2008年1月

働くかあさん稼働編 トップへ

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8年ごしのあかぎれ

私の手指には、もう8年越しのあかぎれがある。
一人暮らしをしていたときからあり、皮膚科で処方された弱めのステロイドを塗っていた。
でも、あまり良くならなかった。
ここでは、家事は全部自分でやっていたが、授業は被服の担当で、調理実習はないし、チョークもあまり使わない(布が汚れるから)ので、
今と比べるとまだ、指への負担は軽かった。

結婚してから、別の皮膚科(内科ドクターが兼任)に行き、もう少し強いステロイドを塗った。
今度の学校は調理実習もあり、講義の授業も多いのでチョークを使う。
チョークが手に付き、かさつく→手を毎時間洗う→またチョーク→調理実習・・・で、また指への負担が重くなってきた。
家庭では食器洗い機を使うようになったが、あまり効果はなかった。
ステロイドを塗ると、少し良くなるが、ある程度以上は良くならない。
そのうちカナエが生まれ、おむつ替えなどでしょっちゅう手を洗うようになり、
その反面、通院はしにくくなって、あかぎれはひどくなる一方。
(皮膚科専門病院も近所にあるけど、すごく混んでいる・・・)

この半年ほどは、果物を切るとびりびりとあかぎれにしみる。
すぐにひび割れる。あかぎれの皮膚がぼろぼろと落ちる。市販薬や液体絆創膏も試してみたが・・・

ようやく今日、皮膚科専門病院へ行って来た。
ドクターは、「ステロイドを8年近くも塗るなんて! 皮膚がステロイドに頼って、かえって薄く弱く、ひび割れやすくなってしまっている。
治るまで半年はかかる。」と言っていた。
飲み薬と、ステロイドなしの保湿・かゆみ止め・炎症止めの湿布(軟膏をガーゼに塗りつけたもの)を指に貼り、
ずっと包帯をして生活することになった。

指に包帯をしていると、家事も仕事もやりにくい・・・と言ってみたが、
少なくともこの1週間は包帯をして、しっかり薬を皮膚に付けておかないと、いつまでも治らないとのこと。
病院では指サック型の包帯をしてくれたが、かなりごわごわして動かしにくい。

帰りにドラッグストアに寄って、綿手袋と薄手のゴム手袋を買ってきた。
悪いのは右2本、左1本の第二関節周辺。
指先に問題はないので、綿手袋の指先を切り、切り口を5ミリほど中に折り込んで縫いつけた。
これで「指なし手袋」に近い形になった。
授業や家事の時はこの上にゴム手袋をする・・・    やっぱり不便。
それでも、半日ちょっと薬を貼り続けていたら、だいぶかゆみ・痛み・かさつき感が軽くなった。
調理実習の予定がしばらくないので、今が治療のチャンスなのかもしれない・・・

カナエは「いたいの? どうしたの?」と盛んに聞いてくるが、
うまく説明できない。
「いたいのいたいの、かなえちゃんのところへとんでゆけ〜〜」とやってくれる。ありがとう。


「かんしゃく」は病気ではないのよね・・・(涙)

何でもかんでも「じぶんでやる!」のお年頃。
何しろ、寝言だって「じぶんでやる! カナエちゃんがやってあげるよ!」なんだから、徹底している。
仕方ないんだけども、じぶんでやる!と叫ぶ割に、自分でちゃんとできるわけではない。

うまくできないので、だんだん涙目になり、「できない、できないのよう・・・」としゃくり上げ始める。
しかし、そこで手伝ってやると、たちまち「おかあしゃんはなにもしないの! おてつだいいらないの! あっちいってなしゃい!」・・・
そして「じぶんでやる! じぶんでやる!」と泣き叫び、全く手は動いていない。
こちらもつい、「自分でやるんでしょう? じゃあ早くやれば?」と言ってしまう。
するともう、私は何もしていないのに、「おかあしゃんはてつだわないのよ!」とひっくり返って大泣き。

