2009年1月

働くかあさん稼働編

yousight

保育園の保護者会

保育園の授業参観&保護者会があった。
娘はすごく楽しみにしていて(事前に、先生から説明があったらしい)
朝、通園路の途中で、近所のお店の人にまで、
「きょうねー、ほいくさんかんなのよ。
おにのおめんをつくって、おかあさんとホールで おひるごはんたべるの!!」
と、触れ回っていた。

登園すると、すぐに同級生の男の子が寄ってきて、
「はい、おべんとうのえほん」と絵本を差し出してくれる。
彼は別に、娘がいつも噂している好きな男の子というわけではない。
なんでも同級生の子は、彼に限らず、お互いに絵本を渡し合ったりしているそうだ。

出席をとるなり、おやつ。
保育園のスケジュールというのは、

登園してしばらくしたら、おやつ。
おやつを食べ終わって散歩や工作などをしたら、お昼ごはん。
お昼ごはんを食べ終わったら昼寝。
昼寝から覚めたらおやつ。
遊んでいるうちにお迎え。

・・・・・・なんというパラダイスでしょう。
一日変わってくれよう。

でも「午前のおやつ」は、来年度から廃止(上級生になるから)で、
娘はちょっと残念そうにしていました。
今日のおやつはヨーグルト。ふたを1/3ほど開けてあれば、あとは自分で開けて食べています。
なるほど、こうしてやればいいのね・・・

隣の席には娘が大好きな男の子が座っており、
先生には「ふたりはよく、イチャイチャしてるんですよ・・・」と聞いていた。
ホントだ。
ヨーグルトを食べ終わったふたりは、肩をガッチリ組んで重なるようにテーブルに突っ伏している。
猫か?
彼のお母さんも私も苦笑するしかない。確かにイチャイチャしている・・・

工作は、鬼のお面づくり。
おとといの工作の時間、厚紙を赤や青で一面べた塗りさせてあり、
その四つ角をはさみで切り落とし、紙・目・鼻・口・角のパーツを貼り付け(必要に応じてはさみで角を切るなどする)
お面にする。

導入として、節分に関する紙芝居を読み、
先生がお面づくりの手順を一通りデモンストレーション。
「わあ、こわいおにができたね!」と声をかけてもらうと、みんなノリがいいので
「きゃあ〜」「こわーい!」などとキャーキャー叫んでいる。

こんなに一気に説明して、2〜3歳児が作れるものだろうかと思ったが、
もちろん先生がついて「次はね・・・・」と教えつつも、案外みんなちゃんと作っていた。
はさみも危なげなく使えている。

できあがったお面を土台にくっつけてもらい、
「ほらー、できたよー!」とお母さんのところに見せに行く。
楽しく、にぎやか。

他のクラスでは、子どもたちが遊んだり作業している横で、母親だけ輪になって話し合いが出来るのだけど、
娘のクラスはどうやら、良くしゃべる子が多いらしく(娘もその一人)、
同室では話し合いが出来ない。ここで子どもたちは別室に移動。

話し合いが終わったあと、同学年の他のクラス(この保育園は2〜3歳クラスが2つある)と一緒に、
ホールで昼食。お母さんの分もあります。
お箸が使えないことに全く危機感を持たない娘。
しかし、他のクラスの子もみんなお箸が使えていることに気づき、
あわてて、「お箸使ってみる!」と使い出した。ただし2口で挫折、フォークをもらう。

でも、その日の夕食でもお箸を使うようになったので(途中で挫折するけど)
もしかしたらこれがきっかけで、お箸に移行できるかも?


学校の裏に夏みかん

学校の裏の夏みかん

学校の裏に民家があります。
民家の庭だと思っていたのですが、
実はそこは、学校の敷地の「飛び地」なのだそうです。
2メートル四方ほどの土地で、
夏みかんが一本植えられています。

夏みかんの収穫期は通常、4〜6月です。
普通のミカンは冬に収穫しますが、それが大体出尽くした頃、
夏みかんが出回ります。

寒い地域では4月までおいとくと、皮の色が青くなったりするので、
2月までに収穫するところも多いらしい。
と言うわけで、もいできました。
誰も気づいてないぐらいの場所なので、完全無農薬。
家庭科クラブでは、文化祭でマドレーヌなどを焼いて売ってますが、
このごろのバター高騰で、利益が出ません。
この無料夏みかんでマーマレードを作り、マドレーヌに練り混めば、
増量剤になるし、ちょっとは値上げしても良さそうだし、
来年度は営利を追求しようぜ! がっぽがっぽ、黒字団体に変身だ!

