2011年お正月のためのおせち。
毎年作っていますが、2010年暮れに息子が入院して、準備できなくなるかも・・・と思いました。が、出来た。
実家のおせちは父が作ってきましたが、高齢で台所に立ち続けられなくなってきました。
ネット検索してもレシピが出てこない、「新発田市の こにも」を私が作り、味の引き継ぎをしました。
小さなこどもたちがいる中で、意地のようにおせちを作るには、ダンドリが大事です。
材料は生協の個人宅配と、近所のスーパーでそろえました。
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くるみの飴炊き くるみを160℃のオーブンで10分焼いておく。 フライパンに調味料を沸騰させ、くるみを絡める。 (くるみ40gに対し、砂糖大さじ2 醤油大さじ1,5) |
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菊花カブ カブ4個に細かく切り込みを入れる。 水200mlと塩小さじ1に30分漬けて絞る。 昆布3センチ、水100ml、酢大さじ3、砂糖大さじ4,塩小さじ1/3 に漬ける。 |
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紅白なます 大根1/2本、ニンジン1/4本を繊維に沿って細く切り、塩をふってしんなりするまでもむ。 20分置いて絞る。 割酢(酢大さじ2、水大さじ2)で洗う。 ユズの皮の千切りを加える。 酢大さじ5、みりん大さじ1,5、砂糖小さじ4,塩小さじ1/4に漬ける。 |
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ナッツ入り田作り ごまめをレンジに2分かけて乾燥させる。 細切りアーモンドを160℃のオーブンで10分焼く。 フライパンに、砂糖・みりん・醤油それぞれ大さじ2を沸騰させ、絡める。 |
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数の子 水1リットルに塩小さじ1の割合で塩水を作り、4時間程度おきに水を換えながら半日ほど塩抜き。 数の子の薄皮を取る。 水200ml、みりん大さじ2.5、醤油大さじ5とかつお節を沸騰させ、冷ましておく。 数の子を漬ける。 |
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栗きんとん 栗の甘露煮2瓶を、シロップと栗に分ける。 砂糖160gと水100mlを煮詰め、シロップを加えて煮る。 サツマイモ1本を柔らかくゆでて裏ごしたものを加え、よく練り上げ(練りすぎると冷めたとき固い) 水飴60g、塩・みりん少々、栗を加える。 |
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「こにも」というのは「小煮物」から来ているらしく、 しかも新潟県の中でも新発田市ローカルの料理らしいです。 (ネット検索しても、なかなかレシピが見つからない) 新発田市では、いわゆるお正月用の煮しめとして作られているそうです。 新潟の郷土料理としては「のっぺい汁」が有名ですが(娘の保育園でも給食に出る! 都内ですよ) のっぺい汁は、汁が多くてしょうゆ味。けんちん汁と似ています。 こにもは、材料はのっぺい汁と大体同じですが、汁が少なくて塩味です。 「こにも」の材料 (4人分×3日分程度) 乾し椎茸・・・・4〜5枚 里芋・・・・・・・3〜5個 ニンジン・・・・1/2本くらい タケノコ水煮・・・小さめの1パック くわい・・・・・・3〜5個 しらたき・・・・小さめの1パック レンコン・・・・5〜6センチくらい 鶏肉・・・・・・一口大で1つかみくらい ちくわ・・・・・2本くらい なると・・・・・1/2本くらい 絹さや・・・・10枚くらい 「こにも」の下ごしらえ *乾し椎茸は、小鍋半分くらいの水に漬け、冷蔵庫で一晩かけて戻す。 *里芋は、皮を剥いて一口大に切り、塩でこすってぬめりを多少取る。 *タケノコとにんじんは一口大に切る。 *クワイは、皮を剥いて一口大に切り、10分ほど水にさらす。 たっぷりの水にいれ、沸騰したら水を取り替えて・・・(ゆでこぼし)を2〜3回繰り返し、 灰汁を抜く。 *しらたきは、必要なら下ゆでし、キッチンばさみで適当に切っておく。 *レンコンは一口大に切り、酢水につけてあく抜き。 *ちくわは一口大に乱切り。 なるとは薄切り。 絹さやはスジを取ってサッとゆで、半分に切る。 「こにも」の作り方 (1)椎茸の戻し汁と水を合わせて700mlほど、大きい鍋に沸騰させる。 かつお節を加えて、合わせダシを取る。 (2)なるとと絹さや以外の(下ごしらえ済みの)材料を、全部入れる。 煮汁は材料がひたひた程度(普通の煮物の煮汁量)がよいので、 水を加えて調整する。 (3)火にかけ、砂糖を小さじ1くらい加え、落としぶたをする。 (4)15分ほどたったら、ちょっと食べてみる。 柔らかくなってきていたら、塩を小さじ半分くらい加える。 ちくわからけっこう塩味が出てきているので、塩は小さじ半分でも多いくらいかも。 (5)香り付け程度に、醤油をちょろっと垂らし、なるとと絹さやを散らしてできあがり。 |