こうなると、もう10〜15分はこのまま。
抱っこもダメ。手伝うのはもってのほか。「いい加減にしなさい!」なんて怒鳴りつけたら、30分はこのままだ。

これを、毎朝やられるのだ。
朝は7時半に出れば余裕。45分までなら何とかなる。
カナエは朝、6時には起きている。それでも・・・・

火曜日。どうにか7:20に着替え始めた。間に合うだろう・・・
しかし、これまでやったことのない「靴下履き」を、自分でやると言い出した。
片足はすぐはけて、得意そうだ。しかし、もう片足はどうしても親指と人差し指の間に足首ゴムが引っかかり、はけない。
「できない、できない・・」とぐずり始めたので、手伝おうと近づいただけで「おかあしゃんはなにもしないの!」とひっくり返って泣いた。
私がはいている靴下を脱いで、「ほら、こうするのよ・・・」と教えてやると、その通りにしようとするが、
やっぱり失敗。そっと手伝おうとしたら、ばれてしまい、ますます大泣き。
その後、上着(前あきジャンパー)も自分で着ると言いだし、
うまく羽織ることができなくて(かぶりの服より難しい)、またヒステリー。
30分遅刻した。
すでに8時を過ぎているので学校に電話したら、応答した副校長にも電話口で叫ぶカナエの声が聞こえていたそうで、
ちょっと同情された。でも休暇届だ。

水曜日。7:15にすべての身支度が済み、今日は余裕のはずだった。
ところが急にカナエが前屈みのポーズに。
「うんこ、でる!」・・・・・「うんちでるの?」
「うんちじゃないよ、うんこだよう!」・・・(こんなことでキレるなよ、でもまだ時間あるし・・・)
ところが、このうんちが30分たっても出きらない!!
「ねえ、もう出た?」「まだ!」
カナエは途中で出すのをあきらめたのか、真面目に踏ん張るわけでもなく、ごろごろしている。
「早く出してよ! 出ないんだったら保育園に行こうよ!」
「うんこだしてから〜〜 (泣く)」
そう、ウンチは急かされて出るものではない。それはわかってるけど、焦るでしょう??
この日は3分遅刻。授業もホームルームも全く支障はなかったのに、タイムカードがあるせいで・・・

木曜日。すんなり身支度が済み、ウンチもすぐ出て、ようし余裕!
が。 雪!?  車に雪が積もっているーーー!
落としていたら、間に合ったけど結構ギリギリ。

金曜日。7:15には玄関に。余裕余裕、今度こそ1時間目の前に一仕事片づけて・・・・
と思っていたら、靴がうまく履けなくてヒステリー。
手伝おうとしたら、またも大泣きして靴を廊下へ放り出す。
拾ってやったのに「かなえちゃんがひろうの!」とまた廊下へ放り出す。
廊下へひっくり返ってゴロゴロし出した。
「いいかげんにしなさいよ! おかあさんひとりでしごとへいくからね! かなえちゃんはここでひとりでるすばんしてなさい!」
と言い捨て、玄関を出てみたら、
「うぎゃああああああ!」・・・・・ 泡を吹いて大泣き。
それでも急いで自分で靴を履いていた。
保育園に向かって歩いていると、もう何事もなかったかのようにケロッと機嫌はよい。


来週もこんな調子なんでしょうか。
きっとそうなんでしょう。

「子どもの看護休暇」の「理由」の欄に、
「かんしゃく」と書きたいです。
(もちろん「熱」「怪我」などじゃなきゃダメなので、普通に有休を取るのだ・・・・)


生協のおてつだい

週に一回、生協の個人宅配が玄関先に届く。
(留守にしているので、玄関先に箱が積まれている)

これまでは、私が箱を開け、冷蔵庫に食品を収納しているのを興味深そうに見ているだけだったのだが、
今週は急に、箱の中身を台所に運んでくれて、
「はい、いちごどうぞ!」「ぎゅうにゅうですよ! おもいですよ!」などとやってくれている。
わあ、おかあさん助かっちゃう〜〜 とほめたら図に乗り、
私が自分で運ぼうとしたら、「だめ! これかなえちゃんのよ! おかあしゃんはさわらないの!」と怒られた・・・

空になった箱を片づけるのも許してくれない。
無理に片づけ続けていたら、涙目になって
「だめ! かなえちゃんの! ひとつかーしーて!」と叫んでいる。
(ひとつかーしーて! は、おそらく、保育園で譲り合い教育をしている結果だろう・・・)

これってお手伝いなのか? 妨害なのか?

