこともない食品ばかりなのに。

赤んぼ大将

佐藤さとるさんの名著で、「赤ん坊大将」というのがある。
私が子どものときは「赤ん坊大将海へ行く」「赤ん坊大将山へ行く」という2部作だったが、
10年ほど前に「赤ん坊大将さようなら」が加わり、3部作になっている。

1歳児のタッチュンは、赤んぼ言葉でいつもブツブツはなしているが、
実は機械や動物と話しているのだ。
全ての赤ん坊は、機械か動物のどちらかと話が出来るのだが、タッチュンはめずらしく、両方と話が出来る。
一番仲良しは枕元の目覚まし時計。
古今東西全ての時計は「時計組合」に加入しており、時間が合っていれば世界中と通信できる。
それで、タッチュンは動物界から頼まれ、
さまざまなトラブルを解決していく・・・というお話。

3冊とも、現在は入手がやや困難になっている。
普通の書店の店頭ではまず見かけないし、アマゾンなどに発注しても1ヶ月近く待つ。
それでも、私も夫も子どものときに大好きだった本なので、取り寄せた。
カナエが小学生になったらいっしょに読んで楽しもうと思って。

今、タッチュンと同じ1歳児を育てていて、
カナエがブツブツ話しているとき、「実はパソコンと話してるのかな?」などと想像するのは面白い。
ねえ、カナちゃんは実は、機械とお話しできるんじゃないの? なんて聞いたら、
カナエはなぜか、ニヤリと笑った。

すでにカナエはこの本が気に入っている。
挿し絵を見せると喜ぶ。
「タッチュンはねえ、機械と動物とお話しが出来るんだって」と話したら、ニコニコしていた。
やっぱり実は、カナエも何か話せるんじゃないかなあ。

でも、赤ん坊じゃなくなると、機械や動物とは話せなくなるんだって。
その瞬間は・・・・・  どちらにとっても悲しいだろうなあ・・・・