・・・と生徒に提案したら、引いてました。
とりあえず実験してみましょう。
皮と実をわけ、袋は捨てます。
皮は薄く切って、良く洗って絞って2時間くらい水につけます。
種はキッチンペーパーに包み、果肉と皮とひたひたの水で1時間ほど煮ます。
夏みかん重量の70%位の砂糖(うちの砂糖は茶色いので、仕上がりも茶色い・・・)で
煮詰めていきます。
栗きんとんくらいの硬さにします。冷めるともっと硬くなるので。

これでマーマレードのできあがり。
パウンドケーキの生地にマーマレードを練り混みます。
材料から砂糖を1/4ほど減らし、その分マーマレードを入れるだけ。

さわやかでおいしいケーキになりました。

マーマレードそのものだと、娘は「にがいよー。おとなのあじだよー」
と敬遠しましたが、
ケーキだとおいしい、おいしいと言って、よく食べました。
「おばあちゃんちに持っていく!」と、出かける支度までする勢いでした。
(電車で行かなきゃならないから、また今度ね・・・)

お箸への道は遠い

保育園の2〜3歳クラスでは、秋からお箸を給食のときに使い始めています。
洋食の時はフォークですが。

娘は2歳になるちょっと前から、「エジソンのお箸」なる練習箸を使っていました。
これは、お箸のおしりの方が止められており、
各指を入れるリングがついていて、お箸の先は平べったくなってすべりどめもついているので、
必ず上手に使えるのです。

これで慣れたら普通のお箸に・・・・

と思っていたのですが、
エジソンのお箸は「お箸のおしりは閉じており、先はいくらでも広がる。広がっていてもちゃんとつかめる」ようにできています。
でも普通のお箸を使いこなすためには、
「お箸のおしりは開いてもいい。中指と人差し指だけで上のお箸を上下できるようにしなくてはならない。
特に、お箸の先を閉じるためには、中指をあまりグッとお箸の間に差し込んではいけない」
というのがポイントになるでしょう。

普通のお箸とエジソンのお箸の間には、けっこう深い溝があったのです。

普通のお箸だとうまく使うことが出来ず、ヒステリーを起こし、
教えてやると「できない、できない!」とパニックを起こして涙目。
食事のたびに泣かせても、食事そのものが苦痛になっては・・・・  と、こちらもエジソンのお箸やフォークを出しています。

しかし、保育園の食事では、ほとんどの子が普通のお箸を使っている。
「ねえ、みんなお箸でしょ? 使ってみようよ」と説得を試みるも、
「ううん、○○君もフォークだからいいのよ♪」とうれしそうに答えている。
○○君は、娘の大好きな男の子。
彼と同じ境遇なのが嬉しく、お箸が使えないことになんの不便も恥ずかしさも感じていないのだった・・・・・・・・・

まだ当分かかるだろうなあ。
私自身、お箸のマスターは7歳(小二)でした。遅い。

夫 40の厄よけ

夫40歳の厄よけに行って来ました。

女性は30代の間に、立て続けに厄年があります。
私は(今どきはそんなもんだろうけど)
厄年はすべて、妊娠・育児の期間中であり、
お払いに行ってる暇もないので、
近所の神社に初もうでに行き、お札をいただいてくる程度にしてました。

夫は妙に自分の厄を気にしていて、
その割に「厄除けお祓い料5000円」と聞いて、固まっていました。
家計からは出さないよ〜〜

さて、厄よけお祓いを申し込んだとき、
受付係の人は「30分後に始まります」と言っていたのに、実際に始まったのは90分後!
そしてお祓いが60分!!
11時半に申し込んで、終わったら2時過ぎてました。

娘は意外とおとなしくしていて、まあ立ったり座ったりしていたけど、最後列でしたし、いい子にしてました。
たださすがに、夫が最後にお札をもらいに言ったときには、
「おとうさん、ごほうびをもらいにいったのかな?」と大きな声で言ったり、
お坊さんが麻生首相の話を交えたとき、
「あそうたろうです!」の芸(口の端に指を突っ込んで、唇をゆがめてみせる)をしてしまったりは、しました・・・

それにしても、男女とも厄除け年齢と子育て年齢はぶつかるのだから、お祓い開始時間はもっと正確に表示してくれたらいいのに・・・
赤ちゃんを連れている人はとても大変そうでした。

おかあさん、これたべたらげんきになるよ

風邪を引いて、寝込んでいることが多い私に、
「おかあさん、これたべたら げんきになるよ」と言って、ミカンやお菓子を枕元に持ってきてくれます。
「ねてたらいいよ」と、ポンポンしてくれたり。