ジュニアシートを新しく・・・

前回、「椅子部分のみ」のジュニアシートを使ってみたら、カナエが寝入ったときに身体が左右に揺れ、
危なかった。
ジュニアシートの座面にはミッキーマウスが描いてあって、
「みっきーしゃんのうえに、ぽん!」 と喜んで乗っている。
だけどさすがに本人も、「みっきーしゃん、あぶないね」と言っていた。

それで、ちゃんと背中や頭も付いているジュニアシートを用意してみた。
シートベルトのカバーがミッキーさんで、大喜び。
背中や頭がホールドされているのは、本人にとっても安心らしく、
そのまま熟睡。


車の買い換え


夫の車は7年ものの「エクストレイル」でした。銀色で、2000ccぐらい。
これを下取りしてもらって、「ノート」に買い換えました。緑っぽくて、1500ccぐらい。

カナエは何度も日産のお店に同行して、(私が同行しないときもあったのに)
すっかり営業のおじさんになついてしまいました。
毎回、ポップコーンとジュースがもらえて、店内には滑り台なんかもあります。
気に入るに決まっています。

「ノート」に試乗して、
「かっこいい!」とか言ってたそうな。

エクストレイルの下取り代金で、ノートの代金は半分出せた。
税金やガソリン代もだいぶ安くなるので、長い目で見れば買い換えた方がお得らしい。

ちなみに夫談:ディーラーに古い車をお金をもらいながら引き取ってもらって、新しい車を買うのは「下取り」
ディーラーじゃなくて、中古車市場業者で買ってもらうのは「売る」というのだ・・・
だそうです。 ふうむ。
私はエクストレイルを「売り飛ばした」と思っていたのです。すみません。



これを機会に、チャイルドシートを外し、ジュニアシートに入れ替えてみた。
チャイルドシートは、今のカナエにはかなりきつくて、
肩ベルトはもう、止まらなくなる寸前(最大に延ばしても、肩に食い込んでいる・・・)。

乗せると、すごく喜んでいる。
「ねえおかあしゃん、おそとがみえるよ〜〜 あたらしいくるま〜〜」
そして、甘えて私に寄りかかる。
だんだん眠くなってきて、本格的に私をヘッドレスト代わりにして寝入ってしまった。
かなり、身体が傾いた感じになっている。

ジュニアシートは普通のシートベルトをつけるための「上げ底」でしかないので、
チャイルドシートのように、身体全体を包むようにはできていない。
しかし、子どもはまだ、眠ったときに身体を真っ直ぐ保つことができない。
だから、頭の置き所がないというか、私にもたれかかって眠っている。
もし私がいなかったら、カナエの身体は不自然に反対側の席に倒れ込むことになり、
けっこう危険ではないか?

万一、追突事故でも起きた場合には、
だるま落としみたいにシートが飛んで、カナエの首がシートベルトに引っかかるのではないか。

なんだか怖くなってきた。
ジュニアシートは時期尚早?  しかし本当にチャイルドシートはベルトが止まらなくなりつつある。
カナエの体格はすでに3歳相当で、ジュニアシートの箱には「3歳より」と書いてあった。

ジュニアシート用のヘッドレストみたいなのはないかなあ、サイドもガードしてくれるヤツ。

NHKも商売に走ってますね。「おしりかじり虫」のTシャツです。

そんな進路は・・・

サイズ15センチの靴が小さくなってきた。
ところが、サイズ15〜17ぐらいというのは、お店にもあまり置いていない。
歩き始めの頃の、サイズ13〜15までは、結構5ミリ刻みのサイズが売られているのだけれど、
それを越えるとしばらく(小学校入学程度の年齢になるまで?)
サイズが1センチ刻みになってしまうのだ。

仕方なく、小さめサイズの靴を可能な限り履き、
大きめサイズの靴に中敷きを入れてやり過ごすことになる。
子供時代は、なるべく足にピッタリ合った靴で、正しい歩行と足の骨を作っていきたいのに・・・
大人が22.5センチと23センチで感じる違和感とは、レベルが違うと思う。
メーカーにも、是非とも再考を願いたい。

今日はサイズ16の靴を買って、大満足。
ついでに、ベランダに出るとき用のアンパンマンのサンダルも買った。
室内ではいて、嬉しそう。

「かなえちゃんねえ、おおきくなったら、あんぱんまんになりましょうね」
なんて言っている。
やけに丁寧な言葉遣いで・・・

親としてそんな進路は、サポートのしようがありません。
いいのか?
アンパンマンは、顔があんパンなんだよ。
食べられちゃうんだよ。
しかも、男の子だよ。

毎年、町の七夕飾りに、子どもが書いた短冊が「プリキュアになりたい」「シナモンになりたい」だったりするのを見て、
うーむ・・・
と思っていたけれど、ついにカナエがそうなってしまった。
うーむ。
来週は「キティちゃんになりたい」とか言ってるんだろうね。