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マカロン。 抹茶マカロンと、紅茶ガナッシュ入りバニラマカロン、桜あん入り桜マカロン。 桜マカロンは、生地に桜花みじん切りを混ぜたところ、水分が多すぎたのかシワが寄りました。 イチゴマカロンは、イチゴの粉末を混ぜすぎ、水分が少なすぎたのか、こんもりと焼き上がりました。 マカロンの艶と形を維持するには、生地の配合をあまり変えないことが大事かも。 |
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昆布巻き。 普通の昆布(早煮ではない)120gを軽く水で戻し、20センチに切る。 かんぴょう60gをサッと塩で揉みながら洗う。 シャケに酒と醤油をふり、昆布程度の幅に切る。 昆布でシャケを巻き、かんぴょうで縛る。 圧力鍋に入れ、かぶるくらいの水(戻し汁を含む)を加えて10分ほど、アクをすくいながら煮る。 日本酒100ml、砂糖150g、醤油120mlを加え、フタをする。 圧力がかかったら弱火で8分。冷めたらふたを開け、煮汁が半分程度になるまで煮詰める。 |
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チャーシュー 豚三枚肉を800g、タコ糸で縛る。 油を引かずにフライパンで表面を焼き付ける。 醤油みりん酒150mlと水450ml、砂糖大さじ5を沸騰させる。 肉とネギの青い部分、ニンニク3かけ、生姜の薄切り1かけを加える。 弱火にして落としぶたをし、ときどき返しながら1時間煮る。 鍋のまま冷ます。 |
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切り落とし部分もおいしい。 |
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如意巻き 玉子3個をほぐし、塩砂糖ひとつまみ、水溶き片栗粉を加えて薄焼きにする。 カニ缶150g、豚ひき肉150g、酒小さじ2,砂糖小さじ2/3,生姜汁と塩こしょうを合わせ、 バーミックスなどで混ぜる。 |
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薄焼き玉子を広げ、片栗粉を振りかけ、具を塗りつけて巻く。 水溶き片栗粉で端を止め、巻き終わりを下にして15分蒸す。 冷めてから切り分ける。 |
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蜂蜜鶏 鶏もも2枚に、1センチおきに切り込みを入れておく。(皮には入れない) 醤油大さじ3,酒大さじ1.5,生姜おろし小さじ1/2,蜂蜜大さじ2.5といっしょに 鶏肉をジップロックに入れ、1晩おく。 汁ごとフライパンにかけ、煮立ったら中火にして2分。 裏返してフタをし、弱火で5分。 裏返しながら煮詰める。 |
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海老の煮物 海老の皮や頭を取り、つの字に曲げて楊枝で止める。 昆布だし100ml、酒みりん大さじ2,醤油小さじ2,砂糖小さじ1,塩小さじ1/4を沸かして 海老を入れ、1分ほど煮て、そのまま冷ます。 |
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伊達巻き はんぺん1枚、玉子6個、砂糖大さじ3,醤油大さじ1,酒大さじ1,みりん大さじ3を バーミックスなどで混ぜる。 オーブンペーパーで四角い型を作り、 200℃のオーブン中段で15分焼く。 |
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ウサギ最中 こんなカワイイ最中の皮がありました。 |
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あんこを詰めます。 |
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24時間以内にお召し上がりください。 本当はできたてがパリパリとおいしいです。 |
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黒豆とかまぼこは市販品です。 |
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重箱の中身が減ってきたら、適宜追加します。 |
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元旦は新発田雑煮。 昆布とカツオのダシを醤油で調味。 にんじんと大根を短冊切りにして下ゆでしておく。 鮭と餅を焼く。 盛りつけたら、いくらをトッピング。 本当は厚揚げとこんにゃくも必要でした・・・ |
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2日、大阪雑煮 昆布ダシ400ml、醤油大さじ1,みりん50ml、白味噌100gで調味。 にんじんと里芋を輪切りにして下ゆで。 餅を焼いて合わせ、仕上げる。 大根も必要でした・・・ |
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3日、東京雑煮 椎茸を戻した汁にかつお節を加えてダシ600ml用意。 酒醤油大さじ1,みりん小さじ1で調味。 ダシで椎茸と鶏肉を煮て、別にゆでた小松菜とかまぼこ、餅を乗せる。 ユズの皮をトッピング。 |