チェルシーに夢中

スコッチキャンディーの「チェルシー」を、お札を崩すために夫がたまたま買いました。
あら久しぶりに見た、チェルシー。箱入り。まだ売ってたのねえ。
と、あのバター味のキャンディーを久々になめていたら、娘がすごく気に入ってしまった。

今、売り場にあるチェルシーは、袋入りばかり。箱入りはあれきり見かけてません。
味も、今はチョコ味とアソートの2種類。
年末はちょっと抹茶味も売っており、娘はそれがめちゃくちゃ気に入っていました。

家にチェルシーを置いていたら大変なことになるし、虫歯リスクも最高なので、
夫の車に置いておくことにしました。
お出かけの時のおやつ、ということで・・・


助手席に味をしめる

年が明けてからも咳が抜けない私のため、
夫は娘を連れて出かけてくれました。
私はその間、1人、家で眠れます。

ジュニアシートを助手席に置いてしまったそうで、
視界の広い助手席に座ることに、すっかり味をしめてしまった娘です。
私も同乗すると後部座席になるってことはわかっているようですが。

正月休みの間、
「おとうさーん、きょうはどこへおでかけする?  ○○モールがいいなあ!」
と、ショッピングモールへのお出かけがすっかり気に入っていました。
私とふたりの休日は、基本的に車を出さないで歩いてお出かけなので、
お父さんとお出かけの方が「ハレ」って感じがするようです。

年末年始料理


熱が下がってからおせち料理を作りました。
だって材料が揃っていたから・・・・
おせち料理2009

風邪の年末、風邪の年始

2008年12月26日。仕事納めで入試の準備をしていたら、保育園から電話。

「昼寝の途中で吐いてしまって・・・  今日は下痢をしている子が多くて、感染症かもしれない。すぐお迎えに・・・」

あらー・・・・・
すぐお迎えに行きました。

娘はその電話のあと、保育園に到着する1時間ほどの間に、さらに2回吐いたそうで、
顔色がなくなっていた。
昼寝まではとても元気だったそうだけど、
昼寝の途中で起き、「せんせい、はいちゃった・・・」と。
被害はうちの子のシーツや服だけで済んだそうだけど。

どうにか帰宅し、洗濯物を整理。
吐き気止めの座薬はうちにあるけど・・・   もしノロウイルスとかだったら・・・(でも即日判定できるわけでもないしなあ)
保育園の看護士さんは受診を勧めていたし、近所の小児科に行くかなあ。

娘は床暖房の上にぺたっと寝転がってしまい、「ねむいの・・・ うごきたくない・・・」
そしてまた 「はきそう!」と。
ちゃんと予告してくれるようになったので、そばに洗面器を置いてスタンバイ。

こういう状態の子どもを、大人の足で徒歩5分しか離れていないけど、
病院に連れて行くのはためらいます。
年末で、診療がストップしてしまってからでは困るし。

日が出ているうちに、なんとか受診。
辛そうです。診察室でも「はいちゃったの。くるしいの。げんきなくなっちゃったの・・・」と訴えています。
風邪薬と吐き気止めの座薬を処方してもらい、待合室で処方箋を待っている間に、
また吐いてしまいました。
「はく!」といったら、そばの看護士さんが袋を出してくれました。

保育園から電話をもらい、それからの2時間で5回吐いたことになります。
しかし帰宅後すぐに座薬を使ったら、それきり吐かなくなりました。
本人の顔色も良くなってきて、「おなかすいちゃったよう〜」と余裕の発言。
吐いたばかりなので、リンゴのすり下ろしを一皿食べさせるだけ。
夫が帰宅する頃にはすっかり元気そうになっており、
「本当にヨロヨロになってたのよ・・・」と、私が弁解するほどに。



娘はこれで、すぐ治ったのですが。
私にうつりました。
翌々日は同期の仲間のおうちに集まって忘年会をすることになっていました。
娘の風邪や嘔吐はすぐ治ったので、忘年会に持ち寄る料理を作りました。
忘年会料理2008
   

    チャーシューと、チーズせんべいと、クッキーです。

料理を作り終えたとき、なんか寒気がしたのでまずいなあと思い、
翌朝、熱を計ったら38℃。

体もだるいし咳も出る。忘年会に行って他の子どもに風邪をうつしてはいけないし、インフルエンザの可能性だってある。
夫と娘だけが行くことになりました。
私の仕事関係の集まりなので、教師ではない夫は居心地が悪いかもなあと思ったけど、
夫もこの会に行くようになってもう何年も経っているし、娘が何しろ行く気満々。

結局インフルエンザではなかったけれど、熱は丸2日出て、
咳は年が明けても抜けないのでした。げほげほ。