長湯過ぎる・・・

2歳児にはありがちなことらしいけれど・・・
このごろのカナエは、とにかくお風呂に行くのを引き延ばしたがる。

お風呂に行く前にいろいろと手順がある。

食事が終わったら、「じぶんで」お皿を重ね、流しに持っていく。
食後は、喘息発作予防の吸入をやる。「すーはー」と呼んでいる。
その吸入が済んだら、器具を「じぶんで」たたむ。
歯磨きをして、髪のゴムを外し、(これは私がやる)
寝室にぬいぐるみを2体、ぬいぐるみ用のミルクボトル(というものがあるのですよ!)と、
自分の麦茶入りマグを「じぶんで」運ぶ。
「じぶんで」衣類の引き出しを開け、今夜のパジャマと下着を「じぶんで」選ぶ。
洗面所(脱衣室)に行って服を「じぶんで」脱ぎ、「じぶんで」洗濯機に入れて、「じぶんで」おむつをトイレのゴミ箱に捨てに行く。
浴室に行き、お風呂の始まり・・・

あらずいぶんと、自分でいろいろできるようになったのね?
・・・・とんでもない!

お風呂や歯磨きをしたくない気分の時(ほぼ毎晩)は、
「○○で遊んでから!」「この本読んでもらってから!」の連発。
こちらも、「○○読んだら歯磨きするよ。いい?」と答える。
「はーい」と言えば、一応約束は守るカナエなので、
本を読むのだけは止まる。

しかし、 「自分で」やると主張するけれど、実際に動き出すまでずいぶん時間がかかるのです。
待ってられないので私がやろうとすると、大泣きして
「おかあしゃんはなにもしなくていいの! かなえちゃんがやれば〜!! おかあしゃん、そこをうごいちゃだめ!」
そしてひっくり返って泣くので、
「おめめふくの!」目を拭き、
抱っこしてやろうとすると、「だっこいらないの! じぶんでおっきする〜〜!」
と、また大泣き。
振り出しに戻る。
朝、これをやられると、本当に地獄です。

「二人目は産めないよ・・・」と思うのは、こんな時。

どうにかお風呂に入り始めると、今度は急に楽しくなるのか、
かなり遊び始める。
ここでもまた、スポンジに「じぶんで」石鹸を塗りたがる。
そして「うまくできないね〜 おかあしゃんがやっていいよ」(何様のつもりだ!)と私に譲る。
そのあと、私にサービスなのか、私の身体をスポンジでゴシゴシしてくれたりもするが、
いったん浴槽につかると、あり得ないぐらい、長時間つかり続ける。

「さあ、もうあがろうか」
「いや! まだあがらないの!」
アヒルのおもちゃを浴槽の縁に並べたり、
壁に貼って遊ぶタイプの動物たち(ライオンやコアラなどの形に切り抜き、動物の絵が描いてある。圧縮スポンジ製)を壁に貼ったり。

「これから、おたんじょうかいをはじめます」
「あおいあひるちゃーん はーい おおきいあひるちゃーん はーい」と出席をとる。
これまた何体も並べていますから。

「はんどるにぎってね、ぷっぷー♪」と歌いながら、お遊戯会の演技の再現。
「はい、おなまえよびます。らいおんちゃーん はーい」と、また出席をとる。
こんなに出席をとるのが好きなんて、私の教師DNA(そんなのが存在したらヤダ)が入ってるのか!?

「ねえ、みんな元気にお返事できたし、もうバイバイしてお風呂から上がろうか」
「だめ! すわってから!」
「・・・どうやって座らせるのよ、壁に貼ってるのに・・・」
すべての「壁貼り動物」を、少し下の位置に貼り直した。(10体以上ある)
そして、
「うんとこしょーどっこいしょー なかなかぬけません 」と、
「大きなカブごっこ」を始めやがった!

「大きなカブ」は、ご存じの方も多いでしょうが、
カブが抜けないので、家族や周囲の人・動物が1人ずつ加わり、すごい行列になったところでようやく抜けた、というお話。
ロシア民話だったか。

「うんとこしょーどっこいしょー、らいおんさんがてつだいました」
「でもなかなかぬけません。  おうまさんがきました・・・ うんとこしょーどっこいしょー」
ええ〜〜 これを、10体以上ある動物全部でやるの?

「すぽーん、全部抜けました。じゃあ、動物さんとバイバイしようよ・・・」
「ぜんぜんぬけません。(母の働きかけを完全無視) こあらさんがきました」
結局、全部の動物に加勢させ、もう一曲踊りかなんかやって、
ようやく「ばいばいのじかんだよ〜」と、一体ずつ片づけ。

「壁貼り動物」の数を減らせば良いのでは、と思い、こっそり数体隠したことがある。
しかし!
カナエは10体以上の「壁貼り動物」をちゃんと覚えていたのです!
「おうむちゃんどこ? しかさんは?」と、余計うるさくなりました。

入浴に1時間近くかかっています!
カナエはこの頃、「お風呂にはいると指先がしわしわになる!」と発見していますが、
私なんかもう、しわしわどころか、貧血が起きそうです。

二人目は産めない、と思うのはこんな時。


「産めない」理由

子どもは二人欲しい、と思っています。
でも、二人目は産めない、とも思っています。

本当に、ふたり以上の子育てをなさっている方々は、どうなさっているのでしょうか??
私は、カナエ1人でこの有様。
それでも、子ども1人だから、
いかに「じぶんでやる!」とうるさくても、
結局のところ「急がば回れ」で、
私が手を出すより、自分でやらせて機嫌良くさせておいた方が、結局は早く済むこともわかっています。
入浴に1時間近くかかっても、カナエ1人だからまあ、つき合えなくはありません。

ふたり以上の子育てをなさっているかたに、どう切り抜けているのかお聞きしたいです!
(こんな話は、もっと読者の多い「子育てポータルサイト」などに投げるべきかもしれないですが・・・)


(1)朝、ふたりまとめて保育園に行くとき、どちらかまたは両方がグズったら・・・?

(2)たとえば下の子だけが熱を出しており、自分は仕事を休む場合。または育休中に上の子だけが保育園に行く場合。
  下の子がゼロ歳でも、上の子の保育園送迎の時は、家に置いておきますか?
  それとも、保育園に連れて行っちゃいますか? 
  私は、保育園に連れて行った方が安全かなあとも思うんだけど、
  ちょうどせっかく赤ちゃんが寝付いたところだったり、熱を出していたりしたら、どうしたら良いんだろう?

(3)産前産後の入院中、また産褥期間中の家事や上の子の世話、保育園送迎はどうしましたか?
  実家の親も、二人目を産む頃にはかなり年を取っていて、
  カナエを産んだ時みたいに、うちに泊まり込んでもらうってわけにも行かなさそう。

(4)お風呂! 二人まとめて入れる? どうやって??
  自分が育休中だったら、下の子だけは上の子が保育園に行ってる間に入れちゃえるかもしれないけど、
  今のカナエみたいに、やたら長風呂だったら、下の子を一人で部屋に待たせておくのは危ないし、
  下の子が寝ている間にうまくカナエの入浴に持っていけるかもわからない。
  (寝ているにしても、下の子を一人で部屋においとくのは怖い・・・)

(5)つわり問題!
  つわりの時期、上の子の食事はどうしますか?
  私はカナエの時、入院したけど、まさか二人目の時に入院はできない・・・
  いやでも、もし二人目の時に入院した方は、どう乗り切りましたか?

その他いろいろ、行政的なことを言えば、
「子どもの看護休暇が子どもの人数が増えても人数に変化なしってどういう了見だい!?」とすごみたくもなりますが、
今の私が二人目をためらう理由は、主に家庭内の問題です。

(1)〜(5)も、夫が私同様の勤務時間・通勤時間であれば、かなり解消できるんだと思います。
二人目育児は、母親1人で抱え込む(1人だけなら可能)のは、本当に無理だ・・・
と、これを書いていて思いました。
夫婦の実力が現れるのは、実に二人目が産まれたときなのでは!?

私はきっと考えすぎで、実際には産まれてしまえば何とかなるのかもしれないけれど、
どうもこんな性格なので、事前に安心できないとダメな感じ。
少子化対策は、「父親の労働時間を短くする」ことで、ずいぶん良くなるだろうなあ。

暗がりを怖がる

去年までは、廊下や洗面所、トイレが真っ暗でも、
何もためらわずに歩き、洗濯物やおむつを片づけたりしていたのだけど、
年が明ける頃からにわかに、「まっくら〜 いや〜 でんきけして〜」と訴えるようになった。
「つけて」「消して」の用法が間違っていますが。
知恵が付いてきたのかな・・・


テルミン作りました

結婚する1年くらい前に、映画の「テルミン」を見ました。『テルミン』〜THEREMIN,AN ELECTRONIC ODYSSEY〜

映画は恵比寿ガーデンプレイスの映画館(割とマニアックなものをかける)でやっていて、もちろん1人で、2回見ました。
当時はカルチャーセンターの「テルミン講座」が少しずつ始まっていて、ものすごく受講したかったけれど、
勤務先とカルチャーセンターが遠すぎるので、あきらめたのです。

お茶の水の楽器店で、小さめのテルミンが売られているのを発見。
7万円ぐらいでした。買えなくはないけれど、当時一人暮らししていたアパートの家賃よりも高い。
それでいて、演奏がちゃんとできるとは限らない・・・
あきらめました。

同期採用の友人が、「マトリョミン」というおもちゃのテルミンを買ったと言っていました。
「マトリョミン」は、映画の公開当時、日本でほぼ唯一の奏者だった方がトーク番組(NHKトップランナー)に出演中、
「今、こんなの試作してるんですよ、ハハハ・・・」なんて話していたもので、
おおっ、いつのまにか実用化して販売されてたのかあ!! と感動しました。
でも5万円。
私が「使えるかわからないけど買ってみよう」と思う金額って、5000円が限度なのです。

そこへ、出ました!
「大人の科学」!!
私は子どもの時、「子どもの科学」を定期購読していました。(この雑誌は古くて、昭和初期からあり、父も昔読んでいた)
「子どもの科学」は誠文堂新光社。「大人の科学」は学習研究社です。
2000円ぐらいでした。

必要な基盤やスピーカー、コード類はすでにハンダ付けされていて、
私は外箱などをネジで固定していくだけ。
ドライバー1本で、すぐできました。

テルミンは世界初の電子楽器と言われています。
電磁波を手でさえぎって、スピーカーで鳴らして音を出すのですが、
今回、私が演奏してみたところ、「電子楽器」と言うより「電波楽器」って感じ。
ラジオのチューニングみたいな音の合わせ方をします。

このテルミンは手のひらサイズなので、ほんの10センチ程度の空中に、1.5オクターブぐらいの音階が入っています。
手をかざす位置によって音程が変わることは確認できましたが、
曲を演奏するのはとてもとても・・・
ほぼ、「幽霊が登場する音」です。使い道としては、演劇部に貸し出すか〜〜?

本当に電気に詳しい人は、自分で手作りできるそうですが・・・
カナエの前で演奏したら、大泣きしそう。

ギリギリ 初もうで

「松の内」ギリギリの1月7日に、初もうでに出かけました。
この冬休みは「自分で歩く!」モードに入っており、(これまでは休日は絶対抱っこかおんぶを求めていた)
神社は自宅から大人の足でも20分ぐらいかかるのですが、全部歩きました。

「お炊き上げ」の受付があるので、古い正月飾りや以前ここの神社で授けてもらったお守り、お札などを持っていきました。
いつもならぬいぐるみを持って歩くのに、
正月飾りを握って歩く。

どんどん体力が付いてきたのを感じます。
今年はここの神社で、七五三だ。


ジブリ美術館・攻略法

もう、4回目になるジブリ美術館。
カナエもすごく好きになっていて、前日から「ジブリ美術館に行くよ」なんて話してはダメです。
当日、朝、寝ぼけているときに、「ジブリ美術館に行くから、起きよう」というと、ぱっと身を起こして目覚めます。

以下、4回行ってみての効率よく回れる方法です。

(1)予約は午前10時の回(朝一番の回)に入れる。
 子どもの昼寝が遅れてしまうかもしれないが、興奮しているのでどうせ寝ない。
 12時・14時の回にしてしまうと、ちょうど眠い時間にスタートするのでかなり困る。
 16時の回だと、冬は寒いです。

(2)入場したら、まずはネコバスルームへ。
 館の方針で、冬でもカフェ以外、暖房はあまり効かせていません。だからロッカーにコートを預ける必要もありません。
 ネコバスルームは大人気なので、10人程度ずつ、5分交替で入って遊びます。
 朝1番の回なら、ネコバスルームはすぐに、または5分待ちで入れます。
 1歳代だと、よその子が大勢いるのにびびって泣いてしまい、結局出てきてしまったりもしました。
 2歳半の今は、保育園で慣れているのもありますが、すごく楽しんで、ネコバスの屋根まで登ってきました。
 今回はたまたま、未就学児ばかりだったのもラッキーでした。
 小学校高学年生ばかりの中に入るのは、結構ハラハラしますから・・・

(3)そのあとは、カフェへ。
 ネコバスルームをあとにすると、だいたい10時半ごろになっています。
 カフェの開店は11時です。
 この時点で、並んで開店を待っておいて、良かったです。(待つ場所には椅子・ストーブ・絵本・膝掛けなどがあります)
 なぜなら・・・
 開店前に並んでいる人が入店すると、もう満席なのです。
 11時以降に来ると、次の回転まで30分以上待つ羽目になり、結局のところ、待ち時間は同じです。
 それなら、開店と同時に入店できた方がラクです。
 カフェは、いつも素敵な新メニューがあり、どれもボリュームたっぷりです。

(4)カフェのあとは・・・
 短編映画館に行きました。
 15分程度なので、2歳児も飽きずに見られます。1歳児は微妙・・・
 映画館の内装も素敵。今回は「メイとこねこバス」がかかっていました。
 トトロの番外編です。カナエ、大喜び。
 ものすごくおもしろかったです。また見たい。
 トトロに出てきたネコバスは、ほんの若手だったんだなあとわかりました。
 また、ネット上で「トトロは死に神の使い」なんて噂が流れたこともありますが、
 この映画を見ると、まあ、そんな噂も立つかもな・・・ とちょっとわかる気もしました。(とんでもない噂ですけど、ね)

(5)常設展示も、企画展示もおもしろいです。
 常設展示の「トトロぴょんぴょん」(立体アニメーション)は、本当に素晴らしいです。
 カナエはいつまででも見ていたがるので、じゃまにならないよう、隅っこに立たせました。
 常設展示の「映画の生まれるところ」は、アニメ作家の仕事部屋を再現しています。
 「トトロ」の原案がわかります。
 今回の企画展示はロシア民話の「三匹の熊」で、大きな熊の人形や、熊の食卓、熊の寝室が
 絵本に忠実に再現されており、実際に人形に触ったり、熊の食事をスプーンですくったりできて、楽しいです。

(6)本当は、屋上も楽しいです。
 屋上には庭が造ってあり、「巨人兵」がいます。
 カナエはここも好きなのですが、今ちょうど、階段を自分で上りたがる時期。
 屋上に続く階段は、すごく細いらせん階段なので、自分で登らせるのは危険。
 だから、今回は行きませんでした。

(7)建物全体もおもしろいです。
 廊下の途中に偽のドアがあったり、ちょっとだけ半端な階段やテラスがあったり、
 小さな子どもの目線にトトロのレリーフがあったりと、カナエ自身がいろいろ発見して楽しんでいました。
 1歳代だとあまり自分で歩けないし、気づいてないみたいでしたが、
 2歳半だとだいぶ違います。

(8)中庭には井戸があります。
ポンプ井戸を押し、水を出して楽しみました。
ここは「美術館」なので、館内は撮影禁止です。(たまにネコバスルームで写真を撮ってる人もいますが、ルール違反です)
中庭は撮影OKです。

水を出し・・・ 水の流れる溝の上に座ってしまったので、ズボンびしょぬれ。
着替えは持っていって正解でした。

秋冬の時期だと、帰りのバス乗り場には落ち葉がいっぱい。
待っている間も落ち葉で遊んでいられます。


大阪弾丸ツアー!

1月2〜3日、大阪へ行って来ました。
朝9時半の東京発新幹線。 そして翌朝10時半の新大阪発新幹線。
なんと、大阪滞在時間は23時間です。
まさに弾丸ツアー。

2歳半の新幹線デビュー

カナエは初めての新幹線。
意外とぐずらず、楽しく乗っていました。

ただし!
頑張りすぎて、興奮しすぎて、親戚にサービスしすぎて!?
カナエはまるで昼寝をしませんでした。
1月2日は朝6時過ぎに起き、夕方6時前にはホテルに入ったのですが、
寝るのを嫌がり、寝入ったのは朝9時。

1月3日も、新幹線が東京に着くまで眠らず、
そこから自宅に向かう在来線の中で30分ほど眠ったのみ。
どうなることかと思ったら、夕方6時過ぎに夕食を用意している途中で寝ちゃいました。
今、夜11時。
もう、カナエの夕食や入浴はあきらめ、朝まで寝かすことにしました。
明け方には起きるでしょう・・・

そう、育児書には書いてありますね。
「乳幼児の旅行は、移動時間と昼寝の時間が重なるようにしましょう」と。
いや、全然ダメでした。
旅行中は、子どもが非常にハイテンションになることを、みんな覚悟しましょう。

明けましておめでとう

明けましておめでとうございます。
今年は、2〜3日に大阪へ行くことが決まっていたのですが、「お重に入る分だけ」おせち料理を用意しました。
カナエも初めてお正月を意識しており、嬉しそうです。カナエ、3度目のおせち料理2008
はや、カナエが生まれて3回目の正月であることに驚きます。

直しておいた着物(私が5〜6歳まで着ていたウールのアンサンブル)を着せたら大喜び。

着物では、いつものコートやジャンパーの袖は通りません。
帽子と手袋はいつものヤツですが、これまた私が1〜2歳の頃に着ていたケープを着せて出発。
ぞうりは危ない(持ってない)ので、いつもの靴。
実家は自宅からJRと私鉄を乗り継いで1時間弱。電車にも喜んで乗っていました。

実家ではおじいちゃん・おばあちゃん・兄・兄嫁・弟に笑顔で大サービス。
保育園で習った歌や踊りを披露。よくしゃべるようになったので驚かれました。
実家に着いたら、すぐ着物は脱ぎたがるのではないかと思っていましたが、
意外にも「きもの、きてたいの!」と言うのでそのまま。
そして、自宅では食事の時、20分も座っていられれば上等なのですが、
今回は3時間近くも座り(時々私たちにもたれかかりましたが)、おとなしく食べていました。

夕方4時を過ぎてから、ぱたっと眠り込みました。(着物姿のまま・・・)

帰るときはさすがに、洋服に着替えさせました。しかし、いつものジャンパーを着るのは拒否。
着物用のケープを、裏返して(リバーシブル仕立て)帰宅しました。

おもちゃは、ねだらない。

カナエは、おもちゃをねだったことはありません。
買えるものだと気づいていない・・・  のだろうと、クリスマスまでは思っていました。

しかし、年末の数日間、おせち料理を作っている間、夫にカナエを連れてデートしてもらってましたが、
そのとき、「カナエはおもちゃはねだらないが、ケーキはねだる」ことを発見。

元旦に実家に帰ったとき、その話をしていたら、カナエが突然、
「おかねだよ〜〜 おかねでかうんだよ〜〜  かっかっかっ!」と、まるで金満親父のような物言いと笑い方を。
両親と兄夫婦、弟の前で。
みんなが驚いていたら、うけたと思ったのか、「おかねだよ〜〜」をくりかえす・・・

物はお金を出して買う・・・ ことはわかっているようです。
でも、お年玉はよくわかってません。
「かみ、びりびりしゅるのよ〜〜」なんてやられては困るので、お母さんが貯金しておいてあげましょう。


夫自身、デパ地下やスーパーの試食コーナーがあると、たいてい試食しちゃう人なのですが、
年末は寒いので、そういうところに連れて行ってたそうな・・・
そして、「おとーしゃん、だっこして〜〜」と、甘えて自分では絶対歩こうとしなかったカナエが、
スイーツの売り場に入ったとたん、「おった(新潟方言で、降りるという意味)する!」とお店にダッシュ。
ガラスケースに貼り付いて、
「これがいい、これがいいの〜〜〜」とおねだり。
こんなかわいいパンケーキを買ってきました。
あと、すごく素敵なイチゴのショートケーキも・・・(高かったって)
スイーツのハシゴね・・・

カナエは「ただいまー!」と帰ってきてから、
「いまねー、けーき、これがいい これがいいしたの!  あんにんどうふたべたの! あいすくりーむ!!」
と報告してくれました。
杏仁豆腐とアイスクリームは、試食があったのだそうです。

ああそういえばカナエは、うちのお菓子を入れてある箱を指さして、
「おもちゃほしい」と言います。
おもちゃとお菓子、言葉の意味を間違えているのかもしれない。